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打ちっぱなし10割、コース6割

2013.11.19
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます、小原大二郎です。

あなたは今の自分のスイングやスコアに満足していますか?

私のお話を聞いてくださる生徒さんの多くは
みなさん勿論頑張ってくださっていると思うのですが

勿論、まだまだ満足していませんよね?

ただ、自分の結果に満足できないあまり
ゴルフをやめようかな、と落ち込んでしまうこともたまにはあるかもしれません。

ゴルフじゃなければ、もっとうまくいくのに・・・

仕事だったら、もっと成績が出せるのに・・・

何で、こんなに頑張っているのに、ボールはいうことを聞かないのだろう・・・
何で、ただボールを真っ直ぐ飛ばすだけなのに、うまくいないのだろう・・・
何で、こんなに思い通りにならないのだろう・・・

などなど、ゴルフに対する不満は
数えればきりがありません。

ただ、それもゴルフの深さだなぁ
ということで整理できていればいいのですが

それでもイライラしちゃう。
そんな自分との付き合い方の参考にして下さい。

コースと練習場の違い

上手くいかなかったなと感じる原因の1つに練習場とコースの違いがあります。

普段なんとなしに練習している
練習場やご自宅の庭での感覚で
そのままコースに出てしまっているんです。

そして、普段の感覚で打てると
思って期待してしまう。

自分が頭の中ではそのショットを期待しています。

練習場で調子がいい時に出せるショットの正確性が100%だとしたら、

コースで出せるショットの正確性は
60%くらいだと考えて下さい。

練習場と全く同じショットを
なんで打てないんだ!

と思ってしまうかもしれません。

ラウンドに出ると自分が下手くそになってしまったかのように
感じられますよね・・・。

期待をすればするほどストレスに?

自分が下手くそに感じていて
必要以上に自分を責めてしまってはいませんか?

ラウンド中は良いスコアで回ることで頭が一杯。
練習場で頑張って練習しているから、絶対にいい成績を出せるはず、と。

落ち込んでしまうこともありますよね。

練習場での自分の球筋を
コースでそのまま再現できるとは限らないことを
まず理解して下さい。

コースではそれぞれ状況が違うので
同じ場所、同じ傾斜で打てるとは限らないんですね。

様々な傾斜や、フォロー・アゲインスト
バンカー、ラフ、などなど・・・

だから、練習での100%の力を元々発揮できる
という考え方はしないほうが良いかもしれません。

むしろ、あなたが期待する60%の力を発揮できれば良いんです。

そうすることであなたの
コース上での心の余裕も出来るとおもいます。

またメールします。

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「心」心を作ることの最短距離は?

