From:大森睦弘
岐阜の自宅より、、、
こんにちは、大森睦弘です。
さて、今回は
「お肉を食べて飛ばす」
というお話をさせていただきます(ビデオ&おまけあり)。
お肉を食べて、ゴルフで使っている筋肉にしっかりがんばって
飛ばしにつなげてもらおうというお話です。
肉ではなくお肉と言ったことには深い意味があり、
お肉を偏見ではなく正しい目で見て好きになっていただきたい
という気持ちを込めています。
筋力を維持したり強くして、ボールを遠くまで飛ばせるために、
お肉をしっかり食べるようにすることを絶対お勧めします。
特に。。。
(続きはビデオにて)
と、本題に入る前に
業務連絡です。
私のワンデーレッスン、
12~1月のレッスンを各地区で募集中です。
日程は、以下の通りです。
すでに受付を開始しておりますので、満席の際にはご容赦下さい。
ご希望の方はお早めにお申込み下さい。
岐阜(岐阜県各務原市)
12/19(火)のみ
10:00~17:00
↓
http://g-live.info/click/ohmlg171217/
千葉(千葉県茂原市)
1/7(日)・1/8(月祝)・1/9(火)
9:00~16:00
↓
http://g-live.info/click/ohmlg180107/
神奈川(神奈川県厚木市) ※好評につき今月も開催
1/10(水)のみ
10:00~17:00
↓
http://g-live.info/click/ohmlg180110/
大阪(大阪市東淀川区)
1/14(日)・1/15(月)・1/16(火)
10:00~17:00
↓
http://g-live.info/click/ohmlg180114/
兵庫(兵庫県神戸市) ※半日レッスン。少人数3名限定。
1/17(水)
10:00~13:00
↓
http://g-live.info/click/ohmlg180117/
岐阜(岐阜県各務原市)
1/21(日)・1/22(月)・1/23(火)
10:00~17:00
↓
http://g-live.info/click/ohmlg180121/
では、話を戻します。
お肉を食べて飛ばす
パソコンでご覧頂いている方は、字幕を出して見られるようになりました。
動画の下部にある字幕アイコン(または)をクリックすると表示をオンにすることができます。字幕をオフにするには、[字幕] アイコンをクリックし、[字幕をオフにする] をクリックします。
(おまけ付き)
今回のメールマガジンの内容をPDFでもご覧になれます。
こちらからクリックしてダウンロードして下さい。
↓
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※印刷してファイルなさる方にはこちらが便利です。
どの筋肉から衰えるのか?
特に、おへそから下の筋肉は、最初に衰え始めるとも言われています。
しかし、ゴルフではおへそから下で
上半身をしならせたいわけですから、これは困ったものです。
そんな衰えが早い下半身の筋力低下にブレーキをかけるためにも、
筋肉の材料であるアミノ酸の結合したタンパク質の塊であるお肉を、
しっかり食べるようにしたいものです。
お肉は度が過ぎるほど食べ過ぎなければ、食べても案外太らないし、
不健康にもなりません。
今回はそのあたりの基礎情報をお伝えしますので、じっくり確認して、
安心してお肉を食べてボールを飛ばせる体になっていただけたらと思います。
要点は次の3つです。
(1)脂肪の吸収は遅いため炭水化物よりも体に蓄積されにくい
(2)肉に含まれるコレステロールや脂肪への誤解
(3)脚の筋力は飛びの要
肉を食べるということは案外深い内容ですので、
今回は主に文章を気合を入れて書かせていただきました。
今回は裏付け資料として、いつもよりも長めの文章になっていますが、
是非読んでみていただけるとうれしいです。
カロリー計算だけでは語れない
欧米の、お肉に加えパンやパスタなどのメチャ食いからの肥満問題による、
単にカロリー計算だけで脂肪を食べないためにお肉を控えましょうということは
忘れましょう。
問題なのは炭水化物としてのご飯やパンや
麺類の食べ過ぎが肥満に直結することです。
