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デシャンボーのスイングを研究…(スイング動画付き)

2016.08.21
服部hattori

From:服部コースケ
東京・代官山のスタジオより、、、

こんにちは、服部コースケです。

最近、あるプロゴルファーの
スイングの研究をしていて、怪我をしてしまいました…

2週間以上、ずっと痛むので病院にも行ったのですが
どうも「TFCC損傷」というらしいです。

三角線維軟骨複合体損傷ともいうらしいです。
(むずかしい…)

手首の小指側がとても痛くなる疾患らしいです。


(http://kotoseikeigeka.life.coocan.jp/11tfc.htmlより引用)

原因は、デシャンボー

あなたは、ブライソン・デシャンボーという選手をご存知ですか?
今年になって、日本でもとても注目されているアメリカの選手です。

まだ22歳なのですが、
物理学の勉強をしている彼は

独自のスイング論を持っていて、
「長さが同じアイアンを使っている」
「非常にアップライトなフィニッシュ」
「Dプレーンという飛球理論」

など科学的なゴルファーとか、物理学ゴルファーと注目されています。
まだ、若いので今後の成長も非常に期待されています。

ちなみに、彼のスイングはこちら↓

見て頂ければわかるように
非常に面白いスイングをしています。

前傾が浅く、コックがなくアップライトなスイング。

それを可能にしているのが、
彼専用に設計された長さとライ角のアイアンです。

実践してみてわかったことは
クラブさえできていれば、そのままスイングできるということではなく
彼の練習あっての賜物だったということ。

そして、しばらく真似していたら、
手首の痛みがしてきたんですね…

ドアをあけるときや、
スイングするときも痛くて
中々レッスンにも支障が出てしまいます。

デシャンボーのスイングは
完全に私には合っていないスイングだったようです。。。

しばらく安静ですね。

でも、あなたも真剣にゴルフをしていればいるほど、
どこかが痛くなったりしたことってありますよね?

長くゴルフをするための心得

例えば、タイガー・ウッズのスイング。
一時期爆発的に注目を受けて、
誰もが真似するようになりました。

しかし、タイガー・ウッズのスイングもタイガーの体つきがあってのもの。
可動域や、筋力、柔軟性などがあった上で
コピーできるものです。

そのため、彼を真似しようとして
上手く出来なかったり、膝周りに痛みが出てしまった方も
いらっしゃるのではないでしょうか。

新しい練習法を試したり、
年齢や体の変化で急にどこか痛くなったりすることもあるかと思います。

もし、何か新しいことを始めたタイミングなら
即刻そのやり方は辞めるべきでしょう。

自分の体には合っていないとして
まずは安静にして
別のやり方を始めるのが懸命です。

プロもそうですが、
アマチュアとしてのゴルフも
怪我をしないことが最もゴルフが長続きする秘訣です。

そして、情熱が強ければ強いほど
怪我をしている時期はとてもつらくなります。
(先週紹介した松山英樹選手も一時期かなり落ち込んでいたそうです)

あなたもなるべく怪我の無いようご自愛下さいね。

ゴルフの練習は真剣さも非常に大事ですが、
抜くところを抜く節度も大事だと
私も今回の件で改めて痛感しました。

ー服部コースケ

<本日のオススメ>

なぜ私たちゴルファーは
脱力は大事で、力を抜いているのに
ひっかけ、チーピン、プッシュアウトに悩まされているのか?

ここぞというところでミスが出るメカニズムとは何なのか。

大森コーチが明かす
ほとんどのゴルファーが
脱力できない原因と理由とは?

