
From:江連忠
宮古島の自宅より、、、
こんにちは、プロゴルファーの江連忠です。
さて、今回は、
「傾斜地で大事なのは『打ち方』ではない!」
というテーマで、お話ししたいと思います。
「傾斜地からのショット」
あなたはどれくらい自信がありますか?
つま先上がり、つま先下がり、
左足上がり、左足下がり。。。
ですが、傾斜地からのショットの成否を分けるのは
実は、打ち方ではないんです。どういうことか?
打ち方よりも、大切なこと
始めに、たとえばあなたがコース上で球を打って
傾斜地にボールが行ったとしましょう。
この時、まず最初に考えてほしいのは
「どうやって打とうか?」
ではないということなんですね。
その時に、考えてほしいのは。。。
・
・
・
「これを打ったら、どんな球が出る?」
こうした「予測する力」のほうが大切なんですね。
「右に出るの? 左に出るの?」
「高い球が出る? それとも低い球?」
「ボールは飛びやすいの? 飛ばないの?」
こうした出玉の特徴を、打つ前から正しく
イメージできるかどうか。。。
打ち方がどうこうよりも、
そちらのほうがはるかに重要、ということなんです。
上手い人でも予測できていない
実際、傾斜からの処理が上手なプレイヤーほど
この予測の精度は高いです。
とはいえ、かつて私が教えていた研修生の中には
そうした予測が驚くほどできていないというケースも
少なくありませんでした。
そのため、予測する力を付けさせるために、
実際にどんな出球が出るのかを体感させるべく
いろいろな器具やドリルを考えていました。
具体的には、ティを高くしたり低くしたり
足場でボールカゴを踏ませたりといったことですね。
実際に何度も打たせて実感させるのが、一番早いです。
打つ前にあれこれ考えるよりも、
まず傾斜から出る球を知ること。。。
ここをスタートラインに置くことが
傾斜攻略の第一歩だと思っておいて下さい。
改めて、傾斜と出球の関係
「でも江連さん、やっぱり傾斜のそれぞれの
特徴について、もう一度教えてほしいです。。。」
はい、出球についてはもちろん
個々のスイングプレーンによって結果は変わりますが、
一般論としての傾斜と出球の関係をまとめると。。。
・つま先上がり
→ フックしやすい / 球は上がりやすい / 距離が出にくい
・つま先下がり
→ スライスしやすい / 球は上がりにくい / 止まりにくい / 距離が出にくい
・左足上がり
→ やや左に出やすい / 球は上がりやすい / 距離が出にくい
・左足下がり
→ やや右に出やすい / 球は上がりにくい / 距離が出にくい
こんな感じになるでしょうか。
ですが繰り返しになりますが、
これを「感覚」としてだけではなく「経験」として
自分の中に持っておくことが大事です。
たったそれだけのことなんですが
それだけでも傾斜ショットの成功率は
大きくアップしてきます。
もし練習場などで、平らなマットからではなく
何か工夫してそのような状況を作り出して打てるなら
それはとてもよい機会になります。
「傾斜を制す者が、コースを制す」
少し大げさに聞こえるかもしれませんが、
実際には本当の話かもしれません。
ぜひ、お試し下さい。
真剣であることが、唯一のゴルフの楽しみ方。
ゴルフは人生を豊かにする素晴らしい方法。
江連忠でした。
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