バンカー…クラブの「どこ」を使うか?

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2017.08.19
mongo

From:モンゴ
千葉の自宅より、、、

お楽しみ様です、モンゴです!

ゴルフ、楽しんでますか~?^^

さて、今日は

 「バンカー…クラブの『どこ』を使うか?」

についてお話しようと思います。

この話は、モンゴがコースティーチングに出ている時に
よく話題にする話なんですが。。。

意外と多くの方が誤解されていらっしゃるとなと感じることで、
この機会にお話をシェアしたいと思いました。^^

コースティーチングでのひとコマ

以前にコースティーチングで、
同行するお客様がバンカーに入ってしまった時のことです。

お客様(仮にMさんとさせてください)と
こんなやりとりがありました。
 

Mさん「あちゃー、またバンカーか。。。」

モンゴ「あー、でもまあこの程度なら
    Mさんだったら大丈夫ですよ」

Mさん「いやー、でもバンカーはやっぱり苦手で。。。」

モンゴ「あー、そうなんですか。
    ちなみにMさんって、バンカーショットの際に、
    クラブヘッドをボールのどのへんに入れてますか?」

Mさん「うーん、ボールのだいたい1~2センチ手前を叩く感じかなあ」

モンゴ「なるほど。じゃあその1~2センチ手前に、
    クラブヘッドのどの部分を砂に当てるイメージで打ってます?」

Mさん「え。。。そこまで考えたことなかったなあ。
    やっぱりリーディングエッジかなあ。

モンゴ「あー、そうですか。。。
    確かにそれだと、バンカーショットが難しいと
    感じちゃうかもしれませんね」

Mさん「え、どういうことですか?」

エクスプロージョン=爆発を起こすには?

モンゴ「バンカーショットをする際に、打つための下準備ができたら
    ボールの1~2センチ手前を叩く感じというのは
    確かにその通り、正解です。

    でも、クラブヘッドのどの部分を当てるのかということになると
    けっこうあいまいに考えている方が多いんです。」

Mさん「確かに私もそうでした」

モンゴ「あ、でもこれは別にMさんだけじゃないので、
    別に気にしないでくださいね。

    で、Mさんはヘッドのリーディングエッジとおっしゃいましたけど、
    リーディングエッジの広さって、どれぐらいありますか?」

Mさん「え? うーん、ウェッジの刃ですから、
    狭いですよね。2~3ミリぐらいですか?」

モンゴ「ですかね。
    で、よくバンカーショットは『エクスプロージョン=爆発』させると
    言われているのは、Mさんもよくご存知ですよね?」

Mさん「ええ」

モンゴ「でも、2~3ミリの狭い幅のリーディングエッジを
    砂に当てたとして、その爆発ってすると思いますか?」

Mさん「うーん。。。」

モンゴ「だったら、どこを当てればいいですかね?
    ウェッジのヘッドでより幅の広い場所といえば。。。?」

Mさん「ソール。。。」

モンゴ「はい、そうですね。Mさん、さすがです!
    ウェッジのソールだったら、幅も1.5センチぐらいはあるはずですから
    そこを砂に当てたほうが、砂も爆発するはずですよね」

Mさん「なるほど。今までそんなことなんて
    考えたこともありませんでした。。。
    ソールを当てる意識で、バンカーから打ってみます」

モンゴ「はい、じゃあ早速やってみましょう。
    やることが明確になればなるほど、自分の中で映像化できるほど
    その通りに身体は動かしやすくなりますよ!」

実はモンゴもバンカーが苦手でした

ちなみにこの後、Mさんはバンカーショットから見事グリーンに乗せて、
ツーパットのボギーで上がることができました。

いつもと違うバンカーショットの感覚で打てたと
とても喜んでくれたので、モンゴも嬉しかったです!
 

とまあ、こんなふうに今ではお客様にレッスンをしていますが。。。

正直モンゴも、昔はバンカーから出せないタイプの人間でした。

モンゴの場合、バンカーで手を使って返してしまうタイプでした。

バンカーから打つ前の下準備として、足を埋めて
アゴがそれほど高くなければ、左重心にして左重心のまま打つ。。。

そういう下準備は一応できていたものの、手を使って返してしまうので
リーディングエッジが鋭角に砂に入り込んでしまって
砂を取りすぎてしまっていたんですね。
 

冒頭からのMさんとのやりとりでもありましたが、
鋭利な刃物をボールの手前に刺してしまうと、
クラブヘッドが砂に入り込んでしまうので。。。

途中で砂に負けてしまって、かえって砂が爆発しなくなってしまいます。

クラブが完全に砂に刺さっちゃう形になるんですね。

なんとなく、リーディングエッジが砂に入るほうが
爆発するイメージをお持ちの方も多いようなんですが。。。

ヘッドが砂に入り込まないほうが、砂は爆発はします。
そしてその爆発によって、バンカーからボールは脱出していきます。
(それについては、Mさんとのやりとりの通りです)

いい下準備ができていて、実際それが当たる瞬間までできていても
手首を返しすぎてしまっていて、うまくいかないということですね。

教科書的なバンカーの出し方は「応用」

 「え、でもモンゴさん。バンカーショットについて
  本とかには『手首のコックを使う』とか、書いてありますけど。。。」

 
 

そうなんです!