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「技」アプローチショットでクリーンヒットの確率がアップした瞬間

2016.08.21
ohmori

From:大森睦弘
岐阜の自宅より、、、

こんにちは、大森睦弘です。

さて、今回は

 「技・アプローチショットでクリーンヒットの確率がアップした瞬間」

というお話をさせていただきます。

私がアプローチショットを練習していてクリーンヒットの確率が
明らかに良くなった瞬間の感覚は、どんな動きが最高に効果的だったか。

それは、左肩甲骨をしなやかに使ってしならせながら
ボールヒットしようとしたときに訪れました。

他にも大切なチェックポイントはありますが、
やはり、セットアップから左肩甲骨周りをリラックスさせ

バックスイングからダウンスイングにかけで左肩甲骨が
体の正面方向へスライドすることをじゃましないことが最も効果的です。

だいぶ昔なので、動きとしては自分のなかで自動化していますが、
私は今でもこの左肩甲骨をしなやかに使うことは常にチェックしています。

そして、朝一の一発目でクリーンヒットさせる極意は、
この左肩甲骨周りをリラックスさせることに尽きます。

左肩甲骨のスライドとは

左肩甲骨が体の正面方向へスライドするとは
いったい何のことを言っているのかとお思いかもしれませんね。

私のメルマガを読んでいただいている方は、
そろそろ耳にタコができるぐらい肩甲骨のスライドは
聞いているとおっしゃっていることでしょう。

しかし、肩甲骨のスライドについて初めて聞かれる方のために、
簡単にお話しておきます。

背中を壁などの固定されたものに押し付けておいて、
左腕を体の正面方向へ真っ直ぐに伸ばしてみます。

そうすると、思った以上に腕は体の正面方向へ出てきます。

そして、左肩の体の正面の上のほうに細い骨が横に出ている鎖骨を
右手で触った状態で、左腕を体の正面方向へ伸ばしたり
引っ込めたりしてみます。

そうすると、左の鎖骨は体の前後に斜めに動くことがわかります。

これが左肩甲骨の体の前後へのスライドです。

肩甲骨は普段意識していないわりに、
かなり大きくスライドすることがわかります。

また、上半身がしなってエネルギーを
一番大きく溜めることができるところが、この左肩甲骨のスライドです。

ですから、体で打つとか、体幹でスイングするという場合には、
この左肩甲骨のスライドが大きく行われて体がしなって
それがリリースされることでボールヒットすることです。

左肩甲骨のスライドはヒンジ

手首の曲がる方向について、親指側に曲がることをコック、
右手甲側に曲がることをヒンジといいます。

また、左肩甲骨が体の正面方向へスライドするほど
右肘が体の右側へ外れなければ、ヒンジが深くなります。

ヒンジは軌道に対してヘッドの向きが変化しませんから、
ボールヒットではヒンジが最後にリリースされてくることで、
安定したホールヒットができます。

また、ヒンジのリリース、ようするに左肩甲骨のリリースが
ボールヒット直前で行われることが強いボールを打ち出すための要です。

そして、全身のパワーが最終的には
左肩甲骨のスライドとしてのヒンジに集約されます。

鞭も、平手打ちの時も、先端ほど一番最後にリリースされることで
全体のエネルギーを先端に集めることができます。

さらに、セットアップで手元がボールより振り出し方向へ出ている
ハンドファーストの形なら、ヒンジがリリースされながらの
ボールヒットとなり、下降軌道であるダウンブローでボールヒットです。

