「心」同じサイドで接する大切さ

2016.03.13
ohmori

From:大森睦弘
神戸の自宅より、、、

こんにちは、大森睦弘です。

さて、今回は

 「心・同じサイドで接する大切さ」

というお話をさせていただきます。

同じサイドという感覚は、あなたとゴルフの道具が一体になれて、
どう動くことが良いことなのか、
知らず知らずのうちに見えてくるための極意でもあります。

さらには、ゴルフのコーチング場面で、あなたが抱えている問題を、
コーチといっしょになって解決できるためにも、大切な心構えです。

実際にコーチと接している場合以外、
DVDや本などの一方通行的コンテンツと接する場合にもあてはまりますので、
じっくり考えてみていただければと思います。

こちらサイドとあちらサイド

こちらサイドとあちらサイドという雰囲気で、
お互いに話していることってありませんか。

お互いの立場を考えて話していない。

私は私、あなたはあなたという考え方がベースにあって、
接しているということです。

なんのこと言ってるの?と、あなたは思われたかもしれませんね。

もう少し具体的に言うと、たとえば何かトラブルがあったとき、
いっしょに問題を共有して同じ仲間として問題に立ち向かうのか、
それとも勝手な立場で言い合うのか、ということです。

トラブルという状況以外においても、例えば、いきなり指図する人がいます。

そして、頭ごなしに、ああしなさいこうしなさいとか、
まずは、自分が正しいことが前提で話す人もいます。

しかし、それでは、こちらサイドとあちらサイドという、
あなたはあなた、私は私という意識が強く存在してしまいます。

これでは、いきなり感情的になり、正しい議論もできません。

前に進めるのではなく、むしろ後退してしまうことにもなります。

また、相手が間違っていると思った人は、
勘違いして相手のことを間違っていると思っているかもしれません。

それぞれの人にはいろいろな事情があって、
各人の持っている情報の中でいろいろ判断しています。

そのいろいろな事情を無視して、
自分が持っている情報だけから判断して行動していると、
こちらサイドとあちらサイドという考えとなってしまいます。

まずは、相手には相手の事情があると考えることが第一歩です。

ゴルフのプレーでも

ゴルフでラウンドしていて、実は、人にではありませんが、
結果に対して、こちらサイドとあちらサイドというように考えてしまうと、
とんでもなく無駄なエネルギーを使い果たしてしまうことになります。

例えば、フェアウェイど真ん中の平らなグリーンセンターまで何も障害物もない、
絶好の残り50yのところにボールがあったとします。

ところが、ショットしてみると、
ザックリとボールの手前にヘッドが突き刺さる大ダフり。

大ダフりの原因は、50yという距離に対して、スタンスの幅が広すぎて、
振っている最中にこれでは強く叩き過ぎると感じて、
ダウンスイングで下半身の動きをゆるめてしまい、まさにゆるんでの手打ち。

最初から手打ちでコントロールするつもりならまだしも、
スイング中に手打ちにさせられてしまった最悪の状況。

こんなとき、あなたはどう対処していますか。

クラブを芝に叩きつけて、うっぷんを晴らしますか。

それとも、大ダフリの悔しさをバネに、
次は絶対にきっちり距離に立つようにしようと心に決めて
大ダフりしてすぐ近くに転がっているボールのところに、深呼吸しながら向かっていますか。

「距離に立つ」というのは、
下半身がしっかり動いたら距離がピッタリとなる両足の幅を、
きっちりセットしたセットアップを行うということです。

まさに、ターゲットを狙っている雰囲気がかもしだされたセットアップです。

同じ大ダフりの後であっても、その後にどのように行動するかで、
次のショットはもちろん、今後のゴルフの上達にも多大な影響が及びます。

そんなことはわかってらい。

と、いつも思うけれど、
そんな絶好のポジションからの多ダフりという状況になったら、
頭のなかは真っ白で、冷静になんか考えられるわけがない、というところでしょうか。

