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短時間の練習は効果がない?

2012.12.06
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

 

おはようございます、小原大二郎です。

 
今日は練習時間とゴルフの上達は比例するかというお話です。
もちろん、ゴルフを上達させるためにはある程度の練習量は必要です。
でも、必ずしも比例しない場合もあるということを覚えておくと、
練習の効率を上げることも出来るようになります。

 
■時間がない!
「え?締切って今日でしたっけ??」

「しまった、午前中にやらないと!」
すっかり忘れていた仕事の締切が今日だったことに朝気づいた。。。
そんな経験、あなたもありませんか?
実は私も先日、そんな状態でした。

 
お願いされていた原稿の校正をするのをすっかり忘れていました。
担当者からのメールで、そのことに気づいたのが朝の6時。
7時には車で家を出なければなりません。
いつもどおり普通に校正をしたら、2時間ぐらいかかります。
でも、今日の夕方までに校正を送らないといけません。
終日のレッスンで、帰ってくるのは夜遅く。
ということは、昼間の時間は使えません。。。
「しまった! でも、やるしかない!」

 
そういうわけで、私は残りの1時間で校正を無理矢理ねじ込みました。
「急がないと!!」
当然校正のスピードを相当早くならないといけません。
とにかく集中して原稿を読んでいきます。

 
■パーキンソンの法則
・・・それで結果は???
そして無事、校正をどうにか1時間で終えることができ、
7時には家をでることができました。
つまり、2時間の時間を1時間で終わらせたことになります。

 
ところであなたは
「パーキンソンの法則」
というのをご存知でしょうか?
英国の学者、パーキンソンが提唱しているもので、
『仕事の量は、完成のために与えられた時間をすべて満たすまで膨張する』
という法則です。

 
たとえばその仕事を1時間でやれと言われれば1時間かかりますし、
30分でやれ、と言われれば30分でできるし、
あるいは、1週間後に提出しろと言われれば1週間かかる、、、
という仕事時間の法則です。

 
もし仕事の締切が1週間後となっていた場合、
少しずつは手を付けるけれど、結局追い込んでやるのは提出の1日前、、、
こんな経験、あなたもありますよね?

 
ということは、裏を返せば、
その仕事は本当は1日でできたはずの仕事だ、ということです。
この話は、私の今回の失敗のように、
本当は2時間かかると思っていた仕事を、
無理やり1時間で終わらせるように締切を作ってしまえば、、、
できてしまう、ということなのです。

 
■ゴルフの練習も同じ
もちろん、絶対的に無理な仕事もあるでしょうが、結局言えるのは、
「かけた時間とクオリティーは必ずしも比例しない」
ということです。

 
これはゴルフの練習にも言えるかもしれません。
毎日30分の練習と毎日15分の練習、どちらが結果が出るかというと、
必ずしも30分のほうが結果が出る、とは言い切れません。
毎日30分だと、長すぎて少しだらけてしまったり、
逆に15分だと時間が短いので、毎日やる練習としては、
かえって集中した練習ができるかもしれません。
ましてや、週に1回だけ、だらだらと数時間打ちっぱなしに
行ったからといって、それで上達できるかというと、、、
なかなか難しいのではないかと思います。

 
仕事と同じで、かけた時間の短さとクオリティが最大化できるように
練習時間を工夫してみましょう。
そして、そこで決めた自分との約束を守りましょう。
これがゴルフの上達の支えていくはずです。

 
またメールします。
小原大二郎

 

 

 
追伸
ただし、注意しなければならないことがあります。
ある一定のレベルになるまでは、やった量が質に転換します。
ですのでその分野の経験が未熟なときは、
質より量を重要視することも重要です。

 

 

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何故あなたはゴルフがうまくならないのか?