ダウンブローなら、ボールを地面に置くショットでは、
クリーンヒットできるスペースは広く、ゴルフが簡単になります。

ボールヒットでアッパー軌道になっていると、
クリーンヒットできる軌道は狭く、ダフリやトップの原因になります。

ヒンジ、ようするに左肩甲骨が一番最後にリリースされることが、
ゴルフを簡単にできて、強いボールを打ち出せるコツとなります。

私がよく行う練習

ダフリやトップに対して、厳しい状況で練習することで、
より確実にクリーンヒットできる技が自然に手に入ります。

そのためのより厳しい状況として、
私はバンカーからサンドウエッジのクリーンヒットで
5~20yキャリーさせるバンカーアプローチ練習をよく行ないます。

基本的には15yキャリーです。

ボールを拾う手間を省く意味で、バンカーからバンカー内にキャリーさせると、
またボールが溜まったところからアプローチショットできるので、楽です。

え、そんな理由で5y程度のキャリーもやるの?
と思われてしまいますが、実はもっと深い理由があります。

同じクラブでの距離調整はセットアップでのスタンス幅です。

スタンスの幅が狭いほど、下半身の可動域が自動的に小さくなり、
振り幅が小さくなります。

それによってセットアップで飛距離を確定することができます。

サンドウエッジで15yキャリーさせる時のスタンスの幅は
腰の幅程度のだいた30cmぐらいです。

しかし、腰の幅よりもスタンスの幅が狭くなると、
脚は地面を真っ直ぐに踏みにくくなり、脚を使いにくくなります。

そのため、5yキャリーでも、セットアップは
15yキャリーと同じスタンスの幅でまったく同じにします。

しかし、ボールヒットする時のヘッドスピードのイメージが違います。

15yキャリーするスタンスの幅で普通に打ったときよりも、
ヘッドスピードが遅くなるイメージを描きます。

そして、あとはそのヘッドスピードでのリズムをイメージします。

リズムをゆったりさせるということになります。

そして、バックスイングでも下半身を使いきり、
スイングの大きさは15yキャリーも5yキャリーも同じにします。

基本的にはヘッドスピードの割に振り幅が大きいと、
ゆるみやすく、手打ちになりやすいので注意が必要です。

しかし、左肩甲骨のスライドを意識して、
左肩甲骨をしっかりスライドさせるイメージがあれば、
ゆるみにもなりにくく大丈夫です。

この腰幅程度のスタンスの幅で下半身を使いきってバックスイングすると、
手が何もしなければ、とうか、肩から先をがちがちに固めていたとしたら、
トップでのヘッドの高さは腰の少し下になります。

そして、肩から先を固めないで、リラクスされると、
上半身、特に左肩甲骨まわりと右手首がしなってヒンジが深くなった分、
ヘッドは腰の少し上まであがります。

同じスタンスの幅でもバックスイングの速さを遅くすると、
トップでのしなりも小さくなり、5yキャリーぐらいだと
肩から先を固めていた場合と同じ程度のトップの高さになります。

