From:近藤雅彦
スタジオスマイラックより、、、
おはようございます、近藤雅彦です。
連休はゆっくり休めましたか?
私はGW中もレッスンの毎日でしたが、
なんと小学生の少年を指導しました。
まだゴルフを始めたばかりですが
お父さんの影響ですっかりハマってしまい
将来はプロを目指すそうです!
素晴らしい~~~~!!!(^o^)/
ぜひ大活躍してもらって、
「今の僕があるのは近藤プロの指導があったからです」
なんてTVで泣きながら話してもらえるように頑張ります(笑)
冗談はさておき、
少年からこんな質問を貰いました。
「先生、ボールってなんで曲がるんですか?」
ん~~いい質問ですね~~!
意外とこんなストレートな質問は
大人の方からはあまり頂かないのですが、
実際なんでボールが曲がるか
きちんと理解できている方は少ないと感じます。
ボールの曲がりに1番影響を与えているのは???
練習場で球を打っている人を見ていたり、
レッスンをしていて感じることがあります。
それは、
自分のスイングの現状を把握出来ている人は
本当に少ないということです。
なぜボールが曲がっているのか?
なぜトップしてしまうのか?
なぜダフリが出てしまうのか?
こういったミスの原因を把握しないまま、
スイングの細部を直そうとされている方が多いなと感じます。
例えば、
トップの形をきれいにしようとか、
ダウンスイングでタメを作ろうとか、
腰を切っていこうとか、、、
これは例えると、
医師が病気の原因もわからないいまま、
お腹の中を切り、メスを入れているような感じでしょうか。
怖いですよね。
良い部分まで傷つけてしまい、悪くしてしまうかもしれません。
インパクトが大事!
ボールの曲がりに影響を与えるのは、
インパクトエリアでのクラブの通る軌道とフェイスの向きの組み合わせです。
ご存知の方も多いと思いますが、9ボールルールと呼ばれています。
軌道がアウトサイドイン、ストレート、インサイドアウト、
フェイスの向きがクローズ、スクエア、オープンで
その組み合わせが3×3の9種類の球筋ということになります。
自分のスイングでのインパクトエリアが
どれに当たるのかの診断が第一で、間違った診断からスタートして、
スイングが修復されることはありません。
ちなみに私はややインサイドアウトのフェイスクローズで
ドローが持ち球です。
そしてインパクトエリアでの軌道、
フェイスの向きがスクエアな状態から極端に外れると、
フェイスの芯に当たらなかったり、打ち出しのズレや曲がりを大きくしてしまうので、
修正が必要となります。
正しい診断ができたら、まずは小さなスイングで、
つまりインパクトエリアからの練習することをオススメします。
具体的には、腰から腰のスイング、肩から肩のスイング、フルスイングと
大きく分けて3段階を順を追って、スイングを作って行くと、
大きく横道にそれずに、軌道とフェイスの向きを揃えて行くことができます。
この順を追ってというのが特に重要で、
ここをひとっ飛びして先を急ぐと、
なかなか望んでいる球筋に辿り着くことはできません。
急がば回れデスね。
ちなみにわたしの場合で言うと、インサイドアウト、
またはフェイスクローズが強くなり過ぎないように、
まずは腰から腰のスイングで調整していきます。
正しい診断→解決策→実践→検証
これが上達において重要なルーチンですね☆
参考になれば嬉しいです☆
またメールしますね(^^)
こんどう
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参考になりました!さっそく練習場でやってみます!
やっぱり、腰から腰なのかな〜。練習してたら、すぐ忘れてしまうんですよね。継続は力なり!!
先々週のアドバイスでスライスが徐々に直ってきて、コースでも、たまにですが、いいドローボールがでるようにもなりました。
練習していく順番が大事ということですね。
また、よろしくお願いします。