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力強くアイアンを打ちたい?それなら…

2020.02.26
kondo

From:近藤雅彦
神田のカフェより

おはようございます、近藤です。

「遠くに飛ばそうと思えば思うほど
 ダフったりトップして飛距離が出ません。

 リラックスして打てば
 フワッと綺麗にまっすぐ飛びますが、
 番手通りの飛距離は出ません。

 ミスショットすることなく、
 アイアンでもっと強い打球を打つには、
 どうすれば良いでしょうか?」

これは以前、
メールでいただいた質問の1つ。

一口にアイアンショットといっても、
「番手選び」だとか「振り幅」だとか
飛距離に関わる選択肢が多々ありますよね。

多くの方が「この番手ならこれくらい」
更には「この振り幅ならこれくらい」といった
ご自身の中での飛距離の基準を作って

コースマネジメントを
されていることだと思います。

そんな中でいただいたこの質問ですが、
ゴルファーの永遠の悩みのような話ですね。

リラックスすれば綺麗に飛ばせる
でも、飛ばそうと思うとミスする

どうすれば目標距離まで
ミスなく飛ばすことができるのでしょうか。

こんな間違い、していませんか?

まず、注意して欲しいことが、

飛ばないからといって、
力強いショットを打ちたいからといって、
スイングに文字通り力を込めるのは間違いです。

力まない脱力スイングが理想形なので、
飛ばしたいからといって力を込めてはいけません。

では、力を込めずに
どうやって飛距離を伸ばすのか?

