From:服部コースケ
東京・代官山のスタジオより、、、
おはようございます、
服部コースケです。
令和初の台風、
皆さん大丈夫でしたか?
東京は思ったほど台風という感じはなく、
ただ蒸し暑い週末になりました。
今週末も天気が優れず、
外でゴルフが出来ませんが
梅雨なので仕方がありませんね。
雨の日はご自宅かゴルフスタジオで
夏に向けて練習頑張っていきましょう!
さて、本日の飛距離アップメルマガは、
ここ何週間か体を動かして覚える
飛距離アップのコツをお伝えしてきたので、
今日は知識面の話をしていこうかと思います。
飛距離とヘッドスピード
飛距離を伸ばすにはヘッドスピードを上げる!
これは皆さん共通の
飛距離アップについての認識だと思います。
確かに飛距離とヘッドスピードは比例関係にあります。
ヘッドスピードが上がれば飛距離も伸びるのです。
しかし、、、
必ずしもヘッドスピードが速ければ
遠くに飛ばせる、
というわけではないのです。
こちらの表をご覧ください。
女子プロ | 男子アマ | |
---|---|---|
飛距離 | 250.5y | 229.7y |
ヘッドスピード | 42.9m/s | 45m/s |
打ち出し角 | 14度 | 12度 |
バックスピン回転量 | 2500 | 4000 |
ボール初速 | 62m/s | 60.75m/s |
この表は、アマチュア男子と女子プロの
平均値をまとめたものなのですが、
平均ヘッドスピードはアマチュア男子のほうが速いにもかかわらず、
平均飛距離は女子プロのほうが飛んでいますね。
つまり、飛距離を伸ばすには、
ヘッドスピード以外の重要な要素も
意識していかないといけないのです。
ゴルフって難しいですよね、本当に…
ヘッドスピードを上げるために
とはいえ、飛距離アップに
ヘッドスピードが大事なことには変わりありません。
ではヘッドスピードは、
どうすれば速くなるのでしょうか?
6月のメルマガでお伝えしてきた
体幹・筋力トレーニングの次の段階、
綺麗なスイングを身につけることが大事ですね。
今日はスイングを3つの基本動作にわけて
それぞれ見ていこうかと思います。
・アームローテーション
アームローテーションとは、
スイング時に両腕を積極的に使うことで起こる
フェースターンとリストターンの動作を
同調させたスイングのことで、
アームローテーションをマスターすると
格段にヘッドスピードが上がり、
しかもボールを的確にコントロールできるようになります。
正しいアームローテーションを
身につけるための練習を紹介します。
クラブを立てに持ち、左右に倒す練習です。
ワイパーをイメージして連続しておこなってください。
このときグリップエンドを支点として
ブレないように倒してください。
手首で振るのではなく、手から肩まで、両腕を
ねじる感覚がつかめると思います。
・体重移動
体重移動を正しく行うと
体から生み出す力と地面から受ける力が効率よく
スイングに伝わります。
ドライバーショットでは、
インパクト時に左足へ8割体重が移動して、
フィニッシュでは全体重が左足に乗っている、
下の図のような体重移動が理想です。
正直なところ特になにも意識をしなくても
スイングをするだけで人の体は自然と
ある程度体重移動をします。
しかし飛距離を伸ばすためには
さらに力が伝わるように改善しましょう。
まず、体の軸です。
トップからダウンスイングをするときに
肩が右に下がって軸がぶれないよう気をつけましょう。
3週間前の体幹トレーニングの成果が出ますかね。
またダウンスイングからインパクトにかけての体重移動で
体の外に体重を逃さないよう気を付けましょう。
これは先週のビデオでお伝えした内容です。
体重移動が出来ているか、
自分のスイングを真正面から撮影して
上に載せてある図と見比べてみてください。
・バックスイング
3つ目の基本動作はバックスイングです。
正しい軌道でバックスイングを上げなくては
正しい軌道でインパクトをむかえることが出来ません。
その正しいバックスイングの軌道とは、
ボールとターゲットを結んだライン上に上げることです。
体のラインが右を向いているため
何も意識せずテークバックすると
バックスイングが体の内側に入ってきます。
このままダウンスイングをすると
どうしてもその反動でアウトサイドから振り下ろす感じになり
飛距離はもちろん、方向性も定まりません。
そこで意識をして、
イメージとしては体の遠くの方から
アウトサイドから上がっていくイメージで
バックスイングを上げましょう。
まとめ
いかがでしたか?
豪快に振って思いっきり飛ばしている
テレビの中の憧れのプロのスイングを
じっくりと観察してみてください。
たぶん今日紹介したスイングの基礎を
しっかりとおさえた
綺麗なスイングをしていると思います。
彼らは力技で飛ばしているわけではなく、
スイングの基礎を極短い一瞬の間に体現しています。
何事も基礎が大事なんですね。
そしてその基礎を身につけるには
地味な練習を継続しなければいけません。
ゴルフで飛ばすことはとても気持ちいことですし
飛距離が伸びればスコアに直結します。
先週までに紹介した基礎トレーニングを継続しながら
スイング練習の際には、今日お伝えした内容が
しっかりと出来ているか確認してみてください。
来週のメルマガでは
今日お伝えしきれなかった
“ヘッドスピード以外の重要な要素” を紹介します。
服部コースケ
<本日のオススメ>
ちょうど今日お話した内容
賞金女王イ・ボミも実践する
ヘッドスピードが40m/sでも
最低250ヤード飛ばす秘訣を
江連忠プロが紹介していました。
7/1までの期間限定公開のようなので
この週末のうちに見ておくと
いいかもしれません。
↓
http://g-live.info/click/edef1906/
最新記事 by 服部 公翼 (全て見る)
- ターゲットを狙うポイント - 2024.11.23
- ティの高さでスライス改善 - 2024.11.16
- 【ビデオ】スムーズなスイングに繋がるキカッケ - 2024.11.09
飛距離アップの為のアドバイス、大変参考になります。ありがとうございます。もう一つ教えて頂きたいことがあります。ショットする時の呼吸の仕方ですが、どこで吸って、どこで止めて、どこで吐いたらいいのですか?
また、状況によってタイミングが変わることがありますか?よろしくお願いします。
飛距離が全く出ません
7番アイアンでも120くらいしか飛びません
もともと力はあまり無いのですが、どうしたら飛距離が伸びるのでしょうか?
50歳ゴルフ歴は一年です