よくある「教科書的な」バンカーショットに打ち方には
 

 ・オープンスタンスにして

 ・コックを使って

 ・アウトサイドインに振り抜く
 

とか書いてあるんですけど。。。

そんな打ち方は、実は「応用」なんです!

もちろん間違っちゃいないんですけど(モンゴもそれで打つことはあります)
バンカーが苦手で出せない人にとっては「間違ってる」と
モンゴは思っています。。。

かくいうモンゴも、ゴルフを初めて間もないころ
そうやって書いてあったのを真に受けて、それで打っていました。

「バンカーはこれで出る」って、書いてありましたから。。。

でも、正直全くバンカーから出ませんでした。

出なかったというか、すごくダフって出ないか、
直接クラブに当たってトップして、顎にささるとか。。。
あとはホームランとかもありました。

当時は「これしか方法がないから」と思ってやるっていましたが、
特にコックを使うと、そういう状況になりやすいんです。

ゴルファーのみなさんの中でも、
バンカーに苦労している方は多いです。

もちろん経験がないというのはありますが、
いわゆる教科書的な教え方が応用の打ち方なので、
そこに問題があると思っています。。。

そんな状況をなんとかしたい!
そう思って作ったのが、先週もご紹介したこの教材でした。

森田安寛の『ザ・ショートゲーム ~バンカーショット編~』

http://g-live.info/click/mon-bun1707/

 

本当は今週月曜までのご紹介だったんですが、
今回のバンカーの話の流れで
ぜひもう一回ご紹介しておきたいと思いまして。。。

事務局にお願いして、8月21日(月)まで
こっそり期間を延長していただいちゃいました!(∩´∀`)∩ワーイ

ということで、まだご覧になっていない方は、
この週末がチャンスということで、ぜひ一度のぞいてみてください!

お盆中でお忙しくてチェックできなかったという人も
いらっしゃるかもしれませんので。。。^^

http://g-live.info/click/mon-bun1707/

追伸:小原プロの自宅で出来るプログラムも公開中…

今年は天気予報で「猛暑!」と聞いていたんですが、
肩透かしな程の雨模様が続いていますね。。。

でも、暑かろうが雨だろうが、ゴルフの練習に余念のないあなたに
小原プロのこんなプログラムが公開中です!

 「小原式・室内練習プログラム【web視聴版】」

「web視聴版」なので、
申し込んですぐに見れると好評のようです。(*^_^*)

モンゴのバンカープログラムは興味ないという人も、
せめてこちらはチェックしておいてください。オススメです!

http://g-live.info/click/osrp170815/

※こちらも8/21(月)までだそうですよ~!
 

以上、少しでも参考になればうれしいです!
 

それでは、今日も楽しいゴルフを!

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モンゴ

モンゴ

奈良県出身。大学在学中の20歳の時にゴルフの魅力にはまり、研修生に転身。その後プロゴルファーに。世界的なゴルファー、コリン・モンゴメリーにスイングが似ていることから「モンゴ」というあだ名が定着。2014年、小原大二郎プロが設立した100切り専門ゴルフレッスンスタジオの設立に参画。その明るい人柄や性格から、生徒全員を笑顔に変える「太陽のようなレッスンプロ」として、足繁く通うファンが絶えない。得意とするのはショートゲーム。また、メンタルへの造詣も深く、アマチュアに対するメンタルトレーニングの必要性を日々追求している。
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カテゴリー: コック, バンカー, メルマガ, 教える立場, 新着メルマガ | 投稿日: | 投稿者:
モンゴ

モンゴ について

奈良県出身。大学在学中の20歳の時にゴルフの魅力にはまり、研修生に転身。その後プロゴルファーに。世界的なゴルファー、コリン・モンゴメリーにスイングが似ていることから「モンゴ」というあだ名が定着。2014年、小原大二郎プロが設立した100切り専門ゴルフレッスンスタジオの設立に参画。その明るい人柄や性格から、生徒全員を笑顔に変える「太陽のようなレッスンプロ」として、足繁く通うファンが絶えない。得意とするのはショートゲーム。また、メンタルへの造詣も深く、アマチュアに対するメンタルトレーニングの必要性を日々追求している。

 

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