リズムを遅くすることで、トップでのしなりが減り、
その分ボールヒットで解放されるエネルギーも自動的に減ります。

また、リズムを遅くできるということは、
手を使わないでしっかり下半身を使うからできる動きです。

時間をコントロールするという、リズムを自由自在に変えられるためには
しっかり下半身から動く必要があります。

ですから、スタンスの幅も同じで下半身の可動域を使い切り、
リズムだけゆっくりにする練習は、まさに下半身で動くためにかなり効果的です。

また、5yキャリー以下では、さすがに私も下半身主体ではなく
上半身主体のスイングに切り替えます。

バンカーアプローチショットでの悩み

昔々このバンカーアプローチ練習を始めたころ、
やっぱりクリーンヒットが難しくていろいろ悩んだことがありました。

ダフるとどうしても手先でダウンブローに入れようとして、
手で打ち込にいってしまいます。

手が先に動き始めると、リズムは速くなります。

さらに、ボールが段々右足寄りになってしまいます。

ボールが右にあるほど下半身の動きは使われにくくなり、
体をしっかり回転させなくなります。

体の回転しなければ、背骨を中心にターンした場合に
背骨の前側にある重い内臓が移動しない分体重も移動しません。

体が回転できなかった代償として、体重はボールの先に移動できずに、
さらにダフりやすくなります。

このように、ダフリを防止しようとすると多くの方が同じ悪循環にはまります。

本来は、体をしっかりターンさせて、
ヒンジをボールヒット直前の一番最後にリリースさせればそれでいいのです。

バンカーアプローチのメリット

バンカーからクリーンヒットさせるとなると、
ボールが少し砂に沈んでいてしかも砂の上ですから、
少しでもダフルとすぐに気持ちの悪い手の感触や鈍い音が聞こえます。

ですから、クリーンヒットしたかどうかが、
リアルタイムで体の感覚としてすぐに感じることができます。

そして、バンカーアプローチショットでクリーンヒットすると、
ボールにクリーンに当たった気持ちよさと、
ボールの先にターフが取れる感触が心地よいです。

砂だと重さがあるので、ヘッドを加速しながらボールヒットして
その先の砂まで打ち抜く動きができます。

また、ボールヒット前にヘッドをリリースしすぎていると、
砂に当たった後のヘッドの抜けが悪く感じます。

そのため、ヘッドがどれぐらい加速中にボールヒットしたかを、
手の感覚で感じることができます。

ちょっと感覚的なお話になりすぎましたが、いずれにしても、
砂の上のボールをクリーンヒットするということは、マットや芝とは違う、
ボールを打ちぬく本質的なことを体で理解できる素晴らしい練習です。

クリーンヒットは大切

通常の芝からのアプローチショットでも、
クリーンヒットがタッチを出すために一番大切なことになります。

特別なショットとしてロブショットなどではボールの手前にわざとバウンスを当てて
そのままボールの下を滑らせてバックスピンをかけるなどのテクニックを使います。

しかし、通常のアプローチショットで
タッチを出す第一はクリーンヒットです。

ところが、なかなか芝の上で
アプローチショットの練習はできなかったりします。

そのため、マットの上でアプローチショットを
練習することが多いですね。

しかし、マットの上にボールを置いたショットでは、
少しヒールダフリした方が、ボールに気持よく当たったような感じがします。

アプローチショットよりも、アイアンのフルショットでは特にそうです。

ヒール側がボールの手前でマットに触れると、フェースは閉じてきます。

そうすると、正しい下降軌道であるダウンプローで
ヘッドがボールに向かっていなかったとしても、
フェースが上を向きすぎないでボールに当たることになります。

ということは、ロフトが立っているわけですから強めで低めのボールが出て、
しかも、フェースが閉じながらヒットするので、捕まりが良く感じ、
少しフック方向に回転がかかりやすくなります。

まさに、良いボールを打てた感じですね。

このような理由で、どうしてもマットの上からのショットだと、
少しハンドダウン気味にして、ヒールダフリしやすいような練習をしてしまいます。

しかし、そのままでは、実際の芝の上からのショットでは、
芝はマットほどヘッドが滑らないため、本当にダフリとなったり、
ヘッドが急激に閉じてボールが左に飛び出し、
さらに左に曲がってしまうことにもなります。

練習場では調子良かったのに、ラウンドしたら散々だったという場合が、
この練習場での軽いヒールダフリだったのです。

練習場でのヒールダフリの罠にはまらないためには、次の練習が効果的です。

(1)ティーアップしてボールを打ちティーにヘッドを当てない

(2)バンカーがあればバンカーからのクリーンヒット

バンカーが使えるなら通常のボールの手前にバウンスを入れるバンカーショットではなく、
ボールをクリーンに打って15y前後キャリーさせるバンカーアプローチもやりましょう。

