From:大森睦弘
神戸の自宅より、、、
こんにちは、大森睦弘です。
さて、今回は
「右脚ケガしたおかげで飛距離UP!?」
というお話をさせていただきます(ビデオ&おまけあり)。
私の右膝の半月板は、
スキーのトレーニング中の怪我で損傷しています。
ですがそのおかげで、ゴルフで飛距離を得る脚の使い方に
気づくことが出来たと言えます。どういうことか?
(続きはビデオにて)
右脚ケガしたおかげで飛距離UP!?
パソコンでご覧頂いている方は、字幕を出して見られるようになりました。
動画の下部にある字幕アイコン(または)をクリックすると表示をオンにすることができます。字幕をオフにするには、[字幕] アイコンをクリックし、[字幕をオフにする] または[なし] をクリックします。
(おまけ付き)
今回のメールマガジンの内容をPDFでもご覧になれます。
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30年前のケガでも温存
この右膝の半月板損傷は、今から30年ぐらい前の故障ですが
今でも温存できています。
ゴルフで右脚はパワーの脚と言われ、
まさにボールを遠くまで飛ばすために
なくてはならないパワーソースです。
では、私は右脚をどうやって使って飛距離に影響を与えずに、
温存する使い方になっているのでしょうか。
右脚で自ら出そうとする力で蹴らない
それは、多くのゴルファーの想像とは真逆になりますが、
右脚は自ら出そうとする力で蹴らないことです。
まさに、インパクトに向かって腕とクラブが振られた反作用で、
強く振られるスイングほど右脚には大きな力がかかります。
それを、100%逃がさないで耐え抜くことが、
右脚のパワーを最大限に活用する方法です。
そして、バックスイングでは右脚をしっかり伸ばして、
右脚を捻らない使い方にします。
バックスイングではついつい右にターンしようとして、
右脚を右に捻って腰を回そうとするものです。
しかし、そのように脚を捻ると膝には無理な力がかかり、
膝の骨は正しいポジションではなくズレたところで
力を受けることになります。
バックスイングだからたいした力はかからないと思いがちですが、
正しいポジションから外れる使い方はジャブのように効いてきて
ラウンド後半で膝が痛くなったります。
ダウンスイング開始で右脚で地面を支える力をゼロ
また、トップへ向かう切り返しからダウンスイング開始では
右脚で地面を支える力をゼロにします。
そうすることで、体重のエネルギーを使えるばかりか、
左脚で体の落下を止めようとする姿勢制御での
大きな力を利用できます。
そして、右脚の力を素早く抜けるほど、
体は左に鋭く落下して腰のパワフルなターンに直結します。
そのためにも、バックスイングでは右脚を捻るのではなく
素直に地面を支えるだけにすることで、
簡単に素早く地面を踏む力を抜くことができます。
インパクトに向かって両腿をキュッと締める
そして、インパクトに向かっては両腿をキュッと締めます。
それによって右股関節は最良のポジションに収まり、
腕とクラブが振られた反作用を
しっかり受け止めることに直結します。
普段のスイングで右脚をこのような意識で使っていないとしたら、
がんばったわりにパワーを発揮できず右膝への負担も大きくなって
膝が痛くなる要因になっています。
さらに、ダウンスイングでいきなり腰を回そうとして
右膝がボール方向へ出る形で右膝外回りの動きでは、
腕とクラブが振られる反作用を100%受け止めることはできません。
右脚はインパクトに向かって、
押された力をすべて受け止められる体勢で構えていることで
最大のパフォーマンスを発揮できます。
まさに右脚は静かな中で、秘められたパワーを発揮します。
内転筋群
私は何度もお伝えしていることですが、
太腿の骨である大腿骨は骨盤に対して横からついています。
さらに、大腿骨の骨盤に向かう側は丸くなっていて、
