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ゴルファーよ、大志を抱け

2013.10.29
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます、小原大二郎です。

日本人の方は本当によく謙遜なさる方が多くて
先日のグループレッスンでも参加者の方が

「いやぁ、私には無理ですよ」

と、せっかくのアドバイスを
やらないと宣言なさったことがありました。

いかにも日本人らしい言葉です。

でもそれを聞いていた私は、、、

「もったいないなぁ・・・ もう少しなのに・・・」

と心のなかで思いました。

できないは、もったいない

ゴルフは難しい。

ゴルフを長くやられている方も、始めてすぐの方も
そう感じるとことがあると思いますが

少しでもそんな難しいゴルフが簡単に上達できたよ!
と喜んでいただければ、と日々試行錯誤しています。

みなさんに上手く伝えられればよいのですが、
先ほどの生徒さんに「私には無理ですよ」と言われてしまったシーンでも
生徒さんに良かれとしたアドバイスをしたときのことでした。

勿論、私の今までのレッスン経験の中で
間違いなく実践すれば結果がでるという練習をお教えして

「自分には、できないよ」

ということを伺ったときの残念さは
指導者として切ないものがあります。
(ただ、生徒さんにそうおっしゃった事情がいくつかあるのもわかっております)

上達への近道と回り道

難しいゴルフに、上達への近道のようなものを
用意するのが私の仕事なのですが、

その近道を用意しても、それを通っていただけないと
私はどうしようもありません。

ただ、振り返ってみると私自身

ゴルフで「◯◯出来ない」と投げ出してしまったこともありましたし
そういう言葉で自分の不出来さから逃げていたことがありました。

そのときの私は自分のスイングに自信も持てず
課題があるにもかかわらず、自分で練習に取り組みもしませんでした。

何をやっても満足できなくて、気分も落ち込んでいました。

ですが、その時の私を変えたのは
当時私が教わっていたゴルフの師の言葉でした。

「出来ないと言ったけれど、やりたいのか、
やりたくないのか、どっちなんだ?

やりたいならやればいいし、やりたくないなら
やらなければいい。」

という言葉。

そうです。そこには「私の意志」がかけていました。

ゴルフに関することを「できない」と逃げていて
自分がどうなりたいかを考えていなかったのです。

あなたに足りていないのは、
技術ではなく、意志だとしたら

それを省みることで一気に上達が用意に感じられますよ。

上達の近道には乗った方が絶対に得なのに・・・
あなたのゴルフへの志。再確認してくださいね。

またメールします。

小原大二郎

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「体」お腹を凹ませる

2013.10.27
omori

From:大森睦弘
六甲国際ゴルフ倶楽部より、、、

こんにちは、ETGA(江連忠ゴルフアカデミー)の大森睦弘です。

今回は、お腹を凹(へこ)ませることについて話してみたいと思います。

ところで、お腹を凹ませるって、一体何のためだと思われますか?

ちなみに多くのプロスポーツでは、運動中にお腹を凹めて
安定させることの有用性が認められているのをご存知ですか?

ご存じの方も多いかもしれませんが、実際に多くのトレーナーが、
この動作を練習メニューの中に取り入れるようになっています。

横文字ではドローインと言われたりしますね。
ブレーシングという言い方もあります。

ドローインはかなりしっかりお腹を凹め、胸で呼吸する事に対して、
ブレーシングでは、横隔膜呼吸といいますか、
お腹と胸を一緒に膨らませたり凹めたりして呼吸します。

ブレーシングの方が、動きの激しいスポーツ向き、
ドローインでは、比較的コンパクトな動きに有効かと感じています。

ゴルフでは、ドローインはショートゲームなどの正確性が必要な時効果があり、
ブレーシングはドライバーなどの飛ばす時に有効だと感じています。

ショートゲームはスコアに直結することから、良い成績をだすためにドローインは、
絶対取り入れるべき体の使い方となります。

さらに、お腹を凹めるだけですので、どなたでもやろうとすればできることです。

パターやアプローチショットの時、スイング開始前にお腹を凹めてみてください。
やらない場合よりも正確にヒットできるようになります。

パターでは方向性や転がりが良くなりますし、
ショットでは距離感や方向性が良くなります。

お腹を凹めるとなぜ効果があるのか?

