最近のブログ

ゴルフって難しいですよね。特にこれ…

2020.04.01
morisaki

From:森崎 崇
埼玉の自宅より、、、

こんにちは、
森崎 崇(もりさき たかし)です。

私は仕事柄、
毎日のようにクラブを握り、
毎日のようにボールを打ちます。

で、ゴルフをしていていつも思うのは、

ゴルフって本当に、
難しいスポーツだな。

ということです。

ゴルフ以外のスポーツに
プロを目指すくらい
時間をかけて打ち込んだことがない
私が言うのはあれですが、

ゴルフには、
ほかのスポーツではあまり見ない
難しい特徴がたくさんあります。

例えば、ターゲットに対して、
体を真横(スクエア)に構えるところであったり、
細かすぎる上にゴルフ場によって違うルールだったり、

特にスクエアに構える部分が、
ゴルフを一気に難しくしています。

レッスンを通じてたくさんの
ゴルファーの方に指導をさせてもらいましたが、


本人はスクエアに構えているつもりでも、
はたから見たらターゲットからズレている

ということがよくあるのです。

でもこれって、人間の体の構造上、
どうしようもない部分であって、
意識することで一時的に直っても

気を抜くとすぐ
ターゲットからズレたアドレスを
してしまうのです。

スクエアに構えるのは難しい…

繰り返しますが、
これは人間の体や脳の構造上の問題なので、
ターゲットに対してスクエアに構えられないとしても
それはあなたのせいではありません。

スクエアに構えられないという点について
より具体的に説明させてもらうと、、、

人間は、
目に見えている情報が多い方に
体を向ける傾向があるのです。

これ以上詳しいことを私が話すのは
よくないと思うのでやめておきますが、
人間の目や頭、体の構造上の問題らしいです。

なので、

右利きの人は頑張って首を左側に捻りながら
ターゲットを確認してアドレスをしていきますが、
どうしてもターゲット(ピン)の右側と左側だと、
右側の情報量のほうが多いわけです。

すると右側に向きすぎた
アドレスをしてしまうのです。

左利きの人は全く逆で、
左に向きすぎたアドレスをしてしまいます。

そのままスイングをしてしまうと、
どうしてもアウトサイドイン軌道になり、

カットスライスに悩まされたり、
ここぞというときにひっかけてしまったり、
様々なミスに悩まされてしまうのですね。

じゃあどうすればいいの?

これを解決するには、
上の話からお察しいただけると思いますが、
ターゲットに対してスクエアに構えれば良いのですが、、、

なんせ相手が自分の脳みそなので
そう簡単な話でもありません。

自分の無意識の行動を
意識的に抑制するしかないのです。

つまり、
右利きの人は右を向きすぎてしまうので、
ターゲットに対して左に向いているイメージで
アドレスをするくらいがちょうどいいのです。

左利きの場合は逆に考えてください。

「ターゲットに対してスクエアに構える」
というのは、20年30年ゴルフをやっている方でも
出来ていない方は大変多くいらっしゃります。

しかもこれは、室内練習場などの
いわゆる鳥かごでは気づきにくく、
ゴルフ練習場などの広い空間でも
なかなか気づくことができません。

コースに行かないと、
自分がスクエアに構えられていないことに
気付くことすらできないのです。

それはなぜか?


近くのターゲットに対して構えるのと、
遠くのターゲットに対して構えるのでは、
難易度がガラッと違うから。

これも多分納得していただけることだと思いますが、
ターゲットまでの距離が遠ければ遠いほど
目測での “誤差” が大きくなりますよね。

特に「体の向き」というのは
誤差の影響を受けやすいものですので、
ピンが遠ければ遠いほどスクエアに
構えるのが難しくなっていくのです。

グリーンの傾斜は無視するとして、
パッティングの打ち出し方向はあまり
ズレないのと同じ原理ですね。

森崎流、スクエアに構える方法

ではメルマガの最後に
「森崎流、スクエアに構える方法」を
ご紹介させていただこうと思います。

直前の話に少し
ヒントが隠されているのですが、、、

ターゲットが遠いよりは近いほうが
正確にアドレスができるわけですから、
ボールからピンまでの間に目印を作って、
ピンではなく手前の目印に対して
スクエアに構えていけばいいのです。