それは、

より効率良く力を伝える
ということです。

力はそのまま、振り幅はそのままでも、
より効率良くクラブからボールに力が伝われば
飛距離はグーンと伸びますよね。

これがアイアンの理想の飛距離アップでもあります。

そして、
「効率よく力を伝える」という話の中には
「フェースの芯でボールを捉える」とい技術がありますが、

今日は少し違った話、
「効率良く力を伝えるスイング」について
説明していこかなと思います。

というのも、
冒頭で紹介させていただいた質問ですが、
「リラックスすればフワッとまっすぐ飛ぶ」と書かれていたので

リラックス状態であれば
芯で捉えられているんだなと
勝手に解釈しました。

ですので、芯で捉える技術は、
反復練習でさらに精度を高めていってもらい

今日お伝えするスイングで、
より効率よく飛ばせる形を
身につけていただきたいと思います。

ポイントは2つ

ボールに力を効率よく伝えるための
スイングに重要なポイントは2つあります。


まず一つ目は、
「重心の位置」です。

インパクトを迎えた時に
左足の土踏まずに重心が
かかっていることがポイントです。

重心が右足に残ってしまったり、
左足の小指側に逃げてしまっていると
ボールにうまく力を伝えることができません。

しっかりと左足の土踏まずに重心を残して
内股で踏ん張る形でインパクトを迎えましょう。


二つ目は、
「手元の位置」です。

手元が左腿の内側にあり、
さらにクラブヘッドよりも手元が先行した
ややハンドファーストと呼ばれるような状態が
ボールへ最も効率よく力を伝える形です。

クラブヘッドよりも手元が後ろにある
ハンドレートと呼ばれるような状態や

手元が目標方向に
いきすぎるようなインパクトでは、

クラブヘッドに圧力を
かけることができません。

微妙な位置関係ですが、
少しズレるだけでボールの反応が大きく変わるので
ぜひ意識して再確認してみてください。

アドレスに組み込むのも有効的

もし、今日ご紹介した
「効率よく力を伝えるスイング」を
短期間で習得したい場合、

練習場などでアイアンを打つ際のアドレスに、
上で紹介した2つのポイントを組み込むのも
とても有効的な練習かと思います。

「アドレスはインパクトの再現」

という言葉があるように、
アドレスの位置にクラブが
インパクトで戻ってくるのが基本です。

つまり、
アドレスをする際に先ほどご紹介した
「効率よく力を伝えるスイング」の2つのポイントを
意識してインパクトを再現しておくのです。

そうすることで、
筋肉に理想のインパクトの形を
記憶させることができますので、

効率よく力を伝えるスイングが
行いやすくなるのです。

この練習をしっかりと行い継続していただければ、
腕からクラブへ、クラブからボールへ、
効率よく力を伝えられるようになるでしょう。

そうすれば、
クラブのロフト角通りにボールが持ち上がり、
理想の距離までミスなく飛んでいくでしょう。

これがアイアンというクラブの使い方です。

決して「力んで飛ばす」という
クラブではないことを念頭において、
今日から練習を頑張ってみてください。

近藤


<本日のオススメ>

昨日公開されたこちらのパター、
もうご覧になりましたか?

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ストップ・ザ・トウダウン

2020.02.25
ezure

From:江連忠
宮古島の自宅より、、、

こんにちは、プロゴルファーの江連忠です。
 

さて、今回は、
 

 「ストップ・ザ・トウダウン」
 

というテーマで、お話ししたいと思います。
 

「トウダウン」というのは、
 

 ・スイング中に遠心力が働き

 ・シャフトが縦にしなって

 ・クラブヘッドの先端(トウ)が
  下方向に引っ張られる現象

 

のことを言うわけですが。。。

トウダウンになりやすいスウィング

今回の話は、前回の続きでもあるわけなんですが
 

ダフリとスライスが止まらないあなたへ

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そもそも、トウダウンになりやすいスウィングとは
どんなスウィングだと思いますか?
 

 ・
 

 ・
 

 ・
 

どうでしょうか?
 

トウダウンになりやすいスウィングは、
 

 ・ダウンで急速にスピードが早くなる人

 ・上体の力でクラブを引き下ろそうとする人
 

です。つまり。。。

アーリーリリース

これらのタイプの方は、
ダウンでコックがほどけるのが早い、

つまり「アーリーリリース」になっています。
 

プロの場合は、インパクトを過ぎてから
左腕とクラブが一直線になるわけですが。。。
 

アーリーリリースだと、インパクトの手前で
左腕とクラブが一直線になってしまいます。
 

そうなると、トウダウンが大きいうえに、
クラブヘッドが思うようにコントロールできないのです。
 

ということで、まずはアーリーリリースの症状を
直すことが先決、ということになるんですが。。。
 

では、そのアーリーリリースを克服するには
何が必要か?
 

 ・
 

 ・
 

 ・

アーリーリリース克服法

まずはグリップの力を抜いて、
クラブの重さを感じながらスウィングすることを
忘れないようにしましょう。
 

また、クラブを持つ前にアドレスの位置に置いた球に、
野球のアンダースローのようにボールを投げて
ぶつけてみましょう。
 

その時の力加減や、体の動きを
スウィングに取り入れていくようにします。
 

そんなふうに、体の動きのイメージがついたら。。。
 

8番アイアンくらいで、クラブの重心を感じながら
ハーフスイングをしてみて下さい。
 

また、前回お話ししたティーバッティングの要領で
腰の高さにティアップした球を打ったり、

あるいは、球無しで腰の高さのティだけを打っても
効果が得られます。

腰の高さでスウィングすると、
いつもより重心を感じやすいですし、
トウダウンが大きいとかすりもしないからです。
 

こうすることで、
自分の問題点が手に取るようにわかります。
 

ぜひ、ダフリやスライスがトウダウンで起こっているなら
そのトウダウンを克服して、
そのダフリやスライスとお別れしましょう。
 

ぜひ、チェックしてみて下さい。

追伸:スウィングを見直したいのなら…

 「ダフらない、力みのないスウィングを身につけたい。。。」

あなたがそう思っているのであれば、
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 ゴルフは人生を豊かにする素晴らしい方法。
 
 

江連忠でした。
 

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飛距離アップは根性論じゃどうにもならない…

2020.02.24
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From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます。
小原大二郎です。