では、どうしてお腹を凹めるといいのでしょうか?
それは、人の体の真ん中に走っている脊椎の構造を見ることで理解出来ます。

脊椎はお腹の後ろ側の腰椎と胸の後ろ側の胸椎では、構造が異なっています。

そして、その構造の違いから、お腹の後ろ側である腰のすぐ上の方は
あまりねじれない構造なのです。

ですから、この部分はできるだけ安定させて体を使った方が、
より正確で高いパフォーマンスを出すことができるようになっているのです。

そして、腰痛の改善のためには、腹筋を鍛えろと言われたりします。

しかし実は、海でかっこ良く見せるためのお腹の真ん中の6つに割れた腹筋
(いわゆる腹直筋)を鍛えるよりも、、、

お腹の周りの腹筋(腹横筋、腹斜筋、骨盤底筋)を鍛えるようが
腰椎を安定化できて、腰痛防止に効果的なのです。

なので、単に体を前に曲げるような運動で腹筋を鍛えるというよりも、
お腹を凹ませる動きをやった方が、腰痛には効果があるというわけです。

そういえば、100万部以上売れたとか言うお腹を凹ませる体操がありましたね(笑)。

正確なパッティングのために

腰椎よりも上の方にある脊椎では、すこしはねじれる構造となっています。

胸の後ろの背骨である胸椎は腰椎よりはねじりやすく、
ある程度動かすことでパフォーマンスを発揮出来ます。

さらには、肩関節が乗っかっている肩甲骨は、
体に対して浮いている形となっていて、かろうじて鎖骨で体とつながっています。
ということで、非常に動かし易い構造となっているのです。

ですから、胸から上の方は固定するのではなく、
ねじりやスライドさせて動かすといいのです。

パターでは、胸から下がびくともしないようにしてストロークすることで、
動く部分が少なく、よりシンプルにストロークできます。

単純な動きだとブレが少なくなるので、
パターヘッドの向きがブレなくなることで、方向性が良くなります。

つまり、パターヘッドの一定の所にボールが当たりやすくなるのです。
そうすると、転がりのいいところにボールを当てられるようになってきます。

ショットでは、下半身の動きが肩甲骨にダイレクトに伝わるようになり、
下半身のパワーが発揮しやすくなります。

お腹の凹ませ方

ちなみに、お腹の凹ませ方については、特に難しく考える必要はありません。
お腹を凹めて肋骨の下のラインが出っ張るようにします。

腹横筋、腹斜筋というお腹の周りの筋肉を収縮させるのですが、
お腹の周りにコルセットを巻いたように、
自分の力でコルセット装着時と同じようにすればいいのです。

パッティングやショットのセットアップルーティーンの最後当たりで、
お腹をギュギュギュと凹ませて、肋骨の下が浮き出る様にしてみましょう。

決して大げさな話ではなく、、、たったこれだけで、
ショートゲームに一筋の光がさしてくる感じがすることと思います。

以上、少しでも参考になってくれればうれしいです。

では、また。

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力みシリーズ -インパクト編-

2013.10.26
hattori

From:服部コースケ
代官山のスタジオより、、、

自分の得意なクラブに絞れば飛距離アップできる。
みたいなことはあなたも聞いたことがあるでしょう。

理由はいくつかあって、例えば、、、

・得意なクラブのみを使うことでなるべくミスショットを減らす。
(飛距離が長いクラブを使ってもミスしてしまえば元も子もない)

・使用するクラブが少なくてクラブごとの練習も少なくて済む
(得意なクラブにしぼって練習する方が結果が出やすい)

・クラブによって使い勝手が違うので、使いこなすには経験の力が大きい
(ドライバー、フェアウェイウッド、ユーティリティ、アイアンなどクラブの違いがショットに影響する)

服部公翼プロフィール

1983年3月25日、茨城県潮来で生まれる。
代官山の会員制ゴルフレッスンアカデミー、
「K’s Island Golf Academy」の代表。
300yを超えるショットと、飛ばしのレッスンで話題を呼ぶ。
高校卒業と同時に、ゴルフの専門学校国際ゴルフビジネス学院に入学、ゴルフの基礎を徹底的に学ぶ。
その後、さらなる成長のために豪州留学。現地で競技経験を積むと同時に、ツアーにも足を運んでオーストラリアゴルフメソッドを学ぶ。帰国後、独自の飛距離アップ法を作り上げ、ティーチングを始める。その独自の飛距離アップ法が話題を呼び、ティーチングの道に専念。
自身のスイング研究から培った、美しく飛距離のでるスイングが持ち味。スイングからトレーニングまで、飛距離アップのトータルケアは万全。さらに、飛距離をテーマにしたDVD「ロングドライブプログラム」を2011年に発売。その他ゴルフ雑誌に関わらず、多方面のメディアにも出演経験をもつ。
レッスンでいつも生徒に伝えている想いは、、、「あと、30ヤード飛ばすと、ゴルフが100倍楽しくなる」

