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注意!ゴルフに真面目なあなたへ…

2020.06.24
morisaki

From:森崎 崇
埼玉の自宅より、、、

こんにちは、
森崎 崇(もりさき たかし)です。

ゴルフを真面目に練習している人は、
特にこの症状に陥りがち。

あれ?
真面目な人って自分のことかな?

そう思ったのなら、
きっとあなたのことです(笑)

勉強熱心、研究熱心、
とにかくゴルフのスコアを縮めるために
あらゆる努力をされているのは
とても素晴らしいことですが、

もしかしたらその真面目さが
ゴルフのスコアに悪い影響を
及ぼすかもしれません…

私の中で、
ゴルフライブのメールマガジン読者様は、

毎日配信される上達メルマガをコツコツ読み
上達本やレッスン動画で真面目に学ぶ
とても真面目なゴルファーの印象がありますが、

あなたは大丈夫ですか?

これから紹介する

『真面目なゴルファーに多い
 ゴルフスコアを崩してしまう原因』

を、しっかりチェックしてみてください。

ショットまでの時間が長い人

ゴルフに対して真面目なゴルファー、

自分自身のショットを分析し、
どうすればスコアを縮められるかしっかりと
考えているゴルファーの方に多いのが

自分のショットの番が回ってきてから、
ボールを打つまでの時間が長いことです。

一般的にコース上でのショットは、

 ボールの後ろに回り、数回素振りをして
 感覚を確かめてから、ターゲットやラインを確認して
 ボールに歩み寄りグリップを作りアドレスをする。

 ワッグルをしてから再度目標を確認してから、
 バックスイングを始動する。

このような流れで
ショットを打っていくと思うのですが、

頭が働く真面目なゴルファーは、
ショットを打つまでの間も常に頭を使い
状況を判断し最善のショットを打とうと
考えているんだと思います。

それが裏目に出て
ショットを打つまでの時間が
比較的長くなってしまう。

真面目なゴルファーは
常に動き続けることが大事だと
“勘違い”しているのです。

普通に考えれば、
頭を使って考えることは「良いこと」ですが、
実践ラウンドでは私はそうは思いません。

私自身のラウンド経験や
生徒様へのレッスン経験から

静止時間がスコアに
つながっている気がするのです。

静止時間が長いとスコアが悪くなる?

ゴルフに対して真面目な方は、
各所各所で頭の中で確認をしてしまい、
静止時間が多い傾向にあります。

ボールの後ろで静止
素振りをしてから静止
グリップを作ってから静止
ワッグルをしてから静止
ターゲットを確認してから静止

私は個人的に、
静止時間を作りたくはありません。

同じ格好で2,3秒止まっていると、
その次の動作が不自然になってしまいます。

気持ちはわからなくもないですが、
静止時間は作らないほうが良いです。

頭の中で考えている時間というのは、
自分で感じているよりも長いです。

自分では1秒だけ考えていたつもりが
まわりからしたら5秒かかっている
なんてこともザラにあります。

たまに、ストップウォッチを首から下げて
自分の番が回ってきてからショットを打ち終わるまでの
時間を計測してみるのも良いかもしれません。

実際に、レッスンで私は
生徒さんのプレーが遅いと感じると
ストレートに伝えます。

そのアドバイス結果、
ショットまでの時間が短くなっただけで
スコアが良くなる生徒さんも
たくさん見てきました。

そしてもし、
プレーを早めたのにスコアが
変わらなかったとしても、

スコアが悪くならないのなら
プレーが早いのに越したことはありません。

スコアが同じなら早いほうがいい

この考えの元、
あなたにも静止時間を極力なくした
まわりからも「早すぎ」と言われるくらい
早いプレーをおすすめします。

私の中では
「自分の番がまわってきてから20秒で打つ」
という1つの目安があります。

ティーショットで20秒というのは
かなり短いものだと思いますが、
実際試してみると意外に良いスコアが
出るかもしれません。

ぜひ、試してみてください。

森崎崇




<本日のオススメ>

小原プロの集大成とも言えるプログラム

「7日間シングルプログラムアドバンス」が
明日25日(木)までキャンペーン中とのことです。

もちろん、私もこのプログラムを持っていますが、

アプローチや傾斜、バンカーからのトラブルショットなど、
あらゆるシーンを網羅しています。

これ一本あれば、100y以内はほぼ完璧です。

是非、一度お試しください!