ドラコンホールや
ゴルフの練習をしていてあなたに警告があります。

無計画に飛距離を伸ばそうとして
ただマン振りするだけのゴルフ練習や

ラウンド中にいきなり
大きくスイングするのはやめましょう。

それは全く飛距離につながりません。

きっとあなたは今年も飛距離を伸ばしたいと思って、
練習のやる気も満々、
今年こそ最高飛距離を出そうと考えていることでしょう。

例えば…

筋トレをしたり。
いいクラブを買ったり。
ラウンド直前に試行錯誤してみたり。

もちろんそれも、必要でしょう。

しかし、もっと根本的な問題があります。

それが今日私がメールを書いている理由です。

もし、あなたに「これ」が不足していれば、
あなたは目標を達成することができません。

もしくは、
一時的に飛距離アップの目標を達成できたとしても、
その飛距離が必ず出せるような平均的な飛距離になったり、
もっと飛距離をアップすることを目指すことができません。

それは、、、

「飛距離アップは根性論ではない」

ゴルファーなら
誰しも飛距離を出したいものですが
この遠くへ飛ばしたい意地は

あなたのゴルフに悪影響があるかもしれません。

ゴルフコンペでは
ドラコンと言って飛距離を競う競技がありますが

1yでも遠くへ飛ばそう
これまでのショットではありえないくらい
ヘッドスピードを高めてマン振りする方がいらっしゃいます。

今まで開始1H目からゴルフをしていて
そんなスイング全くしてこなかったのに
自分で体重を支えられないくらいマン振りしたり…

目先の飛距離アップに囚われてばかりで、
飛距離アップのために継続的に努力することを怠ってはいませんか?

この「継続的な努力」をないがしろにしていては、
それはボロボロのノコギリで大きな木を切ろうとしていること同じです。

頑張れば、頑張れば、なんとかその木を切ることができるかもしれません。

根性で一時的には乗り越えられるのかもしれません。

では、
もしこの大きな木が切れたとしても、
次それよりも大きな木を切ることはできるでしょうか?

きっとすでにボロボロのノコギリでは、
もっと大きな木を切ることはむずかしいでしょう。

それではどうしたらいいか?

