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iPhone

2012.12.07
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、
 
おはようございます、小原大二郎です。
今日は私の持っている「iPhone」(アイフォン)について。
あなたも電車の中や街中で、若者たちが画面をじーっと
画面を見ているのを目にしたことがあると思います。
このメールを読んでいる方の中にも使っていらっしゃるかもいると思いますが、
私にとってはけっこう手放せないツールになっています。

■もはや電話じゃない
iPhoneを使っていると、自分がもはや電話として使う時間のほうが
はるかに短いことに気づきます。
・パソコンとして(ネットを見るのもラクです)

・手帳&メモ帳として(文章を書く下書きを打ちこんでいます)

・テープレコーダーとして(レッスンの吹き込みもします)

・カメラとして(ブログやFacebookのアップに使っています)

・ビデオカメラとして(生徒さんのスイングなんかも撮ります)
人間というのは一度便利を味わってしまうと、
そこからなかなか抜けださせないものですが。。。
iPhoneがなくなってしまうと、かなり困るだろうなー、と思います。
最近では、生徒さんのスイングを撮って見せるのには画面が小さいので、
仕事のために「iPad」(アイパッド。本が読める大きめのやつですね)
を持ったら便利かなあ。。。なんて思っています。
■このメールの「設計図」もiPhone。。。
私がこのメールを書くときにも、
アイディアや下書きをこのiPhoneに打ち込んで、
あとで清書したりしています。
どちらかというと今日のメールの内容なんかは、
あまり考えずに書いていますが(笑)、
だいたいの場合は、ちゃんと書くための設計図、、、
いや、設計図というほど大げさなものではないですけれども、
「こんなことを落とし所にして書こうかな」

「こんなことが読んでいる人に伝わればいいな」
ぐらいのことは考えて書いています。
そのへんのことを考えずに書くと、
いつもより出来が悪くなってしまうのですね。
ゴールから逆算をして書くようにしないと、
うまくいかないんですね。
■ゴールからの逆算
この「ゴールからの逆算」というのは、
もしかしたらあなたがお仕事をされる時にも、
あるいはゴルフにおいても同じことだと思います。
たとえば、あなたが仕事で期限付きのプロジェクトをやるとしたら、
期限から逆算して何をしなければいけないかを考えるでしょう。
これはゴルフも同じです。
「●ヶ月で100を切りたい、90を切りたい」
そういう目標、ゴールがあってはじめて、
「じゃあ、そこにたどり着くまでにどうすればいいんだろう?」

「この時間内に何が必要なのだろう?」

「逆に必要ないこと、やらなくてもいいことはないだろうか?」
このような考えができるのであって、
逆にないのであれば、目標を達成するのはむずかしいかもしれません。
これは別に大きな目標ではなくてもよくて、たとえば
「一日5分ちゃんと練習したら、ビールを飲んでもいい」とか、
日常のほんのちょっとした小さな目標でもいいと思います。
ゴルフ上達のための設計図というと言い過ぎですが、
ゴールをきちんと見据えて行動することは、とても大切だと思います。
よし、何でもないiPhoneの話から、ゴルフの話に何とか着地できました(笑)。
またメールします。
小原大二郎

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トップスイングにおけるトップの高さ

2012.12.07
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、
 
おはようございます、小原大二郎です。
 
前回から、トップスイングについてのお話をしていますが、
今回もその話の続きで、
“トップスイングにおけるトップの高さ”
について、お話ししていきます。

 
■ノーマルな高さを作り出すことが重要
トップスイングにおけるトップの高さは、トップの後のダウンスイング、
この後のスイング軌道に正しく入れるかを決定付けるものです。
したがって、ノーマルな高さを作り出すことが重要になります。
トップの高さのノーマルな位置は、肩から肩のシャフトの位置と
ほぼ同じぐらいの高さで、右肩の上の少し後ろぐらいに来るのが基準です。

 
グリップの両手が上がりすぎるとアップライトになります。
アップライトになるとスイング軌道が急角度になりますので、
アウトサイドインのスイング軌道になります。
そのため、9ボールルールの左方向に飛び出して、
プルフック