股関節のくぼみにきれいにはまることで
脚に発生する爆発的なパワーをしっかり受け止めることができます。
そのため、脚を縦に蹴るときに内転筋群をキュッと絞めて、
大腿骨骨頭を股関節にしっかりはめて股関節を安定させます。
その結果、脚の縦方向のパワーを、
地面に向かって100%伝えることができます。
特に日本女性の股関節のくぼみは浅い傾向があるので、
よりいっそう内転筋群をキュッと締めなければずれやすく
故障にもつながります。
しかし、多くの場合ダウンスイング開始からいきなり腰を回そうとして、
右膝が体の正面方向を出る形の右膝外回りになって
内転筋群はゆるゆるの状態で脚を使っています。
確かに脚を使えと言われて
がんばって脚に意識を集めてスイングしようとして、
腰を回そうとする気持ちはわかります。
しかし、脚は捻ったり後ろに蹴ろうとするのではなく、
縦に使うことで大きな力を地面に対してうまく伝えることができます。
階段を降るときに発生する力の大きさ
階段を下るときでも下側の脚には体重の10倍ぐらいの衝撃力がかかって、
体の落下を止める姿勢制御が働きます。
ゴルフスイングでスタンスの幅を肩幅ぐらいまで広げているなら、
落下を支える左脚には体重の10倍ぐらいの力が瞬間的に発生します。
そのタイミングで上半身の重さを少しでも抜けば、
その力はスイングパワーに回すことができます。
まさに、頭を振り出し後方へ落とせば、その分を支える必要がなくなって
体重の10倍ぐらいのうちの2倍ぐらいの力が余り、
左脚は勝手に伸びて地面を蹴ってくれます。
そのときに、左サイドに大きなスペースを開けるイメージで、
左のお尻を左後ろポケット方向へ押し込む方向へ
左脚を伸ばそうとすればよいです。
そうすれば、腰はそれまでの前傾角度を保って鋭く左にターンします。
また、腰から上の体幹をしっかり硬い一枚板にしておくことで、
左肩甲骨は胸の方向へスライドする形で急激にしなって
その周りの筋肉は鋭く引き伸ばされます。
そうすると、伸ばされた筋肉では脊髄反射が発生します。
その結果、「伸張短縮サイクル」という筋肉と腱が伸ばされて元に戻ることで
大きなパワーを発揮する仕組みでクラブはまさに爆発的に振られます。
自ら出そうとする力では限界までパフォーマンス発揮できない
筋肉は伸ばされてそれに耐えるように脊髄反射で収縮することで、
能力の限界までの力を発揮できます。
それが、姿勢制御で使われている想像を絶する力の源になっています。
走り高跳びでも片脚でのジャンプなのに大きなパフォーマンスを発揮できるのは、
落下によって伸ばされた脚の筋肉に発生する
「伸張短縮サイクル」によるものです。
「伸張短縮サイクル」では伸ばされた筋肉が
脊髄反射で収縮しようとして大きな力を発揮して、
意識的には伸ばせないぐらい硬い筋肉と骨をつなぐ腱までも伸ばされます。
その結果、筋肉と腱全体にしなりとしての大きなエネルギーをためることができ、
それを一気に解放することで爆発的なパワーを発揮します。
ヒトには意識にあがってこない活動は多いものです。
大脳からの命令で動く活動ばかりが意識として認識されて、
そのことをなんとかしようとするものですが
それ以外の力は無視されがちです。
脊髄反射はまだ未開な部分が多くて、
姿勢制御への働きは解明尽くされていません。
しかし、脊髄反射同志がうまく連携して、
絶妙な体の動きと想像を絶する力を発揮しています。
内臓や呼吸なども意識したりできない自律神経でコントロールされているなど、
脊髄反射以外にも自動的に制御されている体の動きは多いです。
まさに、普段の生活で自然に使われている大きな力を、
ゴルフのスイングでも徹底的に使い倒して正確なコントロールと
爆発的な飛距離を手に入れたいものです。
では、また。
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