From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、
おはようございます、小原大二郎です。
今日はお客さんから来ていた興味深い質問についてお話しします。
今回いただいた質問というのはゴルフにとどまらず、
あらゆることに共通する問題なのではないかと思います。
こうした迷いというのは、どうしても起こるもので、
精神的にマイナスに働くことがあります。
しかし、、、それに対処する方法を知っておくだけで、
今後の上達のスピードが2~3倍は違ってくるはずです。
生徒さんからの質問。。。
実は先日、私が毎日お届けしているメールを読んでくださっている方から
こんなメールが届きました。
その内容はというと、細かいところは違うのですが、
だいたい以下の様な内容でした。
「小原さんの上達の方法はとても参考にしています。
しかし、この前ゴルフ雑誌の●●●●に載っていた内容で
有名プロの●●さんが真逆のことを言っていることがありました。
(中略)
●●さんも有名なプロなので、間違ったことは言ってないようにも
感じるのですが、どちらが正しいのでしょうか?」
ここでは私が説明していることと、ゴルフ雑誌で紹介されていた
プロゴルファーの方の説明に相違点をご説明いただきました。
読んだところ、確かに私が言っていたことと真逆のことを言っていました。
その違いについては、、、長くなるのでここでは割愛します。^^;
「えー、そここそ、知りたい!」
そんなふうに思ったかもしれませんね。ですが、、、
そうした「相違点」をどうこう言うことは、あまり重要なことではないんです。
矛盾する理屈
この両者の相違、、、果たしてどちらかが正しくて、
どちらかが間違っているのでしょうか? その答えは、、、
「どちらも正しいし、どちらも間違っている」
なんですね。
実際、ゴルフの上達にためにコーチからアドバイスをもらったり、
いろいろなゴルフ雑誌、教材を見たりしていると、
一見して矛盾する話がたくさん出てきます。
グリップはスクエアグリップがいいという人もいますし、
ストロンググリップ(フックグリップ)のほうがいい人もいます。
前傾角度は直角の90度のほうがいいという人もいますし、
別に直角の90度でなくてもいいという考え方もあるでしょう。
こうしあ議論を真面目な人が聞くと、
「一体どちらが正しいんだ!?」
そんなふうに答えを出そうとしますが、、、
ほとんどの場合、どちらも合っているし、間違っているとも言えるのです。
ステージが違うから起こる
では、なぜそのような矛盾が起こるのでしょうか?
それはほとんどの場合、前提が違うことから起こります。
確かにプロゴルファーが言っていることというのは
説得力があるように聞こえることがあります。
しかし、プロのアドバイスというのはある意味、
行き着くところまで行ってしまった人のアドバイスであることが多いのです。
その場合、今自分がいるステージと、プロのいるステージが違う、、、
つまり、前提が違うということですね。
ですので、プロからのアドバイスを受ける場合、そのアドバイスが
アマチュアに向けたメッセージなのかを確認する必要があります。
しかし、、、そもそもの話ですが。。。
白か黒かがハッキリを分かれるものなんて、
世の中にはほとんどないのではないでしょうか???
ですから「矛盾することはたくさん存在する」そういう前提に立って
あらゆることを見るという態度が大切です。
そして、矛盾で迷ったときは、
「ここで語られている本質は何なんだろう?」
「そもそもの前提は何なんだろう?」
そんなふうに考えてみましょう。そして、
「今、この矛盾する2つのうち、どちらを採用するのか?」
を決めればいいのです。
こうした判断は、いわゆる真面目な人には気持ち悪いと感じるかもしれません。
しかしながら「そういうもんだ」という割り切りも大切です。
そもそもゴルフというのは、
もともと不確実な存在である人間が行うものなのですから。
またメールします。
小原大二郎
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