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理想的なパッティングのいろは

2020.03.25
mizugaki-150x150

From:ガッツパー水柿
練馬の自宅より、、、

こんにちは。ガッツパー水柿です。

今日はあなたに

「知っておきたいパターの基礎知識」

というテーマでお話をしたいと思います。

「ゴルフをしていて嬉しい、
又は楽しいと感じるのはどんなときですか?」

こう聞かれると、多くのゴルファーは
「ベストスコアを達成したとき」と答えます。

私は今まで多くのゴルファーの
ベストスコア達成のお手伝いをしてきました。

「ベストが出ました、ありがとうございます!」と
スコアカードを提出してくださる方も多いのですが…

同じ方に何回かスコアカードを頂いていると、
あることが気になってしまうことがよくあるんです…

それなりに少なくない頻度で…

一体何が気になってしまうのか?

結論から言ってしまうと
パット数がほぼ変化していないことが多いのです^^;

中にはラウンドの途中から
パット数が書かれていなかったりということも。

確かにスイングが良くなって、
ベストが出たのは僕にとっても
本当に嬉しいことです。

しかし、ゴルフにおいては
パターもショットと同じ1打。

少し意識をしてみるだけで、
さらなるベスト達成に結びつきます。

そこで今日は、
パッティングをグリップ・アドレスからストロークまで
一通り紐解いて解説させていただきます。

パッティングと他のスイングの違い

パッティングとショットでは、
異なる考え方をしたほうがいい場面があります。

そもそもパッティングにおいて重要なのが、

①距離感

②方向性

③Line読み

の3つです。

この3要素を正確にしていくことで、
どんどんパット数は減ります。

それを踏まえた上で、
ショットと異なった考え方を
していただきたいのがグリップです。

一般的にグリップの感覚は、よく
「カバンや釣り革を指先で握るイメージ」と表現されます。

フィンガーグリップと言って、
手首を柔らかく使います。

しかし、パターにおいてはちょっと違います。

基本的にパターは
指先ではなく、手のひらで包みこむようにグリップします。

手の中で無駄な隙間が生まれてしまうと、
グリップがぐらついたり、

手首が動きやすくなってしまうため、

「手とクラブがつながっている」
ようなイメージにします。

あえて言葉にするのなら、
パターはしっかり握ります。

グリップのぐらつきによる
微妙な打ち出し方向の違いが、
パターにおいては致命傷になります。

色んな握り方の中でも、
逆オーバーラッピンググリップをオススメします。

(利き手の感覚を活かして
タッチを出しやすいですし、
手首の動きを抑えられるため)