より大きな木を切りたければ、刃を研ぐことが必要なんです。

つまりここでいう、
ノコギリの刃というのはあなたのゴルフスキルなんです。

上達のための種を蒔く

次のドラコンまで飛距離を30yrd伸ばしたい。

あなたがこんな目標を立てたとして、
正しい努力の仕方を知らなければ、きっと目標は達成できません。

短期的な目標設定をすると、
どうしても短期的に得られる結果にだけ意識が行ってしまいます。

マン振りをしたり。
高反発なクラブを買ったり。

もちろん短期的に結果を得ることは重要です。

ゴルフへのモチベーションが高まって、
ゴルフの練習に精が出るかもしれないし。

もっとうまくなろうと、向上心が湧いてくるかもしれない。

新たなゴルフの楽しさを見いだせるかもしれない。

しかし、長期的な目標をたてなければ、
継続的なスキルアップは見込めません。

短期的に得られる結果と長期的に得られる結果のバランスが重要なのです。

つまり・・・
力いっぱい打っているのに飛距離が伸びない。

こんな悩みを抱えているのなら、
長期的な目標を立て、継続的な努力からしか結果を得るしか方法はありません。

手だけでスイングをし飛距離を伸ばそうとせずに、
正しいスイングの形を体に染み込ませてください。

・バックスイングをしてトップで止める
・左足を地面から浮かせる
・浮かせた左足を踏み込むようにしてダウンスイング

この3つのポイントを抑えながら、
正しい体重移動を体に染み込ませるための、
素振り練習をやってみてください。

これを習得することで、
再現性の高いスイングとなりミート率も上がっていきます。

素振り練習は地味ですし、
上達している実感がなく退屈かもしれませんが、
体重移動はゴルフ全般に重要な要素となっています。

継続は力なり、です。

これからも一緒にゴルフの道を極めていきましょうね。


〈追伸〉

3月5日(木)に、
茨城県にある阿見ゴルフクラブを貸し切って、
コンペの開催が決定いたしました。

さらに、
その翌週の3月9日(月)には、
茨城県にある取手桜が丘ゴルフクラブにて、
ビジネスゾーン道場を開催します。

3月はゴルフシーズン開幕とあって、
私もいつも以上に気合が入っています。
この機会にぜひ一緒にゴルフを楽しみましょうね。

・レッスンプロが22人も参加する、
過去最大規模のコンペの詳細はこちらから…

https://g-live.info/click/174/

・ビジネスゾーン道場は、
たった1日であなただけのビジネスゾーンを、
身につけてしまうという特別なプロジェクト。
直接レッスンで身につけるビジネスゾーンの、
圧倒的な安定感や即効性を体感してみてくださいね。

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【ビデオ】頭を右下に落とすとダフリにくい

2020.02.23
ohmori

From:大森睦弘
岐阜の自宅より、、、

こんにちは、大森睦弘です。

さて、今回は
 

 「頭を右下に落とすとダフリにくい」
 

というお話をさせていただきます(ビデオ&おまけあり)。
 

ボールヒットに向かって遠心力に対応するように
頭を振り出し後方である右下に押し込んで落とす動作は、
ドライバーなら飛距離アップの特効薬です。

しかし、頭を右下に落とすメリットは、
ボールを飛ばすだけではありません。

実はなんと。。。

(続きはビデオにて)

頭を右下に落とすとダフリにくい

スマホの方、動画が見れない方はこちら

パソコンでご覧頂いている方は、字幕を出して見られるようになりました。
動画の下部にある字幕アイコンまたは)をクリックすると表示をオンにすることができます。字幕をオフにするには、[字幕] アイコンをクリックし、[字幕をオフにする] または[なし] をクリックします。

 

(おまけ付き)
今回のメールマガジンの内容をPDFでもご覧になれます。
こちらからクリックしてダウンロードして下さい。

https://g-live.info/click/omrpdf200223/

※印刷してファイルなさる方にはこちらが便利です。

アプローチ、パッティングにもメリットあり

なんと、短い距離のアプローチショットであっても、
実はパッティングでもメリットがあります。

今回は、アイアンやウェッジなどでもボールヒットに向かって
遠心力を感じて、それに対応するように頭を右下に落とすことで
ダフリにくくなることを中心に見てみましょう。

実際には腰の左シフトがあるので、
ヘッドスピード追求でなければ頭は右には動かなくても
重心に対して頭を右下に落とそうとすることで効果があります。

そもそもダフリの原因は何?

そもそもダフリの原因は何だと思いますか?

それは、クラブのリリースが早いことです。

ようするにトップから力で振りにいって、
しなりが溜められないまま
ヘッドが体から離れることでダフリます。

ボールヒットではセットアップに比べて、
クラブが遠心力で引っ張られて腕などが伸びます。

そうすると、それだけでボールの手前で
ヘッドが地面に落下してダフることになります。

そのためダフらないためには上半身をしならせて、
そのしなりが戻りきらないままボールヒットさせます。

クリーンヒットのためには地面にボールを置くショットなら、
下降軌道であるダウンブローでボールヒットさせる必要があります。

上昇軌道でヘッドがボールに近づくと、
クリーンヒットできるスペースは狭くなります。

ダウンブローならクリーンに当たる範囲は広く、
やさしくボールを打ち抜くことができます。

頭が落ちるとダフる?

