From:ツアープロ梶川武志
愛知の自宅より、、、
皆さん、こんにちは。
ツアープロ梶川武志です!
先日のメルマガで
「中間のバンカーからの打ち方を教えて下さい」
という質問がありました。
中間が何ヤードなのかはっきりとはわかりませんが
面白い内容になりそうなので、
イメージをしながら書いていきたいと思います。
僕がイメージした中間は、50ヤードから80ヤードの
SWのエクスプロージョンでは届かない、
クリーンにフルショットするとオーバーしてしまう距離ですね。
こうしたバンカーについては、
まず、初めの前提として。。。
ここには入れないように
まず、プロはこの距離のバンカーには
極力入れないようにします。
もちろん、誤って入ってしまうこともあります。
アマチュアの方は入れたくないと思っていても
この難しいバンカーを避ける手段が少ないです。
ですのでプロよりも、
この距離のバンカーを打つ回数が多くなりますね。
打ち方も何通りかありますが
実は易しい方法がありません。
と言っても、知らないのと知っているのでは
大きな違いになるので、頭の中のゴルフ力は
上げて頂きたいと思っています。
50ヤードの場合
まずは50ヤードのクリーンショットですね。
クリーンに打つ場合、
まず気をつけてほしいのがボールのライです。
雨などで砂が湿っている状態や
砂が少ないなどで表面が固い状態のときは
ボールが砂の上にフワッと乗っているように見えます。
逆に砂が多く表面が柔らかい状態ですと
いいライに見えてもたいてい
1ミリから2ミリは沈んでいます。
フェアウエーからは少しのダフりは許されますが
バンカーから1mmでもダフると
チャックリのように全く飛びません。
前者の場合は、クリーンヒットを選択しやすくなりますが
後者の場合ですとクリーンヒットは非常に難しくなります。
さて、肝心の打ち方ですが
まずはダフると大きなミスになりますので
アドレスでボールを右足よりに置きます。
フェースは開きません。
僕はSWで打つ時フェースを開くのが好きですが
リーディングエッジがボールに当たる前に
バンスが砂に当たってしまい、
結果、チャックリになってしまう可能性が高くなります。
もちろん、クリーンに当てる能力が高い選手は
フェースを開く事が可能です。
フェースを開かず右足寄りにボールを置くという事は
58度のロフトが52度くらいになっています。
フェアウェーからの50ヤード比べて
低く出てランが出ます。
チューーン、チューーン、チュチュ
ピンが手前の時には、寄せるのは難しくなります。
ピンが奥の時は40ヤードキャリーの10ヤードラン、
といった感じになります。
10ヤードのランと言っていますが、
スピンは効いています。
SWでロフトを立ててインパクトするので
ボールは低く出ます。
そしてファーストバウンド、セカンドバウンドは
スピンが効きながら前へ弾みます。
サードバウンドくらいで止まってくれます。
「チューーン、チューーン、チュチュ」
というイメージです。
毎回言っていますがグリーンの固さによって
このランの10ヤードは前後します。
また、ボールの種類、
スピン系かディスタンス系かによっても変わってきます。
ディスタンス系ですとこのラン10ヤードも
少し多くなりそうです。
大事なポイントは
アドレスでボールを右足寄りに置く事。
インパクトはハーフトップでもいいのでダフらないことです。
せっかくの話なので、
次回は50ヤードのエクスプロージョンについて
お伝えしていこうと思います。
それではまた、次回も楽しみにしていてください。
ーツアープロ 梶川剛奨
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