パッティング・アドレス

グリップの違いがわかったら、
今度はアドレスを見ていきましょう。

パッティングとショットで共通して
とても重要なのが、振り子の動きです。

また、パターに関してはターゲットに対して
フェース面がスクエアに近い形で
クラブを使っていくことが大切です。

なのでそこが崩れるような動きを
してはいけません。
 

・スタンス幅

基本的に股関節の幅です。

下半身が安定しやすいです。

 
・前傾角度

ボールの真上に目線が来るように
股関節から前傾姿勢を作りましょう。

そうすることによって、
打ち出し方向に対して
スクエアに構えやすくなります。

また、振り子運動もし易くなります。
 

・腕の形

よく言われるのが3角形・又は5角形ですが、
固定されている感覚さえあればどちらでも構いません。

3角形を作るなら、
脇をしめてあげれば固定されます。

5角形の場合ですが、
肘が手前に向いてしまうと固定されないので、
外に向けましょう。

一気にグッと固定されます。

 
ここまでの3つを一通りチェックしてみてください。^^

パッティング・ストローク

水柿さんパッティング_nuki

次はストロークです。

一貫して意識していただきたいのは、
振り子を安定させるために

腰(土台)・頭(支点)・手首(クラブ)を
固定する
ことです。

 
多くありがちなのは、

・アドレスをした後、
 カップを見た際に肩のラインが開いてしまう

・打ったボールを目で追いかけようとして
 肩のラインが開いて振り子運動がずれる

といった問題です。

肩だけを回転させて
ストロークしていくのですが、

カップを見る際、肩から下は固定して、
目線以外動かさないようにしましょう。

そうすることで、
スクエアなパッティングができます。
 

そしてもう1点、
ストロークのテンポと力感についてです。

基本的にはクラブの重さを使っていくのですが、
パターの重さによって少し違いがあります。

重いパターはクラブの重さだけで
ボールがしっかり転がりますが、

軽めのパターの場合は
しっかりインパクトさせたいところです。

ただし、どちらの場合も
テイクバックからフォローにかけて
テンポは一定〜やや加速するようにしてください。
^^
 

パターが上手いゴルファーほど
テンポが一定な傾向があります。

距離感と方向性のドリル

ここまででお伝えしたアドレス、ストロークを活かすために、
距離感と方向性を鍛えるドリルもご紹介します。
 

★距離感を鍛えるためのドリル

パターについては、
とにかく打って感覚を養っていくしかないのですが、

距離感を養う練習として、

1)目標物を見ながら打つ

目標を見ながらボールを投げるのと同じように
距離感が身につきやすいです。

2)カップめがけて打つ際、カップインさせるのではなく、
  あえて手前で寸止めする。

上手くボールの転がるスピードを
調整して打たないとカップに入ってしまいます。

手前で止まるように打つ事で
ボールスピードがコントロールできるようになり、
距離感を養う効果があります。
 

パターの練習を意識的にしている方でも

目標物にボールを当てたり

パターマットでカップに入れたり

という練習を行っている方は、
是非取り入れて見てください。

★方向性を鍛えるためのドリル

そもそも方向が合わないということは

・体、フェースの向きが合っていない

・パターのライ角通りに構えられていない

このどちらかです。

ターゲットラインに対してフェースが直角で、
アドレスは平行になっているか。

十字線を引き、確認してみましょう。
 

これさえ出来ていれば
後はストロークを安定させるだけです^^

コースで気をつけるべきこと

ここまで来たら、後は本番ですね。

グリーンは日々変化しているので、
必ず練習グリーンでその日の傾向は掴んでおきましょう。

その上で、
エラーが起きても大惨事にならないように。

自信があって入れたいときは
30,40cmオーバーぐらいで打つ。

傾斜が難しい、下りで速い場面等では刻んでいく。

これさえ気をつけていれば、
よほど悲惨な結果にはならないでしょう。

本日のメールで、パターに意識が向いたという方が
1人でも増えてくれたら嬉しいです。

是非、スコアアップに役立ててください。
 

それではまたメールします。

ガッツパー水柿

<今日のおすすめ>

あなたの飛距離を最大化し、
20~30yの飛距離アップすら実現させる
”秘密のノウハウ”とは?

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ゴルファーの永遠の悩み、解決させます。

2020.03.25
kondo

From:近藤雅彦
神田のカフェより

おはようございます、近藤です。

昨日、
2020年東京オリンピックの
延期が決定しましたね。

今年の開催は無くなりましたが、
2021年の夏までには開催するとの発表ですので、
1年ほど延期になるらしいです。

しかし、安心したことに
現時点で日本での開催は変わらず、

またオリンピックの名称もまた
「東京2020オリンピック・パラリンピック」
のままだそうです。

オリンピックが延期なんて
過去1度もないことなので、
コロナの影響が甚大なことがわかります。

でも、、、

あちこちでコロナ対策や
様々な活動自粛が呼びかけられる中、

意外にもゴルフは
盛り上がりをみせているということを、
あなたは知っていましたか?

狭い室内に人が集まると
感染リスクが高まりますが、

ゴルフは広大な自然の中で
少人数で行う競技という特性上、
ゴルフ場はコロナの影響を
あまり受けていない様子です。

また、意外なことに、
しっかりと隣とのスペースが確保されている
ゴルフ練習場が人気なんだとか。

とても大変な状況ですが、
過度な活動自粛は心にも体にも悪いですので、
適度に運動をして、ゴルフをしながら

30万人のゴルフライブの読者様全員で元気に
この大変な時期を乗り切りたいですね。

そんな今日は、
自宅でも、練習場でも、とても効果的な


少し遊び心のある
ミート率を格段に上げる練習

を、動画で
ご紹介していきたいと思います。




スマホの方、動画が見れない方はこちら

パソコンでご覧頂いている方は、字幕を出して見られるようになりました。
動画の下部にある字幕アイコンまたは)をクリックすると表示をオンにすることができます。字幕をオフにするには、[字幕] アイコンをクリックし、[字幕をオフにする] をクリックします。


いかがでしたか?