2012.12.06
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

 

おはようございます、小原大二郎です。

 
「なぜ、あなたはゴルフがうまくならないのか?」

 
いきなりですみません。。。
この問いかけに、あなたは頭に来たかもしれません。
今日はそんな話をさせていただきます。

 
ですが、この答えを知る事はとても大切だと私は思います。
そう思ったので、あなたを怒らせるかもしれないリスクを払ってでも、
この問いかけをしてみました。

 
■ほとんどの人は自分のゴルフに満足していない
もしあなたが、最初の質問に対して、

 
「いや、私のスコアはこれで十分です」

 
と答えることができるなら、今日のメールを読む必要はなさそうです。
なぜなら、これからお伝えする秘密をあなたはすでに知っているはずだからです。
あるいは、無意識にそのことを知っているはずだからです。

 
でも、ほとんどの人は自分のゴルフに満足していないと思います。
だからこそ、こんな質問をされたとしたら、頭に来るのが普通の反応です。

 
「なぜ、あなたはゴルフがうまくならないのか?」

 
これに対する答えは簡単です。それは、、、

 
「なぜなら、あなたがそれを望んでいないから・・・」

 
・・・
・・・
・・・
・・・

 
どうでしょう? あなたにも心当たりがあるでしょうか?

 
■心のブレーキ
うまくならないほとんどのアマチュアゴルファーは、
ゴルフを「ただの遊び」だと思っています。
だから、真剣にやろうとしないし、ちょっと度が過ぎてしまうと

 
「仕事もあるからしなあ。。。」

「こんなことばっかりやっていてはいけないよなあ」

 
そんなふうに思って、自然と心の中でブレーキがかかってしまいます。
このブレーキこそが、あなたをゴルフの上達から遠ざけている要因です。
もちろんだからといって、仕事を投げ出してでもゴルフをしろとか、
ずっとゴルフをやってろとか、そんなことを言っているのではありません。

 
あるいは、もう一つの心のブレーキとしてよくあるのが、
「そんなに簡単にうまくなるわけがない」
という思い込みです。

 
ハッキリ言って、簡単にうまくなってしまうケースはいくらでもあります。
ゴルフというのはちょっとしたことで劇的にうまくなることはザラですから。
しかし、何らかの苦労をしないことには上手くなってはいけないという
心のブレーキがあると、うまくなることを自分に許さないわけですね。
ちょっとした練習を、コツをつかむだけで上手くなれるのに、
そんな簡単なことでもなかなかスグに取りかかることができないわけです。

 
意識的には誰でもうまくなりたいと思っています。
ですが、潜在的には誰でもうまくなりたいとは思っていません。
実際は逆で、ほとんどの人は「遊んでいてはいけない」
「簡単にうまくなってはいけない」というプログラムを持っています。
「遊んでいてはいけない」「簡単にうまくなってはいけない」
こうした心のプログラムは、ゴルフの上達には決して役に立つものではありません。

 
ゴルフがうまくなることに対する抵抗や罪悪感、
こういったことに目を向ける人はほとんどいないかもしれませんが、、、

 

自分がうまくなることを許す準備というのは、
間違いなく必要なことだと思います。

 
あなたが望めば、道は開かれるのです。

 
またメールします。
小原大二郎

 

 

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バックスイング(腰から腰)での腰の動きとは

2012.12.06
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

 

おはようございます、小原大二郎です。

 
前回は腰から腰のバックスイングの中でも、前傾角度について
お話しましたが、今回は
“腰の動き”
についてお話ししたいと思います。

 
■動かないようにするのは前傾角度と同じ
腰から腰のバックスイングでは、頭と同様、
腰が右に動いたり左に動いたりということがないように気をつける必要があります。
バックスイングの時には、どちらからというと
腰が右に動いてしまうことのほうが多いと思います。

 
腰から腰のバックスイングをする際には、
腰に無駄な動きがないようにすることはとても重要です。
腰から腰のバックスイングの時、わずかではありますが腰は回転します。

 
そこで特に大事なことは、バックスイングでまず右のおしりの位置が
変わらないように回転する必要があります。
特にクラブを上げて行く時に、右のおしりのほっぺたが必要以上に
右にズレすぎてしまう人が多いので注意してください。
これがいわゆる「スウェー」という動きになります。

 

右に動かないようにするには、お尻の左のほっぺた
(バックスイングで動くほうと逆のほう)のラインが変化しないように
気をつけておくことです。
この左のラインがずれると、腰から腰のバックスイングならまだしも、
これから肩から肩、フルスイングをするときにスウェーしやすくなる
原因にもなります。

 
■動いてしまうのは重心にも問題が
この腰から腰のバックスイングをする際、無駄な動きがないようにと、
おしりの位置だけに気をつけて改善されればいいのですが、
なかなかそれだけでは修正が出来ない場合もあるようです。
実は、バックスイングで腰が動いてしまう原因は重心の位置にあります。
具体的に言うと、バックスイングでクラブを上げていったときに、
足の外側(小指側)に重心がかかってしまうと、腰が動いてしまうのです。