プル(引っ掛け)

フェード
のいずれかの弾道になります。

 
一方、グリップの両手が自分の背中後方、
低いところに来ているのをフラットと言います。
フラットになるとインパクトでインサイドアウトの
スイング軌道を誘発することになります。
そうすると9ボールルールの右方向にボールが飛び出して、
ドロー

プッシュアウト

プッシュスライス
このいずれかの弾道になります。

 
■トップの高さのカギは左腕の動き(左腕の高さ)
ノーマルの位置は先ほども述べたように右肩の上、
若干後ろぐらいのところに来ているのが基準です。
それと同時に両肩のラインと腰のベルトのラインが
平行になっていることを確認しておきましょう。

 
シャフトの向きを決めている重要な要素が右ひじの位置であることは
先ほどお話ししましたが、ここでトップの高さを決定付けているのは
左腕の動き(左腕の高さ)になります。

 
どういうことかというと、トップの位置で左腕が高く上がると、
必然的にクラブはアップライトになります。
また、トップの位置で左腕が低くなっていると、
自然とクラブがフラットになります。
つまり、両ひじの位置がそろっていたとしても、左腕の位置によってトップの高さ
(アップライト、ノーマル、フラット)が決定されてしまうということです。
実際にクラブを持ってトップの位置を作っていただければわかると思いますが、
両ひじのラインが水平になっていても、左腕の高さによって
アップライト、フラットになることがわかると思います。

 
かなり細かい話になりましたが、
・トップのシャフトの向きを決めているのが右ひじの位置であること

・トップの高さを決めているのが左手の高さであるということ
この2点をひとまずここでは押さえておきましょう。

 
次回も、トップスイングの話を続けます。
またメールします。
小原大二郎

 

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シャフトの向きはオンプレーンでなくてもいい?

2012.12.07
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、
 
おはようございます、小原大二郎です。
 
前回から、トップスイングについてのお話をしていますが、
今回もその話の続きで、
“トップスイングのシャフトの向き”
について、お話ししていきます。

 
前回もお話したように、初心者はあくまで教科書的にはオンプレーンの
スクエアなライン、オールスクエアを目指してほしいところです。
しかし、必ずしもそれが選択肢の全てではないのです。

 
■究極的には正しいスイングはない
前回からお話しているトップスイングのシャフトの向きについては、
初心者であれば、教科書的なところを外さずにおいたほうがベターです。
しかし、中級者、上級者になるような人は、自分のスイングの特徴を理解して、
打ちやすい球筋を意識して打っていったほうがいいこともあります。

 
ある程度オンプレーンから外れていても、少しの範囲なら問題ないと考えています。
究極的にはどのスイングが正しいということはありません。
それぞれの特徴と傾向を押さえた上で、
「自分が今どうなっているのか」

「自分にとって理想的なスイングはどういうものなのか」
を知っておくことが大切です。

 
そのことで、自分がラウンドする時に、
「スライスボールを上手に使いこなしたほうがいいタイプのゴルファーなのか?」
それとも
「ドローボールを使いこなしたほうがいいのか」
を、自分で決めることができます。

 
■特徴を生かした球筋を作る
たとえばあなたが、トップで若干レイドオフになりやすい
スイングをしているなら、自分のスイングの特徴を逆手に取って、
フェードボールを持ち球にするというスイング戦略も考えられます。
この場合、無理にストレートボールを打とうとしないで、
フェードボールを狙うことで再現性の高いスイングを得ることもできます。
自分のレイドオフの特徴を生かして、
自分の球筋を作っていく、ということですね。

 
一方、少しシャフトクロス気味の人が
スライスを打つのは難しいかもしれません。
しかし、だからといってそれを無理矢理直す以外に
方法がないということではありません。
クロスならドローを自分の持ち球にすればいい、
そういう戦略も決して間違いはないということです。