動画で見ているだけでも
難しい気がしませんか?

でもこれができると、
ゴルファーの永遠の悩みである


“練習場だと上手く打てるのに
コースに出ると全くダメ”

という状態を
改善することができるので、
ぜひチャレンジしてみてくださいね。

動画で言い忘れたのですが…

動画を終わらす前に
言おうと思っていたことがありました。

この練習、
「室内」「クラブ無し」でも
行うことができるのです。

 寒い中ベランダに出たくない…
 今日はちょっと練習する気分じゃない…

そんな時はクラブを持たずに、
おもむろに片足で立ち、両手でグリップを作り、
シャドースイングをしてみてください。

それだけでも十分バランス感覚を
鍛えることができます。

家の中でも練習場でも、
とても効果的なスイング練習ですので
ぜひ試してみてくださいね。

近藤


<本日のオススメ>

腰から腰のビジネスゾーンを、
どうすればフルショットに拡張できるの…?

ビジネスゾーンの練習で
飛距離を伸ばすことなんてできるの…?

そんな多くの
ゴルフライブ読者の悩みを解決する方法を
小原プロがついに公開しました。

本日3月25日(水)
23時59分までの公開です。
忘れずにご確認ください。

https://g-live.info/click/bzdr2003/

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不調から脱出したい時にどうするか?

2020.03.24
ezure

From:江連忠
宮古島の自宅より、、、

こんにちは、プロゴルファーの江連忠です。
 

さて、今回は、
 

 「不調から脱出したい時にどうするか?」
 

というテーマで、お話ししたいと思います。
 

もしあなたが今、スランプの状態に無くても、
好調な方であったとしても、

今日お話しすること知っておくことで
スランプを予防することにも繋がりますので、
ぜひ、参考にしてください。

ずっと好調だったのに突然スランプ

今日のお話は、
 

 ・シングルプレーヤーなど上級者の方や

 ・つい最近ベストスコアを出したという方が

 ・一転して不調に陥った時に、どうするか?
 

というお話になります。

本題に入る前に。。。
 

 「ずっと好調だったのに突然スランプ、
  スタンスもグリップもしっくりしなくなった」

 

そんな方からのご相談は多いものです。
  

ですが、不調というのは
「絶好調の陰に隠れている」ものなのです。
 

そもそも絶好調とは、
「気力・体力・精神力がすべて充実した状態」
を言います。

ですがそれはトッププロであってたとしても
決して長く続くものではありません。
 

 「こんなはずじゃない」

 「何かがおかしい」
 

と不調の階段を下り始めることは必ずあります。

では、実際にそうなったときに
どうすればよいのでしょうか?
 

 ・
 

 ・
 

 ・
 

 ・
 

 ・
 

 ・

スランプになったらすべき「3つのこと」

ずばり、僕が見ているプロたちに言っているのは
スランプになったら、
 

 ・球の位置を体に近くして

 ・そしてかつ、一個分左に寄せて

 ・目をつぶって打つ
 

もしこれでヒットしたなら、不調の原因は
球の位置のズレが問題だったとわかるわけです。
 

無意識とはいえ、
球の位置のズレを生み出す理由があります。
 

 「え、なんでそんなふうに
  スランプ時はボールの位置がずれるんですか?」

 

どういうことか、順を追って説明しましょう。
 

そもそも上級者の場合、好調な時というのは
 

 ・球の位置が右に入って

 ・体から遠くなる
 

という傾向があります。
 

好調なだけに、もっと強く
もっと気持ちよく打ちたいという思いから、
無意識に球の位置がずれ始めるためです。

球を右に寄せれば球をつかまえやすくなりますし、
遠くに置けばそれだけ遠心力を使いやすくなるんですね。

調子がいいことの落とし穴…

ということで、好調になると気持ちが良く、
早くたくさん、打ちたくなるんですが、

そうすると、ルーティンを省いたり、
セットアップがルーズになって。。。
 

球の位置や体のポジションが、
狂いやすくなるのです。
 

つまりスランプの多くは、
「好調という過信」から来るルーズさから
始まるものだということです。
 

そして、これは特にアマチュアゴルファーに
ありがちなことなんですが。。。
 

アマチュアの皆さんは自分の絶好調な時の
イメージを追いかけてしまいがちです。
 

ですが、絶好調を追い求めすぎると
不調に陥りやすくなります。
 

じゃあどうするか?
 

