2018.07.30
From:古賀公治
尼崎テクノランドより、、、
こんにちは、ティーチングプロの古賀公治です。
「犯罪者心理とゴルフ上達の関係」。。。
ちょっと変なタイトルですが。。。
今日は短めです。さらっとお読み下さい。
はじめに、私の個人的な体験から。。。
あの一打さえなければ…
ある大会に出た時のこと。
一つのホールで2回OBをしてしまいました。
そんな大叩きをしてしまった後で
「これではもうどっちみち、予選は通らないだろう」
と思い、短いパットを
ぞんざいに片手だけで打ってしまったのです。
そうしたところ、そのパットを
ものの見事に外してしまいました。
「でももう、ここまで来たらどうせ
1打や2打もたいして変わらないだろう」
そんなふうに高をくくっていたのですが。。。
結果、その適当に打ったパターの1打のせいで
見事に予選落ちをしてしまったのです。
「前科5犯」も「6犯」も同じ!?
そんな時というのはもう
後で悔やんでも悔やみきれるものではありません。
「2回OBしたら、もう9も10も同じようなもん」
こうした感情と
「前科5犯も6犯も、同じこと」
こうした犯罪者の心理は
感情面で似たようなものであり。。。
そのような時に、普段しないような無謀なことを
してしまうことが、あるのではないでしょうか。
ですが、やってしまった後ではまさに「後の祭り」。
この時ばかりは、メンタル面を含めた
マネージメントの重要性を痛感しました。
あなたもこんな経験、ありませんか?
スコアーの法則
ちなみに、コースマネージメントをうまく言い換えると
「スマートなプレー」という表現になるでしょうか。
これは常識的な意味での手際の良さであって、
頭脳の明晰さを意味するものではありません。
これは言わば
「最小から最大を得る」
行為であると言えます。
以下、私が考えるスコアーの法則です。
1.常に、特定のターゲットに対する手順をもつ。
2.ショットする時は1ショット、1ショット、
その瞬間に対して最善を尽くす。
3.気に入らないショットが出ても、自分を許し忘れて
次のショットにその瞬間の最善を尽くす。
4.18ホール全てをプレーし終わるまで、この手順を遵守する。
5.スコアを記入する。
6.ラウンド終了後、自分が出した成果を評価し、
次に誤りを分析して、頭の中でやり直す。
これではじめて、ラウンドが本当に終わったことになる。
7.他の人と比較しない。
比較するなら自分の中の理想的なゴルファーと比較する。
8.手順を繰り返し、自分の能力の限界を目指して、
新しいスコアを記入する。
ハッキリ言って、
ゴルフではどのようにプレーしたかを
気にとめる人はいません。
また、あなたが出来たはずのショットを
誰も気にはしません。
ラウンドが終わって聞かれる質問はただひとつです。
「スコアはいくつですか?」
受け入れるのが辛いかもしれませんが、
これが現実なのです。
補足
そう考えると、先日ちょっとお話しした
サッカーの決勝トーナメント進出をかけた
「時間稼ぎのパス回し」も、同じだと考えます。
↓
サッカーワールドカップとゴルフの関係
2018.07.16
http://g-live.info/click/180716_yuukan/
そんなわけで私は、西野監督の勇気に
今でも敬服しています。
今日はこんなところにしておきます。
もし疑問については、コメントいただだいたものから
お答えできる範囲で順次お返事を書いています。
画像付きでないと説明が難しいものについては
お答えできないことがあることをご承知ください。
なおお読みになった方は、
そちらについても再度コメントをいただけると
「既読」かどうかが私から見てもわかるのでありがたいです。
それでは、今日はこのへんで。
<本日のオススメ>
多くのお客様に支持されている
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