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目標に向かって打つの難しい…

2020.02.19
morisaki

From:森崎 崇
埼玉の自宅より、、、

こんにちは、
森崎 崇(もりさき たかし)です。

練習場では真っ直ぐ飛ぶのに、
コースではミスショットばかり・・・

これはレベルを問わず
全ゴルファーの共通の悩みといっても
過言ではありませんよね。

特に、

100切りを目指すゴルファーにとっては、
「コースで真っ直ぐ飛ばない」というのは
死活問題かもしれません。

練習場では良いショットが何回か出るのに
いざコースに出てみるとダフリやトップ、
そして大きく右に打ち出すスライスが連発…

クラブを持って走り回り
なんとか18ホール終えてみると
スコアは100に程遠く、

練習場のナイスショットが
コースでも打てたらなあ、と
落胆する方も多いと思います。

普通に考えてみると、

練習場で真っ直ぐ飛ばせるなら
あなたのスイングに致命的な
間違いはないはずです。

そして、

練習場のナイスショットを
コースで打つことだって可能なはずです。

でもなぜ、コースに出た途端
ナイスショットが打てなくなるのでしょうか・・・

大きな原因はアドレスにある

その大きな原因として考えられるのが、
「アドレス」です。

練習場でナイスショットを打った時と
同じアドレスを、コースでは
出来ていない可能性があります。

特に100切りを目指す方
“ゴルフクラブでボールを打つ” という動作に
慣れていない方は、

コースに出た途端
アドレスが不安定になります。

というのも、

ゴルフ練習場は、
打席にマットが敷かれていたり、
背の低い壁や機械が置かれていたり

ターゲットに対してアドレスをした時に
体の正面に何かしらの「モノ」があるはずです。

私たち人間は無意識に、
視界に入ってくる情報を元に
平衡感覚を保ちます。

なので練習打席でアドレスをするとなると
練習マットの境目やスイング解析機の配置、
隣の打席との境目にある背の低い壁などの

視覚的情報を元に、
自然とターゲットに対して
スクエアなアドレスが出来ます。

そして、それらの「モノ」
マットや解析機や壁は動きませんから
何度も何度も同じアドレスが出来るのです。

そのため、

練習場でナイスショットを
打った時の感覚を思い出せば、
そのショットを打った時の正しいアドレスを
再現することだって出来ます。

一方で、
コースに出てみたらどうでしょうか。

アドレスをする時、
体のすぐ近くに目印となる「モノ」がありません。

ティーグラウンドにはティーマーカーがありますが
セカンドショット以降では体の平衡感覚を確認できる
目印となる「モノ」がありません。

とても広い視野を持って
ターゲットまでの方向と
それに対したスクエアなアドレスを
しなければいけないのです。

自分から近い場所に目印がある場合と
自分から遠い場所に目印がある場合では
後者のほうがアドレスにズレが生じやすいですよね。

そういった理由から
「練習場では打てるのにコースでは打てない」
なんてことが起こりえるのです。

その対処法

ではどうすれば、
コースでも安定して正しいアドレスを
出来るようになるのか。

はっきり言ってしまうと
何度もコースでアドレスをして
正しい感覚を身につけるのが一番です。

やはり経験第一といいますか、

練習場での感覚とコースの感覚って大きく違いますので、
コース経験を積むのが一番良い解決策です。

とはいえ、

コース経験が少なくても、
久しぶりのラウンドだとしても

ナイスショットを打って良いスコアで回りたい
と、誰もが考えると思います。

それなら、コースに出る前から
正しいアドレス体に覚えさせる必要があります。

練習場でマットや壁などを目印にせず
ターゲットに対してスクエアなアドレスが出来るように
何度も何度もアドレスをし直してみるとか。

でもマットや壁を目印に
アドレスをするのは無意識な行動なので、
見ないように意識したところで
少なからずアドレスに影響しています。

だから極端に言ってしまえば、
練習打席でボール後方からターゲットを確認し、
目を閉じてからボールに向かって歩き
そのままアドレスして目を開ける

目を閉じていてもしっかりと
ターゲットに対してアドレスを出来るようになれば
それはもう完璧と言えるでしょう。

練習場からコースに出ても
正しいアドレスをどんなシチュエーションでも
再現できることでしょう。

「目を閉じてアドレス」なんて
大げさに聞こえるかもしれませんが、

それがそのまま
「ルーティン」と呼ばれるものでもあります。

プロはそれぞれのルーティンを
たとえ目を閉じていたとしても正確に
行うことが出来ます。

そのレベルになれば
練習場で打てたのにコースで打てない
という悩みは大幅に減ることでしょう。

その次のステップとしてスイングがありますが、
「練習場で打てるのにコースで打てない」原因の
8割以上はアドレスによるものですから

まずはアドレスをどんな場所でも
完璧に出来るように練習してみてくださいね。




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同じレッスンでも結果が違うのはなぜか?