まずは、気合い・エネルギー・パワー・スピード。。。
これら全てにおいて
 

 65~70パーセントのスウィングを目指す

ということが大切です。
 

これは目をつぶることで、意図的に
「65~70パーセントのスウィング」に
することが出来ます。

また、自然と丁寧なスウィングになります。
 

 「え、たったそれだけ?」
 

そのように思う方は本当に多いんですが、
ぜひ、お試しください。

その効果に、きっと驚かれると思います。

追伸:スランプと無縁なスウィングが欲しいあなたへ…

 「常に平常心で、力みのないスウィングを身につけたい。。。」

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 ゴルフは人生を豊かにする素晴らしい方法。
 
 

江連忠でした。
 

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知っていましたか?デコボコは必要なんです。

2020.03.23
img1

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます。
小原大二郎です。

突然なのですが…

急に部屋を片付けたくなる衝動に
駆られてしまうことはありませんか?

そういったときって、
深夜だったり、やらなくちゃいけない仕事が
山積みのタイミングに限ってなのですが(笑)

試験勉強をしなくちゃいけないのに、
気がついたら部屋の模様替えをしている、みたいな。

勉強をしていないという
罪悪感から逃れるように、
”部屋の片付け”という大義名分をつけて…

心理学的には『先延ばし行動』と
呼ばれているそうです。

きっと多くの方が
当てはまる節はあると思います。


そしてそれは私も例外ではなく…(笑)


先日夜も深い時間に、
突発的に本棚の整理を始めてしまいました。


溢れかえっている本の中に、
ゴルフを始めたときに購入した本をみつけ、
懐かしく思いペラペラめくっていました。


そこでふと目に止まったのが…


ゴルフボールがデコボコな理由


クラブやゴルフ理論にスポットライトを当てていて、
影が薄くなりがちなゴルフボールについて
どのくらい知っていますか?

なんであんな風にデコボコしているのか…?

ゴルフボールと言えば
あの形ですがきちんと理由があるんです。


ゴルフボールのえくぼ


あのデコボコには名前がついていることはご存知ですか?


あれは『ディンプル』と呼ばれていて、
『えくぼ』『小さなくぼみ』という意味なんです。


ですが始めから
デコボコがあったわけではありません。


なんと元々ゴルフボールには
牛革に羽毛が詰められていたんです。

(耐久性がなく、すぐほつれてしまうのに、
とても高価だったので一般の人は手に入れられなかったとか…)

そこで高価な羽毛のボールに代わり、
現在のゴルフボールがデコボコになった
きっかけといわれるボールが登場したのが
1845年頃だと言われています。

高価な羽毛のボールに代わり、
天然樹脂をしようしたボールは、
耐久性が強くまた安価で手に入りやすかったとか…

しかし
このボールの欠点は飛距離や弾道が不安定なこと。


そんな欠点をカバーしたのが

ボールについた傷=ディンプル

だったんです。


この傷が原型となってディンプルとして、
現代のゴルフボールに組み込まれることになります。

デコボコで差をつける


なぜ傷やディンプルがあると飛距離や弾道が安定するのか。

それはボールが空気を切り裂いて飛んでいくときに
凹みがうまく作用するからなんです。

表面がつるつるのボールは空気抵抗が少なく飛びそうですよね?

そのとおりで、
つるつるの方が空気抵抗は少ないんです。

しかし
ディンプルがあると、
ボールが空気を切り裂いて飛ぶときに、
空気をボールの周りにまとわせてくれます。

こうすると空気がボールの後ろに回り込み、
ボールを引き上げ飛距離を伸ばしてくれるんです。


ゴルフボールにこだわりを持っていらっしゃる方、
はたまた全く気にしないって方もいらっしゃると思います。


ゴルフボールにも一長一短、
特色があります。

あなたに合ったボールの選択がゴルフを変えるので、
色々なボールをごちゃまぜに使うのではなく、
できたら一貫したボールを使うのがいいと思いますね。


私の最近のお気に入りは、
アメリカ視察へ行った際に購入した
タイトリストの米国限定モデルのPRO V1です。

なかなか気に入っていて、
いまはテストをしている最中です。


さらに現在スタッフと秘密裏に検討しているのですが…


ゴルフボールをフィッティングして
最適なボールを選ぶサービスが出来ないかと考えています。


もし、
あなたがこんなサービスに興味があれば
ぜひ教えて下さいね^^


〈本日のおすすめ〉
あなたにはなにか目標がありますか?