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【ビデオ】どうすれば真っ直ぐ飛ばせるの…

2020.06.24
kondo

From:近藤雅彦
神田のカフェより

おはようございます、近藤です。

「どんなに練習しても、急に右に飛んだり、
 左に飛び出す変な球を減らせない。
 どうしたら方向は安定するの…」

これは、先日ゴルフ場でのレッスンで
生徒様からポロッといわれた一言。

真っ直ぐ飛び出してから
曲がっていくスライスやフックと違い、

打ち出しから有り得ない角度で
飛び出していくボールを見ると、
気分が一気に落ち込みますよね。

もちろんこんなミスショット、
狙って打とうとしている方なんて
1人もいないと思います。

常に真っ直ぐ飛ばそうと
意識しているにもかかわらず、

不意に右や左へ
飛び出すこのミスショットをなくして

毎回、確実に真っ直ぐ飛んでくれる
安定した方向性が手に入れば
スコアはどれほど縮まることか…

冒頭の悩みを打ち明けてくれた生徒様も
かなり深刻に悩まれているようでした。

でも、ちょうどゴルフ場でのレッスンでしたので、
その方のショットを何発か観察してみたところ

 「方向性が安定しない
  原因はアレだろうな…」

と、思い当たるポイントを発見したのです。

というのも、
これはゴルフ始めたての方はもちろん
熟練ゴルファーにも当てはまることなのですが、

『方向性が安定しない構え方、アドレスをしている』

という方が、
非常に多くいらっしゃります。

今日はそんなボールの方向性、
特にアイアンショットの方向性を
改善するための

アドレスの3つのポイントについて
動画でご紹介していきます。



スマホの方、動画が見れない方はこちら

パソコンでご覧頂いている方は、字幕を出して見られるようになりました。
動画の下部にある字幕アイコンまたは)をクリックすると表示をオンにすることができます。字幕をオフにするには、[字幕] アイコンをクリックし、[字幕をオフにする] をクリックします。



動画を振り返りますと、
ボールの方向性を改善する
3つのポイントはこちらです。

・グリップ
・前傾姿勢
・アライメント

それでは、
1つずつ振り返っていきましょう。

まずグリップについてですが、
実はグリップの握り方ひとつで
方向性がガラッと変わります。

スクエアグリップ
ストロンググリップ
ウィークグリップ

大きく分けて
この3つのグリップがありますが

真っ直ぐ飛ばしたいからと言って
無条件でスクエアグリップで
握ってしまうのは危険です。

あなたのショットの性質しだいで
グリップを変える必要があるのですが、
詳しくは動画を参考にしてみてください。

次のポイントは前傾姿勢

前傾は、股関節から骨盤を
斜めに傾けていくのですが、

お辞儀をするときの要領で30度ほど
傾けるのが正しい前傾姿勢になるのですが

これ以上前傾したり、逆に前傾が浅いと
スイング軌道が変わりボールの飛び出しも
ガラッと変わってきます。

自宅の鏡などをうまく活用して
正しい前傾を体に覚えこませましょう。

最後のポイントは
アライメントです。

アライメントとは、
ターゲットに対して体の向きを
正しく合わせることを言いますが、

確認するのは
スタンス、もも、肩の
3ヶ所のラインです。

このラインが、
ボールとターゲットを結んだラインに
平行になるように構えるのですが、

このとき、
動画内で僕がやっているように
スタンス、もも、肩、それぞれに
クラブシャフトを当ててみて

クラブシャフトとターゲットラインが
しっかり平行になっているか確認するのが
とても分かりやすくて良いかと思います。

以上、3つのポイントに気を付けるだけで
ボールの方向性は大幅に改善されます。

ただ、しかし、

今まで何千回、何万回と繰り返し
体の奥底にしみ込んでいるアドレスを
直すことはそう簡単ではありません。

家の中で根気強く
鏡を見ながら毎日アドレスをチェックしたり、

練習場での1球1球に
いつも以上に時間をかけて入念にチェックしたり

ボールの方向性を改善するには
とても時間がかかるかもしれません。

しかし、
一度正しいアドレスを身に付ければ
それは一生モノになりますので、

もし、あなたが今、
ボールの方向性に不安を
感じているのであれば

今一度アドレスを
チェックしてみるのはいかがでしょうか?