2013.11.17
omori

From:大森睦弘
六甲国際ゴルフ倶楽部より、、、

こんにちは、ETGA(江連忠ゴルフアカデミー)の大森睦弘です。

今日はあなたに「心を作る」ということについてお話をしてみたいと思います。

いきなり「心を作る」なんて言うと、、、
ちょっと抽象的で難しい話のように感じられるかもしれません。

ですが、今回は心の話だけにとどまることなく、
身体作りの話も含まれていますので、参考になると考えています。

ある日アカデミーでわたしが黙々とトレーニングしていると、
アカデミー研修生のリエンさんが私に質問してきました。

 「なんで大森さんはそんなにしっかりトレーニングしているんですか?」

私がリエンさんに答えた中で、是非みなさんにお伝えしたいことがあります。

実は「心」を作っている

こういうことを言うと不思議がられるかもしれませんが、
私がトレーニングをしている昔からの最大の理由。それは、

実は、「心」を作っているんです。どういうことかというと、、、

 ・やろうと決めたことを、たんたんと実行する

 ・試合などの厳しい場面に直面した時に「やるべきことはやってきた」
  「あとは自分に自身をもって事に臨むだけ」と、
  確信できるだけのことをやっておきたい

この2点です。

これは、私のスキー選手だったころからそうだったのですが、
今でもその習慣が抜けていないんですね。

また、いつも同じコンディションを維持することで、
体の変化が「心」に悪い影響を与えにくくするという事もあります。

そして目標とする体を一旦作ることができたら、それを維持します。

自分に合ったトレーニングメニューを一旦作ることができたら、
あとはそのトレーニングを維持していくようにします。

そうすることで、体のコンディションをいつも同じに保ち、
それによって「心」の状態も維持されやすくなります。

また、時々ご自分の体と会話するように、体を動かしましょう。
そうすれば、心と体が一体となってバランスよく仕事をしてくれます。

また、関節を安定させる働きのスタビリティーマッスル
(インナーマッスルとも言われますが)は、無意識で活動しています。

このスタビリティーマッスルをしっかり正しく機能させてあげることで、
何も考えなくても自然に体がうまく動いてくれるようになります。

そのためには、普段から正しい体の使い方を習得するようにしておきたいものです。

たとえば、以前このコラムでご紹介させていただいた、
「JSNXベーシック体操」を毎日やってみるとかでもいいですね。

YouTubeの動画 —「JSNX お布団の中でもできるベーシック体操 」

これも以前ご紹介したものですが、「ウオーミングアップ」などを
ゴルフの練習やラウンドの前には必ず行うこともお勧めです。

YouTubeの動画 —「ウオーミングアップ風景」

こんな簡単なことでもいいですので、まずは始めてみることですね。

どんな簡単なトレーニングでもいいのですが、一定のトレーニングメニューを決めて、
それを坦々と実行するようにしてみてください。

体はもちろんですが、「心」も安定してくることを実感できます。

そして、基本トレーニングをやりながら、いろいろなトレーニングも組み合わせて、
気分転換といいますか、体への刺激の変化を積極的に取り入れます。

それによって、全身にくまなくやる気を与えます。
これで、体も心もリフレッシュできますね。

トレーニングの開発

私がトレーニングをしているのは、他の理由もあります。

その一つは、いろいろなトレーニング理論や、やり方があるので
それを自分の体で試して、その有効性を確認しようとしている事です。

それぞれのトレーニングは、人によってその効果は異なります。
自分に効いたから、他の方も同じように実感できるわけではないのですが、

 「同じ効果を得るなら、やり方を工夫しよう」

 「うまく組み合わせて実施時間を短縮できないだろうか?」

そんなことを考える事が好きです。

 「何をやったらショートゲームが安定するのか?」

 「何をやったら飛距離が変わるのか?」

などなど、やったことと結果の連動性を、
まずは自分の体で試しています。

ETGA(江連忠ゴルフアカデミー)でやってもらっているトレーニングは、
私が長年いろいろやってきたトレーニングの中で、
有効性が実感できたものを残してきたのです。

先ほどお話ししたように、トレーニング効果には個人差がありますし、
欠点も各個人によって異なります。

ですから、その欠点を補ってくれるトレーニングには違いがあって当然ですね。

アカデミーでは、各個人差をはっきりさせるためのテストとして、
柔軟性、可動域、バランス、調整力、脳の特性などを検査するいろいろな種目を行ってもらい、
欠点をあぶりだすような事もやっています。

やっているトレーニングに確信が持てなければ、全身全霊を持って
トレーニングに集中することも、真剣に続けることもできませんね。

ゴルフでのショットでも、今から使おうとするクラブに確信が持てなければ、
いい加減なショットになってしまいます。

いったんクラブを選択したら、迷わず思い描いたスイングをしたいものです。

ショットそのものがミスとなったとしても、その確信を持って事に臨んだ事は、
次のプレーへもつながっていくんですね。

個人的問題・左股関節の維持

ここまでが、私が心を作る上で大切にしている
トレーニング上の工夫になります。

そして、せっかくの機会ですので、私がこうしたトレーニングをしている
もう一つの理由を最後に付け加えさせてください。それは、、、

単純に、自分の体の故障のためでもあるのです。

実は、私は「左股関節変形症」で2つの病院で「要手術」と診断されました。

しかし、お世話になっている私の主治医は、筋肉の拘縮(こうしゅく)と
癒着をなくして筋肉の代償動作をなくしていけば、まだまだ使えると言っていただけたのです。

私の左中殿筋(ちゅうでんきん)は、スキーでアイスバーンで強打した時に潰れて、
癒着したまま大殿筋(だいでんきん)がその代償動作を行っていました。

そのため、股関節の軟骨に負担がかかり、すり減ってしまっていたのです。
といいますか、今でも軟骨の状態はそんなに変わらないのですが。

現在ではトレーニング方法をいろいろ工夫して、それによって代償動作がなくなり、
普通にゴルフはできる状態を維持しています。

何よりも、股関節の問題が発覚する以前よりも、ショットしては効率良くなり、
体に無理のないショットができるようになったと実感しています。

そして、いろいろな方を見ていると、スイングを正しくするためには、
スイングに影響する体の部分のコンディションを良くしてあげることが、
上達の早道だということも多いと実感しています。