目標を掲げても
それを達成するまでの道筋は
険しいものですよね。

目標を設定して終わってしまった、
なんてこともあるかもしれません。

しかしもう心配はいりません。

小原プロと近藤プロが実践している
目標達成のためのあるメソッドを知ることで、
あなたも次々と目標を達成することができるんです。

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すぐに開催日の追加が行われました。

気になる方はすぐにこちらから…

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【ビデオ】ボールヒットの本当の感覚を体験する壁すり抜け素振り

2020.03.22
ohmori

From:大森睦弘
岐阜の自宅より、、、

こんにちは、大森睦弘です。

さて、今回は
 

 「ボールヒットの本当の感覚を体験する壁すり抜け素振り」
 

というお話をさせていただきます(ビデオ&おまけあり)。
 

本当のボールヒットの感覚って、
一般ゴルファーにおけるスイングの感じとは
とんでもなく異なるものです。

まさに自らはクラブを振りにいかないからです。
一体、どういうことか?

(続きはビデオにて)

ボールヒットの本当の感覚を体験する壁すり抜け素振り

スマホの方、動画が見れない方はこちら

パソコンでご覧頂いている方は、字幕を出して見られるようになりました。
動画の下部にある字幕アイコンまたは)をクリックすると表示をオンにすることができます。字幕をオフにするには、[字幕] アイコンをクリックし、[字幕をオフにする] または[なし] をクリックします。

 

