フォロー(肩から肩)における前傾角度

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2013.04.11
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます、小原大二郎です。

前回までは、腰から腰のフォローについて
何回かにわたってお話ししてきました。

ここからは、腰から腰のフォローの次の段階、

 “肩から肩のフォロー”

について、お話ししていきます。

今日はその一番最初、フォロー(肩から肩)の前傾角度についてです。

3つの角度を保ったまま肩から肩へ

肩から肩のフォローの前傾角度は、3つの角度を保ったまま、
肩から肩の位置まで行く必要があります。

伸び上がり、変化なし、沈み込みの3つの段階があります。

伸び上がりとは、フォローの時点で前傾角度が保たれずに
起き上がってしまうことを言います。

逆に沈み込みとは、身体が下に沈んでしまうことを言います。

この伸び上がりと沈み込みを引き起こす可能性のある身体の場所は、
以下の3つです。

 1.膝の前傾角度

 2.股関節の前傾角度

 3.背骨の前傾角度(猫背にならないようにする)

よく前傾角度を変えないために、頭の頂点の高さを変えないようにと
意識する人は多いです。

しかし、頭の頂点の高さを意識して変えないようにするのではなく、
変えているのは結局この3つの角度が原因です。

ですので、この3つの角度に特に気を配るようにしましょう。

3つのうち一番重要。。。膝の前傾角度

はじめに確認しておきたいが膝の前傾角度です。

スイングのフォローでよく質問されるのは

 「膝の角度は伸ばしてもいいんじゃないですか?」

というものです。

たとえば、プロゴルファーの中にも膝の角度が伸びてしまっている人もいます。
たとえばタイガー・ウッズなどは、フォローで膝の角度を伸ばしています。

しかし基本的には、アマチュアの方が膝を伸ばすような動きというのを
意識して練習することは避けたほうが無難です。

その理由としては、膝の関節に負担がかかるということ、そして、
膝の角度が伸びるということは、頭の高さが変わる原因にもなるからです。

飛ばそうという気持ちが強くなると、
膝でジャンプするような動きが出てくることもあります。

あくまでもアドレスの角度を保ってフォローまで行くことが、
頭の高さを変えないでインパクトすることにつながっていきます。

そうすることで、ダフリやトップが少なくなります。

そして、膝を伸ばす動きをしないことで、
膝に負担がかからないスイングになるわけですから、

ゴルフを長く続けられるスイング作りにもつながります。

そういった意味では、膝の角度はしっかりと保って、
変えずにやることが大切です。気をつけましょう。

次回も、肩から肩のフォローについてお話しします。

またメールします。

小原大二郎

追伸:

ここで私が動画でレッスンをしています。

http://obara-daijiro.com/product/tbt-kasa/

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小原 大二郎
1976年2月生まれ  ジャパンゴルフツアープレイヤー兼レッスンプロ 「100切り・最短シングル専門レッスン」を提唱。18歳で初めてゴルフを経験し、殆どの時間を練習場で過ごしながら26歳でプロデビューを果たすという異例の上達を遂げる。その経験とこれまでの指導経験、海外での研究経験を元に「5ラウンド以内に100を切る」「半年でシングルを達成する」わかりやすいレッスン内容と、温厚で頼りがいのある人柄が人気を呼び、運動神経に自信がない女性や高齢、80台に到達できないアマチュアから絶大な支持を得る。また実践レッスンには芸能人をはじめ、連日多くのアマチュアから問い合わせを受ける。
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小原 大二郎

小原 大二郎 について

1976年2月生まれ  ジャパンゴルフツアープレイヤー兼レッスンプロ 「100切り・最短シングル専門レッスン」を提唱。18歳で初めてゴルフを経験し、殆どの時間を練習場で過ごしながら26歳でプロデビューを果たすという異例の上達を遂げる。その経験とこれまでの指導経験、海外での研究経験を元に「5ラウンド以内に100を切る」「半年でシングルを達成する」わかりやすいレッスン内容と、温厚で頼りがいのある人柄が人気を呼び、運動神経に自信がない女性や高齢、80台に到達できないアマチュアから絶大な支持を得る。また実践レッスンには芸能人をはじめ、連日多くのアマチュアから問い合わせを受ける。

 

フォロー(肩から肩)における前傾角度」への3件のフィードバック

  1. ファーネス

    aizawaさんに同感です。

    インパクトを過ぎた後で、フォローまで膝の角度を変えないのは不可能です。
    むしろ飛距離を出すためには、フォローにかけて伸び上がることが不可欠と思います。
    如何でしょうか?

    返信
    1. 小原 大二郎

      aizawaさん、ファーネスさんこんにちは。
      小原です。

      そうですね。

      フォローまで膝の角度を変えないというのは少し教科書的な言い方かもしれません。

      筋力や年齢の影響で柔軟性が人によって違ってくるので、
      自分のできる範囲で膝の角度を変えないというのが正しい言い方でした。

      わかりづらくてすみません^^;

      膝の角度を肩から肩のスイングでフォローに保つということが何につながるかというと、
      ミート率の向上に繋がるということです。

      そして何より、身体に負担がないスイングだということです。

      先日のマスターズでも奮闘を見せてくれたタイガーウッズを見ると、
      インパクトからフォローにかけて膝が伸びあがっていると思います。

      ですが、これはタイガーのスイングで合って、アマチュアが真似するのは危険だと私は考えます。

      膝を伸ばすのが飛距離に繋がるとも言われますが、
      アマチュアが真似をしても10y20yの効果があるかといわれると、ないというのが正直なところです。

      その動きが原因でタイガーがケガをしたとも言われています。

      これは私の意見ですが、
      やはりミート率を意識して、身体にやさしいスイングを目指すのをオススメしたいです。

      もちろん、ひとつの意見として参考にしていただければ幸いです。

      今後も気になることがあれば、ご質問くださいね!

      時間の関係で返信が出来なかったり、遅くなったり、ということはありますが、
      ご容赦ください^^;

      返信
  2. aizawa

    インパクト時は判るのですが、膝の角度を変えないでフォローは出来ないと思います。

    返信

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