From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、
おはようございます、小原大二郎です。
今日は「飛距離とスコア」についてお話しします。
「飛距離を伸ばしたい!」
これは多くのゴルファーにとって大きな欲求のうちの一つなのでしょうが。。。
でも、飛ばせればそれだけでスコアがよくなるのでしょうか?
■生きがい、カッコイイとスコアアップ。。。
「飛距離が伸びればもう少しスコアもよくなるのに。。。」
こんなことを言っている人の大半は、
おそらくドライバーをかっ飛ばすことだけに生きがいを感じている人です。
あるいは、飛ばすことでカッコイイと思われたい。。。
おそらく、このいずれかではないでしょうか?
「小原先生、飛距離アップさせたいんです」
「とりあえず今より30yぐらい飛距離を伸ばしたいんですが」
実際、私が今までに教えた人の中にも、
そういう人がいらっしゃいました。
そんな人たちに、どうして飛距離を伸ばしたいんですかと質問すると、
「いや、なんかカッコイイじゃないですか。飛距離出るのって」
「若い頃は飛ばし屋と言われていたので、その頃の自分に戻りたくって」
まあたいてい、こんな声が返ってくることが多いです。
もちろんそうした気持ちはわからないでもないので、
私も自分なりに飛距離アップの方法をお伝えするのですが、、、
でも、そうした人に限って、結果として飛距離が伸びることは
ほとんどないんですよね。
■ブレないスコアアップの方法
なぜかというと、カッコイイとかスッキリしたいとかいう人というのは、
それがゴールになってしまっているために、
基礎を大切にしないからではないかと思います。
もし、100を切る、90を切るということが目的なら、
どんなにカッコよくなくても、スッキリしなくても、
その結果を出すために行動するはずですよね?
でもまあ、確かにティーショットのドライバーが飛べば、
セカンドショットの飛距離が少なくなるわけです。
そうなれば、自然とパーオンの可能性もアップすることでしょう。
しかし、どれだけ飛距離が伸びようが、
長い飛距離を出すクラブにはリスクが伴うという事実には
全く変わりがないことは事実です。
ゴルフのスコアアップの近道は、
正しいスイングを身につける → ショートゲームの練習を徹底する
おそらく、今も昔もこのプロセスが結果が出やすいです。
これが分かっていれば、変なブレを作ることなく、
スコアアップへの道をひた走ることができるはずです。
■結局はスイング作りとショートゲーム
最近では飛距離が伸びるクラブ、曲がりにくいクラブというのも発売されてきて、
昔のパーシモンのドライバーよりも打ちやすくなっているのは事実です。
しかしたとえば、新しいドライバーに買い換えてスライスがおさまっても、
アドレスやスイングに問題があるのであれば、時間が経てば元に戻ります。
そうすると、問題は何ら解決していないどころか、
むしろ悪いクセを生んでしまっているかもしれないのです。
ですから、あなたがしなければならないのは、
結局はスイング作りとショートゲームの練習だということ。
その上で、飛距離の伸びるゴルフクラブが使えるのであれば、
使ってみるというのが正しいやり方です。
あくまでゴルフクラブは道具の一つでしかありませんからね。
結局のところ、ゴルフ上達、ゴルフのスコアアップを実現している人は、
スイングの改善にまじめに取り組んでいる方ばかりです。
まずは自分のスイングがどんな状態になっているかを知る。
その上で、自分のスイングを作っていく。
ゴルフというスポーツが生まれてから、
この本質はそれほど変わっていないと私は思います。
またメールします。
小原大二郎