アマチュアがプロにも勝てるものって?

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2013.03.26
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます、小原大二郎です。

今日は「あなたでもプロゴルファーに勝てる」という話をします。

 「え、どういうこと?」

そう思った人ほど、これからうまくなる可能性も秘めていますし、
今よりもより楽しくゴルフができるようになるかもしれません。

確実な練習を続けるSさん

私が最近教え始めた方で、Sさん(50代、男性)という方がいらっしゃいます。
3ヶ月前ぐらいに、ご紹介で私のところにいらっしゃいました。

私はいろいろな人に常々、

 「週に1回集中して練習するよりも、
  1日にほんの少しでもいいから、毎日練習したほうがいいですよ」

というようにお伝えしています。

ただ、そのようにお話ししても、実際にそれを確実に
実行できない人も時々いらっしゃいます。

お仕事で忙しかったり、体調を崩されたり、いろいろな事情がありますからね。

ただ、このSさんについては、
今でも「朝の10分の練習」を確実に継続していらっしゃいます。

朝は主に素振りをしながら、
スイングのビジネスゾーンを確認していらっしゃるそうです。

そして仕事から戻ってからも、同じように10分の練習。
これは主にパターの練習なのだとか。

当初レッスンに初めていらした3ヶ月前までは100を切るか切らないか
といった状態だったのですが、

その練習のかいもあって、今ではまもなく90を切りそうな勢いです。
先日、ベストで91を出されたそうです。

なぜ毎日コツコツと練習ができるのか?

私が教えている方は、どの方も比較的真面目に練習を続けています。

しかし、Sさんほどに勤勉に練習をされている方はなかなかいないので、
練習後にちょっとだけ、その「秘密」を聞いてしまいました。

小原 「Sさんのように確実に練習をこなされる方というのは
    やっぱり確実に上達していきますね。
    どうしてそんなふうに計画的に練習ができるんですか?」

Sさん「うーん、うまくなりたい気持ちはもちろんあるんですけど、
    私の場合は特に『仕事』のおかげかもしれませんね」

小原 「え、どういうことですか?」

Sさん「実は恥ずかしい話、私、若い頃は仕事ができなかったんですよ。
    そのことで自信をなくしていて、でも、その時の上司に言われたんです。
    『仕事できないなら、毎日30分でいいから早く来い』って」

小原 「へえ。。。」

Sさん「はじめは私も半信半疑でしたよ。でも、
    『とにかく今はそれだけ続けろ。それだけで絶対変わるから』って。

    それで、30分早く来ることを続けてみたんです。
    そうしたら、それまでより明らかに仕事がうまく回り出して。

    気がついたら、1時間早く会社に行く生活になっていましてね。
    半年後には、社長賞をもらいました」

小原 「それはすごいですね! 何がよかったんですかね?」

Sさん「まあ、早く会社に行くことで、仕事に余裕ができましたよね。
    あと、今にして思えば『自分が早出を続けられている』ということが
    自信になって、仕事にいい影響を与えていたんだろうなあと思います」

小原 「なるほど。。。」

Sさん「それで、ゴルフも同じかなあと。
    小原先生から言われたことをやってみようかなと思いまして、
    それで毎日の練習を続けています」

小原 「なるほど、そういうことだったんですね。。。」

仕事からヒントを得るのはアマチュアの特権

こうしてSさんがこうして上達したのは、
自分が仕事でうまくいったことからヒントを得たからです。

そして、これは私の勝手な想像なのですが、、、

アマチュアでゴルフが上達する人というのは、その技術うんぬんよりも、
今まで自分の経験がきっかけになって上達している人が多いような気がします。

プロゴルファーであれば、ゴルフそのものを磨くことになります。
しかし反面、当たり前ですが、プロはアマチュアのように

 「仕事の経験をゴルフに活かす」

ということができません。

ここに、アマチュアにしかできない「上達の近道」があるように思うのです。

実際私が教えている方の中にも、かなり上手な方の中に
「禅」や「哲学」からゴルフ上達のインスピレーションを受けている、、、
そんな、ちょっと変わった方もいらっしゃいます。

正直、私がそのお話を聞いても、
全て理解することはできないのですが。。。(汗)

でも、お話をうかがっていると、
きっと深いところではつながっているんだろうな、という感覚はあります。

このメールをお読みの方は、多くの場合
お仕事でそれなりに成功されている方も多いと思います。

それであれば、先ほどご紹介したSさんのように、
ゴルフそのものではなく、お仕事からインスピレーションを受け取って、
上達に生かしていく、、、

そんなことも、あっていいいのかなと思いますし、それはアマチュアゴルファー、
ビジネスマンゴルファーの特権なのではないでしょうか。

またメールします。

小原大二郎

追伸:

そういえば、Sさんも夜な夜なこれでパターのスキルアップに励んでいるのだとか。
今日までだそうです。

http://obara-daijiro.com/product/e-putt/

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小原 大二郎
1976年2月生まれ  ジャパンゴルフツアープレイヤー兼レッスンプロ 「100切り・最短シングル専門レッスン」を提唱。18歳で初めてゴルフを経験し、殆どの時間を練習場で過ごしながら26歳でプロデビューを果たすという異例の上達を遂げる。その経験とこれまでの指導経験、海外での研究経験を元に「5ラウンド以内に100を切る」「半年でシングルを達成する」わかりやすいレッスン内容と、温厚で頼りがいのある人柄が人気を呼び、運動神経に自信がない女性や高齢、80台に到達できないアマチュアから絶大な支持を得る。また実践レッスンには芸能人をはじめ、連日多くのアマチュアから問い合わせを受ける。
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小原 大二郎

小原 大二郎 について

1976年2月生まれ  ジャパンゴルフツアープレイヤー兼レッスンプロ 「100切り・最短シングル専門レッスン」を提唱。18歳で初めてゴルフを経験し、殆どの時間を練習場で過ごしながら26歳でプロデビューを果たすという異例の上達を遂げる。その経験とこれまでの指導経験、海外での研究経験を元に「5ラウンド以内に100を切る」「半年でシングルを達成する」わかりやすいレッスン内容と、温厚で頼りがいのある人柄が人気を呼び、運動神経に自信がない女性や高齢、80台に到達できないアマチュアから絶大な支持を得る。また実践レッスンには芸能人をはじめ、連日多くのアマチュアから問い合わせを受ける。

 

アマチュアがプロにも勝てるものって?」への3件のフィードバック

  1. よっしー

    私の仕事は毎日単調うえに休みも少ない為
    、毎日仕事終わりの練習を楽しみにしています。
    海っ縁でいい練習場所が近くにあるので、そこで毎日30~60分練習しています。

    毎日の仕事の方がたいくつな部分も手伝ってか、
    練習がラウンド並に楽しいです。

    わざとアンジュレーションのある波打ち際を選び
    線を引き、ダフらずに線の向こう側寄りに
    ターフを取る練習など、自分なりにメニュー
    を決めてやっています。

    毎日のゴルフ日記ももうすぐで1年続きます。
    100切り直前のところまで来ていますので
    これからも楽しい練習を続けて行きます。

    返信
  2. 永井 茂樹

    仕事関連や、毎日コツコツと少し違いますが、私の場合、アプローチが調子が良いと、パットまで調子が良くなる、ショットまで余裕が出て良い結果が出ることがあります。逆もあるのです。

    返信
  3. 小西 敏弘

    本日の話は、もと会社員の自分として非常に納得するところ大でした。
    各人の成功体験をゴルフにも生かすという事は、まだゴルフ人生の残っている自分にとっても重要なことであると再認識しました。有難うございました。

    返信

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