 
もちろん、度を越えたシャフトクロス、レイドオフは問題外ですが、
自分の現状と可能性を見極めずに、
やみくもにスイングを直そうとしてもしかたがありません。
でも、「それでもやっぱりストレートボールが打ちたい…」
とおっしゃる方もいらっしゃると思います。
では、9ボールルールで言うところのストレートボールを
打ちたいのであれば、どうすればいいのでしょうか。

 
■それでもスクエアが打ちたいのなら・・・
ストレートボールを打つ際に必要なのは
「トップに来る前、肩から肩のところのグリップエンドの向き」

「肩の回転度合い」
とりわけこの2点がしっかりできていれば、
トップの位置でシャフトの向きもしっかりとできてきます。

 
また、オンプレーンに乗せるための条件として、
右ひじの位置と左ひじの位置が水平になっているかどうかにも注意しましょう。
右ひじと左ひじの高さがそろっていて地面と水平になっていることが重要です。
特に、右ひじの位置がシャフトの向きを決めていると言っても過言ではありません。
右ひじが上がるとクロスになりやすく、
右ひじが下がるとレイドオフになりやすくなります。

 
せっかく腕の位置が正しく合っていても、右ひじの位置が変わってしまうだけで、
クロスやレイドオフになってしまいます。
ですので、日頃から鏡などで後ろからのひじの位置を確認して、
右ひじと左ひじが水平になっているか、
右ひじが上がったり下がったりしていないかを確認しておきましょう。

 
次回も、トップスイングの話を続けます。
またメールします。
小原大二郎

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バランスよく行動しよう

2012.12.07
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、
 
おはようございます、小原大二郎です。
今日は「バランスが大事」という話です。
多くのゴルファーがスコアアップ出来ない根本の原因、
それはそもそもバランスを崩しているという点にあるのです。
そのバランスとは何か?
実はこのへんが、ゴルフの難しいところなんですよね。

 
■まず何もしないのが一番の問題
上達できないという人によく話をうかがってみると、
その多くが「ちゃんと練習をしていない」ということがあります。
ゴルフは技術のスポーツです。
何もやっていないのなら、上達しないのは当たり前ですよね。

 
ではなぜ、その人は何もやっていないのでしょうか?
これは私の個人的な感覚ですが、、、
何もしない人の特徴として、大きく3つの特徴があります。

 
1.とりあえず情報を取ることだけに一生懸命。。。。

2.情報を取るだけで安心してしまう。。。

3.情報を取りすぎて混乱して何もできない。。。

 
1の人も2の人も、本質は同じで、
いわゆる「情報コレクター」で、実践を全くしていません。
私のところに今来ていらっしゃる人の中でも、
それまでは情報を取ることに一生懸命だった人もいらっしゃいます。
毎回出る雑誌は必ずチェック、教材などもとりあえず購入、、、
そんな感じですね。

 
そして、そのような状態が続くと、3の状態に陥ってしまいます。
たとえば、別のところで全く逆のことを言われて、
どうすればいいのかわからない。。。
こんなドツボにハマる人が少なからずいらっしゃいます。
そして、迷って行動できない。。。
これほどもったいないことはありませんよね?

 
■知っておかなければならないことはある
正直言って、何も考えずにとにかくやってみるほうが
結果としてゴルフは上達が早いということもありえます。
練習をすることで、実践を経ることでうまくなりますし、
何しろ「やっている」のですから、それで結果が出るわけですね。

 
しかし、、、
だからといって何も考えずにゴルフをするのも問題です。
たとえば、どんなスイングになるとスライスが出るのか、
トップボールの原因、ダフリの原因は何なのか、、、
左足上がり、左足下がりだと、どんなボールになりやすいのか、
つま先上がり、つま先下がりでの注意点は何か、、、

 
こうしたことの一つひとつを知っておかなければ、
一度はたまたまうまく行ったとしても、
後で必ず足元をすくわれてしまいます。
しかも、そういう人に限って、毎回同じ所でミスをします。
知っていれば、ミスはしないはずなのに、、、です。

 
■結局はバランス
知識ばかりを吸収して身体が重くなって、
行動ができないのもダメ。
そして知識がないままに進んでいってもダメ。
ありきたりな結論になってしまいますが、
知識も適度に吸収して、行動も怠らない。
このバランスが大事ということです。

