2014.11.19
From:がんちゃん
ゴルフ練習場 スポーツヒルズ大阪より、、、
こんにちは!!
PGAティーチングプロの岩本肇(いわもと はじめ)、
通称:がんちゃんです!!
これからお話するのは、
私のゴルフの最高の話と最悪の話です。
今回の話から実は
2つのゴルフのプレースタイルが
見えてきます。
まずは、最悪のゴルフの話から
させていただきましょう。
最悪のゴルフ
最悪のゴルフ…
それは、
「人をキッカケに崩れるゴルフ」です。
言い換えれば
「人に負けたゴルフ」
単純に成績で負けたとか
そういうことではありませんよ。
ゴルフをしていて、同組の人に
「この人に負けてる!」とか、
「負けたくない!」とか、
「いいところみせたい!」とか。
●●に負けたくない
と言った、感情が強くなってしまう時のゴルフです。
そんな思考モードに入ってしまった段階で
あなたのゴルフは、悪くなる一方でしょう。
ぜんぜん上手く行かなくて
「こんなはずじゃない」と考えたり
「こんなはずじゃないのに。」
自分ではあそこで刻もうと決めていたのに、
同組に対抗して、直接オンを狙ってミスをしたり。
人に惑わされるゴルフになってしまっている。
これが、最悪のゴルフです。
あなたも経験したことはありませんか?
最高のゴルフ
逆に私の最高だったときのゴルフの話をしましょう。
競技ゴルフに集中していた時の話です。
友人たちと真剣にラウンドをしていたときのこと
この日はまさに絶好調で、
驚くほどゴルフが上手く行ったのです。
どんなスイングをしても
何やっても真っ直ぐ飛ぶし
どんなライでも
どんどんカップイン。
途中からは、
・バーディ
・バーディ
・バーディ
・バーディ
・バーディ
の5連チャンバーディ!!
しかし、、、
単に5連続でバーディを取れたから
最高のゴルフだったというわけではありません。
そのときのゴルフというのが
今後のゴルフを大きく変えたキッカケになったから
最高のゴルフになったのです。
ゴルフ、2種類のプレースタイル
私のゴルフがどう変わったか説明する前に
ゴルフのプレースタイルの紹介をしておきましょう。
プロもアマチュアも同じですが、
ゴルフには2種類のプレースタイルがあると言われています。
1.ポーカーフェイスで感情を出さないゴルフ
2.喜怒哀楽、感情を出すゴルフ
この2種類です。
当時の私のプレースタイルといえば、
サングラスを掛けて、ポーカーフェイス。
気取って、バーディを取っても喜ばず、
ボギーを取っても腐らずというプレーをしていました。
1.ポーカーフェイスで感情を出さないゴルフ
のプレースタイルですね。
その時に参考にしていたのが
デビットデュバルという選手。
サングラスを掛けて
プレー中、バーディを取っても笑わないそのプレースタイルは
私のメンタル面での参考になっていました。
私は、ゴルフで勝つために
メンタルの先生にも習っていましたが
「自分を出したら負け」
ということを常にアドバイスをされていて
良くても、悪くても平均的な
ゴルフをするということを心がけていたんです。
しかし、ゴルフも日々進化していました。
タイガー・ウッズの登場によって
喜怒哀楽を出すゴルフが注目されてきたんです。
例えば日本のゴルファーで言えば、
ジャンボ尾崎選手もそうですね。
喜怒哀楽を出すプレーヤーは
切り替えが早いのも1つの利点と言われています。
私は、そんな喜怒哀楽を出すゴルフ、
「ああいうのはダメだ。」と考えていたんです。
しかし、そんなプレースタイルを
変えるキッカケになったのが、
このラウンドでした。
5連続バーディを打ったとき、
ポーカフェースを決めこんでいた私も
思わず楽しくなってきて
途中からヘラヘラしてラウンドしてしまいました。
途中からはポーカーフェースを諦め、
自分を作ることなく楽しく友人と話しながらプレーをしていると、
応援するようにバーディもどんどん続いていきました。
自分でのゴルフがとても
楽しく感じられるようになったんです。
今まで、自分で自分を苦しめるゴルフをしていた。
そう気づき、自分のゴルフが変わりました。
ゴルフでスコアを追求すると
どこかで、他人を敵だと
考える瞬間が来ると思います。
ゴルフというプレーの中で
自分という我を殺して、
周りのプレーヤーも
みんな敵だと思っていましたが、
周りの人と楽しく話してプレーすると
自分らしいプレーができるようになって
楽しくなってきたんです。
まさに自分の殻が破れたゴルフでした。
2つのゴルフ
私にとっての最悪のゴルフ。
それは、周りの人を敵にして
ガチガチのゴルフをしてしまうこと。
さらに、周りのプレーヤーが気になって
自分からスコアを落としてしまうことです。
ポーカーフェースのスタイルを
心がけている方は、自分のゴルフに
集中出来るようなメンタルを作っていく必要があります。
私にとっての最高のゴルフ。
それは、周りのゴルファーと
話をしながらいい雰囲気を作っていき、
同組とにこやかに楽しく行うゴルフ。
今だから言えることですが、
やはり周りの人と高め合っていけるゴルフが一番いいです。
ただ、ポーカーフェースが悪いというわけではありません。
自分の性格を考慮して、どちらのスタイルが合うのか?
判断して選ぶことで
あなたのラウンド中のメンタルを
上手くコントロールしていくことができるでしょう。
あなたはどっちのスタイルがあってる?
ーがんちゃん(岩本肇)
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■ PGAレッスンプロ 岩本肇(いわもと はじめ)
K’s Island Golf Academy所属 PGA公認ティーチングプロ
スポーツヒルズ大阪、K’s Island Golf Academy大阪校代表
1974年11月22日生まれ。
駒場学園高校ゴルフ部への入部をきっかけにゴルフを始める。ジュニア競技に積極的に出場し、 強い選手の中でプレーがしたいと名門 日本大学体育会ゴルフ部に入部する。 在学中は偉大な先輩プレーヤー、良き仲間と出会い一段とゴルフに魅了される。 大学卒業後は、東千葉CCに在籍しながらツアープロを目指しアジアンツアーなどにも参戦し、多くの選手とプレーするなかで、スイング自体に興味を持ち始める。2010年PGA公認インストラクターの資格を取得し、レッスン技術の研究も経て、 慶應義塾大学体育会ゴルフ部のテクニカルコーチにつく。
テーラーメイド本社ショールームにて9台のカメラを使っての3Dスイング解析 (MAT-T)、クラブフィティングも担当。さらに、K’s Island Golf Academy大阪校の代表としてレッスン。スイング・クラブの知識も豊富で、ゴルフをこよなく愛すインストラクター。初級者から上級者まで幅広いゴルファーの気持ちを理解し親切丁寧なレッスンをモットーとしている。雑誌・メディアにも頻繁に出演しており、ゴルフ雑誌「ALBA」などで、ダウンブローに関する特集を連載するなど、アイアンの飛距離アップレッスンがピカ一で、インストラクター界でも、その指導法が注目を浴びている。