炭水化物は吸収が早いため、食べると体の中ではいきなり糖が過剰に跳ね上がり、
それを抑えるために余計な糖を体に溜める働きが猛烈に動き始めます。
しかし、脂肪の吸収は遅いため、消化される端からエネルギーとして使われ、
体に蓄積されにくいのです。
お肉をしっかり食べて、炭水化物は付け足しのおかずぐらいに考えるのが、
良い体を維持していつまでもゴルフを楽しく続けられるために大切です。
肉を食べて100歳超え
テレビなどで紹介された、100歳を越えても
現役で働いているというような元気な方々の映像というと、
私は必ずステーキなどにナイフとフォークを入れている場面を思い出します。
私が一番最初に見て驚いたのは、日本初の女性フォトジャーナリスト
笹本恒子(ささもと つねこ)さんです。
笹本恒子さんが夕食はほぼ毎日ステーキとワインですと言って、
ステーキを美味しそうにパクパク食べて
赤ワインを楽しんでいるシーンがいまでも目に浮かびます。
さらに、100歳を超えてもなお現役の医師として活躍され、
元気に老いることを実践された聖路加国際病院名誉院長の
日野原重明(ひのはら しげあき)さんもそうです。
日野原さんは大のステーキ好きで有名でした。
100歳超えではありませんが、瀬戸内寂聴(せとうち じゃくちょう)さんも
作家として原稿を書くときに、肉を食べてワインを飲みながらという話も
ちらほらあります。
単発的な話題でしたが、これらの事実を見る限り、
肉を食べたから体に悪いというのはなんだか迷信だったのではと思います。
では、ここからは上辺だけの話ではなく、
肉に関わる根本的なところを探って見ましょう。
人類の歴史から
農耕が始まったのは人類の歴史約20万年に対して
だいたい1万年とも言われます。
人類誕生は今から約20万年ですが、そのときは狩猟採集生活でした。
ところが、農耕生活が始まったのは約1万年前です。
そして、1万年ぐらいでは遺伝的性質はそれほど変化できないと言われています。
20万年近くかけて肉を主食として木の実などを摂っていたことに
遺伝的に対応していた体が、1万年ぐらいでは農耕による穀物摂取に
対応できないという説が有力です。
脂肪の遅い吸収
先ほどお伝えした、肉の中の脂肪吸収の遅さについてさらに詳しく見てみます。
お肉にくっついている脂肪は、基本的には消化吸収はゆっくりで、
体に急激な変化をあたえません。
糖類では吸収が早い分、血糖値が急激に上昇し、
それをインシュリン分泌で余分な糖は脂肪に変えられ、
肝臓や皮下脂肪として蓄積します。
結局過剰摂取した糖は脂肪と言う形で体に溜められます。
太古の昔は糖を摂取する割合は極端に少なかったわけですから、
このインシュリンで付け焼刃的に対処することで十分良かったわけです。
確かに、食品中の脂肪の大部分は中性脂肪でエネルギー源ですが、
過剰になると体脂肪として体に蓄積されます。
しかし、脂肪はその吸収が遅いために、食べる程度にもよりますが、
血中に過剰になる前に消費されてしまうことが多いのです。
通常、糖やタンパク質は消化されてから、
まっさきに肝臓につながる肝門脈を通って、すぐに肝臓に入ります。
ところが、脂肪といってもほとんどが中性脂肪ですが、
その中性脂肪は炭水化物などとは別の驚きの吸収のされかたをします。
食べた中性脂肪の分解成分のほとんどは、
その吸収経路は糖類やタンパク質に比べて非常に長くなっていて、
すぐには肝臓などに蓄積されません。
実際、糖が数十分~8時間で利用されることに比べ、
脂肪は半日〜日単位となります。
脂肪はまず最初に十二指腸から分泌される胆汁によって乳化されて、
どろどろになります。
次に膵臓から分泌される消化酵素のリパーゼによって本格的に分解され、
その分解物質は一部が小腸からですが、大部分はリンパ管から吸収されます。
そのリンパはお腹の中から胸をたどって左肩をまわって、
やっとで心臓近くで静脈と合流します。
そして、血流は一日に7トンとも言われますが、
リンパは3リットル程度でその差は歴然です。
しかも、体を動かして筋肉を収縮させなければ、
手脚のリンパの流は止まっています。
この数字を見ただけでも、中性脂肪の体というか
肝臓への吸収は糖に比べて極端に遅いということがわかります。
これは太古の昔、肉を主に食べていたことによる