バンカーはラウンド以外では練習できないようでしたら、
高めのティーアップでティーにヘッドを当てないで
ボールをクリーンに打ちぬく練習でもいいです。

ゴムティーなら、ティーに当たると鈍い音がするのでわかります。

アイアン=マットの上という練習ではなく、高めのティーアップで
ティーに当たるかどうかを音で判断する練習もやるようにしましょう。

ティーアップした分つま先あがりと同じで、ロフトでフェースが左を向くので、
左に曲がりやすくなりますが、無理にストレートを打とうとしなくてもいいです。

ティーアップする高さをいろいろ変えてボールの曲がりが
ティーの高さに応じて左に曲がるようなら、スイングとしては自然です。

ボールヒットポイントの誤解

ヘッドのどこにボールを当てるのかということに関して、
勘違いというか誤解が多いので正しいヒッティングポイントをお伝えしておきます。

ドライバーはみなさん正しいイメージですので、アイアンについてお伝えします。

アイアンはフェースの溝の下から2本目あたりが適切なボールヒットポイントです。

ほとんどの方は、フェースの真ん中だと誤解されています。

下から2本目の溝にボールをヒットさせることで、
適切なバックスピンがかかります。

これより上ではバックスピンは少なくなります。

また、当然ですが、フェースの真ん中ではなく、
この下から2本めにボールを当てようとすると
フェースが地面より離れていいる分ダフリにくいですね。

このボールヒットポイントを正しくイメージするだけでも、
ダフリは少なくなります。

クリーンヒットの要

クリーンヒットの要は次の3つです。

(1)左肩甲骨がスライドされてボールヒット

(2)下半身をフルターン

(3)左脚の縦蹴り

他にもいろいろありますが、
まずは、この3つをしっかり行えばいいです。

左肩甲骨がスライドされてボールヒット

左肩甲骨がスライドされてボールヒットするなら、
ヒンジがセットアップよりも深くなった状態でヘッドがボールに当たるので、
ダウンブロー軌道であることからクリーンヒットできるスペースは広いです。

当然、クリーンヒットの確率は高くなります。

また、ヒンジが単なる右手甲側へ折れる手首の曲がりということではなく、
左肩甲骨の体の正面方向へのスライドですから、
まさに、体で打つことになり、強いボールが打ち出せましたね。

下半身をフルターン

すでに、説明させていただきましたが、下半身をフルターンすることで
重心が振り出し方向へ勝手に移動します。

背骨の前側には重い内臓があるので、背骨を中心にターンすれば
ターンしてお腹が向いた方向へ体重は自然に移動するということでした。

自ら体重移動しようとしなくても、
勝手に重心は大切に育ててきたお腹が向いた方向へ移動します。

体が左へターンするほど体重は左へ移動します。

ヘッドの最下点は重心位置になりやすいので、
体重が左に移動してボールの先にある状態でボールヒットすればするほど、
重心位置はボールの左になり、ヘッドはダウンブローでボールに向かいます。

ダウンブロー軌道ならクリーンヒットできるスペースは広くなりましたね。

左脚の縦蹴り

腰をフルターンさせるコツは、第一に左脚の縦蹴りです。

腰を回そうとすると、ほとんどの場合は水平に回そうとします。

腰を水平に回そうとすると、必ず右肘が体の正面方向へ出てきます。

これは、右膝外回りといいます。

右肘外回りでは、力の方向は水平で脚の力の出し方として出しにくい方向です。

ところが、骨盤を前傾角度に従って斜めにセットしておいて、
その骨盤の斜め回転をサポートするようにすれば、
前傾分地面を縦に踏めます。

左脚を伸ばす動きで左股関節を入れたまま
左のお尻を左後ろポケット方向へ押しこめば、
骨盤は前傾角度に従った斜め回転します。

そうすれば、前傾が深いほど左脚は地面を縦に押すことができるので、
地面に対してしっかり圧力を加えやすく、パワー伝達の効率が良くなります。

さらに、左脚を伸ばす動きなら、左サイドに大きなスペースができますから、
腕やクラブ、右脚などが振り出し方向へ滑らかに抜けていけます。

これなら、気持よく清々とスイングできて、大きなパワーも引き出せます。

ボールヒットで大切なイメージの再確認

ボールヒットでは左肩をできるだけ低くしておこうとうすることで、
自ら左肩甲骨のスライドをリリースしなくなり、自然なリリースが行えます。

左肩はリラックスさせ、ボールヒットに向かって左肩を低くして
左肩が上に浮いてこないように、左腕の重さで左肩をおとなしくしておきましょう。

この左肩の感覚が、私がいつも意識しているクリーンヒットのための要です。

では、また。

追伸

すでにご覧になった方も多いかと思いますが、
現在、私のウェブセミナーが無料公開中です。

タイトルは

 「力みを取ったら、飛んじゃった!」

です。

37分50秒の内容ですが、この日曜の時間のあるうちに、
どうぞご覧になっておいてください。

公開は8/24(水)までです。

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「目標」を行動につなげるには?