(おまけ付き)
今回のメールマガジンの内容をPDFでもご覧になれます。
こちらからクリックしてダウンロードして下さい。

https://g-live.info/click/omrpdf200322/

※印刷してファイルなさる方にはこちらが便利です。

ドリル「壁すり抜け素振り」

そこで、その本当のボールヒットの瞬間の感覚を
簡単に体験できるドリル「壁すり抜け素振り」を
お伝えしておきます。

できそうな場所を見つけてやってみましょう。

クラブが当たっても問題ないネットなどを探したら、
やり方は次のようになります。

(1)真っ直ぐに立ってトップの形をつくる

(2) 腕を伸ばしてグリップエンドが
   ネットなどに触るぐらいの距離に立つ

(3)クラブを水平振りで目一杯振るが
   ネットにヘッドを当てないようにする

ネットなどの前にそれに触るぐらいの距離に立ってみると
わかりますが、ここで振ったら絶対にネットなどにヘッドが当たるから
振ることなどできないと感じるものです。

しかし、ここでしっかり振ってみましょう。

まず最初は、ゆっくり振ってみて大体の感じをつかんでから、
だんだん強く振ると良いです。

最初はヘッドがネットなどにヒットすると思いますが、
腕で振りにいかないでリリースされることをガッチリ抑え込みます。

そうすると、案外当たらないで目一杯振ることができます。

そして、そのときの感覚がゴルフの通常のショットでの
本当のスイングの感覚となります。

まさに、絶対に自分からは振りにいかないで、
自然なしなり戻りに任せることが最高のスイングとなります。

ネットなどがなかなか見つからなくても、
イメージでネットなどがあると思ってやってみても感じはつかめます。

私のコーチングでお客様にやっていただくと、
え、スイングってこんな感じだったんですかと皆様驚かれます。

ネットがない場合は、壁などでゆっくりやって
その感じだけですが体験していただいています。

また、野球でも同じ素振りをやっていたとのお客様も、
ゴルフでも同じたったんですねとのことで、
野球での経験をゴルフに直結させるヒントになったらしいです。

ゴルフのスイングへつなげる

ということで、真っ直ぐに立って
上半身の自分から出そうとする力で振らない感じをつかめたなら、
実際のゴルフのスイングにそのイメージをつなげたいものです。

そのための一番簡単で、誰でもひとりで練習していて
確認できる方法があります。

それは、サンド・ウェッジで15yキャリーさせる練習(SW15yC)で、
フィニッシュを確認して修正する練習です。 

両足の母指球の少し後ろの間隔であるスタンスの幅を、
腰の幅程度の30cmぐらいにセットして、
そのスタンスの幅の中で脚を使い切ります。

15y程度のキャリーでの腰から首の付け根である
体幹の回転速度では、上半身はしなったまましなり戻りません。

そのため、フィニッシュして上半身がしなった形を
維持できているかどうかを確認するだけで、
上半身の自ら出そうとする力でスイングしたかどうかをチェックできます。

壁すり抜け素振りとSW15yCを織り交ぜながら練習することで、
ボールヒットの本当の感覚が体験だけではなく身についてきて、
ドライバーショットまで劇的に変貌します。

なぜSW15yCではしなり戻らないのか

なぜSW15yCではしなり戻らないのでしょうか。

ヒトの筋肉には長さに反応するセンサーがあり、
筋肉が伸ばされるとそのセンサーが反応します。

そして、伸ばされたという信号は脊髄に到達して、
脊髄からは伸ばされた筋肉を縮める信号が発信されます。

この信号のやり取りのことを「伸張反射」といいます。

筋肉が伸ばされる速さが速いほど
「伸張反射」も大きな信号になり、
対応する筋肉をより強く収縮させようとします。

この動きは、大脳が関係していないので
力を出している感じがしません。

そして、神経の伝達速度を見ると、ざっとした分類になりますが
大脳からの運動神経伝達速度 15〜40m/sに対して、
伸張反射伝達速度 70〜120m/sとなっています。

これは伸ばされている筋肉が「伸張反射」で収縮しようとする場合は、
自ら縮めようとするよりも2倍以上ぐらい高速に伝わることを示しています。

まさに軽く振ったのに飛んだと言う、
誰でも一度や二度は経験のある何とも気持ち良いショットのときが
「伸張反射」に誘発された「伸張性収縮」動作です。

「伸張性収縮」とは、筋肉が伸ばされながら縮もうとすることです。

「伸張性収縮」に対して、筋肉を短くしながら
縮もうとする筋肉の使い方は「短縮性収縮」と言います。

まさに、自ら物を動かそうとかクラブを振り回そうとするときの
筋肉の使い方が「短縮性収縮」です。

そして、「伸張性収縮」では「短縮性収縮」に比べて2倍以上の力が出せて、
しかも運動が高速になるほどその差は顕著になります。

SW15yCでチェックすること

ところが、SW15yC程度の体幹のターンの速さでは、
上半身のしなりの中心となる肩甲骨周りなどの筋肉が
伸ばされる速度はそれほど速くありません。

そのため、「伸張反射」はほとんど発生しません。

そして、上半身で自ら力を出そうとするのではなく、
クラブが置いていかれない程度の受ける力だけで
耐えるようにしてみましょう。

そうすればSW15yCでダウンスイングから
ボールヒットに向かう脚の動きでヘッドが置いていかれて、
しならされた上半身のしなりは残ったままフィニッシュに向かいます。