2020.02.19
kondo

From:近藤雅彦
神田のカフェより

おはようございます、近藤です。

一週間ほど前、
過去に神田でレッスンをした生徒さんから
お礼の手紙をもらいました。

彼はもともとゴルフを
やられている方ではなくて、

取引先と急遽ゴルフに行くことになったため
「1ヶ月である程度ゴルフ出来るように…」と、
ゴルフパフォーマンス神田店を
訪ねてきてくれた方でした。

ラウンド経験どころか練習場も数回しか行ったことがなく、
ゴルフクラブの握り方からなんとかしないといけないレベル

初回体験でスイングをチェックしましたが、
もちろん直す部分はかなりあります。

でも、

「1ヶ月である程度回れるように」

というご希望だったので、
スピード重視のレッスンメニューを組んだのです。

結論から言えば、
取引先とのラウンドは大成功

彼はスコア110台前半で回り切り、
迷惑をかけずラウンド中の雰囲気も良く
今後の商談にも良い影響があったそうです。

週3日レッスンを1ヶ月間…

未経験からラウンドデビューまで
しかも取引先を不快にさせないスコアまで
レベルアップしないといけないわけですから

彼にとってこのゴルフレッスンは
本当にハードだったと思います。

毎週、土日のどちらかに1コマレッスン
その前後は自主トレーニング
平日もどこかで2日、仕事終わりにレッスン

こんなスケジュールをまるまる1ヶ月
さらに最後の室内レッスンの翌日に
ラウンドレッスンまで詰め込みました。

ゴルフ始めたての頃を思い出してほしいのですが、
筋肉痛で腕が上がらなくなったりしますよね。

なにの彼は、平日昼間の仕事に
支障がでないのか、こっちが心配になるくらい
ゴルフレッスンと自主練習をしていました。

「取引先との接待ゴルフ」

こんなとても重要な予定が
1ヶ月後に迫っていたからこそ
ここまで頑張っていたのだとは思いますが、

でもこれって、
彼以外にも言えることだと思います。

実際、ゴルフが大好きで
彼と同じように週に何回も
レッスンにいらっしゃる生徒さんもいます。

でも、
ただゴルフが好きでレッスンにたくさん通う方と
彼の上達速度には明らかに差があるのです。

上達速度の早いゴルファーと
遅いゴルファーの違いはここにある。

上達速度が遅いゴルファーは、
「なぜゴルフレッスンに通うのか」
という質問に対しての答えに「緊急性」がない。

「ゴルフが好きだからベストスコアを更新したい」

「ブランクがあるけど再開しようと思った」

「若い頃みたいにドライバーで気持ちよく飛ばしたい」

などなど。

つまり上達速度が遅いゴルファーは、
極端に言ってしまえば
ゴルフレッスンに通う必要がない。

ゴルフレッスンを受けなくても
生きていけるのです。

なので、
「ゴルフを上達したい」という気持ちと

何かもっと緊急性の高い気持ち
例えば仕事に疲れて「眠たい」という気持ちが

同時に2つ存在した時に
緊急性の高い「眠たい」という気持ちが優先されて
ゴルフの練習をせずに寝てしまったりします。

一方で、上達速度が早いゴルファーは
「なぜゴルフレッスンに通うのか」という
質問に対しての答えに緊急性がある。

メルマガ冒頭でご紹介した彼のように
重要な取引先と急遽ゴルフすることになった、とか。

1ヶ月後に豪華景品が揃う
大きなコンペがあって、
そこで絶対3位以内に入賞したい、とか。

緊急性が高い上に、