遺伝的な正しい対応だったのではないでしょうか。
一日に一食とか、下手をすると2日も3日、さらには一週間ぐらい
まともに食べられないということもあったに違いありません。
脂肪なら食べた分がゆるやかに吸収されるために、
一日や2日に一食でも問題なかったのではないでしょうか。
そして、虫歯の原因も糖ですから、
肉なら虫歯にならないのかもしれませんし。
コレステロールの誤解
脂質のほとんどは中性脂肪ですが、コレステロールも含まれます。
そのため、肉を食べるとコレステロールが多くなり、
血管を塞いでしまう脳梗塞や心筋梗塞になって死ぬなんて
言われたりします。
しかし、これは欧米の過剰過ぎる肉食の問題であり、
日本人が一般的に食す程度ではまったく問題にならないとも言えます。
欧米では過食のために血管が詰まる原因が多くあったのに対して、
逆に日本人はコレステロールが足りずに血管などが弱かったとも言えます。
実際、コレステロールが少ないと脳卒中が多くなるという報告もあります。
農林水産省の調査結果では、1960年の年間食肉消費量の平均が約3kg、
その50年後の2010年では14倍以上の約43kgと増加しています。
1960年以前の日本は脳卒中大国で、
脳卒中で死亡するケースが大半でした。
日本も1960年以前はあまり肉を食べていなかった時代でしたが、
その後の約20年間で肉を食べるようになり、
今では世界でも屈指の長寿国となりました。
コレステロールも本来は細胞の壁や骨の成長に必要なビタミンDや、
微量でも大切となるホルモン、消化液である胆汁などの原材料となります。
当然、様々な病原菌やガンを退治してくれる免疫細胞も
コレステロールを材料に作られた膜でできています。
戦って死滅した免疫細胞はどんどん作らなければ病気になってしまいます。
そして、コレステロールは通常の食事量ならば一日だいたい0.05〜0.2g吸収します。
しかし、体内で作られるコレステロールは、なんと2g弱ぐらいと、
実は食べる量はあまり影響していません。
実際、2015年に厚生労働省が4月改訂の「食事摂取基準」で
コレステロールの基準を撤廃しました。
これは2013年にアメリカの心臓病学会などで、
コレステロールの制限値を設けないことに追従した形となっています。
2015年5月25日の産経新聞にも次のようなことが書いてあります。
「日本動脈硬化学会は、LDL(悪玉)コレステロール値が高い人は
従来通り摂取制限が推奨されるとするが、高い人とはどの程度をいうのか。
同学会は140以上を『高LDLコレステロール血症』と定義する。
しかし、日本脂質栄養学会は
『LDLが高い方がむしろ長生き』とするなど論争が続いている。」
(余談)
これで、私も大好きなゆでたまごとか
卵かけご飯を安心して食べることができます。
肉のタンパク質の分解成分であるアミノ酸が体の中に増えることで、
筋肉が増えるとともに、血管を丈夫にすることに貢献します。
それなのに、肉や炭水化物を過剰摂取している欧米の状況を見て、
コレステロールなどを理由に、肉を控えるということは
まったく本末転倒となります。
肉とは言え
肉とは言え加工肉はあまりお勧めできません。
なぜなら、加工肉ではいろいろな薬剤が投入されていたり、
塩が多く入りすぎていることと、肉の中のコレステロールが酸化して
酸化コレステロールに変化しているからです。
加工肉とはハム、ソーセージ、ベーコン、
醤油や味噌漬け、合い挽き、成型肉などです。
また、肉を電子レンジで10分以上温めると
酸化コレステロールに変化します。
とうことは、電子レンジで何回か温め直すとかとなると、
トータルで10分以上温めることになるのでNGです。
そのほか、肉の焦げた部分も酸化コレステロールが多く存在します。
加工肉で長い時間空気や紫外線にさらされた場合も問題です。
肉や魚の醤油や醤油漬けなども、酸化コレステロールを多く含むということは
イメージしにくいかもしれませんが。
やっぱり、生肉をそのまま軽く温めて食べる、
しゃぶしゃぶが最高ということでしょうか。
でも、牛肉は腐る寸前がタンパク質が美味しいアミノ酸に変化して、
一番うまいなんて言われたりしますが。
肉の腸内環境への弊害は?