近藤



追伸:

昨年の夏、僕が本気買いした
サングラス「アーク」。

これまでサングラスと言えば
断然オークリー派だった私ですが、
このアークは久々に心が揺らぎました。

なぜ、そこまでこのアークが
良いと思えたのか。

これを読めばその理由も
分かってもらえると思います。

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パターのライン読みに強くなる方法

2020.06.23
ezure

From:江連忠
宮古島の自宅より、、、

こんにちは、プロゴルファーの江連忠です。
 

さて、今回は、
 

 「パターのライン読みに強くなる方法」
 

というテーマで、お話ししたいと思います。
 

前回、パターについてお話ししましたが、
アマチュアゴルファーの方というのは
どうしてもラインを薄く読む傾向があります。

その最大の理由は。。。?

人間の目の機能

パターのラインを薄く読む理由、
それは人間の目の機能と大きく関係があるんですが。。。

これ、わかりますでしょうか?
ちょっと考えてみてください。
 

 ・
 

 ・
 

 ・
 

 ・
 

 ・
 

 ・

実は、人間の目というのは
実際の傾斜の「25パーセント」しか
感じ取ることができないのだそうです。

ですので、人間が「見たまま通りに」読むと。。。

必然的にラインを薄く読んでしまうというわけです。
 

アマライン

特に初心者ゴルファーの場合は、
どんなラインもまっすぐに打ってしまいますが。。。

それは傾斜が読めないからであると言えます。
 

ということで、アマチュアゴルファーの中でも
多くの方はラインを薄く読んでいるために
 

 ・距離を合わせれば、ほぼローサイドに外す

 ・フックなら、左に外す

 ・スライスなら、右に外す
 

ということになります。
  

特にローサイドに外すラインは
「アマチュアライン」とか「アマライン」などと
呼ばれるのを聞いたことがあると思います。

ライン読みに強くなる方法

ということで、ライン読みに強くなるための
3つの工夫を、ここでご紹介したいと思います。
 

1.大オーバーの出る人、ローサイドに外し続ける人に

まず、ラインを意識的に
「2倍厚く」読むことから始めましょう。

こうすることで、ローサイド(アマライン)に外れる確率と
プロライン、つまり高いサイドに外れる確率が
五分五分になるようにしていきます。
 

2.大オーバーを防ぐために

自分でもビックリするような大オーバーをしてしまった。。。

そんな場合はたいてい、どのくらいのタッチで打つかを
判断できていなかったと言えます。

ラインを読む際には、
 

 常にカップを
 「30~40センチオーバーする強さ」
 で打った時のラインを読む

 

これが大切です。
 

このラインはいわゆる
 

 『トゥルーライン(真実のライン)』
 

と呼ばれ、このタッチで打ったラインが
最もカップインの確率が高いとされています。

これより強いタッチの薄いラインでは
カップに蹴られやすいですし、

弱いタッチの厚いラインでは
風や芝目の影響を受けやすくなるので、
どちらも注意が必要です。

ライン読みの精度を高めるために

そして、ライン読みに強くなるための工夫の3つ目は
 

3.グリーンの速さを調べる

練習グリーンに行ったら、
まずまっすぐのラインを見つけましょう。

そして、自分の気持ちの良いリズム、振り幅で
球を転がしてみます。

たとえば私の場合は「5メートル」を基準にしていて、
 

 ・それよりも転がるグリーンであれば
  タッチは弱めでラインは厚めに読む

 ・逆に転がらなければ
  タッチは強めでラインは薄めに読む

 

といった具合に対応しています。
 

スタート前に上りと下りを3球ずつ、6打打つだけでも、
ライン読みの精度は確実に高くなるはずです。
 

ぜひ、お試しください。
 
 

 真剣であることが、唯一のゴルフの楽しみ方。

 ゴルフは人生を豊かにする素晴らしい方法。
 
 

江連忠でした。
 

<本日のオススメ>

集中力が続かず、
後半になると疲れてしまう…

なんだか最近ボールも
追えなくなってきた…

実際、多くのゴルファーが
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スライサー脱却への道…

2020.06.22
img1

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、

おはようございます。
小原大二郎です。

最近は真夏日になる日もあれば、

「今日は半袖だと肌寒い」なんて

気温に振り回される日々です(笑)

先日からは
ようやくレッスンが再開し、
本当に久しぶりに
対面でレッスンができました。

レッスン活動を始めてから
こんなにもレッスンをしなかったのは
はじめてなので

レッスンができることが
本当に嬉しかったですね!