服部公翼のスイング動画

得意なクラブと不得意なクラブの違い

もちろん、シャフトが短いクラブの方が扱いやすいので
しっかりとミートできる場合が多いです。

得意か不得意かを分けるのは
芯で捕らえられる回数が多いか否か。

芯でボールを捕らえることができれば
しっかりと最大限の飛距離を出すことが出来ますよね。

ただ、芯で捕らえた感覚とそうでない感覚、
ご自身で感じたことはありますか?

もし、わからないという方は覚えておいてほしいのですが

芯で捕らえたかどうかを見分ける方法は
インパクトの瞬間にグリップに伝わる力のかかり方です。

音もありますが、クラブによって違うこともあるので
手の感覚を今回は知っておいて下さい。

フェースの芯を外してボールを捕らえたとき
衝撃が強くて、手の中でクラブがずれるような感覚がするはずです。

一方、フェースの芯でボールを捕らえることが出来たとき
衝撃は弱くて、手の中でクラブがずれることもありません。

この手に伝わる感覚で
芯を捕らえたかどうか判別してくださいね。

この芯で捕らえたかどうか、、、

実は、「力み」の話と深い関係があるんです。

インパクトと力み

芯を外してしまうと
クラブが手の中でずれる感覚がある。

クラブが手の中でずれるとどうなるかというと

クラブがずれないように腕の力を「グッ」っと入れてクラブを握ろうとしまいます。

クラブがずれるのを自然と身体が止めようとするんです。

これが力みの原因になっている方がいます。

普段から芯を外して打っていると
毎回インパクトでとても力が入りますから

アドレスから力が入ったスイングに変わっていってしまうんです。

インパクトの力みを取る

インパクトの力みを取るためには
芯に捕らえるクセをつけなくてはなりません。

そのためにもやらなければいけないのは、

スイング幅をハーフスイングくらいにして
ティアップしてボールを打つことです。

打った瞬間に軽い感覚がする、芯で捕らえたインパクトをまずは感じてください。

小さいスイングで芯へ当てる練習をしていき、
これを大きくしていくことで、芯へ当てる確率を上げ

芯に当たることで自然と飛距離が上がりますし
力みもとれてヘッドスピードが上がりますよ。

試してくださいね。

服部 コースケ

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(質問ありました)その練習をやるべきか?

2013.10.26
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます、小原大二郎です。

今日は、このメールの読者の方からいただいた質問があったので、
それにお答えするような形でやってみたいと思います。

あまりこういうのはやっていない形なので、
どこまでお役に立てるかはわかりませんが。。。

でもまあ、何でもチャレンジなので、やってみますね(笑)。

雑誌での特集。。。

いただいた質問というのは、こんな感じのものです。

「Tさん」という方からの質問です。
私のオンラインスクールを受講していらっしゃる方のようですね。

>
> 小原プロのGOOプロジェクト、そして毎日のメール
> 毎回楽しく見させていただいています。
>
> 一つ今気になっていることがありまして、質問します。
>
> 私はゴルフ雑誌の●●●を毎回読んでいるのですが、
> 雑誌の中で▲▲プロが紹介していた練習がとても面白そうで、
> やってみたらちょっと上達しそうな気がしているのです。
>
> 小原プロは雑誌の練習などをあまりしないほうがいいというようなことを
> 言っていらっしゃるように感じるのですが、
> 私としてはとても魅力的で、やってみたいと思っています。
>
> ぜひ、ご意見いただければ幸いです。
>