かなり具体的な目標があって
ゴルフレッスンに通ってくれるのです。

そうすると、

「ゴルフ上達したい」という気持ちが
「疲れて寝たい」という気持ちを上回って

仕事帰りにレッスンを受けてくれたり
家でも復習のようなことをしてくれる。

それが結果的に
ゴルフ上達速度に影響するのです。

どんなに良いプロからレッスンを受けても
評判の良いDVDや書籍を読んでも、

「ゴルフ上達したい」という
気持ちの緊急性が高くないと、
ゴルフの練習はあと伸ばしになってしまう…

だから週に3回レッスンに通っても
ゴルフのスコアがなかなか縮まなかったりするのです。

上達速度が遅いのは悪いことではない

だからといって、
ゴルフ上達の速度が遅い人

「ゴルフ上達したい」という気持ちの
緊急度がそこまで高くない人が
悪いとは全く思いません。

僕たちゴルフパフォーマンスのレッスンの理念として

「ゴルフを通じて健康の維持・増進、生きがいの創造に寄与」

というものがあります。

もちろん僕たちはゴルフレッスンのプロですから、
「ゴルフ技術の向上」は最大の目的です。

ですが、
中にはゴルフをもっと楽しむために
僕たちのレッスンに通ってくれる方もいます。

その方にはその方なりの上達イメージがありますから
それに対してどうこう言うつもりは全くありません。

その方が僕たちのレッスンに
満足してもらえるように全力で指導するまでです。

でも、
もしあなたが今、

ゴルフ上達したいけど
自分の上達速度が遅いなと感じるなら
今日の話はとっても役に立つと思いますよ。

僕が見てきた「上達速度が早い人」の特徴に習って
あなたも何か緊急性の高い目標を作っちゃえば良いのです。

例えば1ヶ月後に上司をゴルフに誘うとか
1ヶ月後に奥さんをゴルフに連れて行くとか
はたまた彼のように取引先とゴルフの予定を入れるとか

なにか「ゴルフを上達しなければいけない」環境を
自分で作り上げるのです。

そうすることで
自分の中で「ゴルフの練習」に対する優先度が上がり
ゴルフ上達の速度も早くなると思います。

自分を追い込むというリスクがありますが
とっても効果的なのでぜひ試してみてくださいね。

近藤


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ダフリとスライスが止まらないあなたへ

2020.02.18
ezure

From:江連忠
宮古島の自宅より、、、

こんにちは、プロゴルファーの江連忠です。
 

さて、今回は、
 

 「ダフリとスライスが止まらないあなたへ」
 

というテーマで、お話ししたいと思います。
 

今日の話は、この悩みに関係する方に
読んでいただきたいのですが、特に
 

 アイアンを買い替えたら、
 ダフリとスライスが止まらなくなった。。。

 

という方には、特にチェックしていただきたい内容です。

アイアンフェースの打球の跡は?

最初のところで「アイアンを買い替えた方」と
お伝えしましたが、
 

アイアンを買い替えた方も、そうでない方も
今すぐに確認できるのなら。。。
 

ご自身のアイアンフェースの打球の跡(あと)を、
ちょっと確認してみて下さい。
 

 ・
 

 ・
 

 ・
 

どうでしょうか?
 

もしかしたら、アイアンのフェースのトウ側、
しかも下の方にばかり
打球の跡がついていないでしょうか?
 