先日のレッスンでは
ひさしぶりにゴルフを
解禁したという方も多かったです。

そんなラウンドレッスンの朝、
一発目のティーショットで
スライスになってしまった方が
いらっしゃいました…

皆さん久しぶりのゴルフで
終始楽しそうにゴルフをされていましたが、

しばらくゴルフ場から離れていたり、
朝一のティーショットでは
スライスが出てしまいやすいですよね

そこで本日は
ティショットでのスライスを
封じ込める方法を
お伝えしようと思います。

バックスイングでのフェースの向き

スライスが出てしまうのは
インパクトの瞬間に
クラブフェースが開いてしまっている
ことが原因です。

フェースが開いた状態で
ボールにヒットするので

右がに回転がかかって
ボールが右側に飛んでいってまうんですね。

そこで
今回注目していただきたいのが
バックスイングでのフェースの向きです。

クラブ利き手側で
地面と平行になっている状況から
フォローでまた地面と平行になるスイング幅のことが
ビジネスゾーンのスイングなんですが

このスイングの幅の中で
バックスイングを上げたときに

クラブフェースの向きが
時計の針でいう何時の方向に
なっているのかが重要なんです。

クラブフェースは何時の方向になっていますか?

クラブフェースの角度が
1時から2時くらいになっている場合、

スライスが出やすい
クラブフェースの向きとなっています。

ゴルファーからみて
クラブフェースの角度が11時くらい
というのが適正な角度となっています。

まずは、
ビジネスゾーンの振り幅で、
かつスタンス幅は狭くして

ボールをみたまま
腰の高さまでクラブを持ち上げてください。

そこで一度停止し、
クラブフェースの角度を確認してみましょう。

そのときに
フェースの角度が11時の方向になっていればOKです。

もしフェースの角度が、
1時や2時あるいはそれ以上に
向き過ぎてしまっていたら

フェースの向きを11時になるように
繰り返し練習を行ってみてください。

グリップの向きにスライスの原因が?

グリップを握った際、
クラブのロゴマークの上
もしくは左側に親指があるような

いわゆるウィークグリップの場合
バックスイングをした際に

クラブフェースを11時の方向にするのが
難しいということがあります。

ウィークグリップのまま
バックスイングでクラブフェースを
11時の方向にしようとすると

左手の甲を地面の方向に
無理に拗じらないと適正な向きにできない
ということが起こります。

こういったウィークグリップの場合は
一度腕を脱力し、左手の甲が左斜に向いている形で
クラブを握ると正しいグリップの形になります。

正しいバックスイングができて入れば、
バックスイングでクラブフェースが
自然と11時の方向にすることができるので

スライスを予防するためには
クラブフェースの向き、
そしてグリップの握り方を
いま一度確認してみてくださいね。

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【ビデオ】手元は高くしても飛びません

2020.06.21
ohmori

From:大森睦弘
岐阜の自宅より、、、

こんにちは、大森睦弘です。

さて、今回は
 

 「手元は高くしても飛びません」
 

というお話をさせていただきます(ビデオ&おまけあり)。
 

ボールを遠くまで飛ばしたい気持ちがあると、
ついついトップに向かって手元を高く
あげようとしてしていませんか。

しかし、それではもっと飛ばなくなってしまいます。
その理由とは。。。?

