From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、
おはようございます、小原大二郎です。
今日は、ゴルファーのミスショットの中で
誰もが経験したことのある
“ダフリの原因”
についてお話したいと思います。
■なぜ、なぜダフリが起こるのか?
当たり前ですが、ダフリとはボールの手前の芝を打ってしまうことを言います。
ダフリ方の度合いが大きければ厚く芝を取ってしまいボールも飛びません。
では、ダフリの原因とは一体何なのでしょうか?
これには様々な原因がダフリを引き起こしますが、直接の原因としては、
「スイング軌道の最下点がボールの手前になり、結果として芝を打つことになる」
これがダフリの原因です。
「なんだ、そんなの当たり前じゃないか」
と思われた方もいらっしゃるかもしれませんね。
じゃあ、その芝を打ってしまう原因とは何かというと、
以下のようなことが考えられます。
ざっと考えて、10個ほど原因があると思います。
・前傾角度が崩れる
・体重移動がうまくできない
・アウトサイドインの軌道となる
・インパクトでハンドファーストとならない
・右手に力が入る
・ギッコンバッタンのスイングになる
・体が上下動する
・左肩がインパクトで上がる
・上体がつっこむ
・インパクトで左サイドが伸びあがる
以上の点に心当たりはないでしょうか?
■前傾角度が崩れる
基本的にゴルフスイングでは、前傾姿勢をとってスイングします。
そして、スイングする時に大事なポイントとして、
スイング軸をブレないようにする必要があります。
これはどのスポーツにおいても共通するものですが、
理想の動きを追求していくと、軸をしっかりと保てるかどうかが重要です。
そうすることで、持てる力を最大に引き出す結果につながります。
前傾角度を保つことが一つの軸を作ることになりますので、
当然ダフリなどのミスをなくすことにつながりますし、
トータルのショットも安定してきます。
■体重移動がうまくできない
ゴルフスイングでは、体重移動を行ってクラブに遠心力を加えて
ボールに最大の力を伝えてボールを飛ばしますよね?
うまく体重移動を行わないと、ボールを飛ばせないことになりますし、
スイング軸を崩してしまうことにもつながります。
ではなぜ、スイング軸を崩してしまうのでしょうか?
スイング時に体重移動を行った時、右打ちならバックスイングで
右足に体重を乗せて、インパクト時には左足に体重が移動しています。
つまり、体重移動を行うことで
スイング軸が右へ左へと移動していることになります。
スイングでは、軸を保ちつつ体重移動をきちんと行うことが
大事になってきます。
うまく体重移動が出来た時には、
フィニッシュでもバランスよく立つことができるはずです。
フィニッシュでバランスよく立てていないのであれば、
うまく体重移動ができていないと考えていいでしょう。
そして、うまく体重移動ができていないとスイングの軸が崩れていることになりますので、
結果としてダフリの原因になります。
前傾角度と体重移動、
この2つはとても大事なポイントですので常に心掛けておいてください。
引き続き、ダフリの要因については、またの機会にお話したいと思います。
小原大二郎