なぜ、このあまり関係のない話をあなたにしたのかというと、、、
実はこの話は、ゴルフの上達に欠かせない心の持ち方、

 「最後まであきらめない」

ということにつながってくるからです。

手術と言われても、今やろうとすることを完遂するためには、
納得がいくまで今自分ができることをやり尽くして、
それでだめなら手術という手段も選択する。

最良の選択肢というものは、なかなか見つけることも難しいですが、
実際にそれを選択できるまでには、いろいろな困難もあるものです。

そんな困難を乗り越えるために大切なことばが

 「最後まであきらめない」

ということであり、この一言の中に、
そのエッセンスがぎっしり詰まっているんですね。

。。。今日はいろいろ話が前後してしまったかもしれませんが、
少しでも参考になればうれしいです。

では、また。

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ゴルフを始めて1年以内に90切りする方法(出直しも可)

2013.11.16
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます、小原大二郎です。

今日は嬉しいニュースです。何かと言いますと、、、

たった一度しか教えていない生徒さんが、
わずか半年で、スコア90を切ってしまったのです。

しかもこの方、驚いたことに、
ゴルフを始めたのが今年からだったとのこと!(驚)

今日は、その上達の秘密についてお話ししたいと思います。

ちなみにこの話は、ゴルフを始めて間もない人はもちろん、
最近スコアが伸び悩んでいる人にも有益な話です。

「ドライバーでやってもいいんですか?」

この方はKさんという方で、今年の春に企画したレッスン会で、
私のところにやってきました。

私にしては珍しく(笑)、飛距離アップをテーマにしたレッスンで、
10人ぐらいの参加者がいらっしゃいました。

そんなレッスンの合間に、Kさんはこんな質問をして来たんですね。

Kさん「小原先生、お聞きしたいことがあるんですが」

小原 「はい、何でしょう?」

Kさん「小原先生がおっしゃるビジネスゾーンの練習ですが、
    主にショートアイアンを使ってやっていらっしゃいますよね?」

小原 「ええ、そうですね」

Kさん「これはショートアイアンだけではなくて、
    ドライバーでもやっていいんですか?」

小原 「ええ、もちろん。

    ショートアイアン、ロングアイアンだけではなくて
    ドライバーでもビジネスゾーンのチェックをすることで、
    大崩れすることがなくなると思いますよ」

Kさん「はい、やってみます。ありがとうございます」

その時には、こんなやりとりをしたのですが、Kさんはその後、
ドライバーでも腰から腰のビジネスゾーンの練習を続けたそうなんですね。

腰から腰だけではなく、肩から肩の練習もあわせて行っていたようです。

今度は70台を目指して頑張ります!

Kさんはそのようにアドバイスした時には、
まだスコア100も切れていなかったのですが。。。

その後順調に90台が出て、
さらに今回、80台(スコア89)を出してしまったのです。

まさに私がお伝えしたように、ドライバーでもビジネスゾーンのチェックを行なうことで、
大きくスコアを崩すことがなくなり、ベストスコアを更新してしまったんですね。

また、これはビジネスゾーンの練習なのだと思いますが、
以前は出ていたどスライスがほとんど出なくなった、ともおっしゃっていました。

そのおかげで、バーディこそなかったものの、ベストスコアを更新したのだそうです。

Kさんはその時のスコアカードを写真に取って送って下さいました。

Kさんからいただいたメールには、

「80台がコンスタントに出るようになったり
 70台が出るようになったら、
 コンペではなく大会とかにも出場しようと思います。
 目標はアマチュアの日本一です(笑)」

そんなふうに書いてありました。

私が出している教材での成果であれ、直接のレッスンの成果であれ、
こうした成果の報告をいただだけるのは、とってもうれしいものですね。

なぜKさんは結果が出せたのか?