ダフリの原因はダウンスイングで頭が下に落ちることだと
言われることもありますが、実は逆です。

なぜ逆なのか、それは頭が落ちるほど
上半身をしならせようと本能が働くからです。

頭が落ちるとヘッドは地面にそれだけ近づきます。

そうすると、クラブをトップから力で振ろうとすると
リリースが早くてダフることを感じます。

その結果、トップからのリリースが遅くなるようになります。

結局しなりが溜められてリリースが遅くなるほど
ヘッドは地面に近づきにくくなり、
ダフリが軽減される方向となります。

確かに頭を落とそうとした最初のショットは、
ダフることが多いのも事実です。

しかし、何球か打っていると、
逆にクリーンに当たりだす確率が高くなることに気づきます。

まずは、騙されたと思って、ボールヒットに向かって
遠心力を感じながら頭を右下に落とそうとしてみましょう。

ダフりにくくなるばかりか、しなり戻りでヘッドが加速することで
フェースにボールが乗って気持ち良い打感にびっくりすることと思います。

ついでに行うと良い動き

頭を右下に落とす動きに加えて、それを有効利用しやすくなるために
プラスすると良い動きがあります。

それは、ボールヒットに向かって左脚をしっかり伸ばすことで、
左サイドに大きなスペースをつくろうとすることです。

左脚を長く伸ばす動きで左のお尻を左後ろポケット方向へ押し込むほど、
腰は鋭く前傾角度を維持して左にターンして
左サイドには広いスペースが空きます。

左サイドにスペースがあるほど、
手元とクラブは清々と振られて遠心力を感じやすくなります。

そして、ヘッドの最下点は重心位置にきやすいので、
背骨の前側の重い内臓が左を向けば向くほど重心は左に移動して
その分ボールに対してダウンブローにはります。

そうすると、さらにダフリにくくなります。

また、左脚でしっかり地面を踏めるためには、
両脚の腿の内側である内転筋をキュッとしめるようにします。

太ももの骨である大腿骨は
骨盤に下から真っ直ぐに付いているわけではなく、
Lの字になって横から付いています。

そのため、腿を内側へ締める動きを行わないと脚は外に倒れてしまい、
股関節を伸ばす動きを行う大きな筋肉である大殿筋を使えません。

逆に、腿を締めることで、大殿筋が勝手に動いて脚を伸ばして
地面に対して強い圧力をかける動きができます。

そうすることで、腰は勝手に鋭くターンしてくれます。

まさに両腿をキュッと締めながら左脚をしっかり縦に蹴って
左のお尻を左後ろポケット方向へ押し込むことを意識すれば、
腰は鋭く左へターンしてくれます。

遠心力に耐えてフォローで振る感じがする

遠心力に耐える形として、
頭と左脚でしっかり地面を踏める体勢ができると、
フォローで振る感じが出てきます。

実は、強いボールヒットのためには、
ボールヒットでヘッドスピードが最大ではなく、
フォローの腰の高さぐらいでヘッドが最大スピードになるイメージにします。

これは、ボールヒットでヘッドがまだ加速していることで
当たり負けが少なく、ヘッドスピードに対するボール初速が
アップするからです。

さらに加速中のヒットならフェースの向きも安定して当たるので、
不意の曲がりも少なくなります。

ドライバーで素振りをしていて、まさにフォローの腰の高さぐらいで
ビュンと音がするように振ろうとすると飛びます。

アプローチショットではボールが飛ぶというよりは、
当たり負けが少ないことでボールをコントロールしている感じがでてきます。

アプローチからドライバーまで、ヘッドは加速中にボールに当たることが
良いショットのための要ともなります。

私が一番ダフリにくくなったのは頭を右下へ落としてから

また、頭を右下へ落とす練習で、