もしこの場所に打球の跡が確認できたなら、
 

 ・
 

 ・
 

 ・

トウダウン

もし、アイアンのフェースのトウ側、
しかも下の方にばかり打球の跡がついているなら。。。
 

あなたは典型的な「トウダウン」の症状に
あるといえます。
 

そもそも「トウダウン」とは何か?
 

ゴルフクラブというのはダウンスウィングの時、
シャフトが下方向にたわんで降りてきます。
 

シャフトが下方向にたわむということは
ダウンスイングしてきたヘッドは、
アドレス時よりもトウが下がっているわけです。
 

この現象をトウダウンと呼びます。
 

誤解しないでほしいのですが、トウダウンそのものは
重力によって引き起こされる現象ですから、誰にでも起こります。

ですが人によっては、このトウダウンが
大きくなってしまう場合があります。

トウダウンをチェックするには?

では、そのトウダウンの度合いをどうチェックするか、
見極めるためのドリルをご紹介します。
 

 ・腰、あるいはヒザぐらいの高さに
  ティアップした球を打ってみます。

 ・トウダウンしていなければスパっと打てます。

 ・ですがティー部分に当たってしまうようなら
  トウダウンが大きい、と判断できます。

 

野球をやっていた方であれば、
ティーバッティングの要領と言えば
イメージしやすいかもしれません
 

 「え、そんな高さのティーなんて、持ってないよ」
 

という方でも、500ミリリットルのペットボトルに
高めのゴムティーをくっつければ、
自作することも可能です。
 

このドリルでもし、
ティー部分にクラブが当たってしまうとして、
同じスウィングで地面にある球を打とうとすれば。。。
 

確実にダフるか、先っぽに当たるかの
どちらかという結果になります。
 

冒頭で「アイアンを買い替えた方」とお話ししましたが、
 

 ・ヘッドが大きくて

 ・重心距離が長く

 ・クラブシャフトの柔らかいクラブ
 

の場合、トウダウンが大きくなりやすいと言えます。
(もちろん全ての人が、というわけではありません)

 ※重心距離:
  ヘッドの重心と、シャフトの中心線が
  直角に交わる部分までの長さのこと

こんなことを言うと「クラブが悪い」と
思われてしまうかもしれませんが、

どちらかと言えば、スイングの方に
問題がある場合の方が多いと思います。
 

トウダウンについてご存知でない方は
このポイントに気づいていない方、あるいは知らない方も
いらっしゃると思ましたので、取り上げてみました。
 

ぜひ、チェックしてみて下さい。

追伸:スウィングを見直したいのなら…

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江連忠でした。
 

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日本未上陸!最新型の練習場

2020.02.17
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From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます。
小原大二郎です。

先週はアメリカのフロリダ州で開催されていた、
「PGAゴルフショー」のお話をさせていただきましたね。

今日はそのPGAショーの空き時間に行ってきた、
日本未上陸の最新ゴルフ練習場のお話を皆さんにお伝えしたいと思います。

この練習場はほんとにすごかった…

きっとあなたもゴルフ練習場の概念が覆されると思います(笑)

日本未上陸のゴルフ練習場の正体

せっかく15時間以上のフライトを経てアメリカまで来たのだから、と、
空き時間を有効に使うためにゴルフライブのスタッフに連れられて、
オーランドにある「トップゴルフ」という練習場へ行ってきました。