この目印のことを
ボウリングの世界では
「スパット」と呼びますよね。

あれも原理は全く同じで、
遠いピンをターゲットにするよりも、
手前のスパットをターゲットにしたほうが、
正確な方向性で投げることができるのです。

なのでゴルフでも、
常にピンに対してアドレスをするのではなく、
ボールからピンまでの間に自分でスパット(目印)を作って
そのスパットに対してアドレスをするようにしましょう。

さらにもう一つ、
森崎流を付け加えさせていただくと、、、

ただ漠然と、
自分の目線でアドレスをするのではなく、
フェース面を使いましょう。

実際のコースに出ると、
フェース面以上に平行なラインはありません。

ドライバーなどは少し湾曲していますが、
アイアンなどは一直線ですよね。

そのフェース面をピッタリと
スパットに対して合わせてから、
自分の体をクラブに対して
合わせていくのです。

スパットに対してアドレスするよりも
さらに近いターゲット(クラブ)に対して
アドレスをすることができますね。

ターゲットが近づけば近づくほど
正確にアドレスをすることができます。

おさらいすると、、、

まずボールからピンまでの間に
スパット(目印)になるものを探す。

次にすのスパット(目印)に対して
クラブのフェース面をピタッと合わせる。

最後にクラブに対してアドレスをしていく。

この流れを忘れずに
ぜひ次のラウンドで試してみてください。

森崎崇




<本日のオススメ>

ゴルフライブ大人気メルマガ講師
大森睦弘コーチが自身初のアプローチ教材を
ついに公開しました!

ゴルフスイングを人体科学から
説明することが得意な大森コーチらしい
とても理屈が通っていてわかりやすい

「短期間でスコアを縮める方法」を
なんと6時間以上もの動画で
徹底的に解説してくれます。

新商品ということで
公開記念特典付きのご案内です。

https://g-live.info/click/omr-ap3_2003/

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

室内練習を実践ラウンドに活かすための意識

2020.04.01
kondo

From:近藤雅彦
神田のカフェより

おはようございます、近藤です。

今日は、先週に引き続き、
家の中にいながらゴルフ上達させるための
重要なポイントを動画でご紹介していきます。

今日の動画で確認するポイントは、
「足の重心」

家やゴルフ練習場での練習と
実際のゴルフコースの違いはなんと言っても
不安定な足場地面です。

実際のゴルフコースに出てしまうと、
家の中やベランダ、そして練習場の打席のような
真っ平らな場所からスイングをする状況なんて
全くと言っていいほどありません。

多くの方が悩まれている
「練習場だとナイスショットを打てるのに
 ゴルフコースに出たら全くだめ」

といった状態は、家や練習場と実際のゴルフコースの
足元の地面の違いが大きく影響しているのです。

もっと具体的に言ってしまえば、
平らな場所では正しいスイングが出来ている、
つまり練習場ではナイスショットが打てるけど、

実際のコースにでると全くダメ、
つまり不安定な地面だとバランスを崩して
練習場のようなスイングを再現出来ていないのです。

ではどうすればいいのか?

直前にキーワードを出してしまいましたが、
「バランス」が大事になってくるのです。

実際のコースの微妙な高低差を
足裏でしっかり感じ取りバランスを取ることで、
上体を崩すことなくスイングすることができるのです。

こう言ってしまうと、
実際のコースでの経験ありきというような
印象を持たれてしまうかも知れませんが、

下半身、特に足の裏でバランスをと感覚は、
ゴルフ練習場でのスイング練習や、
家の中でのシャドースイングでも
十分身につけることができます。

今日の動画から、
たった1つの大事なポイントを覚えて、
早速今日から足裏のバランスを
感じ取ってみてください。



スマホの方、動画が見れない方はこちら

パソコンでご覧頂いている方は、字幕を出して見られるようになりました。
動画の下部にある字幕アイコンまたは)をクリックすると表示をオンにすることができます。字幕をオフにするには、[字幕] アイコンをクリックし、[字幕をオフにする] をクリックします。


いかがでしょうか?

学生時代の「反復横跳び」
あの感覚を思い出すことは
できましたか?

