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パットの距離感をマスターする実践ドリル

2021.03.17
kondo

From:近藤雅彦
神田のカフェより

おはようございます、近藤です。

「ゴルフのスコアを縮めたい」

これは僕も常に思っていることですし、
きっとあなたも、そしてあなたのお友達も、
全てのゴルファーの願いだと思います。

ですが、どんなに練習を頑張っても
ゴルフのスコアというのはなかなか縮まりません。

僕の生徒さんからも
「最短でスコアを縮めるにはどうすればいいですか?」
というような質問をよく受けます。

もちろん、
生徒さんごとに課題はバラバラですし、
一概には言えないのですが、

最短でスコアを縮めるためには、
一体、どうすればいいと思いますか?

ドライバー飛距離を伸ばす?
アイアンを番手通りに打てるように練習する?
バンカーなどのトラブル対処法を学ぶ???

実はこの答えはシンプルで、
「パッティングの距離感を完璧にすること」です。

ゴルフのスコアというのは、

フルショット :距離を稼ぐクラブ
アプローチ :グリーンに乗せるクラブ
パット :カップに入れるクラブ

大きく分けて、
この3つの要素が合わさって初めて
ゴルフスコアとなります。

ではこの3つのクラブの中で
一番スコアに直結する要素とは?

それは「パット」です。

ご承知の通りゴルフスコアの40%は
パットの数が占めています。

どんなにコンディションが良くなくても
スコアを上手にまとめるゴルファーというのは
ほとんど3パットせずに回るゴルファーです。

そして、3パットしない理由というのが、
『パットの距離感が研ぎ澄まされている』
ということになります。

なぜ距離感を鍛えることで
3パットがなくなるのかという理由は
後ほどご紹介するとして、

本日は今から
「パットの距離感をマスターする実践ドリル」を
動画でご紹介したいと思います。


スマホの方、動画が見れない方はこちら

パソコンでご覧頂いている方は、字幕を出して見られるようになりました。
動画の下部にある字幕アイコンまたは)をクリックすると表示をオンにすることができます。字幕をオフにするには、[字幕] アイコンをクリックし、[字幕をオフにする] をクリックします。



いかがでしょうか?

この練習は実際に
15m、20m、25mと長い、そして本物のグリーンで
練習するのが一番効果的ですので、

ラウンドに行かれた際のスタート前に
練習グリーンで試していただきたいと思います。

ところで、距離感を養うことで
3パットがなくなると申し上げた理由ですが、

パターでは「距離感」と「方向性」
そして「ライン読み」といった3つの要素が
カップインに欠かせません。

もちろん3つとも
とても大事な要素ではあるのですが、

じゃあどれが【一番】大事なのか?

と考えてみると、
それは「距離感」だと言えるでしょう。

なぜなら、ボールを打ち出す強弱によって
ボールの軌道は大きく変わってしまいます。

強めの距離感で打ち出すと
ボールの曲がりは抑えられますし、

弱めの距離感で打ち出すと、
地形による曲がりの影響を大きく受けます。

つまり、距離感によってラインが変わり、
そのライン通りに打ち出す必要がある…

まず第一に距離感が
大事ということになるのです。

ですので、もしあなたも、
スコアを上手くまとめたいと思うなら
まずはパットの「距離感」をマスターできるように
練習メニューを組み立ててみてください。

そして、「距離感」を身につける練習としては、
本日ご紹介したドリルがとても効果的ですので
ぜひゴルフ場に行ったら試してみてください。

近藤



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タイガー流・ボールにパワーを100%伝える方法

2021.03.16
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From:江連忠
宮古島の自宅より、、、