(続きはビデオにて)

手元は高くしても飛びません

スマホの方、動画が見れない方はこちら

パソコンでご覧頂いている方は、字幕を出して見られるようになりました。
動画の下部にある字幕アイコンまたは)をクリックすると表示をオンにすることができます。字幕をオフにするには、[字幕] アイコンをクリックし、[字幕をオフにする] または[なし] をクリックします。

 

(おまけ付き)
今回のメールマガジンの内容をPDFでもご覧になれます。
こちらからクリックしてダウンロードして下さい。

https://g-live.info/click/omrpdf200621/

※印刷してファイルなさる方にはこちらが便利です。

手元を高く上げるとしなりにくくなる

そもそも、飛ばしのパワーは
上半身をしならせることで高めることができます。

ところが、手元を高くあげようとするほど
手首が親指側へ折れるコックが浅くなることで、しなりにくくなって
ボールは能力の限界まで飛ばせなくなります。

さらに、自ら出そうとした力はすぐには消えないため、
トップに向かって上向きに力を使えば使うほど
ダウンスイングで手元は下に落ちにくくなります。

それでは、インパクトの面に素早く乗れないで
スイングが難しくなるばかりか、手元とクラブが落ちる重力のエネルギーを
使えなくなってしまって飛距離を無駄にしてしまいます。

そこで、この辺りの事情を見てみましょう。

手元を上向きにあげようとすることの恐ろしさを知れば、
無駄に手元を高くしなくなって楽にボールを飛ばせるようになります。

体のしなりはコックで作る

ところで、コックは単に手首を親指側へ折ることだと
考えていませんか。

実はコックは右腕を支点にすれば、
左肩甲骨を胸の方向へスライドさせるしなりをつくる大切な動きです。

真っ直ぐに立ってやってみると分かりやすいですが、
右腕でシャフトを支えながらコックを入れていってみましょう。

そうすると、右腕を曲げないほどコックでヘッドが動いただけ
グリップエンドは左肩から遠くなります。

ということは、グリップエンド側を左手で引っ掛けていたなら、
左腕は引っ張られそれに繋がる左肩甲骨は胸の方向へスライドしてきます。

ここで、右腕がクシャッと曲がって支えにならないほど、
左腕は引っ張られないで左肩甲骨周りはしなりません。

ただし、右腕をあまりにも突っ張りすぎると、
ヘッドを動かしにくいのでヘッドの勢いが弱くなって
ヘッドが左肩甲骨を引っ張る力が弱くなります。

右腕はシャフトに押されてそれを支えようとしながらも
少し押し負けて曲げさせられる感じにできると、
左肩甲骨が最もしなりやすい動きとなります。

コックはヘッドをたくさん動かして
ボールを遠くまで飛ばすための要ですから、左肩甲骨周りや手首は
リラックスさせてコックはガッチリ入れましょう。

手元を高くあげようとするとしなりにくい理由

そして、手元を高くあげようとするとしなりにくくなるのは、
肩に力が入るからです。

自ら出そうとする力を入れるということは、
筋肉を収縮させることになります。

そうなると、筋肉は小さく集まってくることになるので、
当然、硬くなります。

そして、コックは単に手首を曲げるだけの話ではありませんでした。

コックと左肩甲骨のスライドは密接な関係がありました。

左肩甲骨が動きにくくなるほど、左腕は引っ張られても動かないために
コックも入ってこなくなります。

そのため、手元は自ら出そうとする力では、
出来るだけ上にあげようとしないことが
ボールを遠くまで飛ばすために大切です。

手元が高いほどミート率が落ちる

さらに、手元が高いほど、スイングの精度が悪くなるために
ヘッドの狙ったところでボールを打ち抜くことが難しくなります。

ヘッドの芯から外れてヒットするほど、エネルギーの伝達効率は悪くなって、
ヘッドスピードに対するボール初速であるミート率は落ちます。

ゴルフでは体の動きはできるだけコンパクトな中で、
ヘッドをたくさん動かすほどボールを狙った方向へ
遠くまで飛ばすことができます。

そのためには、コックによってヘッドはたくさん動くようにしながら、
手元は無駄に高くあげないで楽なコンパクトなトップにしましょう。

コンパクトなトップに対する勘違い

ところで、コンパクトなトップに対して勘違いしていませんか。

コンパクトというのは体の動きがコンパクトということです。

ヘッドの動きはコンパクトである必要はありません。

ヘッドから遠い部分が動くほど
その動きのヘッドへの影響は大きくなるため、
スイングの再現性は悪くなりミート率は落ちます。

ただし、ゴルフで前傾している姿勢では
脚と腕では動きの自由度が異なり、脚のほうが自由度は少なくなります。

そのため、ヘッドから遠いとはいえ、脚を手より先に動かしたほうが
自由度の大きい腕を使うより再現性は高くなります。

また、ヘッドから遠いところを動かすほど体はしなりやすくなります。

これらのことを総合すると、下半身の動きで上半身をしならせて
上半身はできるだけ動かさないようにしながらコックを入れることで
パワーと精度の両立ができます。

トップへの到達の方法

では、どうやってトップまでいったら良いのでしょうか。

ズバリ言って、バックスイング開始からしっかり脚を使います。

脚を使い切った後はそれまで動いたヘッドの勢いと、
手元が肩の高さより高くなるスイングではヘッドの重さで
シャフトが倒れることを利用してトップまでいくようにしましょう。