 
そうならないためには、右足の土踏まずでしっかりと
重心を受け止められるようにすることです。
そうすることで、腰が大きく右に動く(スウェー)することはなくなります。

 
その逆に、バックスイングで、いわゆる右のおしりが左に動いてしまう人もいます。
これがいわゆる「スピンアウト」と言われる動きです。
スピンアウトが出てしまう人は重心が正しく土踏まずに乗っておらず、
左足に重心が乗ってしまっている場合に起こりやすいようです。
スピンアウトを引き起こさないために、腰から腰の練習をしているうちは、
お尻のほっぺたのラインが動かないようにして、
重心が土踏まずに来ているかどうかを気をつけるようにしましょう。
そうすることで、左右の動きをなくすことができます。

 

腰から腰のような小さい動きでも重心の位置をしっかりしておくことで、
これからバックスイングを大きくしていく際に起こりやすくなる
大きいミスを防ぐことができるはずです。

 
次回も、バックスイング(腰から腰)についての話を続けます。
またメールします。
小原大二郎

 

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私の好きな言葉

2012.12.06
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

 

おはようございます、小原大二郎です。
今日は私の好きな言葉についてお話ししたいと思います。
この言葉を言わないようにすることで、
あなたのスコアは5打ぐらいは変わってくるかもしれません。

 
■ゴルフ上達で一番使ってはいけない言葉
その言葉とは、、、

 
「だったらこうやってみよう!」

 
です。

 
ゴルフをやっていると、
「本当に自分は今より上手くなれないんじゃないか?」

「どうせ練習してもこれ以上は無理」

「自分には才能なんてないんだ」
こんな気持ちになったり、こういう言葉を吐いてしまうことって、
やっぱりありますよね?

 

かくいう私も、ゴルフを始めたばかりの頃は、
こうした言葉を心の中で考えたり、つぶやいたり、
周りにグチったりしていた気がします。

 
ただ、こうした言葉というのは明らかに、
ゴルフを上達させる上で少しの足しにもなりませんし、むしろ有害です。
実際にこういう言葉を使う人というのは、
今まで私が教えてきた中でうまくなった人は一人もいらっしゃいません。

 
何事においても、上達を目指すときに一番やってはいけないのが、
上達しないことの原因を
「自分が持って生まれた能力のせい」
にしてしまうことです。

 
どういうことかというと、もし自分の能力のせいで
限界が来てしまっているのだとしたら、
そこから先に努力をする理由がなくなってしまうからです。
限界が決まってしまっていて、その「天井」を突き破れないのに、
そこから先に頑張れるほど、人間というのは強くないのですね。

 
■天井を突き破る言葉とは?
一方、私の教えている生徒さんで、ゴルフの上達のためだったら
何でもかんでも片っ端から試してしまう人がいらっしゃいます。
私はいつでも「いろいろなものに浮気しちゃだめですよ!」とお伝えしていますが、、、
本人も悪気はないようで、やっぱりいろいろなことをやっているようです。

 
正直言って、これはこれでなかなか上達しないタイプの人なんですが、
でも、逆に見習うべき点もあると思います。
どういうことかというと、、、一つの方法だけではなく、
上達をする上で、いろいろな手を打とうとする情熱があるからです。
「だったらこうやってみよう!」
がいつでも頭をかけめぐっているわけですね。

 
うまくならないのを自分が持って生まれた能力のせいにしてはいけないと
先ほどお話ししましたが、、、
自分が「天井」だと思いこんでいるものを突き破れるかどうかのカギが、
「だったらこうやってみよう!」
という言葉なんですね。

 
■能力のせいにして自分をなぐさめることに何の得が?
これはどんな分野でも、もしかしたらビジネスの世界でも
そうなのかもしれませんが、、、
できないのを能力のせいにしてしまう人というのは、
そこから先に努力をする度合いも少ないのではないかと想像します。

 
もちろん、プロゴルファーになれるかどうか、なんていうところでは、
持って生まれた素質の違いが勝負を分けることがあるかもしれません。
しかし、プロであろうと、アマチュアであろうと、
うまい人とそうでない人を分けるのは、結局のところ
「やるべきことをやっているか?」
この一点に集約されるのではないかと、私は思います。

