2020.03.29
From:大森睦弘
岐阜の自宅より、、、
こんにちは、大森睦弘です。
さて、今回は
「スイングの方向はなぜ左肩の向きになるのか」
というお話をさせていただきます(ビデオ&おまけあり)。
ショットでもパッティングでも同じですが、
セットアップでの左肩の向きは
精度良いプレーのために非常に大切です。
そして、ダウンスイングしてくるときに
セットアップと同じ景色になろうとして、
左肩の向きをセットアップの向きに戻すことが
自然な感覚で狙いをつけることになります。
(続きはビデオにて)
スイングの方向はなぜ左肩の向きになるのか
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(おまけ付き)
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通常ショットでの左肩
まずは、通常ショットでの左肩の動きを
詳しく見てみましょう。
通常のスイングでは腰から首の付け根である体幹をターンさせて、
上半身をしならせてそのしなり戻りでボールを飛ばします。
そして、その上半身のしなりとは、
主に左肩甲骨が胸の方向へスライドすることです。
肩甲骨は背中の上で浮いている骨で、
その上に肩関節が乗っています。
そして、上半身の良いしなりは体幹を捻るのではなく、
この肩甲骨を体幹の上でスライドさせることで生まれます。
そのしならせた肩甲骨をセットアップのときのポジションに戻して
ボールを打ち抜こうとすることが、
まさに狙いを付けたショットになります。
ボールヒットに向かっては下半身の動きで上半身をしならせて、
左肩をセットアップの向きでリリースされることを待ちます。
まさに、その瞬間は、弓を引いて
矢を飛ばしたい方向へセットしているイメージと重なります。
ボールヒットでは左肩はセットアップでの向きに戻り、
左腕は命綱で左肩とグリップを繋ぎます。
そして、左肩甲骨が背中側へ戻るしなり戻りで、
左腕が引っ張られてグリップを引きあげて力点として、
右手が支点となれば作用点としてのヘッドがテコの原理で加速されます。
そうすれば、ボールヒットでのフェースの向きは非常に安定します。
ボールヒットの瞬間は体全体の動きはコンパクトですが、
ヘッドは大きく動きます。
このようなテコの動きを利用することが、
高い精度とパワーを両立させる肝です。
そして、通常の上半身の可動域では、
胸や腰は左に45度程度向いたところで
上半身が急激にリリースされてボールヒットを迎えます。
どうやって精度良く左肩をセットするか
そこで、セットアップで左肩を打ち出したい方向へ
精度良く向けるためには、どうやったら一番簡単かというと、
それは真っ直ぐに立ってグリップをつくることです。
下を向いていると、どうしても分かりにくいのが、
肩とヘッドの向きの関係です。
そのため、姿勢良く真っ直ぐに立ってグリップをつくるときに、
ヘッドを真っ直ぐ左に向けます。
ヘッドの一番下側とか、アイアンなどなら
一番下の溝が自分から見て垂直に見えるなら、
両肩の向きとヘッドの向きは一致します。
そうやっておいてから、右足をボール方向へ一歩踏み出しておいて、
右股関節を曲げることを意識してヘッドをボールの後ろに持っていきます。
そして、ヘッドをターゲット方向にきっちり向ければ、
両肩の向きもターゲットを向きます。
これなら、コース設計者の罠にはまることもなく、
スタンスの向きは思い描いたままの向きに精密にセットできます。
ヘッドをボールの後ろにセットするときに、
右足を踏み出すことで股関節から曲げやすくなり、
真っ直ぐに立ってつくった上半身の形は変わりにくくなります。
ショットでもパッティングでも左肩の向きを強く意識して、
ターゲットをきちり狙いたいものです。
パッティングでの左肩甲骨と左肩の向き
パッティングでも、肩甲骨のスライドを
意識することが非常に重要です。
まさに首から下の体幹と下半身を完全に固定しておいて、
その体幹の上で両肩甲骨をスライドさせれば、
ヘッドは簡単に真っ直ぐに動きます。
パッティングではヘッドが真っ直ぐに動くなら、