2016.08.20
mongo

From:モンゴ
千葉の自宅より、、、

お楽しみ様です、モンゴです!

ゴルフ、楽しんでますか~?^^

さて、今日は

 「『目標』を行動につなげるには?」

についてお話しようと思います。

あなたもゴルフを続けているのであればきっと
「目標」をお持ちですよね?

その目標があるから、その思いがあるから
ゴルフを続けることができているんだと思います。

では、その目標をどのようにして、
行動という形にあなたは変えているでしょうか?

もしかして、手帳やノートに書いて、
ハイ終わり、なんてことはないですよね。。。?^^;

ある生徒さんの話

以前、モンゴが教えていた
100切りを目指している生徒さんの話なのですが、

きちんと自分の目標に向けて、
真面目にやっているように見えたんですが、
こんな相談をされたんです。

生徒さん「モンゴさん、自分なりにやろうとするんですが
     練習に身が入らないことがあるんです」

モンゴ 「えー、そんなふうには見えないですけど。。。
     (でも、思うように上達していないのはわかる)

     なんでやる気にならないのかって、
     自分で分析出来ていたりしますか?」

生徒さん「そうですねえ。。。
     いろいろな方法を本とかで読むんですけど、
     あまりやろうという気にならないんですよね」

モンゴ 「それはどうしてですか?」

生徒さん「うーん、たぶんなんですけど
     『あ、これどこかで見たことがある』って思うだけで、
     そこで終わってしまうからじゃないかなと」

モンゴ 「ああー、なるほど。そういうことですか」

実際、こういう罠にかかっている人は、
けっこう多いと思います。

 「あ、これも知っている」

 「あれも前に、どこかで見たことがある」

なんというか、そこに真新しさを感じられずに、
自分でやってみようと思わなくなってしまうんですね。

足りないのは○○

 「でも所詮、そんなのは
  そもそも個人の心の問題でしょう?」

はい、そう言ってしまえばそれまでなんですが。。。

でも、自分たちプロの力でそこが克服できるのなら、
そこは手助けをしてあげたいと思います。

こうした心の持ち方になってしまうことには、
何が足りないのかというと。。。?

 「あ、それいいね!」という共感の気持ち

だと思うんです!

私たち人間というのは、日々の生活の中で、
誰かに、何かに、共感を覚えながら生きています。

それは別にゴルフに限ったことではなくて、
趣味全般のことや、仕事や生活についても同様です。

テレビで「あ、この人。いいこと言ってる」と思ったら、
その人の本を買って読むかもしれません。

流れてきた歌の歌詞を聞いて共感すれば、
他の曲も聴いてみたいと思うのは自然のことです。

生き方に憧れる人がいれば、
自分も同じようになれればと努力します。

共感には、私たちが意識できている以上の
大きな力があると、モンゴは思います。

共感は、その次の行動を生むからです。

モンゴがゴルフを教える理由

でも「あ、これ知ってる」の中には、
共感はありませんよね?

そこから先、何かをしようという気持ちには、
なかなかなりにくいものです。

前にもどこかに書きましたが、モンゴが今、
小原プロと一緒にこういう活動をしているのも、

 「ゴルフを介して、笑顔を届けたい」

という、小原プロの理念に心を動かされたからです。

あとは、ゴルフを上達することにやりがいを見出して、
日々がんばっている姿を見たりなんかすると。。。

その姿を見てモンゴも嬉しくなっちゃって、
いつもよりレッスンに熱が入っちゃうわけです。(*^_^*)

そういう真面目な人にこそ、
上手になってほしいって、思います。

何かに共感することは、
私たちの行動をアクティブにしてくれます。

だから「あ、これ知ってる」と思ったら、

 「それ、本当にわかってる?」

 「いいところをちゃんと見てる?」

そんな感じで、もう一度見直してみるだけで、
新たな共感が得られるかもしれませんよ!