腸の中には善玉菌と悪玉菌がいて、善玉菌が多いほど
健康な生活を送れるということはご存知のことと思います。
そして、肉を食べると悪玉菌が増えるなどとも言われます。
確かに悪玉菌の餌は主にタンパク質ですから、
肉を食べてその食べかすが悪玉菌などがいる大腸に達すると、
悪玉菌は増える傾向になってしまいます。
しかし、日和見菌の存在をベースに考えることが、
実は腸内環境を良くするためには、かなり重要です。
人によりますが、善玉:日和見:悪玉の個数の割合は2:7:1とも言われます。
いずれにしても、誰にでも一番多いのが日和見菌だとうことが、
良い腸内環境のためのキーポイントです。
日和見と呼ぶ理由は、日和見菌は善玉菌が有利な環境だと
善玉のような振る舞いをし、悪玉環境だと悪玉に傾きます。
日和見菌がが善玉か悪玉のどちらに転がるかは、
実は腸内環境にとってものすごく重要だということになります。
日和見菌は多糖類を食べてアミノ酸やビタミンなどを生成してくれますが、
多糖類が少なくなるとその代わりにタンパク質を食べて
アンモニアなどの有害物質を吐き出します。
腸のなかで大活躍してくれる多糖類の代表格はオリゴ糖です。
オリゴ糖といえば、単体でも売っていますが、
はちみつや玉ねぎの甘さはオリゴ糖の甘さです。
ここで、お伝えしたことをもう一度確認してください。
多糖類が少なくなるとその代わりに
タンパク質を食べて有害物質を出してしまうということでした。
ということは、多糖類が少なくならない、存分に多糖類を体に入れてあげれば、
日和見菌は元気に良い働きをしてくれるということです。
多糖類の宝庫は玉ねぎです。
肉を食べたら玉ねぎもいっしょに食べるようにしましょう。
また、消化吸収されないままタンパク質が大腸に行ってしまうと、
それが日和見菌や悪玉菌が食べて有害物質を出すことになります。
ということは、タンパク質が十分消化できる速さで食べるなり、
一度に大量に食べないで腹八分目にしておくことが
腸内環境改善にとっても大切だということがわかります。
食物繊維の多い食事によって、
消化されなかった残りカスが吸収されて速く排泄されるため、
悪玉菌に食べられる料を減らせます。
悪玉菌に餌を与えないためにも、肉を沢山食べたいなら、
野菜もしっかり摂るようにしたいものです。
ここで沢山という意味は、小腸までに消化できないぐらい沢山ということで、
お腹にもたれたと感じたら食べ過ぎです。
私達は腸内細菌の下部(しもべ)?
そして、実は私達が何を食べたいと思うかは
腸内細菌によって支配されているとうことが、言われています。
※参考
TEDトーク:カリフォルニア工科大学 エレイン・シャオ氏
「人間の脳と行動に影響を与えている腸内に住む微生物たち」
腸内細菌が私たちの脳に司令を与えて、
食べたいと感じるものをコントロールしているというのですから驚きです。
腸内細菌による無意識の食行動に任せるのではなく、
少しでも良い環境に傾けてあげるように、
意識的に食べるものや食べ方をコントロールしたいものです。
少しでも日和見菌を善玉寄りに傾けさせれば、
さらに善玉や日和見菌が私たちに良い環境となるものを食べるように
促してくれるのかもしれません。
ということで、いろいろな観点からも、悪玉菌が増えて困るというよりは、
日和見菌をいかに膳玉寄りにさせるかが
肉を食べながらも良い腸内環境のためには重要となります。
そういえばアルコール
そういえば、先ほどご紹介した笹本恒子さんや瀬戸内寂聴さんも、
肉といっしょに赤ワインでした。
アルコールは適量なら飲んだほうが体のために良いように感じるものです。
適量ということがどんな量なのかということになりますが、
アルコール一単位と言われ、日本酒なら1合、ビールなら500ml、
焼酎0.6合ぐらいというのが定説でした。
日本酒で換算しておちょこに一杯なんて言う人もいますが、
それでは飲んだ気がしません、まるで薬です。
ところが、お酒1合とかビールのロング缶1本が適量と言われたら
ちょっとうれしい気持ちいなるのは私だけでしょうか。
アルコールはストレス低減効果がまずはあげられますが、
実は善玉コレステロールが増加するという報告もあります。
さらにアルコールで血管が拡張して血流が良くなり、