私は一番ダフリにくくなったと記憶しています。

そして、実際に外見上は頭を右下へ落としているように見えなくても、
頭を右下へ落とす練習のときの遠心力への対応する感じが
良いショットへ導いてくれます。

サンド・ウェッジで15yキャリーさせる(SW15yC)練習でも、
頭を右下へ落とす意識で打っていると
フェースにボールが乗る感じでクリーンに当たります。

実施にSW15yCでは動きは小さいので、
外見上は見えなかったりします。

そして、トップで右脚に多く乗った状態から、
ダウンスイングで両脚で踏む動きで背骨の前側のお腹が左を向いてくるので
重心も一緒に左にシフトします。

しかし、重心の左シフトに対してボールヒットで
頭を右下へ落とすイメージで頭が置いていかれる感じにしてみましょう。

そうするだけで、クリーンヒットの確率がアップするばかりか、
まさにヘッドが加速しながらボールヒットして
フェースにボールが乗る感じで気持ち良くショットできます。

実はパッティングでも

実はパッティングでも、ボールヒットに向かって
頭を右下に落とす動きは良い結果を生みます。

パッティングの上手い人ほど、後ろからお尻を見ていると
いつストロークしたか分からないぐらい下半身は不動です。

しかし、頭はほんのわずかですが、
右下へ落ちながらストロークしていたりします。

やはりパッティングでは遠心力は小さいとはいえ
遠心力で引っ張られて腕が伸びたりしますから、
それを補正しなければなりません。

また、パッティングで転がりの良いボールを打つためには、
芝からボールを抜け出させるために
一般のグリーンでは2〜3度の上昇軌道が必要です。

芝の刈り高いが短いツアーのグリーンでのツアープレーヤーの平均は、
1.5度の上昇軌道となっています。

ボール位置を左目の真下より左に置くことでも
2〜3度の上昇軌道は手に入りますが、上昇軌道でヘッドが減速して
当たり負けが多くなるとタッチが悪くなります。

そこで、頭を右下へ落とすことでヘッドは上昇しながら加速できて、
そのジレンマを解消できて良いタッチが得られます。

それが、遠心力に対応するように頭を右下に落としながら
ストロークしてボールを打ち抜く感じとなります。

頭は不動と考えるよりも、重い頭を上手く利用して
ショットだけではなくパッティングにも生かしていきたいものです。

追伸:伸張短縮サイクルでダフリを解消するなら

こうしたミス防止のためのちょっと実践的な話、
そして私が提唱するスイングスキルの初歩、サンド・ウェッジで
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では、また。
 

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最近のプロは飛ばしすぎ…

2020.02.22
服部hattori

From:服部コースケ
恵比寿のゴルフスタジオより、、、

おはようございます。
服部コースケです。

ドライバーショット。

ゴルフをやっている以上、
ドライバーショットにこだわらない人は
おそらくいないでしょう。

ゴルファーなら誰でも、
ドライバーでドカンと遠くまで飛ばす
インパクトのあるショットに憧れます。

私もオーストラリアでのゴルフ留学では、
周りの体格に恵まれたライバルに負けじと
かなりキツイ練習をしていました。

そのおかげもあって、今でも
300y前後の飛距離を保てているのですが、、、

ここ数年間の、
ツアー中継を見ていて
思ったことがありました。

それは、、、

最近のプロ飛ばしすぎ

最近のツアープロのドライバー飛距離が
年々伸びているのをあなたはご存知ですか?