こんにちは、プロゴルファーの江連忠です。
 

さて、今回は、
 

 「タイガー流・ボールにパワーを100%伝える方法」
 

というテーマで、お話ししたいと思います。
 

タイガーウッズのスウィングを見てみると
ある動作に気づくかもしれません。それは。。。

トップからダウンにかけて体が一瞬沈み込む

アマチュアゴルファーの方に
自分のスウィングを動画を撮ってみると、

ダウンスウィングで思っていた以上に
体が伸び上がっていることに
ビックリされる方が少なくありません。
 

実際、身体が伸びあがってしまうと、
エネルギーが上に逃げてしまいますので、

一生懸命力を入れても、球は飛びません。

そんな伸び上がりのスウィングのゴルファーの方が
タイガーウッズのスウィングを見て、

トップからダウンにかけて
体が一瞬沈み込んでいるのに気づいて、
 

 「なるほど! この動きがあるから
  ボールにパワーが伝わるのか!」

 

ということで、そうしたスウィングを目指して
練習に励んだところ。。。
 

 ・そもそも、ちっとも当たらない

 ・当たったとしてもダフるか、それを嫌がって
  体を開いたり、左ひじが抜けてスライスになる

 

と、全く良いところナシ、だったようです。

なぜ、上手く行かなかったのか?

トップからダウンにかけて
体の一瞬の沈み込み。。。

実際にタイガーがそのように行っていたおんい
上手く行かなかったのは、なぜでしょうか?

 ・
 

 ・
 

 ・
 

その原因は、極めてシンプルで、
 

 意識的に力を入れて、体を沈み込ませたから
 

にほかなりません。

タイガーウッズの沈み込みの動作には、
力は一切必要ないのです。

その動きは、沈みこませるのではなく
 

 自然に沈み込むようにすること
 

これが大切なんですね。

ダウンスウィング、沈み込み動作の仕組み

今回お話ししている飛ばしのインパクト、
沈み込みのポイントを解説していきましょう。

その前に、基本的なスウィング中の
体重移動をおさらいしますと、
 

 ・バックスウィングでは右の股関節を入れる動きで
  右の股関節に上体を乗せる

 ・ダウンからフォローにかけては、
  左の股関節を入れて、左の股関節に上体を乗せる

 

そしてここからが重要なのですが。。。

上体が右股関節から左股関節に移動する際、
上体は両方の股関節から外れるため、

重力によって重心が少し落ちる瞬間があります。

これこそが、ダウンスウィングの
沈み込み動作の仕組みであり、

この動きができると、重力の力を使えるために
大きなエネルギーをボールに伝える事ができるわけです。

ここまでお話しすればご理解いただけると思いますが、
ということで、自分の力で沈み込ませては
意味がないということなんですね。
 

ぜひ、お試し下さい。
 
 

 真剣であることが、唯一のゴルフの楽しみ方。

 ゴルフは人生を豊かにする素晴らしい方法。
 
 

江連忠でした。
 

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どうしてもオーバースイングに?!原因と修正のポイントは…

2021.03.15
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From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます。
小原大二郎です。

先日、レッスン会がありました。

春の陽気でみなさん気持ちよさそうに
レッスン会に参加してくださっていたのですが、

その中でふと目にとまる方がいらっしゃいました。

その方は初めてレッスン会に参加してくださった方で、
今年100切りを目指しているとのことでした。

「今年は100切りを目指しているんです。
目先の目標はとにかく飛距離UP!飛ばしたいんです!」

せっかくお会いできたので、
100切りのためにお手伝いをさせていただこうと

スイングを見させていただいたのですが、
その方はのスイングを見て

(ん???あ、なるほど…)

素振りでは気づかなかったのですが、
その方に実際にボールを打っていただくと

「オーバースイング」

になっていました。

「飛ばしたい」という気持ちから…



「少しでも遠くに飛ばしたい」

その気持ちから
クラブを過度に振り上げてしまう人がいらっしゃいます。

バックスイングの際に
必要以上に大きく振りかぶってしまうと、

過度に振り上げてしまってい分、
ボールに当たるまでの動きが単純ではなくなってしまうため、

あらゆるミスを誘発します。

ただ、当の本人には自覚がないまま、
長年気づかずにオーバースイングになってしまっている

という方もいらっしゃいます。

レッスンコーチや同じ組の方からの指摘がないと
なかなか気づくことができず、

長年のミスの原因が
「オーバースイング」であることも
気づかないこともあるかもしれません。

絶対に矯正しなくちゃいけない?



