From:服部コースケ
東京・代官山のスタジオより、、、
先々週の私のメルマガ、
『飛距離を伸ばす “禁断の果実”』で
高反発ドライバーの話をしたのですが、
私のメルマガ読者さんから
様々なメッセージをいただきました。
「私はやはりゴルフルールの
範囲内で飛距離を伸ばしたい。」
「道具に頼らず飛距離を伸ばす方法を
もっと教えてください。」
「抜き打ちテストで10%以上の違反ドライバー、
とても残念。」
これらのメッセージを読んで私は
ゴルフライブのメルマガ読者さんの
ゴルフに対しての意識の高さを感じました。
皆さんの紳士的なゴルフを、
私もレッスンという形で全力で応援しなくては
と、改めて思いました。
貴重なご意見ありがとうございました。
さて、本日のメルマガは、
道具に頼らず、
自力で飛距離を伸ばす方法
私が毎日欠かさず行っている
飛距離アップ練習法を
紹介していこうと思います。
飛距離アップのための基礎
飛距離を伸ばす練習と聞いて
まずヘッドスピードを上げる練習
を想像すると思います。
しかし今日は、
ヘッドスピードを上げる練習ではなく、
ヘッドスピードを上げるための基礎固め
“飛距離アップのための体幹を鍛える練習”
をご紹介していこうと思います。
練習器具を使うのですが、
これは皆さんの身の周りにあるものですので
今日からぜひ実践してみてくださいね。
そして、
すべての練習に対して言えることですが
継続することがとても大事になってきます。
私が今でも毎日行っている練習ですので、
効果は保証します。
1ヶ月以上を目安に、
ぜひ毎日の日課として取り入れてください。
体幹トレーニング
それでは飛距離アップのための
体幹トレーニングを紹介していきます。
まず、
3kg程度の鉄アレイを2つ用意してください。
鉄アレイがなければ500mlの
ペットボトルでも構いません。
片手ずつ、
何かしら重さのあるものを持って
トレーニングしていきます。
簡単に流れを説明すると、
片手ずつおもりを持った状態で、
スイング練習をします。
注意するポイントは、
・手と手の間隔を10cm広げ常にキープする
・バックスイングからフィニッシュまで
ゆっくり丁寧にスイングする
ゆっくりというのは具体的に、
アドレスからバックスイング、
そしてフィニッシュまで
約15秒くらいかけます。
目標はヘッドスピードを上げることですが、
体幹トレーニングでは逆にゆっくり、
できるだけゆっくり、
体に負荷をかけながら行いましょう。
この練習をすると・・・
この体幹トレーニングは、
腕立て伏せのように腕にくる、
かなりキツイものです。
そして1週間そこらで結果が
あらわれるものでもありません。
1ヶ月以上、毎日続けることで
やっと効果が出てくるかな、程度ですが
長期的に見れば効果は必ずあらわれるので
ぜひ諦めず続けてください。
さて、この体幹トレーニングには
具体的にどのような効果があるかというと、
10cmの間隔をキープすることで、
左右の腕の動きを揃えることができ、
同じ方向に、均等に力を伝えられます。
左右の腕が、それぞれ異なった動きをしていると
スイング中にクラブの動きが狂ってしまったり、
力の方向が揃っていないため、
インパクト時にボールへ伝わる力が減ってしまいます。
(高校物理のベクトルでいう「力の合成」を
イメージするとわかりやすいかと思います。)
そしてゆっくりスイングをすることで、
変なクセのない、正しい動きを
体に染み込ませることができます。
アドレスからバックスイング
バックスイングからフィニッシュ
と、自分の体の動きを目で追って
正しい動きを意識しながら
繰り返しスイング練習を行いましょう。
鏡の前で練習するのが効果的かもしれませんね。
おもりを持った状態で
ゆっくり腕を上げ下げするという動きは、
“サイドレイズ” というウェイトトレーニングに近い動きで
根本的な腕の筋力を付けることもできます。
(筋トレですから本当にキツイです。)
結果、
この体幹トレーニングをすることで、
正しいスイングを体に染み込ませ、
根本的な筋力アップと、
ボールへ100%パワーを伝える動きを
身につけることができます。
体幹トレーニングや筋トレは
継続することがとても大事です。
3kgがキツイようであれば、
1kgでも0.5kgでも構いません。
あなたが毎日続けることができる程度の
おもりを使って
できるだけ長く継続してください。
量より継続です。
継続すれば必ず良い結果として
あなたに返ってきますよ。
ぜひ、今日から実践してみてくださいね。
服部コースケ
<本日のオススメ>
「ティショットやセカンドショットは得意だけど、
アプローチが苦手だ、距離が全く読めない。」
私のメルマガの読者には、
こんな方が多いのではないでしょうか?
しかし安心してください、
距離感で悩む必要はもうありません。
2019年ゴルフルールの改正のおかげで
プロでさえ欲しがる正確な距離感が、
あなたの手の中にありますよ。
↓