疲れも取れやすく、血管掃除にもなり詰まりにくくなります。
そして、宴会といえばアルコールなくしては盛りあがれないというぐらい、
アルコールは宴会には欠かせないものです。
アルコールは脳の中の理性のコントロールを行う大脳皮質の抑制を行います。
それによって、普段はなかなか口に出せないことでも、気軽に話せてしまいます。
ある意味コミュニケーションが円滑になるともいえます。
それが、ストレスを軽減してくれて長生きにもつながるのかもしれません。
さらに度が過ぎると小脳が影響を受けて運動機能が抑制され、
まともに歩けなくなったりします。
また、アルコールの良い面なのか悪い面と見るかは微妙ですが、
食欲増進効果もあります。
但し、つい最近、今まで適量と言われてきた量はすべての人にとっては
実は適量とは言えなかったということが発表されました。
2007年WHO(世界保険機構)の発表ではアルコールの分解物である
アセトアルデヒトに食道がんの発がん性があることが伝えられました。
アセトアルデヒトは分解しやすい人となかなか分解できない人に分かれます。
ようするに、アルコールを飲んで顔が赤くなる場合は
アセトアルデヒトを素早く分解できていない状態です。
となると、適量というのは、顔が赤くならない範囲ということになります。
また、イギリスからの研究では、
少量のアルコールでの脳への影響を発表しています。
アルコールを一週間に7ユニット以上飲用するとそれ以下の飲用者に比べて
脳の短期記憶を司る海馬が萎縮するリスクが3倍になるという結果です。
ここで言うアルコール7ユニット(10gx7)とはどの程度の量かというと、
アルコール度数5%のビール350mlでは4本、
ワイングラス(170ml)でワインなら3杯という感じです。
ただし、一週間に7ユニット以上飲むと必ず海馬が萎縮するということではなく、
萎縮する可能性が3倍高くなってしまうということです。
いくら飲んでも海馬は平気という人もいることは事実ですし、
飲まなくてももともと海馬が萎縮する要因があって
萎縮するということもあるわけです。
要は、確率の問題となります。
また、スイスからの報告にもアルコールの脳への影響が伝えられています。
アルコールを体重1kgあたり0.55g(体重70kgの人が一合半ぐらい)摂取後、
6時間経って血中アルコール濃度がゼロになった状態から寝ても、
睡眠への悪影響があったとのこと。
ここでのアルコール摂取の一単位はアルコール20gで、
まさに健康に良いとされる飲酒量である、
お酒なら1合、ビール500ml、焼酎0.5合です。
体重1kgあたり0.55gは体重70kgでは約39gなので、
約2単位のアルコールを摂取したことになります。
健康に良いといわれる約倍の量のアルコールであることと、
報告はスイスなので、日本人とは異なることから、なんとも判断できないところです。
10時に寝るなら4時ごろには夕食を終えていなければならないのですが、
まだ仕事をやっている人には休みの日ぐらいしか無理ですね。
そして、アルコールで長生きするという死亡率調査の落とし穴は、
体の弱い人はアルコールも余り飲めないという点にあります。
同じ体を持った人に対して、アルコールの量を変えているわけではなく、
単にアルコール摂取量と死亡率をグラフにしただけではミスジャッジとなったわけです。
とはいえ、いろいろな調査があり、アルコールの良い面や悪い面が複雑に入り組んで、
トータルとしては心とカラダにとってどんな飲酒量が良いのかは難しい判断となります。
いずれにしても、できるだけ早めの夕食で、週に2日ぐらいは
ワイングラス片手に肉を食べるなら問題もないという感じでしょうか。
筋肉の構成
ところで、ヒトのからだには600もの筋肉があります。
その70%の数が下半身にあります。
骨まで含めた重さで言うなら、両脚合計 34%、胴体が46%ですから
お尻や腰まで入れたら腰は胴体の3分の1として約15%、
下半身合計では50%近くの重さが下半身にあります。
これらの数字は、下半身は一見不器用なように見えますが、
実は器用でパワーもあることの証の一つではないでしょうか。
老化は脚から
老化は脚からという言葉もありますが、
まさに下半身の筋力低下が即老化につながります。
きんさん・ぎんさんの残された言葉のなかにも