オーバースイングと聞くと
「直さなくちゃいけない」
よいうイメージがありますが、

オーバースイングは必ずしも、
すべてのゴルファーが矯正しなくてはいけない、
というものではありません。

人によってはオーバースイングが
合っているという場合もあるんです。

たとえばオーバースインを行う
代表的なゴルファーの例としては、

プロゴルファーの横峯さくらさん

ですね。

これまでの成績が物語っている通り、
彼女は素晴らしいゴルファーですよね。

このようぬ必ずしもオーバースイングが
絶対にいけないということではないんです。

ただ、体の芯がずれている場合や、
下半身も一緒に回転してしまっている場合、

また手先でクラブを上げており、
腕と体が同調していない場合。

このような場合には
矯正が必要なオーバースイングと
なってしまっているかもしれません。

オーバースイングは
やはりクラブヘッドの可動域が大きいので

そのぶんミスに繋がりやすい
スイング軌道になってしまう場合があります。

正しいスイング軌道でのオーバースイングならば
ミスも最小限に抑えられると思いますが、

やはり大きいスイングでは
どうしても正しいスイング軌道に乗せることが
難しくなってくるので、

オーバースイングなればなるほど
ミスする確率も大きくなってしまうというわけんなです。

なので、オーバースイング気味の方は
なるべくミスのでないようなスイングにするために、

オーバースイングを治したほうがいい
というように言われるということなんですね。

オーバースイングの修正ポイントは?



オーバースイングを矯正したい場合、
どういった点を一番に修正すべきなのか?

このオーバースイングにも
たくさんの要素が絡み合ってオーバースイングという
結果を作り出しているわけなんですが

今回は一番根本となっている部分の
修正ポイントをあげたいと思います。

それはどこかというと…

腰の回転

です。

正しいバックスイングというのは
バックスイングをあげるときに

ベルトのバックルを
イメージしていただくといいのですが、

ベルトのバックルが地面に対して
正面から見たときに水平に回転するような動きが
正しい腰の回転となります。

ベルトのバックルが右斜め上に
切り上がるような腰の回転をしてしまうと、
どうしても身体の全体の軸が倒れ込んでしまいます。

そうすると結果として、
オーバースイングが起こりやすくなってしまうんです。

腰の回転で
正しい水平な回転を意識していただくと、

バックスイングでオーバースイングになりようがない、
というような動きになるわけです。

まず鏡で自分の腰が地面に対して
レベルに回転するようにチェックしてみてください。

実際ボールを打つ際も
腰が地面に対してレベル回転することを
心がけて打ってください。

そうすることでコースに行った時、
正確なヒットを得られるような基礎となる
正しい腰の回転も得られます。

まずオーバースイングを直す際に
一番最初に見なきゃいけない場所は

正しく腰が改善できているかということです。

何事も根本的な原因を
しっかりと探って解決することが、

最短ルートでミスを減らしていく方法になります。

オーバースイングで気になる方は、
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【ビデオ】アームローテーションでは軌道は複雑で難しい

2021.03.14
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From:大森睦弘
神戸の自宅より、、、

こんにちは、大森睦弘です。

さて、今回は
 

 「アームローテーションでは軌道は複雑で難しい」
 

というお話をさせていただきます(ビデオ&おまけあり)。
 

ボールヒットに向かって左手が下で右手が上になる動きで、
前腕を左に捻ってフェースを閉じるアームローテーションを
しましょうと言われたりします。

しかし、そんなアームローテーションでは
ヘッドの軌道は複雑になって、そのコントロールは
非常に難しい動きとなります。

では、どのようにしたらいいのか?

