From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、
おはようございます、小原大二郎です。
今日は前回に引き続き、グリップの強さについてです。
両手の握りの強さを整えるには、左手を強化したほうがいいことは
この前のメールでお話ししました。
今日は
“左手のグリッププレッシャーを整える方法”
についてお伝えしたいと思います。
■握る強さを整える「片手打ち」
前回グリップについてお話しした時、左手を強化して
握る力を右手に近づけていくのが理想だとお話ししました。
そのための練習として一番適しているのが
「片手打ち」
の練習です。
この片手打ちトレーニングによって
左右の握力のバランスが取れてくることはもちろんなのですが、、、
それに加えて、クラブをコントロールしやすい打ち方を
片手打ちによって身体で感じることができるようになるのです。
そういった意味でも、片手打ちの練習はとても重要です。
理想は右手左手で50球ずつ練習してみて欲しいですが、
まずは一日に10~20球ぐらいの片手打ちやってみることをオススメします。
本気でスコア80台やシングルを目指すような方なら、
ハードですが片手ごとに100球ずつ、
30yぐらいの飛距離を目指してやってもおかしくないです。
また、この片手打ちの練習は、飛ばないボールを使って
室内にマットを敷いて練習をするだけでも効果があります。
これなら冬場や真夏にも室内でできるので、
ぜひ実践してみてください。
※なお、片手打ちはやりすぎると腱鞘炎になる恐れがあります。
ご自身のペースに合わせて注意しながらやってくださいね。
■若い身体を維持して楽しくゴルフを
年齢を重ねると握力がなくなってくるというのはある程度仕方のないことです。
しかし、あくまでご自身の身体と相談ですが、
筋力は鉄アレイなどを使って鍛えることができますし、
野球のバットで素振りをするだけでも握力や腹筋、背筋が鍛えられます。
あまり腰の悪い人にはムリを言うことはできませんが、
自分の身体を壊さない程度に鍛えることは大切です。
どんなスポーツでもそうですが、
ストイックに自分を追い込むことで上達できるというのは真実です。
最近ではゴルフ用の素振り用バットなども販売しています。
余裕があれば、こうしたバットぐらいは買ってもいいと思います。
最初は10~20回ぐらいの素振りから始めて、
最終的には20回×5セットぐらいを目標にやってみましょう。
※もちろん、この素振りもやりすぎると身体を壊すことがあります。
ご自身の身体とご相談の上、注意しながらやってくださいね。
■ゴルフの継続が健康のきっかけに
少し厳しいことを言っているように聞こえるかもしれませんが、
こうした努力も、要は自分がどのレベルになりたいのかという
「覚悟」
の問題になります。
60代以上のアマチュアゴルファーで、そこまで自分を追い込める人は
そうそういないと思いますが、上達を目指すのなら
そうしたことも頭に入れて練習をしてみてください。
指導する立場としては、生徒さんにはうまくなりたいという
向上心を常に持っていて欲しいと同時に、
ゴルフという素晴らしいスポーツを生涯楽しんで欲しいと思います。
一日数分、ちょっとしたストレッチを続けるだけでも、
ゴルフだけではなくあなたの若い身体を維持することにもつながります。
ゴルフは他のスポーツと違って一生涯楽しめるスポーツです。
向上心を持って取り組むことで健康を維持し、
楽しいゴルフライフを送っていただきたいと思います。
またメールします。
小原大二郎
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