From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、
おはようございます、小原大二郎です。
スイングするときに、
なーんか嫌な感じがする。
「このままスイングしたら上手くいかないだろうなぁ」
そういう思い込みや、感覚ってありますよね。
例えば、このホールで前回も
ミスショット打っちゃったんだよな
なんて過去を思い出したりとか。
無意識のうちに自分のスイングに対して
ネガティブなイメージを植え付けられていませんか?
そもそも、そういったイメージが
頭に浮かんでしまうと結局いいスイングは出来ません。
アドレスからバックスイング、
ダウンスイングの過程でなんだかうまくいかない・・・
でも、コースに出たら打つしかないので、
ショットしてみると、やっぱり失敗してしまった。
そんなお話を聞いて、私もスイングに対するみなさんのネガティブな
イメージを取り払って頂くために
動画を使ったり、音声をつかったり、文字を使ったりして
角度を変えて色々とお伝えしているのです・・・
面白い生徒さんがいらっしゃるのでその例をご紹介したいと思います。
上達を目指さないレッスン
Sさんは、とても変わった生徒さんで
ずっと私のレッスンに長いこと通って頂いているのですが
いつもこう言うんです。
「私は、楽しくゴルフが出来ればいいので、
私のスイングにケチは付けないでね!
指導もしなくていいから!」
初めてお会いしたときは、レッスンを受けに来たのに
何故スイングの指導をしてはいけないんだろう。
そう思いました。
2,3ヶ月に1回しかSさんは
私のもとにいらっしゃらないのですが
何年も継続して私のレッスンに通ってくださっています。
そして、やはり特に指導はせずに
その日は、楽しく談笑しながらゴルフをして終わる。
そのように、1日を過ごすんです。
Sさんが求めていたこととは?
Sさんが求めていたこと・・・
Sさんが楽しくゴルフをやられていることは
重々理解していたのですが、
なぜ、私の元に通ってくださるのか伺ってみました。
小原「Sさんは、何故私のところに通ってくださっているんですか?」
Sさん「そりゃ、決まっているよ!
小原さんとは、ゴルフを楽しみに来てるんだ。
でも実は、小原さんと楽しくゴルフするようになってから
90切りできたんだよ。」
そう、レッスンでは全く指導をしていなかったのに
Sさんと何年もゴルフを一緒にしているうちに
Sさんはどんどんゴルフがうまくなっていったんです。
Sさんが意識していたのは
とにかくゴルフを楽しむということ、
ゴルフにネガティブな感情を持ち込まないということでした。
だからこそ、直接ダメ出しされるのが
嫌だったみたいです。
私自身、プロとして
技術的な内容をみなさんにお伝えするのはもちろんですが、
Sさんのように、
意識の面で、ゴルフをもっと楽しむ
ゴルフをもっと好きになるということも重要だと考えています。
ゴルフがうまくなって、ゴルフが楽しくなる
のもいいですし、
ゴルフが楽しくなって、ゴルフがうまくなる
のも素敵ですよね。
またメールします。
小原大二郎