(続きはビデオにて)

アームローテーションでは軌道は複雑で難しい

スマホの方、動画が見れない方はこちら

パソコンでご覧頂いている方は、字幕を出して見られるようになりました。
動画の下部にある字幕アイコンまたは)をクリックすると表示をオンにすることができます。字幕をオフにするには、[字幕] アイコンをクリックし、[字幕をオフにする] または[なし] をクリックします。

 

(おまけ付き)
今回のメールマガジンの内容をPDFでもご覧になれます。
こちらからクリックしてダウンロードして下さい。

https://g-live.info/click/omrpdf210314/

※印刷してファイルなさる方にはこちらが便利です。

ヒンジでしなっている状態でボールヒット

であれば、アームローテーションしないで、
右手甲側へ折れるヒンジでしなっている状態で
ボールヒットさせましょう。

そして、右手の甲側へ折れるということは、
左手は手のひら側に折れることになり、
左肘が振り出し方向を向いて先行して動くことになります。

アームローテーションの恐ろしさに気づく

そこで、アームローテーションで軌道が複雑になる問題を、
分かりやすく再現してみます。

手首が親指側に折れるコックが入っていることが、
アームローテーションでの問題点の原因として重要です。

コックを入れた状態で体のターンに対して
遅れて付いてきたヘッドのポジションから、
前腕を左に捻ってみます。

アームローテーションでヘッドは体から離れる

手元の位置を固定してヘッドの動きを強調すると、
アームローテーションでヘッドは恐ろしいことに体から離れて
ボールの外側へ動こうとすることになります。

ヘッドがボールの外なら、ヘッドをボールに当てるためには
アームローテーションでヘッドが外に出た分、
手元を体に引き付けなければなりません。

しかし、シャフトの長さによってコックの深さが変化すれば、
アームローテーションでのヘッドの離れ具合は変わります。

そうなると、クラブごとに手元を引きつけるコントロールを
変えなければなりません。

練習場なら、同じクラブで同じ足場から何球もショットしているうちに、
ちょうど良い手元の引き付けの感じをつかめるので、
打っていれば良いショットも出せます。

しかし、一発目で良いショットを打たなければならないラウンドでの
安定したショットのためには、
各番手ごとにしっかり練習していなければなりません。

アームローテーションでヘッドが先行する

そして、アームローテーションではもっと悪いことが発生します。

アームローテーションするとヘッドは上にあがってきて、
ヘッドは手元よりも先行してきます。

ヘッドが手元を追い越していると言うことは、
体のしなりは戻り切ってヘッドに力を加える体勢にないために
ヘッドは減速していることになります。

それではボールヒットでヘッドはボールに当たり負けして、
フェースの向きが変化することでボールは不意に曲がりやすくなります。

さらに悪いことに、あたり負けが多いほどヘッドスピードの割に
ボール初速があがらず、頑張った割にボールは飛びません。

ハンドファーストの重要性

そして、特にボールを地面に置くショットでクリーンヒットしたければ、
下降軌道であるダウンブローでボールの先にターフをとる軌道にします。

それは、クリーンヒットできる許容範囲としての窓が、
適切なダウンブローで最も広くなるからです。

上昇軌道では、クリーンヒットの窓は狭くなり、
ダフりとトップは紙一重となります。

そして、良いダウンブローのためには手元がヘッドよりも先行してボールに向かい、
手元がボールをすぎてリリースが大きくなってから
ヘッドをボールに当てることが必要です。