どうすれば冷静になれるのか

まずは、高所からあなたご自身と大ダフリした状況を
ひとつの出来事として見渡します。

あなたと芝に突き刺さったヘッドと数十ヤード先にあるボールと
飛び散った芝と土が、まずは一体になることです。

この、あたかも幽体離脱して、あなたとこの状況を見てみることです。

高所から見てみようとすることです。

第三者になって、あなたご自身とそのまわりの状況を見てみることです。

それが、あなたとヘッドとボールが同じ側に置かれたということです。

コーチングでは

いきなり、あなたは間違っています、という言い方ではなく、
間違っていることを自ら気づいて、自ら正す方向付けが重要と私は考えています。

そして、それは私が、いつも意識していることです。

そのために、コーチングさせていただく方の状況を、
できるだけ理解することがベースとなります。

時間さえ許せば、重要なヒントをお話して、
しばらく独りでいろいろ悩んでいただけることがベストです。

その悩んでいることが良い方向へ向かっているときは、
できるだけそのままにしておきます。

ところが、おかしな方向へ進みそうで、
そのことであまり悩んでも意味がなさそうなところに
迷い込んでしまいそうなら助言します。

ま、実際の時間単位でのコーチングでは、
そんな私の理想のようにはなかなかできませんが。

ワンデーコーチングなどでは、問題点とその原因、
それに対する修正方法やドリルのメモをお渡ししています。

そのメモによって、戻られてからも、自習できるためのねたとして、
時間を超えたコーチングを行っています。

そして、実際のコーチングでの第一歩は、あなたのゴルフへの目的、
私は大目標とも言っていますが、
あなたの成りたい姿を私に伝えていただくことです。

どなたも、ショットなどの問題は山積みです。

しかし、いつどんなプレーヤーに成りたいのかでは、
最初に解決すべき問題も異なってきます。

たとえば、ゴルフの本質を理解して、年齢を重ねても、
体に無理のないスイングを手に入れて、どんなに最悪な状況でも
100以上は叩かない、楽しいゴルフができるようになるとか。

とりあえず、半年後までに100を切るとか。

3年以内にトーナメントプレーヤーになって、
45歳までは年間平均◯◯◯円以上稼いで、妻子を楽にさせるとか。

あなたの成りたい姿によって、歩むべき道、歩み出す方向も異なってきます。

以前、20分の面談という企画があって、
そのとき来ていただいたなかで、こんなことがありました。

私は15分以上、その方のお話されたいことに耳を傾け、
十分話したという満足感が感じられるまで聞き続けました。

そのお話のなかで、いろいろなことが見えてきました。

体のことや、普段のゴルフライフの状況、
どんな人たちとゴルフを楽しんでいるのかなど。

ゴルフの目的などは、
いまさら聞かれてもわからないという方は、実は多いのです。

でも、自らご自身のことを語り始めると、
ご自分から自分が成りたいゴルフプレーヤーのイメージが段々できてくるのが、
目に見えるようにはっきり私にも伝わってきます。

私もその方と同じ側にたたずんでお話をすることで、
お伝えすべき大切な一言が見えてきます。

残りがたった5分程度でしたが、その方にとって、
大切なお話をお伝えすることができたと感じました。

同じ側に立つことの大切さ

これはあなたの問題であり、私の問題ではありませんとか意識した瞬間に、
その問題は発散する方向となってしまいます。

問題に対して、同じ側に立って、問題に立ち向かうことで、
まさに三人寄れば文殊の知恵の如く、
それぞれの人のお互いに異なる今までの経験や知識が、相互に補い合い、
1人の人間では発揮できないようなパワーを発揮できます。

まったく異なった話のようにも聞こえますが、
ご近所同士の玄関前のお掃除でも、掃き越しって大切です。

あたりまえですが、ご自分の家の前だけではなく、
ちょっとだけでもお隣の玄関前まで掃き越すことで、
切れ目無く綺麗に掃除できます。

そうすれば、お隣が長い旅行などでお留守のときには、
自然にお隣さんの玄関前まで掃いいたりするものです。

夫婦がうまくやるコツは、
できることは全部やるつもりで行動することとも言われます。

自分が行うべきことはここまで、あとは知らないというとこではなく、
できるだけ多くの履き越しというか、家の仕事を行うということですね。

普通に考えるよりもより多くのことを自らの意志で行うことで、
家族の一体感が出てくるということです。

これは、まさに同じ側というか一心同体でことにあたるということです。

会社でも、問題を抱えた人に対して、
非難したり、怒ったりしても、何も解決しません。

非難や怒りは、別サイドの人間として見ることで、
単に責任を逃れようとしているだけです。

まずは、同じサイドに立ち、
いっしょに問題を解決できないか、共に考えることです。

今回お話したことは、わかっていてもなかなか実行できないかもしれません。

しかし、わからないよりは、本当はそうあるべきだということを意識しているだけで、
いつか実際に行動できる日がくるかもしれませんね。

こんな極端な話もあります。

え、最近女房に逃げられた?
定年してこれからはずっといっしょに旅行にでも行こうと思ったら、
あんたなんかうんざりと言われて。。。

それは、今まで同じ側に立って、
家族の問題を解決してこなかったつけが回ったということかも。

まずはあなたが変われば、まわりだって変わります。

そして、家族はあなたの心の鏡です。

あなたの心は家族の心にも反映されて、あなたに返ってきます。

ゴルフでもボールやクラブと一体になって、
ボールはどんな風にヘッドに当ててもらいたいのか、クラブはどう動いて欲しいのか、
こんなことを考えてみるのもおつなものですね。