 
そうすることで、最終的にはゴルフのミスも減りますし、
結果としてスコアもよくなるということです。
これは食べ物の栄養のバランスにも似たところがあって、
一つの栄養素にばかり偏っていると、身体を壊します。
ゴルフはバランスのスポーツです。
偏りのないように心がけたいですね。

 
またメールします。
小原大二郎

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プロのマネ

2012.12.07
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、
 
おはようございます、小原大二郎です。
 
今日は「プロのマネをする」ということについてお話しします。
雑誌なんかを見ていると、プロのスイングの連続写真とか、
そんなものがよく載っていますけれど。。。
そんなことについてのお話です。

 
■プロのスイングがしたい!
私が教えているHさんという方がいらっしゃいます。
Hさんは50歳台後半の男性の方で、ベストが15年前に出した90。
それからお仕事がお忙しくなったこともありゴルフから遠ざかってしまい、
じりじりと平均スコアが落ちてきてしまい、、、
今では100を切ることも少なくなったのだとか。

 
仕事のほうが一段落されたということで、
ゴルフを本格的に再開して、かつてのベストを超えようと、
私のところにやってきました。
しかし、このHさんですが、
ちょっと一つだけ、問題をお持ちだったんですね。

 
何かというと、、、とにかくプロのやることを追いかけてしまうんです。

 
プロはどんな練習をしているのか?

プロはどんなクラブを使っているのか?

プロがしているスイングをマネしたい!

 
ベストを出す前の頃から、プロと同じようなスイングにあこがれて、
ゴルフ雑誌やプロのビデオなんかを見ていらしたそうです。
当時は全くレッスンなどは受けておらず、
自分なりに工夫してやってきたのだとか。

 
■いつの間にか100が切れなくなって。。。
お仕事はその後忙しくなったものの、ゴルフは続けていらして、
その頃にもプロのスイングやら何やらを追いかけるクセは
相変わらずだったようです。
そして、先ほどお話したようにジリジリとスコアを落として、
90台を出すことも少なくなったのだとか。。。

 
確かに、プロのスイングは誰もが憧れてしまいますよね。
スイングもキレイに見えますし、飛距離も方向性も安定しています。
実際、Hさんが初めて私のところに来た時のスイングも、
あるプロゴルファーのスイングに似た打ち方をしていました。
このスイングで、10年以上やってきたとおっしゃっていました。

 
そのスイングを見て、私は率直に申し上げました。
「Hさんの年齢や身体の柔軟性を考えると、
今のスイングだと、身体に無理が来てしまうかもしれません。
スコアを落としているのも、そのせいかもしれません。

まずはHさん自身が自分の身体の状態を知って、
その身体に合ったスイングを身に付けていったほうがいいです。
そのことで身体の負担も減らせます。

そして、クラブセッティングもプロ志向の感じなので、
ちょっと見なおしたほうがいいかもしれませんね」

 
■念願のベストスコア88!
このように率直にHさんにお伝えして、
気を悪くされるのが心配だったのですが、、、
初めはHさんも少し難色を示されていらっしゃいましたが、
最後には私の言っていることを理解してくださいました。

 
そこからは、私が指摘したように、
自分の身体の現状を知ることから始められました。
Hさんは自分の身体に合ったスイングを身につけようと努力され、
自分ができる範囲で維持のためのトレーニングもされました。

 
その結果、、、
なんと! 20年ぐらい更新できなかったベストスコア90を更新
88で回ることができたそうです。
Hさんも、
「還暦を迎える前にこのような結果が出せてうれしい」

「次は80切りを目指してがんばります」
とおっしゃってくださいました。

 
私の経験上、どんな人であれ、
今よりもゴルフを上達させることは可能だと思っています。
ただしその時に、今のやり方を変える必要もあって、
今までのやり方に固執しないことが大切になってきます。
Hさん、これからもがんばっていきましょうね!

 
またメールします。
小原大二郎

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