さらに、ドライバーショットでも、しなりが残っている状態でヒットするヘッドより
手元が先行するハンドファーストの意識でボールヒットさせます。

ドライバーではボールを左足踵のラインぐらいにセットすれば、
手元がヘッドに先行したイメージでも軌道は上昇軌道でヒットできます。

ヘッドが上昇しながらヒットさせる理由は、高い打ち出し角度と
バックスピンを減らしてボールを遠くまで飛ばしたいからです。

そして、軌道は上昇していても、ヘッドはまだまだ加速中にヒットさせます。

そのため、イメージはではハンドファーストでのヒットになります。

アームローテーションしないで、ヒンジがまだ残っている状態で
左肘が先行してハンドファーストの形でボールヒットすれば、
最高のショットです。

そもそもアームローテーションと言われるのは

そもそも、ボールヒットに向かって
アームローテーションしなさいと言われる理由は、
セットアップでのグリップがウィークだからです。

しかも、統計ではゴルファー全体のなんと95%が
ウィークすぎるグリップです。

グリップがウィークな状態とは、どんなことを言うのでしょうか。

それは、ボールヒットに向かってクラブが振られて
遠心力で腕が引っ張られたときに、
捻る力を入れないでいるとフェースが開く状態を言います。

ボールヒットでセットアップよりもフェースが開こうとするなら、
前腕を左に捻ってフェースを閉じる動きをしなければなりません。

そうなると、95%のゴルファーは
アームローテーションでフェースを閉じなければ
ボールを思った方向へ飛ばすことができないのが現実です。

これらの理由からアームローテーションは必要悪となって、
ゴルフ界に君臨することになります。

本来は止まっているボールを打てば良いゴルフですから、
まずはセットアップでボールヒットまでに発生することを
吸収できたほうが簡単になります。

グリップがウィークなまま、ヘッドが高速に動いている
特にボールヒット近辺で余計なフェースターンを
コントロールしなければならないのは悲劇としか言えません。

アームローテーションは歴史の産物

そして、ヘッドスピードが大きいほど、
フェースは開きやすくなります。

その理由は、ヘッドの重心はシャフトの中心軸に対して、
離れているオフセットがあるからです。

そのため、ヘッドが振られる速度が大きいほど、
ヘッドの重心が置いていかれてシャフトを右に捻る力が発生します。

昔々のヒッコリーという木でできたシャフトの時代は
捻じれに対して弱かったために、無理やり前腕を左に捻って
ヘッドが開いた分を自ら出す力で戻す必要がありました。

しかし、スチールやカーボンシャフトになってからは、
捻りに対して強くつくれるようになりました。

そのため、ヘッドスピードにマッチしたシャフトを選択すれば、
自ら出そうとする力でフェースを閉じる必要はなくなりました。

ヘッドが開かされて前腕を右に捻ろうとする力を受ける力で耐えれば、
ボールヒットではシャフトは捻り戻ってヘッドは
セットアップの向きまで戻せます。

なぜ腕が引っ張られると腕が右に捻れるのか

また、腕が引っ張られると腕全体がが右に捻れます。

それは、腕が引っ張られると前腕は内側へ捻れることと、
左肩甲骨が胸の前側の斜め上方向へスライドするからです。

肩甲骨は単に胸の方向へスライドするよりも、
胸の前側に向かって斜め上にシフトするほうが
より大きな可動域となります。

可動域が大きいということは、
しなやかだということにも繋がります。

しなやかな物ほど同じ力でしならせるなら、
より多くのエネルギーを溜めることができます。

そして、左肩甲骨のスライド量は、
テコの原理でヘッドを走らせることに直接効いてきます。

左肩甲骨のスライドはそのまま左腕を引っ張り、右腕が支点となれば、
テコの力点としてのグリップエンドを動かす移動量に反映されて、
作用点としてのヘッドはその分走ります。