クラブやボールがあなたの心を写しとって、あなたと共にプレーしてくれます。

では、また。

追伸:レッスンのお知らせ

名古屋方面(ニッケゴルフ倶楽部 岐阜センター)での
レッスンをご案内しましたが、そちらは満員になりました。

お申し込みされた方、お会いできることを楽しみにしています。

そして前回もお知らせしましたが、
今月の3/23(水)千葉でのレッスン会があります。

まだ少し空きがあるようなので、よろしければどうぞ。

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大森 睦弘

大森 睦弘

大学卒業後、世界でも有数な大手電機メーカーに勤務。社内の中央研究所や外部機関の客員研究員(東京大学)など、研究開発に従事。その類まれな分析力と強靭なメンタルは、ビジネスでの成功だけにとどまらず、スポーツでも発揮。国民体育大会アルペンスキーで優勝など、その競技力と長年の指導実績から、神奈川県アルペンスキーコーチとしても活躍。 その後、会社を早期退職し、ゴルフのインストラクターを養成するコースを卒業。卒業と同時に、コーチとして、プロ、ジュニアや一般の方々へのコーチング、ツアーキャディーなど、幅広い層に対するコーチングを行った。特にメンタルテストで「トップアスリートとして通用するレベル」と診断され、その強いメンタルを作りあげた経験を元に、メンタル面のサポートも行う。 現在、フリーのコーチとして独立。一般の方の本当の気持ちになって、どんなことでもとことん説明するなど、今まで納得できなかったと言われたことにも、やさしく解説することを信条としている。さらに、分析能力の高さを生かしてコーチングの仕事に従事するかたわら「ゴルフでのからだの使い方」をやさしく紐解くことで、ゴルフを普及させる活動を行なっている。
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大森 睦弘

大森 睦弘 について

大学卒業後、世界でも有数な大手電機メーカーに勤務。社内の中央研究所や外部機関の客員研究員(東京大学)など、研究開発に従事。その類まれな分析力と強靭なメンタルは、ビジネスでの成功だけにとどまらず、スポーツでも発揮。国民体育大会アルペンスキーで優勝など、その競技力と長年の指導実績から、神奈川県アルペンスキーコーチとしても活躍。 その後、会社を早期退職し、ゴルフのインストラクターを養成するコースを卒業。卒業と同時に、コーチとして、プロ、ジュニアや一般の方々へのコーチング、ツアーキャディーなど、幅広い層に対するコーチングを行った。特にメンタルテストで「トップアスリートとして通用するレベル」と診断され、その強いメンタルを作りあげた経験を元に、メンタル面のサポートも行う。 現在、フリーのコーチとして独立。一般の方の本当の気持ちになって、どんなことでもとことん説明するなど、今まで納得できなかったと言われたことにも、やさしく解説することを信条としている。さらに、分析能力の高さを生かしてコーチングの仕事に従事するかたわら「ゴルフでのからだの使い方」をやさしく紐解くことで、ゴルフを普及させる活動を行なっている。

 

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「心」同じサイドで接する大切さ」への5件のフィードバック

  1. 高橋 誠治

    『同じサイドで接する大切さ』とても考えさせられるテーマですね。
    家族、仕事、ゴルフ、すべての場面で、相手(クラブやコース)と同じ側で考え行動すればうまくいくと分かっていても、自分に謙虚さ、余裕がないと疎かになり上手くいかなくなる。
    『第三者になって、自分とそのまわりの状況を見てみる』を意識し、少しでも『同じサイドで接する』場面が増えるようにしていきます。
    改めて自分の立ち振る舞いを考えるとてもいい機会になりました。
    ありがとうございました。

    返信
    1. 大森 睦弘大森 睦弘 投稿作成者

      「同じ側で考え行動すればうまくいくと分かっていても、自分に謙虚さ、余裕がないと疎かになり上手くいかなくなる。」

      そうなのです。まずは、あなたご自身に心の余裕がなければ、同じ側では考えられないのですね。ということは、あなたがなんらかのストレスを抱えていたら、頭ではわかっていても、行動できないということになるという悲しさがあります。幽体離脱?で第三者的に状況を見つめなおすことをやってみるといいということが頭でわかったら、つぎはストレスをいかに取り除くかが大きな課題となります。逆に、第三者的にあなたご自身とその周りの状況を見つめることを繰り返すことで、変なストレスは減らせます。最初の一歩は幽体離脱ですね。

      返信
      1. 高橋 誠治

        ありがとうございます。
        まずは、幽体離脱?し、第三者的に状況を見つめなおすことを繰り返しやってみます。

        返信
  2. AG修太

     ゴルフ用具は簡単に変えられるが、隣人を替えるのは不可能ではないが、
    大変なエネルギーを要する。でも使い込んだギアーは出来るだけ長く愛用
    したいと思う。

    返信
    1. 大森 睦弘大森 睦弘 投稿作成者

      「使い込んだギアーは出来るだけ長く愛用」

      パターは値段とは関係なく、出会いがあって、ずっと長く使っていたりしますね。ストロークした時の感じとかも相性がありますが、ボールにセットしたときに、狙っている感じとかもパターの顔ということになりますが、好みの違いってありますし。当然、ボールを打ってみて、思ったラインに出て、打ち出されるボールのスピードやタッチもイメージに合って、ホールに吸い込まれやすいという事も相性を決める決定打となります。打球音も大切ですね。そんな、いいパターに出会ったら、一生ものという良い出会いにもなります。

      ところが、パターは変えたすぐは、なんだか妙に入るものです。これは、気持ちの変化があって、新鮮な感覚が脳の広い範囲の神経回路を動員してくれるからです。それが、本当に良い出会いなのかどうなのかは、使い込んでみて、はじめてわかってくるのですが。

      返信

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