「人間は脚から死ぬ」という表現があります。
そして、きんさん・ぎんさんは毎日30分ウオーキングしていたようです。
特にお尻の大きな筋肉である大殿筋と腿の周りの筋肉は
40歳を越えたあたりから急激に落ちてきて、お尻と腿にシワが出てきたりします。
お尻と腿にできるシワは、まさに下半身の筋力低下のバロメーターです。
そして、下半身の強さを簡単に測ることができることと言えば、歩行速度です。
ピッツバーグ医大のステファニー・ストウデンスキー医師の調査では、
500人を対象に歩行速度と生存率を見たものがあります。
歩行速度をチェックしてからの9年後の死亡率を見るというものです。
歩行速度が遅い人では死亡率が77%、中程度では50%、
早かった人は27%というものです。
下半身の筋力低下が物語るもの
どういった因果関係が下半身の筋力低下と死亡率の間にあるのかは
諸説ありますが、少なくとも、筋力低下で関節の正常な動きを保てなくなります。
そうすると、膝痛、腰痛など、いろいろな関節が
本来のポジジョンを保てず、関節を安定化させる筋肉への負担が
大きくなることで、それらの筋肉や腱に炎症などが発生します。
さらには、関節の滑りを良くするための軟骨にも片減りなどが発生して、
さらに関節を不安定なものにしてしまいます。
私は、右肘半月板損傷で半月板が真っ二つに割れています。
しかし、筋力を付けることで、
かれこれ20年近く手術しないまま過ごしています。
さらに、左股関節変形症で左股関節の軟骨が減り、
これも人工股関節置換手術が必要と言われながらも、
10年弱、筋力トレーニングなどでもちこたえています。
半月板も股関節も実はもともとはスキーでの怪我が発端で、
発症してしまいました。
ゴルフではこれらの故障箇所にできるだけ負担がかからないスイングを考える、
転んでもただでは起きないということで、ある意味私を支えています。
いずれにしても、手術するぞと言われながらも、
セカンドオピニオンで筋力を付けることで手術を回避できていることは
筋力の大切さを感じさせます。
ゴルフでも
当然、ゴルフでも下半身のパワーを抜きには、
飛ばしはもちろんショットの正確性においても語ることはできません。
下半身の動きで上半身をしならせて、
上半身に溜めたエネルギーをボールヒットで一気に吐き出すようにして、
強くボールを叩きます。
ということは、下半身の力が落ちればそれだけ上半身はしならせにくくなり、
しならないとなるとしなり戻りのパワーは使えませんから、
自ら力を出しに行ってしまいます。
ようするに、だんだん手打ちになってくることになります。
手で振るとがんばった気はしますが、それは結果には結びつきません。
階段でも脚で登ると平気なのに、もし腕の力で登ろうとしたら
ものすごくがんばらなければならないし、登れないかもしれません。
それだけ脚は腕に比べて大きな力を簡単に出すことができます。
そして、上半身も下半身も同じ割合で筋肉が衰えたとしても、
下半身のほうが上半身よりも大きな力を出せる分、
衰える筋力も大きくなります。
減ってからでは遅い
私はまだまだ若いし、そんな筋力の低下は感じていないというあなた、
そんなあなたこそ危ないです。
おれおれ詐欺も、ひっかかりやすい人ほど、
普段はあんな詐欺に引っかかるわけがないと思っているようですし。
体というのは変化がある前に行うのと、
衰えてしまってから対応するのでは効果に雲泥の差が出ます。
まだ大丈夫だというときに、将来に向けて準備することが
衰えを防止するために大切です。
高齢者の栄養失調とか炭水化物に傾きすぎる食事傾向が問題となっている昨今、
お肉を食べることの勘違いを払しょくして、気楽にお肉を食べましょう。
今回はあなたに絶対にお肉を上手に食べていただきたくて、
それが実行できるための「まめ知識」をまとめさせていただきました。
お肉を適量のアルコールで美味しくたのしく食事をして、
明日への飛びにつなげましょう。
私の「ワンデーレッスン」では、こうした
食事の工夫などについてもアドバイスをさせていただいています。
ご希望の方は以下からお早めにお申込み下さい。
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