From:大森睦弘
神戸の自宅より、、、
こんにちは、大森睦弘です。
さて、今回は
「バックスイングで最高のしなり→飛距離UP」
というお話をさせていただきます(ビデオ&おまけあり)。
最高のバックスイングを作ることができれば、
体とシャフトにゆっくりしなりのエネルギーを溜めて
ヘッドを爆発的に走らせて、ボールを遠くまで飛ばせます。
では、その具体的なやり方とは。。。?
(続きはビデオにて)
バックスイングで最高のしなり→飛距離UP
パソコンでご覧頂いている方は、字幕を出して見られるようになりました。
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(おまけ付き)
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バックスイングに問題のある人は多い
バックスイングでいろいろな問題を
抱えているゴルファーは多いです。
特に脚を使い切っていないことでのターン不足を補って
トップまでいくために、右肘を曲げたり右横へシフトするとか
インサイドにヘッドを引くなどの動きです。
そして、左脚が腰の回転を邪魔していると、
手の動きでのバックスイングが多くなります。
それらをひとつずつ修正しなくても
一気に正しいバックスイングの動きを経験できる、
どこでもクラブなしでできるドリルがあります。
右股関節にぶら下がる
それは、ゴルフでの前傾をした形から
本気で右股関節にフックが付いているイメージで、
腰から首の付け根以外の左脚や両腕の力を抜いてみましょう。
そうすると、腰は右に45度以上ターンしていて、
しかも、それまでの前傾角度を維持したままになっています。
さらに、右脚は重さに耐えるために
伸ばしている自分を発見できます。
この形のまま、クラブを持って腕だけを使って
トップのポジションをつくってみます。
そうすると、楽に正しく最高のトップを
作れていることがわかります。
そこで、クラブを持たないで
この右股関節にぶら下がる動きを10回やってみます。
クラブを持っても
そして、今度はクラブを最初から持って
同じイメージで両腕はクラブが置いていかれない
ギリギリの力を出すだけで動いてみます。
特にバックスイング開始で左脚の力をゼロにして
重りにすることを強く意識してみましょう。
片脚の重さは全体重の17%ぐらいで
左脚は地面に接しているとしてもその半分の重さを使えるとしたら、
体重70kgなら約6kgもの重さがぶら下がったような感じになります。
そして、体幹の重さも半分以上はぶら下がるとしたら
胴体は全体重の46%ぐらいなので、
16kgぐらいの重りがプラスされます。
合計で22kgもの重さが脚の動きに加勢して、
腰を右にターンさせてくれます。
それなら、右脚を伸ばす力に左脚と胴体の重さがプラスされて、
両腕やクラブを楽々トップまで運ぶ勢いを得ることができます。
まさに、体の重さを使って右膝も伸ばし切ってバックスイングすると、
スタンスの幅を肩幅ぐらいまで広げて前傾しているなら
手元は胸の高さぐらいまではあがります。
コックも入れる
そこで、手元は体幹の右ターンで円軌道を描く中で、
ヘッドを真っ直ぐ振り出し後方へ動かしてみましょう。
そうすると、コックも入ってきて
ヘッドはあがってシャフトは垂直の手前ぐらいまできます。
そこまでの勢いでシャフトが垂直を超えたら、
さらにクラブの重さがトップへ向かう力にプラスされて
楽々トップに達します。
右股関節にぶら下がるイメージのバックスイングで、
今までいろいろ邪魔していた部分をしっかり認識しましょう。
そうやってバックスイングで体の重さをプラスして
ヘッドの勢いをつけることができれば、
リラックスできて体をしなやかな状態のまま
ダウンスイングに進むことができます。
手あげではヘッドも開く
そして、特に右肘を曲げるとヘッドは開く動きになります。
というのも、ストレートパンチを出してみるとわかりますが、
腕は伸ばすと内側へ捻れ曲げると外側へ捻れ、
まさに右腕を曲げるとヘッドを右に回して開くことになります。
これでは、ヘッドを開いた分だけインパクトまでに
前腕を左に捻ってヘッドを閉じる動きをおこなうことになります。
大型ヘッドドライバーでは、ヘッドの開閉が大きいと
ツアープレーヤーですら安定したインパクトを得られず、
小型のヘッドを選択せざるを得ないなんてことにもなります。
アイアンは調子良いのにドライバーがいまいちとか、
ドライバーが上手く打てるとアイアンが引っ掛かるなどに悩んでいるなら
ヘッドの開閉が多すぎる可能性が高いです。
全てのクラブに同じ動きで対応するなら、
バックスイングでヘッドはむしろ閉じ気味にしたほうがお得です。
むしろ閉じたヘッドを開きながらインパクトに向かわせることで、
手の動きでのヘッドのリリースを抑えることができます。
ヘッドを閉じようとしてみると、
腕はどんな動きになるでしょうか。
右腕を伸ばして左に捻る動きになり、
これはまさにヘッドを手で振る動きです。
体をしならせるためには
ヘッドは振ろうとしないで、グリップエンドを動かそうとする中で、
体幹の回転に置いていかれたヘッドが上半身をしならせて
そのしなり戻りでインパクトが理想です。
そして、ヘッドを置いてくることはまさにヘッドを開く動きです。
それなら、ダウンスイング序盤では軌道に対して
ヘッドは閉じ気味にすることで、
インパクトに向かってはヘッドを開く動きであるヘッドを
置いてくることでしなりをつくれます。
ヘッドを置いてくると、その分だけ左肩甲骨は胸の方向へスライドし、
しなり戻りではその左肩甲骨が元のポジションである
背中側へ戻ることになります。
そのときに、右腕が支点としてシャフトを支え、
左腕がグリップエンド側を引きあげるテコの動きで
クラブは振られます。
そして、ヘッドから足元まではサンド・ウェッジでは3mぐらいあり、
ドライバーではさらに離れています。
同じ硬さの材料でできているなら、
できるだけ長く動かすことでしなやかに使えます。
そのため、ヘッドから一番遠い脚から動けば、
体やシャフトは勝手にしなってエネルギーを溜めてくれます。
バックスイングから下半身を先行させ、
ヘッドがまだトップに向かう切り返しでヘッドと真逆方向に
下半身を動かしてヘッドを置いてくれば最高のしなりがはじまります。
そうやって体とシャフトにゆっくりしなりのエネルギーを溜めて、
インパクトでそれを一気にしなり戻せば
ヘッドは爆発的に走ってボールを遠くまで飛ばせます。
手で振ることをゼロにしてまさに体でクラブを振れるためにも、
バックスイングで手ではなく脚と体の重さ使って動きましょう。
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