このトップゴルフは世界にアメリカだけでなく、
メキシコやオーストラリアやカナダなど世界に70店舗も運営している、
世界的に超人気レジャー施設なんです。

ボーリング場のように、
みんなで楽しくゴルフができることがコンセプトとされています。

外観は特に何の変哲もないただ白くキレイな建物だったんです。

しかし、
入場ゲートをくぐるとそこには私が知っているゴルフ場はありませんでした。

薄暗い施設内には、ノリノリな音楽が流れ、
レストランやバー、屋上にはテラスと暖炉なんてものも。

入場には特に料金はかからず、
プレーしない人でも飲み食いしながら十分時間を潰せるってくらい、
施設内は充実していました。

受付を済ますと、
10人くらい座れそうなソファが置いてある打席へ、
グループ単位で案内されます。

ゲームの種類はいくつかあったのですが、
基本的にはフィールドある大小異なるホールへめがけてショットを打ち、
仲間内でスコアを競っていくといシステムです。

ボール自体にマイクロチップが埋め込まれているようで、
飛距離や落下場所などかなり正確にモニターに映し出してくれます。

私達は夜22時ごろに行ったのですが、それでも打席は埋まっていましたね。

芝上のホールが色とりどりにライトアップされていて、
イルミネーションを見ているようでした。

ゴルフの敷居が高い印象のある日本にトップゴルフが上陸したら、
いままでゴルフをしたことがなかったような方たちにも、
ゴルフの魅力が伝わるのになあ、と日本に上陸するのが待ち遠しくなりましたね。

あなたにも実際に見てもらいたくて、
動画を撮ってもらったのでぜひ見てみてください。

パソコンでご覧頂いている方は、字幕を出して見られるようになりました。
動画の下部にある字幕アイコンまたは)をクリックすると表示をオンにすることができます。字幕をオフにするには、[字幕] アイコンをクリックし、[字幕をオフにする] をクリックします。

いかがでしたか?

私もだんだんとやっていくうちに負けず嫌いな性格が出てきてしまって(笑)

異国の地でスタッフを相手に本気になってしまいましたが…
これならコンセプトどおり友人同士であそびに来ても楽しめますよね。

精度を高める練習

いま振り返ると、
一打一打真剣になれる練習場って貴重だと思いましたね。

ゴルフ上達のためには距離と方向性が重要です。

よく練習場で、
ひたすら打数多く練習をしている方を見かけます。

たくさん打ちたいという気持ちは私もわかるのですが、
ひたすらスイングを繰り返す練習法はあまりおすすめとは言えません。

変な癖がついてスイングが壊れてしまったり、
体を痛めてしまうことがあります…

なので練習場でもラウンド中と同じ様に、
アドレスを確認し狙いを定めて一打一打慎重に打つことを心がけてみてください。

ラウンド中は失敗が許されないから、
距離感や方向性を見定め緊張感をもってショットをしていますよね。

その感覚で練習も取り組むようにしてください。

きっと練習場でも精度を求めた練習が身につけば、
コースに出たときにきっとあなたの役に立つはずです。

〈本日のおすすめ〉

たった3つのルールを守るだけで、
次のラウンドでスコアを10打縮められる…?

「そんなのありえない」

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【ビデオ】飛ばしたいなら頭を振り出し後方へ押し込む

2020.02.16
ohmori

From:大森睦弘
岐阜の自宅より、、、

こんにちは、大森睦弘です。

さて、今回は
 

 「飛ばしたいなら頭を振り出し後方へ押し込む」
 

というお話をさせていただきます(ビデオ&おまけあり)。
 

ボールヒットに向かって遠心力に対応するように
頭を右下である振り出し後方へ押し込む動作は、
クラブが勝手に振られる起爆剤となります。

当然、ドライバーなら飛距離アップの絶大な妙薬です。

(続きはビデオにて)

飛ばしたいなら頭を振り出し後方へ押し込む

スマホの方、動画が見れない方はこちら

パソコンでご覧頂いている方は、字幕を出して見られるようになりました。
動画の下部にある字幕アイコンまたは)をクリックすると表示をオンにすることができます。字幕をオフにするには、[字幕] アイコンをクリックし、[字幕をオフにする] または[なし] をクリックします。

 