この「共感」の力を、あなたのゴルフにもぜひ
活用していただきたいと思います。

以上、少しでも参考になればうれしいです!

それでは、今日も楽しいゴルフを!


<本日のオススメ>

大森睦弘コーチの新しいWEBセミナーが
このたび公開になりました! タイトルは…

 「力みを取ったら、飛んじゃった!」

37分50秒のセミナー。あなたもぜひこの週末に一度
ご覧になっておいて下さい!

http://g-live.info/click/omr_smn1608/

※8/24(水)で放送を終了します。お早めに

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【復刻ビデオ】小原大二郎2013年8月のビデオレッスン

2016.08.19
obara小原

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます、小原大二郎です。

少しだけ昔話をさせてください。

今日は金曜日なので、私のビデオレッスンを配信する日なのですが
私のこのビデオ付きのレッスン。

実は、今日で配信し続けて約3年半が経ちます。
今までほとんど休むことなく続けてきました。

昔のメールを探していた所
当時配信していた動画の一部が見つかりました。

今日は3年前のビデオレッスンを振り返って、
2013年8月のビデオレッスンをご紹介します。

内容は、ビジネスゾーンの練習場での練習についてです。


スマホの方、動画が見れない方はこちら

※過去の動画のため字幕は設定されていません。
字幕機能がオンのままですと、youtubeのシステムにより自動で誤った字幕が表示されます。
その際は設定を解除してご覧ください。


<本日のオススメ>
新ビデオセミナー公開!

大森コーチ出演
「力みを取ったら、飛んじゃった!」
(ビデオ放映時間:37分50秒)

力みを取って飛ばすための秘密を公開しています…

http://g-live.info/click/omr_smn1608/

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ドライバーのデカヘッドが上手く打てない…

2016.08.18
tokutake

From:徳嵩力一
千葉のクラブ工房より、、、

こんにちは。プロクラブフィッターの
徳嵩力一(とくたけ・かついち)です。

今日なんですが、あなたに

 「ドライバーのデカヘッドが上手く打てない…」

という話をしたいと思います。

最近では、いわゆるドライバーのヘッドが460CCの大きさの
「デカヘッド」を使う人が本当に多くなりました。

もちろん、ヘッドが大きい分
当たりやすいというのは間違いありません。

そうした易しさがクローズアップされる反面、
実は「難しさ」もあるということを、ご存知でしょうか?

理由は分からないが振りづらい…

本題に入る前に、以前フィッティングにいらしていた方と
お話をしていた時のことをお話ししたいと思います。

その生徒さんには、お持ちになっているドライバーを
打っていただいていたんですが、その方が何となく
「振りづらそうに」打っていらしたんですね。

(ちなみに、フォーティーンのドライバーだったんですが… 汗)