 
これはかなり厳しい言い方かもしれませんが、、、
あなたは自分に素質があると信じて、ゴルフを始めたのでしょうか?
そもそも、自分に素質があると思い込んでいたのしょうか?
何かをとことんまで突き詰めてやってみた上で
自分に素質がないことを嘆くのならともかく、何もしていないのであれば、
それは自分の素質がどうこうという問題ではないはずです。

 
ゴルフでも、きっと人生でも、一生安泰な場所などどこにもありません。
あなたにはきっと、まだできることはたくさんあります。
だからこそ、自分の持って生まれた能力どうこうを考えて嘆くよりも、

 
「だったらこうやってみよう!」

 
この言葉で前向きに、まずは前に進んでみることをオススメします。

 
またメールします。
小原大二郎

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2012.12.06
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

 

おはようございます、小原大二郎です。

 
今日は出会いが人を変えるという話をします。
人生でもゴルフでも、出会いってやっぱり大事なんだなあという
話があったので、シェアさせていただきますね。

 
■まだ遅くないですよね?
先日、ある生徒さんを初めて教える機会がありました。
その方、Kさんは60代の男性で、普段は100は切れるものの、
なかなか90の壁が超えられないと悩んでいらっしゃいました。
初めてのレッスンでしたが、一日マンツーマンでお付き合いいただき、
苦手なところを徹底的に練習していただきました。

 
私としてはいつも通りのレッスンで、
特別に何を教えたというわけでもなかったのですが、
Kさんはそのレッスンにえらく感激していただけました。
Kさんは帰りぎわにこんなことをおっしゃっていました。

 
「小原先生、正直、60過ぎた私にとって結構ハードな練習でしたが、
終わった後に今までのたくさんの疑問の霧が晴れました。
ゴルフをしていてこれほどの爽快感を味わったことはありません。
本当にありがとうございます。
でも、、、レッスンの途中に
『何で、もっと早く小原プロのレッスンを受けなかったんだろう。
もっと早くレッスンを受けていれば、90を切るどころか、
今頃シングルになっていたかもしれないのに…』
心の底から後悔しました。
ゴルフをやっていて、今日ほど悔しさを味わったことはありません。
小原先生、今からでもがんばれば遅くないですよね?」

 
そんな話をしてくれました。

 
まだ実際の結果が出る前からこのようなことをおっしゃっていただいて、
私としてもレッスンさせていただいて本当に良かったなあと思っています。

 
■機会がなかっただけ?
ところで、私がDVDの教材を出してから、かれこれ4~5年が過ぎました。
このKさんのようなゴルフ上達に悩む人が、
4~5年前に教材を「見て実践さえすれば」。。。
もしかしたら、5年前に問題を解決できたかもしれないわけです。
無駄な失敗や遠回りをしなくて済んだわけですね。

 
そう考えると、何かに運命的に出会うことっていうのは、
本当に大切なことなんだなあと改めて思います。

 
でも、、、ここで気をつけていただきたいのは、
「見て実践さえすれば…」なんですね。
もしそこに素晴らしい機会があったとしても、
それが行動に移されなければ全く意味をなしません。
ゴルフも同じで、いくらいい練習法が紹介されていたとしても、
いくら、あなたの抱えるゴルフ上の問題を一瞬で解決できる
すばらしい商品に出会ったとしても、、、

 
その方法を知って、かつ実践されなければ、全く意味をなしません。
メソッドやノウハウで重要なのは、それを知って実践することです。
正しい方法で上達することです。

 
そしてその上達の結果として現れるのが「スイング」であり、
そのスイングから生まれる、あなたの「ボールの弾道・出球」なのですね。
どんな方法でも、あなたが打つボールの弾道という、目に見える形で現れなければ、
意味がありませんし、スコアアップも実現できません。
ゴルフは日々進化しているかもしれませんが、
出てくるボールの弾道、結果が全てという考え方は不変です。

 
「自分の望む弾道・出球をハッキリさせて、
そのボールを得るために、愚直に実践する」

 
「新しい方法」のように伝えていたり、そのやり方はいろいろあるかもしれませんが、
突き詰めればこの一言に集約されるのではないでしょうか。
それを実践するかしないかが、やがて大きな「差」となって現れてくるのです。

 
Kさん、もちろん今からでも遅くないですよ。
がんばってくださいね!

 
またメールします。
小原大二郎

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