(おまけ付き)
今回のメールマガジンの内容をPDFでもご覧になれます。
こちらからクリックしてダウンロードして下さい。

https://g-live.info/click/omrpdf200216/

※印刷してファイルなさる方にはこちらが便利です。

遠心力とヘッドスピードの相関関係は強い

遠心力とヘッドスピードの相関関係は強いものです。

そのため、遠心力に耐えやすい体勢をつくるだけで、
クラブは勝手に振られてヘッドスピードアップとともに
ボールが飛びます。

まさに、ボールヒットに向かって遠心力に対応しようとして、
頭を振り出し方向の反対方向である右下へ押し込もうとすれば良いです。

頭が突っ込むとどうなるか

ここで、ボールヒットに向かって頭が振り出し方向へ向かって
突っ込んだらどうなるでしょうか。

それは、遠心力を弱くしてしまう方向への動きとなります。

そのため、結果としてヘッドスピードがあがらず
飛距離は伸びません。

力づくで打ちにいこうとすると
どうしても上半身の力でクラブを振ろうとして、
頭は振り出し方向へ突っ込むことになります。

体幹が斜め後方に倒れるとヘッドは振られる方向となる

また、頭の右下への押し込みなら、
腰から首の付け根である体幹が斜め後方に倒れる動きとなり、
ヘッドが振られる方向となります。

腕を固定して体幹を振り出し後方である右に倒してみましょう。

そうすると、ヘッドは体幹が倒れた反対方向である
振り出し方向へ移動します。

これだけでも、ヘッドスピードがアップする動きが
加算されたことになります。

飛ばしたいときにやること

そこで、ボールを遠くまで飛ばしたいときにやってみると、
絶大な効果を発揮する方法があります。

それは、今お伝えしたボールヒットに向かって
頭を振り出し後方である右下に押し込もうとすることに加え、
ティーを高くすることです。

ティーは高くした瞬間に、統計的には4y飛ぶと言われています。

通常ティーアップの高さは、ヘッドのフェース面から
ボールが半個分出る高さが適切な高さとなります。

それ以上高くしてショットしていると
手で上昇軌道をつくろうとしてしまい、ヘッドが減速しながら
上向きの軌道でヒットするすくい打ちでボールは飛ばなくなります。

さらに定常的なハイティーで練習していると、
スイングを崩すことにもなります。

そのため、通常はヘッドのフェース面から
ボールが半個分出る高さでショットすることが
良いスイングのために大切です。

しかし、ここ一番飛ばしたいとか、
練習していても気分転換でボールを遠くまで飛ばしてみたいときにだけ
やってみるのが、ハイティーでの頭の振り出し後方への押し込みです。