たとえばこれには、これにはいろいろな要因があると思いますが、
最初にあげられるのは、目標をきちんと明確にしていたことが大きいでしょう。

目標を大きく「アマチュア日本一」ということを言えるというのは、
なかなかできることではありませんからね。

しかし、それよりも上達の要因として大きかったのは、

 「毎日欠かさず、同じ練習をブレずに続けてきたこと」

これに尽きるのではないかと思います。

話を聞いてみると、Kさんはとにかく
ビジネスゾーンの練習を徹底的にやってきたのだそうです。

お仕事も忙しく、練習場での練習もできない中で、
自宅の畳一畳での練習をコツコツと続けることで、ここまでの成果を達成しました。

私のレッスンを受けたのも今年の春の一回だけ。

しかし、そのレッスン会を最大限に利用して、ビジネスゾーンの練習を続けることで
ドライバーも曲がらなくなり、アプローチもよくなったそうです。

そしてそのきっかけが、何気なく私にしてくださった質問だったのです。

私のレッスンを受けた人、あるいは教材をご覧になった人であれば
ご存知でしょうが、ビジネスゾーンの練習はどちらかというと単調なものです。

また、たとえば練習場で腰から腰のビジネスゾーンの練習を
一人で黙々とドライバーでやっているのは、ちょっと恥ずかしく感じるかもしれません。

しかし、それを黙々とやることができたからこそ、
Kさんは結果が出せたのだろうと思います。

また、Kさんはメールの最後に、

 「そしていつも、メールマガジンありがとうございます。朝の日課です!」

とも書いていただきました。

このメルマガも、スコアアップのきっかけになっているのなら、
これほど嬉しい事はありませんね。^^

またメールします。

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スコアアップの3つ要素

2013.11.15
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます、小原大二郎です。

ゴルフは自分との戦い
と言われます。

はたまたゴルフはうまくいかないスポーツ、
とも言われます。

そんなゴルフで一打でも早く他の人より
ホールアウトするために確認してもらいたい点をまとめました。

ぜひ、参考にしてくださいね。

スコアの作られ方

あなたが、◯月×日にラウンドして
良いスコアが出た!

もちろん、とても嬉しいことでしょう。

多くの人は、そのスコアという結果に意識が行きがちですが、
スコアを作る要素は

どんなスイングをして
どうやって球をインパクトしたのか、
ということです。

自分のアベレージよりも、10打も多く叩いてしまったとか
ゴルフを始めてから2年たつのに、120切れないとか

いう時には、スイングとインパクト
がしっかりとしていない証拠なのです。

スイングとインパクトを正しい形へもっていくためには
あなたのスイングフォームを改善していかなくてはなりませんよ。

スイング改善と聞くと、なんだか難しいように
感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、

多くは、ドリルを実践していただくことで
普段のスイングを変える方法で
私はお教えしています。

どんなスイングをすればいいかわからない?
としたら、ぜひとも私を参考にしてください。

今までの動画やDVDの中でその方法はご紹介してきているはずです。

スコアアップの3つの要素

スコアアップのための3つ要素は

・ドライバーで遠くへ飛ばす
・アプローチでなるべく近くへ寄せる
・パターでボールをカップに寄せる

この3つに分けられます。
この3つの精度が上がれば上がるほど
あなたのゴルフは上達していきます。

そして、これらをもっとシンプルにすると

・球をしっかりと打てるようになる

とってもシンプルに感じましたよね?

ですが、これが重要なのです。

みなさん思っている以上にボールを
しっかりとインパクトできていない場合が多いのです。

これだけであなたのスコアは上がります。

ゴルフの上達とは、この上手なインパクトを作るために日々練習するということです。

それが日々のラウンドのスコアの安定と成長につながっていくんですね。

1,2回のラウンドで
今までにない良いスコアが出たら
とても素敵なことですが、

もっと達成して欲しいのは
そのスコアを着実に継続して出していただくことです。

ゴルフとスコアは積み上げていくもの、

良いスコアを出すためにも
良いプレーを積み重ねていくもの。

その時その時の良いプレーというのは
コースの状況、自分の調子で絶えず変化するので
柔軟に対応しなければなりません。

あなたがしっかりとしたインパクトをできていれば
そんな状況に対応しやすいんです。

もしあなたが上達するのに悩んでいるとしたら
スイングとインパクトが大事と覚えておいて下さい。

またメールします。

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こんな経験↓ありますか?(シャフトの硬さの話)