バックスイング開始からは次のように脚を使って動きます。

右足母指球の少し後ろで地面を踏みながら右膝と右股関節を伸ばし、
右脚を長くする動きで右のお尻を右後ろポケット方向へ押し込みます。

ただし右股関節は、上半身の前傾角度を保つ程度には
伸ばしきらないままです。

しなりで飛ぶ理由

ところで、なぜしならせると
大きなパワーを得ることができるのでしょうか。

それは、力を集めることをイメージすれば納得です。

力を集めるというのは、例えば包丁などの刃物は刃
先が細いほど良く切れます。

これは、力が面積の小さい部分に集中されるからです。

そして、爆発的にボールを飛ばすためには、
時間的に短い時間に力を集めるということが重要です。

例えば、1リットルの水を沸かすガスの量を、
0.1秒などの短い時間に全部燃やしたらどうなりますか。

まさに爆発で、色々なものが吹き飛びます。

ゴルフでボールを遠くまで飛ばすためには、
同じように力を出来るだけ短い時間に集めて
それを一気に解放することが肝となります。

そのためには、体やシャフトにしなりとしてのエネルギーを
じっくり溜めておいて、それをボールヒットに向かって
出来るだけ一気に解放すれば良いことが分かります。

そのしなりを簡単につくる要がコックです。

コックはアーリーコックそれともレイトコック?

コックは早めにたくさん作るアーリーコックとか
トップ近くで急に作るレイトコックと言う言葉があるように、
コックを入れるタイミングに関しては色々異なる意見があります。

しかし、コックを早めにたくさん入れようとすると
どうしても前腕の余計な動きが入りやすくなり、同時に前腕を右に力で捻って
フェースを開く悪い動作が入ることもあります。

逆にトップに向かってコックが少なくヘッドの高さがあがってこないと、
どうしても腕の力でクラブを上に押しあげようとしてしまいます。

また、筋肉は伸ばされる速さが速いほど、
その筋肉を縮めようとする脊髄反射がより強く発生します。

そのため、コックを急激に入れてしまうと
伸ばそうとしている筋肉が硬くなって伸びにくくなります。

そうなると一番自然なコックの入れ方として、
バックスイング開始からトップまで同じぐらいの割合で
コックを入れることがスイングが簡単になるのでオススメです。

ダウンスイングでもコックを入れて飛ばす

トップに向かってコックを一定の割合で入れることは、
楽に再現性の高いトップをつくるためにも大切でした。

しかし、ダウンスイングでもコックをさらに深く入れようとすると、
ボールを遠くまで飛ばすことができます。

ゆっくりしならせてたくさんエネルギーを溜めて、
それを出来るだけ短い時間にリリースするためにも、
ダウンスイングでもしならせるほどボールは飛びます。

そのためには、トップに向かう切り返しで
ヘッドがまだトップに向かおうとする勢いがあるときから、
下半身を先行して動かすことが要となります。

そうすれば、ヘッドと下半身の真逆の動きで
手首と左肩をリラクスさせておくだけで、
コックが勝手に深く入って体がしなってきます。

下半身で先行させる動作とは、重いお腹が背骨を中心に
右にターンしたトップで右脚に多く乗っている状態から
両脚で地面を踏める体勢に入ろうとする動きです。

腰を回そうとかしなくても
単に普段の生活で両脚で立っている状態に戻ろうとするだけで、
お腹はセットアップの向きに戻る方向へ移動して両脚で踏めてきます。

トップに向かう切り返しから、手元は上にあげようとしないで
ヘッドの動きを邪魔しないようにリラクスさせて
ダウンスイング序盤でもしならせましょう。

そうすれば、楽に飛距離アップすることができます。
 

では、また。
 

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