無意識の領域

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2013.04.09
obara

FROM:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます、小原大二郎です。

今日のテーマは、
『無意識の領域』です。

私は、ゴルフの基礎知識も無く、
練習も独学でゴルフを学んできました。

ましてや、
ゴルフに触れたもの18歳と遅いスタートでした。

人一倍練習をしてきたつもりではあるものの、
誰かに指導してもらったわけでもありません、、、

本当に試行錯誤の連続でした。

いつも「本当にこれであっているのだろうか?」
と自問自答しながら練習し、レッスンしてきました。

その中でようやくたどり着いた一つの答えがあります。

テクニックとスコアアップは必ずしも比例しない

私達レッスンプロは、
ともすると「生徒さんに凄いテクニックばかりを教え込まないといけない」
と考えがちです。でも、

実際のところ、
「凄いテクニックとスコアアップは必ずしも比例しない」のです。

「え?なんでですか?
テクニックが向上したらスコアが良くなるんじゃないんですか?」

という考え方もあるかと思いますが、
私の場合、教えているレッスン生の8割ぐらいはテクニックの指導ばかりではなく、
「ある練習」をきっかけに急激なスコアアップを果たしています。

では、そのある練習とは何でしょうか?

私のゴルフレッスンに来られる方の多くは
マジメにゴルフに取り組んでおられる方ばかりです。

そして自分なりに自己分析をして、
自分なりに悩んで色々な雑誌やメディア、DVDを見て練習しています。

しかし、
その「練習」が必ずしも「効率的な練習」ではないんです。

逆に言うと、伸び悩みを抱えている方によくあるのが、
自分なりに続けている「練習」と今の自分に合った
「正しい練習」にズレがあるというもの。

結果として
遠回りな練習ばかりを続けてしまっているということなんです。

残念ながら、ゴルフ雑誌やレッスンDVDなどの中には、
その場しのぎの意味のない方法や、アマチュアに全く役に立たない情報が
氾濫しているのが現状です。

そういった真新しい練習ばかりに目を向けるのではなく、
基礎練習が何よりも大切だということ。

人間の集中能力

人間の集中能力を100として、
練習全体の基礎部分、
練習全体の練習部分、
にわかりやすく割り振るとします。

練習中に基礎部分に集中力50取られる人
基礎「50」+練習「50」と、

ほぼ無意識で基礎に集中力が5しか取られない人
基礎「 5」+練習「95」では、

人間として同じ100の集中能力なのに、
練習結果で圧倒的に差がつきます。

無意識に基礎が出来ている人にとっては、
その上達スピードが楽しいという好循環すらもたらします。

ただ実際は、これがひとつひとつの練習であって
ぱっと見てこのように数字として測れるものではありません。

どこに大半の意識コストを使ってるか、
自分でも分かってないことが多いと思います。

だからこそ、
意識して基礎を振り返り疑う必要があります。

基礎を無意識に落としこむためには、、、

単調な繰り返しや、
反復練習が必要となるでしょう。

 ・「基礎をしっかりやる」

 ・「基礎だけに集中してしっかりやってみる」

こんな当たり前のことが日々の練習の中で
少しづつ忘れられている気がしています。

基礎練習をおろそかにしてしまうことで、ゴルフがうまくならない・・・
しかもそれは、楽しくない地道な反復練習。

正しい上達のための基礎練習をすれば誰でもうまくなれる。
それがゴルフの大変な所でもあり、最大の楽しみでもありますよね?

あなたは、ゴルフの基礎練習を怠ってはいませんか?

また、メールします。

小原大二郎

追伸:

スコアアップにお悩みの方は、
この練習キットを試してみてください。

畳一畳程のスペースがあれば
いつでも自宅でアプローチの基礎練習ができるので、オススメです。

http://obara-daijiro.com/product/tbt-kasa/

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小原 大二郎
1976年2月生まれ  ジャパンゴルフツアープレイヤー兼レッスンプロ 「100切り・最短シングル専門レッスン」を提唱。18歳で初めてゴルフを経験し、殆どの時間を練習場で過ごしながら26歳でプロデビューを果たすという異例の上達を遂げる。その経験とこれまでの指導経験、海外での研究経験を元に「5ラウンド以内に100を切る」「半年でシングルを達成する」わかりやすいレッスン内容と、温厚で頼りがいのある人柄が人気を呼び、運動神経に自信がない女性や高齢、80台に到達できないアマチュアから絶大な支持を得る。また実践レッスンには芸能人をはじめ、連日多くのアマチュアから問い合わせを受ける。
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カテゴリー: メルマガ, 上達テクニック, 情報 | 投稿日: | 投稿者:
小原 大二郎

小原 大二郎 について

1976年2月生まれ  ジャパンゴルフツアープレイヤー兼レッスンプロ 「100切り・最短シングル専門レッスン」を提唱。18歳で初めてゴルフを経験し、殆どの時間を練習場で過ごしながら26歳でプロデビューを果たすという異例の上達を遂げる。その経験とこれまでの指導経験、海外での研究経験を元に「5ラウンド以内に100を切る」「半年でシングルを達成する」わかりやすいレッスン内容と、温厚で頼りがいのある人柄が人気を呼び、運動神経に自信がない女性や高齢、80台に到達できないアマチュアから絶大な支持を得る。また実践レッスンには芸能人をはじめ、連日多くのアマチュアから問い合わせを受ける。

 

無意識の領域」への4件のフィードバック

  1. 永井 茂樹

    4時ー8時、3時ー9時の練習が多くなりました。FWまでは、何とか良い感じなのですが、ドライバーのあたりが荒くなりました。

    返信
  2. 田所 鉞児

    小原先生の言われることを実感として持つようになりました。
    基礎づくりがスイング作りの土台であると認識して練習をしております。
    ゴルフもスポーツですから無意識に体が反応できるようにならなければ
    安定したプレイが実現できないと痛感しており、
    現在はサンドウエッジだけでスイング作りを継続しております。
    日によってボールの飛び方が違いますが繰り返し練習していくと
    徐々に同じスイングができるようになってきました。
    その効果はほかのクラブのスイングにも良い結果をもたらしていると思っています。
    ドライバはほとんど手にせずほとんどSW中心のショートクラブで
    基礎づくりをしています。
    今後も貴重なメッセージをよろしくお願いします。

    返信
  3. 努力、努力

    小原先生は、お父様が確か、プロではなかったでしたっけ? 独力ということは、18歳までお父様からご指導を受けず(そばで見ることも含め)に上達されたのですか? そのあたりの事情も聴かせて頂けると、われわれの上達に何か参考になるような気も致します。よろしくご検討ください。

    返信
  4. 佐野 信正

    いつも真剣に購読しています。DVDの中で、突如シャンクが出た場合の矯正の仕方は、単純なのにすごく参考になりました。早速そういうシチュエーションで実践したところ、2~3球で止まりました。知らず知らずのうちに頭(上半身)が傾いていたのですね。フェイスのトゥー側にボールを置く……、新発見でした(笑)。
    一つ疑問なのは、長いクラブを打った直後に、ウェッジを打つとシャンクが出やすいのはなぜなんでしょうか??
    実際のラウンドではあり得ないシチュエーションですが……。

    返信

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