
From:江連忠
宮古島の自宅より、、、
こんにちは、プロゴルファーの江連忠です。
さて、今回は、
「風を『感じる力』を鍛えてスコアUPするには」
というテーマで、お話ししたいと思います。
ズバリ、風を感じる力は
ゴルフのスコアアップに直結します。
どういうことかというと。。。?
風を感じるユニークな練習法
ずいぶん前のことになりますが
私のアカデミーで、こんな練習をしました。
その日は練習場が使えなくて、風が強かったので
グリーン横の空きスペースに若手たちを一列に並ばせて。。。
私が打つ50ヤードのショットを
グローブで「キャッチ」させる練習を
したことがあります。
風が強かったので、当然みんな苦戦します。
(安全に配慮しつつ行いましたが、マネはしないでください)
ですが、たった50ヤードのショットでも
落下点が大きくズレるんですね。
それを身をもって知ってほしくてやったわけですが、
「ゴルフボールって、こんなに風の影響を受けるんだ。。。」
ということを肌で感じることができました。
なぜ「キャッチ」させる練習なのか
これについての理由は、とてもシンプルです。
それは。。。
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ゴルフは球が落ちる場所が
プレーヤーの視界から遠いので、
風の影響を実感しづらい
ですので「球をキャッチさせる」ことで、
身体で風の作用を体験させたかったわけです。
練習場で打ちっぱなしをしているだけでは、
どうしても落下点のズレに、鈍感になりやすいんですね。
プロとして大切なのは、
風がどれほど球を動かすかの「肌感覚」です。
そんなプロは普段、風をどう読んでいるかというと
・芝をちぎって飛ばす
・耳たぶや指先を濡らして風を感じる
・木の揺れ、ピンフラッグのはためき、
水面や雲の流れを見る
・他のプレーヤーの球筋を見る
・ハウスキャディさんからの情報を聞く
どれもよくある風の読み方ですが、
それだけでは足りないこともあります。
それは。。。
地形による「ねじれ」
あなたもご存知かもしれませんが、
風は地形によってねじれることがあります。
たとえば、
・林が途中で切れているところは
そこから風が吹き抜ける
・全体としてはフォローの風でも、
グリーン裏に山があったりすると
その周辺だけがアゲンストになる
といった具合です。
プロはそうした状況も見ながら
風がどうなっているのかを
瞬時に判断しています。
「江連さん、風の読みが重要なのはわかりました。
でも、プロみたいは肌感覚を身につけるには
何をしたらいいですか?」
はい、アマチュアの方が
風の肌感覚を鍛えるのにやるといいのは
・グリーンサイドに立って、球の落下点を観察する
キャッチはしなくてもいいので
感覚を鍛えるにはこれが一番オススメです。
あとは自分が打った球、他のプレーヤーが打った球と比べて
「その打球がどのように風に乗って、どれぐらいズレたか?」
これを可能な限り目視で観察しておくと
自然と風への洞察力が深まっていきます。
言ってみれば、ゴルフは「情報戦」です。
目に見えない風が、
プレーに大きな影響を与えます。
風を「目で追う」ことはもちろん、
機会を見つけて、肌で感じてみること。。。
そうすることできっとスコアアップに直結する
「読みの力」が養われてくるはずです。
ぜひ、お試し下さい。
真剣であることが、唯一のゴルフの楽しみ方。
ゴルフは人生を豊かにする素晴らしい方法。
江連忠でした。
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