From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、
おはようございます、小原大二郎です。
「打ちたい場所にボールを打ち、スコアアップをする・・・」
これは多くのゴルファーにとって、目標とするところだと思います。
スコアアップできないゴルファーの共通点はただ一つ。
雑誌などで紹介されているお気軽な方法、目先のことばかりを追いかけまくって、
ゴルフを上達させるための長期的な視点がないことです。
「100を切ったらゴルフは卒業!」というのなら話は別ですが、
そんな人はそもそもゴルフを始めていないと思います。
しかし「このままで本当にいいのか?」という、
なんとも言えない不安がチラチラと頭によぎる気持ちもよくわかります。
「今年こそは100を切るぞ~!」という決意をしても、気がついてみれば
「あれ? 今年も何をしてたんだろう?」という感じで終わっていく・・・
そんな自分とオサラバするためには、どうしても長期的な視点が必要です。
自分が段階的にレベルアップしていける道を作ることが重要なのです。
■段階的にレベルアップする道を作るには?
この答えはたった一つ、
「自分の必勝パターンを見つけること」
これです。
たとえば、私が教えている生徒さんで、
たった9ヶ月でシングルになってしまったYさんという生徒さんがいます。
このYさんは本当に熱心な方だったのですが、
「2週間に1回、必ず自分のアドレスをチェックする」
と決めて、それを実践し続けました。
遠くに住んでいらしたので、
私のところにメールでアドレスの写真を送っていただいて、
それをチェックしていました。
もちろん、それだけでシングルになったわけではありませんが、
これを続けることでYさん自身も
「これをやっているうちに、自分のアドレスやスイングが
『あ、今ずれているな』という感覚が持てるようになった」
とおっしゃっていました。
これこそが「必勝パターン」です。
■自分で気づいていないことは「必勝パターン」ではない
このYさんのことはあくまで一例ですが、
・ドライバーの調子が悪いときは無理せずティーショットをFWで打つ
・ラウンド前に8番アイアンで練習をするとスイングが安定する
・アイアンの選択で困ったらとりあえずUTで打つ
こんな小さなことでも、なんでも構いません。
「こうやればうまくいく」という必勝パターンをまず見つけることです。
今まで私もいろいろな方を教えてきましたが、うまくいっている人というのは
自分だけの「必勝パターン」というものを既に持っています。
しかし、問題はそれが言語化されていないことです。
「なんとなーくやって、なんとなーくうまくいっている」という状態は、
「必勝パターン」とは呼びません。
これについては、
・普段から自分の練習やショットでどのような行動を取っているか、
・そしてそれがどう結果に反映されたのか
(うまくいったのか? うまくいかなかったのか?)
ということを言葉にして、メモしておくことです。
■実は既に持っている
「今はうまくいっていない・・・」と自分で思っていたとしても、
自分でも理解していない必勝パターンがある、ということをまずは理解してください。
それが理解できれば、あとはその必勝パターンを見つけようという視点を持つだけです。
たったそれだけで、少しずつですが必勝パターンが言語化されていきます。
なぜなら、「必勝パターンを見つけよう!」と考えた瞬間、
あなたの脳は「必勝パターンを探そう!」と勝手に努力してくれるからです。
今までは「自分にも必勝パターンがある」という発送がそもそもなく、
「なんでうまくいかないんだろう…」としか考えていなかったわけですから、
そもそも必勝パターンが見つかるはずがないのです。
もちろん、必勝パターンと思っていた事がそうじゃなかった、ということも起こります。
しかし、繰り返しているうちに、自分が成果の出せるパターンがどんどん生まれてきます。
これが積み上がってくればしめたもの。
あとは必勝パターンを繰り返すだけで、成果をあげることができます。
さらにいいのは、新しいことに取り組みたいという場合も、
全くのゼロから取り組むのではなく、その必勝パターンの要素が使える点です。
例えば、曲がるボールが打てるようになりたいと思えば、
自分の得意なクラブで練習すればいい、などなど。
全くのゼロから新しいものを作るよりも、時間が短縮できて、
最低限の効果も得られる、ということです。
「あなたの必勝パターンは何か?」ぜひ今日から探してみましょう。
またメールします。
小原大二郎
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