ティーをできるだけ高くしておいて、ボールヒットに向かって
頭を右下へ落とすどころか力で右下へ押し込みます。

ただしただ闇雲に押し込むのではなく、遠心力に対応しようとして
がっつり右斜下へ頭を押し込むようにします。

そうすると、ヘッドは加速しながら上昇軌道で
ボールにヒットすることで飛びます。

ドライバーショットでもフェアウェイキープする打ち方と、
出来るだけ遠くまで飛ばす打ち方をしっかり使い分けると、
30yぐらい差がでることもあります。

ハイティーと頭の右下へ押し込む動作で
思った以上に最大飛距離が伸びますから、まさに頭は使いようです。

ヘッドの動きも安定する

遠心力に素直に対応することで、ヘッドの動きも安定したものになり、
ショットの再現性がアップします。

特にトップからいきなり力で打ちにいこうとすると、
手元はインパクトの面に対して浮いてしまいます。

そうするとボールヒットに向かって力で手元とクラブを
体に引き付けるようにして降ろしてこなければ、
ヘッドはボールに当たりません。

そして、ヘッドの軌道はアウトから入ってインに抜ける
アウトサイド・インとなり、ボールは右に曲がりやすくなります。

アウトサイド・インではフェースの向きに対して
ヘッドが右から左に抜ける軌道になりやすく、
そうなればボールにはスライス回転がかかり飛び出してから右に曲がります。

また、ダウンスイングで頭を右下に押し込もうとすると、
クラブをトップからいきなり力づくで振ろうとしなくなってきます。

さらに重力を使う動きを行いやすくなり、
ダウンスイング序盤で手元とクラブを下に落とす感じをつかめてきます。

ダウンスイングのできるだけ早い段階で手元とクラブがインパクトの面に乗れば、
ヘッドスピードが早くなったインパクト近くで余計な操作をする必要が
なくなってきます。

まさに、インパクトに向かってヘッドは、
インパクト面の上で加速を待つばかりの安定した軌道を描いてくれます。

そうすれば、ヘッドを加速することに意識もエネルギーも集中できるので、
スイングの再現性が高いばかりかボールも遠くまで飛ばせます。

最適弾道

最も遠くまでボールを飛ばすための打ち出し角度があります。

それは、ダンロップでのシミュレーションでは、
ヘッドスピードが40m/sの平均的なゴルファーなら
25度前後となっています。

そして、そのときのバックスピン量は
毎分1500回転ぐらいが理想です。

とはいえ、このような高い打ち出し角度と少ないバックスピン量は、
現実的には手に入れることは困難です。

実際の打ち出し角度はもっと低いことに加え、
バックスピンはかなり多くなっています。

打ち出し角度は15度で、
バックスピンは3000回転ぐらいが平均的です。

そこで、この数字に少しでも近づけるための作戦、
それがティーを高くしてアッパー軌道で打つことです。

しかし、ティーを高くすることにもジレンマがあります。

アッパー軌道にしようとするほど、ヘッドは重力に逆らって上昇しながら
ボールヒットに向かうため、ボールヒットでのヘッドの加速度を
あげにくくなります。

そのため、アッパー軌道ではヘッドスピードに対するボール初速である
ミート率が悪くなる傾向になります。

実際にボールを遠くまで飛ばすためには、
単にアッパー軌道を狙っただけでは上手くいきません。

また、単にティーを高くしただけでは、すくい打ちをしようとしてしまい、
クラブのリリースのタイミングが早くなります。

そうなると、加速ではなくむしろ減速しながら
ボールヒットすることになってしまいます。

そこで、頭を振り出し後方へ押し込む動きで遠心力に耐えて
ヘッドが加速されることに加え、回転の軸を振り出し後方へ傾けます。

そうすれば、バックスピンは抑えながら
打ち出し角度を理想の25度に少しでも近づけることができます。

頭は使いよう

頭の重さは平均で6kgとも言われますが、かなり重いです。

バックスイングでは軸の先端の重い頭を動かすほど、
スイングの再現性が悪くなるのであまり動かしたくないものです。

そこで、セットアップで頭をトップ近くにセットしておくことで、
頭の移動量を減らすことができます。

ところが、セットアップで頭をトップ近くの右に持っていくと
右脚に体重が多くかかるのでバランスが悪くなります。

そのため、頭とトップ近くにセットしてから、
腰を左にシフトさせて両足均等荷重にして
体の正面から見て逆「く」の字に見えるようにします。

しかし、ボールヒットに向かっては、
逆にこの頭の重さを利用すれば良いです。

まさに頭は使いようです。 

また、バックスイングで体重を右に移そうと思うと
だいたいは右に行き過ぎて、セットアップよりも
頭の幅半個分以上右へ動いてしまいます。

体重は背骨を中心にターンしたときに、
重いお腹が向いた方向に勝手に移ります。

バックスイングで右にターンすれば、
体重は右脚にかなり多く移ってくれますから、しっかりターンすることを行えば
体重は自ら移動させようとする必要はありません。

そして、バックスイングで頭が右に動きすぎると、
ボールヒットに向かって頭を右に押し込む余地がなくなります。

そうすると頭の重さを使って遠心力に対応する動きが行いにくくなります。

セットアップでの逆「く」の字による頭のポジションと、
体重を移動させようとすることには注意したいものです。

そうして飛ばしたいときはティーをいつもよりも高くして、
ボールヒットに向かって頭を振り出し後方へ押し込んで
ボールをはるか遠くまで飛ばしましょう。

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