ありがとうございます!
えーと、まずはじめに申し上げておきたいのですが。。。

私は別に、ゴルフ雑誌を頭ごなしに批判しているわけではありません。
そこはまず、確認させていただきたいところです。

Tさんがおっしゃるように、雑誌にも興味深い練習がないとは言いません。

ただ、その人の実力や状況などを考えて、その練習が適しているかどうか、
この点をまず考えなければいけませんよね、ということを言いたいのです。

「面白そう」は試す価値あり

とはいえ、このTさんはその練習を

 「ちょっと面白そうだ」

というふうに感じられたわけですね。

そのように感じられたのであれば、やってみる価値はあると思います。
ぜひ、やってみるといいです。

これは科学的に何の根拠もないことですが。。。
「面白い」と感じたということは、何らかの共感する要素があったわけです。

ということは、それをやってみることで、
あなたに何らかの変化がある可能性があるのではないかと思うのす。

全く科学的な根拠はありませんが、そういう「直感」はとても大切です。

おそらくゴルフ以外のことでもそうかもしれませんが、
人間の直感にはすごい力があると、私は思っています。

その直感が、この練習いいぞと言っているわけですから、
迷わずにやってみるほうがいいはずです。

もしダメだったとしても、やめてしまえばいいわけです。
それほどリスクはないのですから、まずはやってみていいと思います。

でも実は、、、「方法」は問題ではない!?

こんなことを書いてしまうと、誤解を受けそうですが、、、

普通のアマチュアゴルファーであれば、このTさんのように
「どんな練習をするか?」ということにフォーカスしてしまいがちです。

もちろん、どんな練習をするかはとても大切です。

しかし、それよりも大切なことがあります。
それは何かというと、、、

 「どのように時間を捻出するのか」

ということです。

見落としがちですが、これは「どんな練習をするか?」ということより、
はるかに大切なことです。

なぜかというと、当たり前のことですが、どんなに成果が出そうな練習であっても、
それが実践されなければ何にもならないからです。

そしてさらに、、、もっと言えば、

 「その練習が自分のゴールにきちんと結びついているか?」

このこともとても大切です。
そうでなければ、継続することができないからです。

(この辺のことは、本当はプロに聞きながらやるのが一番なんですけどね)

このTさんの例でいえば、面白いと感じているのですから、
まずはやってみる。そのための時間を作り出す。

その上で、その練習と自分のゴール(100切り、90切り、シングル、、、)と
ちゃんと結びつけることができていれば、、、

あなたにとって、かけがえのない練習になるかもしれません。
Tさん、がんばってくださいね!

今日はちょっと趣向を変えてお届けしてみました。
いかがだったでしょうか?

またメールします。

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100切りできる人の共通点パート2

2013.10.25
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます、小原大二郎です。

数日前、100切りを達成する人の共通点の1つ目についてお話しました。

先日お話したのは、やる気と壁に関するお話。

では、これから100切りを達成する人に共通する点の2つ目をお伝えしたいと思います。

その2つ目の共通点は、「素晴らしい距離感覚を持っている」です。
彼らは、その距離感のセンスで上手くボールをピン側まで寄せることができるのですが、
それが100切りに大きく貢献しています。

100切りの現状

カップにボールを寄せるために距離感は必要です。

この距離感覚が必要になるのは、アプローチショットとパター。

100y以内のアプローチでは、しっかりとボールを寄せることが出来れば
少ないパット数でホールアウトできますし、

ロングパットでも、近づけることさえできればOKですよね。

カップにボールを入れるのが目標ですから
どれだけボールを近づけることができるのか。

残りの距離がどれくらいかを測るのも大事ですが
その距離に打つ力も重要です。

自分のパッティング、ショットの力を
適切にコントロールする事が出来る人が

距離感覚に優れた人と言えるでしょう。

安心してください。

生まれながらに距離感が優れた人もいますが
この距離感は自ら養うこともできます。

効果的に距離感を高める唯一の手段

距離感覚を養うための唯一の手段は、
普段から距離を打ち分けることです。

PW、SW、9I、PTなどを重点的に取り組んでいただければよいのですが
100y以内の距離を打ち分けられるよう練習して下さい。

距離を打ち分ける時に大事なのは、
手の力で距離を打ち分けるというよりも

身体のひねりの速度や腕の振りなどを使って
距離を打ち分ける感覚です。

この打ち分ける感覚は人によるのですが

その身体を回す速度と、トップの高さの
2点で考えていただくと良いと思います。

距離感を身につけられるとボールが
大きく前後しなくなるので

距離を打ち分けられるよう、
がんばってくださいね。

またメールします。

小原大二郎

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