ボールヒットでのフェースの向きが安定して
打ち出し方向がセットアップの向きに合いやすくなります。
バックストロークでは右肩をあげ、
ダウンストロークでは左肩をあげるようにします。
バックストロークでは右肩をあげることで
右肩甲骨が背中側にスライドすると同時に、
左肩甲骨は胸の方向にスライドさせられてきます。
それがダウンストロークではパターと腕の重さで
落ちる力と左肩甲骨が元のポジションに戻るしなり戻りで、
パターが自然に振られます。
また、グリッププレッシャーができるだけ変化しないように
グリップはソフトに包み込めば、自然なストロークが邪魔されず
ヘッドはストレートに動きます。
狙うということ
ゴルフはまさにターゲットを狙って、
そこに出来るだけ精度良くボールを運ぶゲームです。
その狙うためのテクニックとして、左肩は非常に重要です。
どんなプレーも、ビハインド・ザ・ボールの形の
セットアップをつくります。
まさに、ボールを後ろから覗き込んで、
ターゲットに狙いをつけます。
そうすることで、ターゲットを狙いやすいばかりか、
引っ張ってボールをヒットするのではなく
打ち出すイメージを強く出せます。
まさに顔の左側にある左肩を強く意識すれば、
同時にボールを後ろから見ながら
ターゲットに狙いをつけることができます。
ボールに対してターゲットの後ろ側に頭をセットした状態で、
セットアップからボールヒットまで保つことが
良いプレーの要となります。
両肩は水平ではなく左肩のほうが高い
両肩は水平ではなく、左肩のほうが
高くセットされることが自然です。
そもそもゴルフのグリップでは左右の手の前後差があり、
左手が上で右手が下になります。
そうなるとそれだけ左手が上にある分、
左肩が右肩に対して高い位置にあることで
上半身は自然なポジションに収まります。
そして、シャフトを垂れ下げれば、
手元は左股関節前辺りになります。
真っ直ぐに立って普通にグリップした状態から、
右手をヘッド側へどんどんずらせて左右の手の前後差を大きくしてみると、
通常の前後差での状況を強調することができます。
大きな左右の手の前後差がある状態では、
シャフトは右斜を向きます。
それを、体の真ん中にシャフトが真っ直ぐになるように向けようとしたら、
左手首などにかなり力を入れることになります。
これでは、左前腕にも力が入り、
結局左肩甲骨周りにも余計な力が入ってしなりにくくなります。
これは、通常のグリップでの左右の手の前後差にしても、
同じことになります。
セットアップで左手首が甲側へ折れるほど、
ボールヒットに向かって右手甲側へ折れるヒンジも解けて
パンチが入りやすくなり、すくい打ちにもなります。
すくい打ちでは、ヘッドが減速しながら上昇軌道を描きます。
そうすると、当たり負けしやすいばかりか、
ヘッドのロフトが大きく変化しながらボールヒットすることで
安定したショットになりません。
アイアンで番手なりの距離が出ないとか、
特に長いアイアン間の飛距離の差が小さくなります。
当然ドライバーでも能力の限界までの最大飛距離が出せません。
「逆くの字」をめざす
良いセットアップでは、ボール方向から
体の正面方向を見ると逆「く」の字に見えます。
「逆くの字」のつくり方は次のようになります。
バックスイングで重い頭をできるだけ動かしたくないので、
まずは頭をトップ近くである右方向へあらかじめ持っていくことで、
上半身は右に傾き左肩も右肩より高くなります。
右膝の真上のラインに頭を置けば良いです。
そうすると、重い頭を右にシフトした分、
体重は右脚に多くかかってきます。
そこで、腰を少し振り出し方向である左へシフトさせて、
両足均等に乗れるところまで動かします。
そうすると、ターゲットの後ろからボールを覗き込む、
「逆くの字」になります。
さらに、「逆くの字」では自然に左肩が高くなるので、
左肩を後ろから覗く感じが強調されて左肩の向きに意識が強く働くことで
その方向へスイングされやすくなります。
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