ボールを遠くへ飛ばしたいなら、
左肩甲骨の可動域のできるだけ大きな領域を使えば良いことになります。

その肩甲骨の可動域が一番大きくなる方向が、
胸の前側に向かって斜め上にシフトする動きです。

正しいグリップのポジションとは

これらの動きでヘッドの向きが何もしないでも
セットアップの向きに戻るためには、
予め左腕全体が右に捻られた状態にします。

そして、それが正しグリップのポジションとなります。

左腕でストレートパンチを出そうとして、
左手の拳を握った状態から左腕を伸ばし切ったところで止めてみてください。

そうすると、左手はどんな向きを向いていますか。

左手の薬指の付け根である三つ目のナックルが見えます。

いつものグリップでは、この三つ目のナックルが見えていますか。

もし見えていないならウィークすぎることになります。

セットアップ終盤では、この左手の三つ目のナックルが
しっかり見えているようにしましょう。

そうすれば、ボールヒットに向かって左前腕の内旋や、
左肩甲骨のスライドで左手が右に捻れたポジションに入っても、
ヘッドはセットアップの向きでヒットできます。

これならアームローテーションでフェースを閉じる力を、
自ら出す必要がありません。

そして、ヘッドの軌道を狂わせたり、
大切なハンドファーストでのインパクトをできなくしてしまう
アームローテーションでの悪い影響を撲滅できます。

ボールヒット近辺では、できるだけ何もコントロールが入らず、
しなった体とシャフトが勝手にしなり戻るだけに任せるようにしましょう。

そうすれば、簡単で精度良いパワフルなショットが手に入ります。
 

では、また。
 

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飛ばすためのグリップの握り方

2021.03.13
服部hattori

From:服部コースケ
東京の自宅より、、、

おはようございます、
服部コースケです。

「そんな風に握るんですね」

これはある生徒さんに
グリップの握り方について
教えたときに言われたこと。

「指の第1・第2関節を曲げてできたくぼみに
 グリップのバックラインが来るように置いて、
 指先だけで軽くグリップしてください。」

私がこう言った時に、
少し驚いたようだったんです。

この生徒さんが言うには、
普段は指の付け根や手のひらに
バックラインが来るように、

手のひら全体で握るイメージで
グリップしていたとのこと。

手のひら全体でグリップしたほうが、
アドレス時はもちろん、スイング中もクラブが暴れず
安定感のあるショットが打てるんだとか。

これを聞いて私は、、、

「私も手のひら全体で
 グリップしていた時期もありましたが、

 でも、そのグリップは
 飛距離が出ないんですよね。。。」

と思ったんです。

というのも、、、

確かにホールド感があって安定する

ゴルフでスコアを伸ばそうと思ったら、
まずはミスを減らそうと考えますよね。

そして、ゴルフ始めたての頃に
一番多いミスが手打ちによるものです。

このとき、手のひら全体で握ってあげる
「パームグリップ」という握り方をしてあげることで、
クラブと手のひら、そして腕に一体感が生まれ、

手の無駄な動きが抑えられて
ミスしにくくなるというメリットがあります。

ゴルフを始めたての方は、
自然とパームグリップで握っている方が
とても多い印象もあります。

ですが、もしあなたが、
飛距離を伸ばしたいとお考えなら

パームグリップではなく、
今からお伝えする握り方でスイングを
してもらいたいと思います。

ただこれは、
パームグリップが悪いという話ではなく、
飛距離に限って不利だということです。

グリップは人それぞれではあるので
あなたにあった握り方をしてもらいたいのですが、
私個人としてはこの握り方をおすすめします。


スマホの方、動画が見れない方はこちら

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手のひらで握る「パームグリップ」は
手首を過度に使いすぎてしまう方(手打ちの方)には
オススメの握り方ではあるのですが

クラブヘッドを速く走らせ、
より遠くに飛ばすためには
指先で握る「フィンガーグリップ」がオススメです。

ぜひ、あなたのグリップも
確認してみて下さい。

服部コースケ



<本日のオススメ>

ゴルフはグリップの握り方1つから、
一言で語りきれないほどの動作・所作が集まって
はじめてスイングが完成します。

その腕はもちろん、腰、骨盤、膝やつま先まで
体の隅々まで理想の動きをすることで
初めてナイスショットが打てるのです。

その中でも特に大事な、
正しいスイングを補う
欠かせない6つのポイントがあるのですが…

あなたは知っていますか?

https://g-live.info/click/hattori/


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