ですので自分もそれを見て、

 「相当振りづらそうに振っていらっしゃいますね」

とお声がけをしました。そうすると、

 「いやー、そうなんですよ。
  どうしても、このドライバーがちょっとね…」

という答えが帰ってきました。

ちなみに、ハンデは10前後の方だったんですが、
理由は自分でもわからないといった様子でした。

でも、何となく振りづらいということは
体感としてわかっているわけです。

これは以前にもどこかでお伝えしたかもしれませんが、
プレイヤーは自分の合っているクラブというのが
感覚的にわかっているんですね。

もちろん、なんで振れないのか、ということまでは
わからないんですが、無意識にわかっているんです。

これは別に、話に出したハンデ10ぐらいの人だけではなく
始めたばかりの人でも同様です。

そういう敏感な感覚を、人間は生まれながらにして
持っているというわけです。

デカヘッドは慣性モーメントが大きい

で、本題の話。デカヘッドについてですが。。。

今では当たり前になったドライバーのデカヘッド。
これが上手く打てないという人は、意外と多いのです。

世間でも、460CCとかのデカヘッドは易しいと言われています。
そのように宣伝もされていますしね。

ですが、易しいと言われる反面、
実は難しさがあるんです。どういうことかというと。。。

確かに大きいヘッドはスイートエリアを大きくします。

ですが、ヘッドが大きくなった分、
いわゆる「慣性モーメント」の値も大きくなって、
ヘッドが動きづらいという面があるんです。

慣性モーメントについての詳しい解説は
ここでは割愛しますが、その値が大きいほど

 「ヘッドのブレがなくなり、曲がりにくくなる」

とだけ、ここでは理解しておいていただければ大丈夫です。

ヘッドのブレがなくなって、おまけにデカヘッドで
スイートエリアが大きければ簡単なはず。

なんですが。。。

実はその代償として、振っていてヘッド自体を
動かしづらくなってしまうという面も、あるんです。

もちろん、重さによっても慣性モーメントの値は大きくなりますが、
大きさ、形状に左右される部分も大きいです。

易しいと思って買った大きめヘッドのドライバーが
機能していない人はけっこう多いのは、そのためです。

ちなみに、丸い形状よりも、四角い形状のほうが
慣性モーメントの値は大きくなります。

ちゃんと選べばヘッドが小さくて当たるクラブもある

「だったら、小さいヘッドのほうがいいの?」
という話になるのかもしれませんが、
そんなに単純な話ではないのが難しいところです。

現状のメーカーの市販ドライバーの場合、
小さいヘッドのものは、そのほとんどが
いわゆる「上級者向け」に作ってあります。

ですので、何も考えずに小さいヘッドを選んでしまうと、
いわゆるオーバースペックになってしまい、
扱いに手に負えなくなってしまうのです。

ただでさえ大きいヘッドに慣れているのに
小さいヘッドにしたら、余計に難しく感じてしまいます。

ただ、冒頭で例に出したような、
いわゆるデカヘッドで振りにくさを感じてしまう人は
小さいヘッドをおすすめして上手くいくことが少なくありません。

小さいヘッドのほうが、実は相性がいいという人は
かなりの数いらっしゃいますし、
特に女性や腕力がない人には、そういう傾向があります。

実際に女性用のクラブは、メーカーさんによっては、
ちょっと小さめのモデルで出していたりします。

もちろんこの辺のスペックについては、
カタログを確認しないと何とも言えないところがありますが
ヘッドがデカイものが全て優しいとは限らないということです。

また、大手メーカーではない、いわゆる「地クラブ系」のメーカーですと、
ヘッドが小さくても優し目なヘッドというのも提案が出来ます。
(このへんの臨機応変さが、地クラブのよいところですね)

ちょっと乱暴な言い方ですが、いわゆるデカヘッドには
構えた時の「見た目の安心感」しかないとも言えます。

ちょっと信じられないかもしれませんが、
スイートエリアの大きさは400CCを超えた当たりからは
それほど変わらないのです。

もちろん、さすがに400CCを下回るクラブは
どうしても難しくなってきますが、410CC、420CCぐらいなら、
実際のスイートエリアは460CCとほとんど大差ありません。

このへんの数値も、プロ仕様のヘッドですと違ってきますが、
ミスヒットが出る度合いは、それほど変わらないはずです。

そしてもう一点、これは何度も申し上げていることですが、
実際の数値(ヘッドの大きさなど)よりも、
あなたの感性を信じるほうが正解です。

単純に振ってみての振りやすさ、振りにくさのほうが
より実情に即しているということです。

究極的な話ですが、最終的には、
「振りやすい、振りにくい」「打ちやすい、打ちにくい」の感覚だけで
フィッティングは受けていいと思っています。

このことはゴルフを長年続けていなかったり
スイングが安定していない初心者であっても、同様のことです。

だったらフィッターなんていらないじゃないかと
言われてしまいそうですが(汗)、
そのほうが経験的にうまくいくことが多かったので。。。

極めてシンプルな話なんですが、私はそう思います。

それでは、また次回。

徳嵩力一


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