2018年のPGAツアーの
ドライバー平均飛距離は296ヤードとのこと。

これは、1990年代後半の、
タイガー・ウッズのドライバー平均飛距離と同じです。

当時、
群を抜いて飛ばしていたタイガー・ウッズの飛距離は
今では “平均的” となってしまっているのです。

ドライバー飛距離の
驚異的なインフレですよね。

でも、

このドライバー飛距離インフレは、
タイガー・ウッズが引き起こした
と、私は考えています。

もちろん悪い意味で言っている訳ではありません。

タイガーウッズは、
私が最も憧れるゴルファーですから。

では、

「飛距離インフレはタイガー・ウッズが引き起こした」
というのがどういう意味なのかというと…

皆の憧れの存在だったから

まさにこの一言に尽きると思います。

タイガー・ウッズが活躍する以前の
ゴルフというのは「戦略的」なゲームと考えられていました。

しっかりとマネジメントをしながら
確実にピンに近づけていく感じです。

そんなゴルフ界に、
タイガー・ウッズという飛ばし屋が
突如として現れたのです。

ライバルが「戦略的」なゴルフをしている中、
タイガー・ウッズだけが圧倒的な飛距離を武器に
PGAツアーで連勝していったのです。

タイガー・ウッズの飛距離だけ
PGAツアーで飛び抜けていましたからね。

そりゃもう当時のゴルフファンや
プロを目指している研修生の
憧れの存在になりますよ。

しかし、当時の他のプロだって
黙っていたわけではありません。

突如として現れたタイガー・ウッズに
「マズい」と感じて、負けじと
飛距離を鍛えていった結果

「戦略的なゴルフ」から「飛距離重視のゴルフ」へ

時代が移り変わっていくのです。

そして、冒頭でもお話した
2018年のPGAツアーで平均飛距離が300y近いのは

今活躍している若いツアープロが、
全盛期のタイガー・ウッズに
憧れて育ったからでしょう。

私もタイガーウッズに憧れて
育ったゴルファーの1人です。

本当にタイガー・ウッズは
偉大なゴルファーですね。

ギアの驚異的な進化

そんなタイガーの作り上げた
新しいゴルフの戦略に乗り遅れまいと

各メーカーが「飛び」にフォーカスした
ギア作りを始めたのも飛距離インフレに
拍車をかける大きな要因でしょう。

飛びを規制するルールと聞いて
真っ先に思いつくのが「反発係数」

SLEルールというで、
公式戦で使えるドライバーの反発係数は
0.830以下と定められていますよね。

このルールは、
飛距離という要素がドライバーに
あまりにも委ねられてしまっているため

ゴルフというスポーツの本質が
失われてしまうことを危惧して作られたのです。

しかも施行は、2008年。

タイガー・ウッズが初優勝してから10年、
まさにドライバーの飛距離競争が
激化していた時代です。

SLEルールが作られたキッカケも
タイガー・ウッズにあるのかもしれません。

これからの飛距離は…

ツアープロのフィジカルの強化にギアの進化が合わさり
平均飛距離がグングン伸びるPGAツアー

これからもツアープロの
平均飛距離は伸びる一方なんでしょうか。

理論的には、飛距離は
反発係数次第で無限に伸びます。

それを阻止しようと
後発でどんどんと新しい規制が生まれる。

なんだか追いかけっこをしているみたいです。

でも、
伸びる飛距離を規制しなければ
ゴルフの競技性を失う可能性だってあるのです。

過去にマスターズのゴルフコースで、
ドライバーの平均飛距離の増加の影響で、
コースを無理矢理伸ばす修正がされました。

これは、

フェアウェイが狭い左ドッグレッグのホールで
上手くフェアウェイキープしながらグリーンを目指す
コースレイアウトでしたが

あるプレイヤーが大胆に
ショートカットをしてしまったため、
ティーグラウンドを後ろにズラしたのです。

このように、
コース設計者がプレイヤーに対して
こんな風にマネジメントして楽しんでほしい
といったような思惑を

圧倒的な飛距離があれば
無視することもできちゃうのです。

「ショートカット」というのも
1つのコースマネジメントですが、

昔に作られたコースを
昔ながらのマネジメントで楽しむための
飛距離に対する規制が必要なのもわかります。

これからのツアーの飛距離、
あなたはどんなふうになっていくと思いますか?

服部コースケ

追伸:

反発係数の誤差で
同じモデルのクラブでも
20yも差が出るかもしれない…

知っていましたか?
とても驚く方もいたかもしれません。

飛距離というのはクラブの性能に
とても大きく影響されることが
よく分かりますね。

でもクラブの性能と同じくらい、
フィジカル面も重要ですよ。

クラブの性能を最大限に活かす
飛ばし屋のためのスイングとは?

気になる方はぜひ、
私のプログラムを手に入れて下さい。


詳しくはこちら

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