2013.11.14
hattori

From:服部 コースケ

こんにちは!
服部 コースケです。

↓ある生徒さんの話です。

「このシャフト、なんだか合わない感じがする・・・」

ともやもやした事を気にしながら、練習場を後にする。

そして、次の日

「今日の打球はどうだろうか。
 やっぱりシャフトが合っていないんだろうか?」

と今日もクラブとシャフトのことが練習中に気になる・・・

そんな相談を受けました。
そして、生徒さんのシャフトの硬さを確認してみました。

その方、Sを使われていたのですが、
私が見る限りRが合っているようだったんですよね。

そして、Rで試打してみたところ、
飛距離も10ヤードほど変わったみたいで。

ちょうどいいシャフトを選べてよかったということでした。

もし、この生徒さんのように自分のクラブやシャフトに悩んでいて
自分のミスショットが全てクラブのせいに思えてくるようなら

その悩みの解決に今回のメールが役に立つかもしれません。

服部公翼プロフィール

1983年3月25日、茨城県潮来で生まれる。
代官山の会員制ゴルフレッスンアカデミー、
「K’s Island Golf Academy」の代表。
300yを超えるショットと、飛ばしのレッスンで話題を呼ぶ。
高校卒業と同時に、ゴルフの専門学校国際ゴルフビジネス学院に入学、ゴルフの基礎を徹底的に学ぶ。
その後、さらなる成長のために豪州留学。現地で競技経験を積むと同時に、ツアーにも足を運んでオーストラリアゴルフメソッドを学ぶ。帰国後、独自の飛距離アップ法を作り上げ、ティーチングを始める。その独自の飛距離アップ法が話題を呼び、ティーチングの道に専念。
自身のスイング研究から培った、美しく飛距離のでるスイングが持ち味。スイングからトレーニングまで、飛距離アップのトータルケアは万全。さらに、飛距離をテーマにしたDVD「ロングドライブプログラム」を2011年に発売。その他ゴルフ雑誌に関わらず、多方面のメディアにも出演経験をもつ。
レッスンでいつも生徒に伝えている想いは、、、「あと、30ヤード飛ばすと、ゴルフが100倍楽しくなる」

服部公翼のスイング動画

シャフトが合わない感じがする

シャフトというのは、硬さ・重さがそれぞれ違います。

あまりクラブフィッティングの経験などが無い方は
普通の重さ、普通の硬さということで選ばれているかもしれません。

ですが、ある程度ゴルフが上達するに合わせて
あなたのスイングの形というのが出来上がってきて、

そのスイングの形に合っているクラブが
ぼんやりながら出来上がってくるものです。

クラブフィッティングというのは
そのスイングの変化によって

オススメされるクラブも変わってくるところが
難しいかもしれませんが、

今の自分のスイングにあった
フィッティングをある程度知っておくということは

あなたのクラブ選びのレベルを上げることにつながりますので
知っておいていただきたいと思います。

クラブシャフトの硬さを選ぶ方法

シャフトの硬さにはみなさんご存知かと思いますが、
以下のような種類があります。

柔 ⇒⇒⇒⇒⇒シャフト⇒⇒⇒⇒⇒ 硬
J、L、A、 R、(SR)、S、X、(XX)

シャフトの硬さを選ぶとき、硬さはヘッドスピードに比例していて
ヘッドスピードが早い方はX、普通ならRといったように、

ヘッドスピードだけで選んでいる方も多いと思います。

つまり、先ほどの図で表すと・・・

遅 ⇒⇒⇒⇒⇒ HS ⇒⇒⇒⇒⇒ 速
柔 ⇒⇒⇒⇒⇒シャフト⇒⇒⇒⇒⇒ 硬
J、L、A、 R、(SR)、S、X、(XX)

という選び方をしている、ということですね。

実際、それは間違いではありません。

ですが、もう一つ重要なポイントがあるので
それを抑えておいてください。

それが、先ほどの方がシャフトが合っていないように感じる原因でした。

シャフトのしなり

クラブをスイングすると、シャフトというのは「しなり」ます。
この「しなり」によって、ダウンスイングの最下点で
一番早いヘッドスピードが出るのですが

この「しなり」が多すぎたり、少なすぎたりすると
そのシャフトが合っていないということになります。

ヘッドスピードが早い方はそれだけしなりが大きくなるので
しなりが少なくなるよう、硬いシャフト。

ヘッドスピードが遅い方はそれだけしなりが少ないので
しなりが多くなるよう、柔らかいシャフト。

という風に、ヘッドスピードがシャフトを選ぶ基準になるのですが、
もう1つ考慮して欲しいのが、スイングリズムです。

スイングリズム

スイングリズムもヘッドスピードと同様に人によって違いますよね。

スイングリズムが早い人というのは
切り返しでシャフトが強くしなります。

逆にスイングリズムが遅い人というのは
切り返しでシャフトは弱くしなるのです。

ですから、スイングリズムによっても
シャフトのしなりは違うので
スイングリズムが遅い、または早い方は

シャフト選びの時に考慮しなければなりません。

ヘッドスピードがやや速くてSを使っている方のスイングテンポが早い
としたら、切り返しでシャフトが強くしなるので
もう一つ上のXを検討してみる価値はあります。

逆に切り返しが遅くシャフトがあまりしならない方は
もう一つ下のRも検討してみてください。

ヘッドスピードだけのシャフト選びはやめてくださいね。

<<まとめ>>
遅 ⇒⇒⇒⇒⇒ HS ⇒⇒⇒⇒⇒ 速
柔 ⇒⇒⇒⇒⇒シャフト⇒⇒⇒⇒⇒ 硬
J、L、A、 R、(SR)、S、X、(XX)

※ スイングテンポが遅い方はもう1つ柔らかいものも検討する
※ スイングテンポが早い方はもう1つ硬いものも検討する

参考にしてくださいね。

服部コースケ

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