30yキャリー以上ぐらいになってくると、
「伸張反射」が大きく発生してきて勝手にしなり戻ります。

SW15yCでフィニッシュでおへそが打ち出し方向を向くまで
しっかりフルターンして、上半身のしなりが残っていることを
確認すれば良いです。

上半身のしなりの形とは、セットアップに対して
ヘッドが置いていかれて、右手の平が打ち出し方向に対して
45度程度左を向いて右肘は曲げさせられている形です。

ボールヒットに向かう両脚の動き

ここで、ボールヒットに向かう両脚の動きを確認しておきます。

ボールヒットに向かって上半身には下半身の動きで、
しなりとしてのエネルギーをじっくりと溜めます。

そして、ボールヒット直前で腰から首の付け根である体幹を
鋭く左ターンさせることで、左肩甲骨は一気にしなりを多くします。

そうすると、そこに「伸張反射」が発生して、
「伸張性収縮」状態でそれまでのしなりのエネルギーを
一気に解放します。

この体幹の左ターンの誘発の原動力は、左脚の縦蹴りです。

そして、太ももの骨である大腿骨は骨盤に下から真っ直ぐに
付いているわけではなく、Lの字になって横から付いています。

そのため、腿を内側へ締める動きを行わないと
脚は外に倒れてしまい、股関節を伸ばす動きを行う
お尻の大きな筋肉である大殿筋を上手く使えません。

両腿を締めることを強く意識すれば、
両脚は強烈に地面を踏んでくれます。

そのため、ボールヒットで脚をしっかり使えるためには、
ボールヒットに向かって左脚を伸ばしながら
両腿をキュッと引き締めるイメージの動きをしっかり意識します。

そして、腕とクラブが左に振られると、
下半身はその反作用として右にターンさせられる力を受けます。

そのときに右ターンさせられる力を右脚でしっかり受け止めるほど、
クラブは鋭く振られてボールが飛びます。

そのときに内転筋が締められていることで、
右脚が縦に力を発揮して上半身の反作用をガッチリ
受け止めることができます。

右脚はそれまでは自ら力を出そうとするのではなく、
この腕とクラブの反作用をしっかり受け止めることに
全力を使うことでボールを遠くまで飛ばせます。

内転筋を締める動きは「短縮性収縮」で行うしかないので、
腿の内側をキュッと締めることはかなり意識的に
自ら力を出して行う必要があります。

壁すり抜け素振りでのコツ

ところで、壁すり抜け素振りでホールヒットでの
本当の感覚を体験できるためのコツがあります。

それは、ネットなどに向かう直前で左脚で地面を蹴るときに、
上半身全体を力で固めることです。

クラブを脚で目一杯振ると、ネットなどに当たる直前の
脚の動きでの体幹の加速で上半身の特に左肩甲骨周りには
「伸張反射」が発生してクラブをリリースさせます。

そこで、上半身全体をネットに当たる直前だけ固めようとすることで、
ネットの直前での体幹の鋭い回転の加速でも上半身がしなりません。

その結果、「伸張反射」が発生しないでリリースが抑えられます。

普段自ら出そうとする力で振りにいく動作を封印するなら、
絶対に自分からは振りにいこうなどとするはずはありません。

そうすれば、本来あるべきボールヒットでの感覚を
体験することができます。

追伸… こちらご覧になりましたでしょうか?

そういえば先日から、一部の方に
このようなご案内をさせていただいています。

こちらをクリック

3/30(月)いっぱいで締め切ります
 

本日のお話でもあり、私の理論の根幹でもある
「伸張性収縮」の話などを、半年かけてじっくり
確実にステップアップしながら学んでいただけます。

飛距離アップやスコアアップ、ミス激減といったことはもちろん
90歳を過ぎてもゴルフを楽しめる素地を手に入れていただけます。

実際、90歳を過ぎても私のレッスンに通ってくださり
成果をあげていらっしゃるお客様もいます。

ですが、そうしたことも全て、
ゴルフのスイングで余計な動き、さらには余計な力を使うことで
全ての努力を台無しにしてしまいます。
 

以前にもこのメルマガの中でお伝えしましたが、

単純な計算でトップから上半身が10cm落下して、
腕は50cm落下したときのエネルギーをすべてヘッドに伝えて、
ボールを打ち出す場合の飛距離を計算した結果があります。

(ヘッドスピードに対するボール初速であるミート率が、
 理論限界の1.56、飛距離はボール初速の数字の4倍という
 一般的な数字を当てはめます。)

そうするとなんと、トップから上半身や腕が
落下するエネルギーをすべてヘッドに伝えられたら。。。

それだけのエネルギーで
ボールは約150y飛ぶ計算になるのです。

つまり、結果として筋力をたいして使わなくても
無駄なく動くことで250yは飛ばせるというのは
決して夢物語ではないということです。

ところが、一般男性の平均で見ると、
ヘッドスピード40m/sで飛距離が200yとも言われています。

実際女子のツアープレーヤーの平均を見ると
ヘッドスピード約43m/s、
飛距離約250yといった数字もあります。

では、この差「50y」は一体、
どこに消えてしまっているのか?

その原因はズバリ「力み」によるブレーキです。

そして「力み」の要因は大きな勘違いからの
間違った動きがほとんどとなっています。

ご案内中のコレは、そんなあなたのスイングにおける
悲しい「勘違い」を確認して。。。

それを解消することを目的とし、
あなたといっしょに積み上げていきます。

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ぜひ一度、確認してみて下さい。

決してあなたに、損はさせません。

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