動画内では実際にボールを
打って確かめていますが、もちろん
シャドースイングだけでも十分に
足の裏の感覚を確かめることができます。

ぜひ、家の中での時間を
このドリルで有効活用
してみてくださいね。

余談ですが、
家の中でのシャドースイングは、
腰、腕、肩、その他にもたくさんの
関節を動かすことができるので、
いいストレッチになります。

1日中家にいるなら1時間に1回くらいは、
立ち上がってシャドースイング
するのもいいかもしれませんね。

近藤


追伸

小原プロのパター講義に
参加できるのが残りわずかに
なってきたようです。

DVD・本・練習器具

3つを上手く使った複合的なメール講座は
パター上達にとても効果があるでしょう。

2週間じっくりと
学んでみてはいかがでしょうか?

https://g-live.info/click/pss2003/

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

片山晋呉プロへのアドバイス

2020.03.31
ezure

From:江連忠
宮古島の自宅より、、、

こんにちは、プロゴルファーの江連忠です。
 

さて、今回は、
 

 「片山晋呉プロへのアドバイス」
 

というテーマで、お話ししたいと思います。
 

今日の内容は、タイトルの通りなんですが、

普通「アドバイス」というのは
「調子の悪い時」に受けるものですよね。

ですが、片山選手の場合は真逆でした。
どういうことか?

「どうして調子が良いのか?」

片山晋呉プロは、調子の悪い時よりも
調子の良い時に、私のアドバイスを聞きに来たものです。

そういうときに私は、その好調の原因分析をしっかりして
「調子を抑える」サポートをしていました。
 

あたかもちょうど、競馬のジョッキーが
早く前に出たがる馬を抑えるようなものですね。

具体的には、65~70パーセントのスウィングを思い出させて、
ニュートラルな状態に戻すわけです。
 

前回、不調から脱出するにはということで
お話をさせていただいた通り、
 

不調から脱出したい時にどうするか?

https://g-live.info/click/200324_nikkan/

 

「65~70パーセントの状態のスウィング」
ニュートラルな状態、基準のスウィングと考えておきます。
  

そして大切なのは、
 

 調子が良い時も、悪い時も
 この基準のスウィングを目指す

 

ということです。

具体的には、どうするか?

片山晋呉プロは、どんな時でも
プレショットルーティーンを欠かすことはないのですが。。。
 

そうしているのはまさに、
自分をニュートラルな状態に
常に置いておきたいからにほかなりません。
 

じゃあ、そのニュートラルな状態を
作り出すには、どうしたらよいでしょうか?
 

 ・
 

 ・
 

 ・
 

 ・
 

 ・
 

 ・

実際の球を打たないこと

やるとよいのは、
 

 ・あまり実際の球を打たずに、

 ・鏡を使ってあらゆるポジションを
  確認しながら素振りをしたり、

 ・目をつぶってクラブの重心を感じながら
  その重さに振られる感覚を思い出す

 

こうしたことを、やってみて下さい。
 

不調ですと、どうしても不安になって
球を打ちたくなるものです。
 

ですが、焦る必要はありません。

回復までの時間に個人差はありますが
調子は自然と上がってくるでしょう。
 

そして、ニュートラルな基準のスウィングが出来たら、
その時の球の位置をしっかりチェックしておいてください。

例えば6番アイアンの時なら、
 

 ・スタンス幅は何センチか?

 ・球の位置は左足から何センチ右か?

 ・体から何センチ離れているか?
 

こうしたことを前もってメモしておいて
調子が悪くなったら、そのポジションに球を置いて
練習するようにします。

これをするだけでも、
長い不調に陥ることはなくなるでしょう。
 

好調の陰に不調あり。

常にニュートラルな状態でゴルフができるよう
心がけていきましょう。

追伸:スランプと無縁になりたいあなたへ…

 「常に平常心で、力みのないスウィングを身につけたい。。。」

あなたがそう思っているのであれば、
下記の私の人気プログラムは
ぜひ見ていただきたい内容です。

人気プログラムのため
このメルマガ読者限定でご案内している関係で、
「人数限定」でのご案内となっていますが。。。

ご興味のある方は、どうぞお早めに
コチラから申し込んでおいて下さい。

コチラをクリック

本数限定。先着順で特典あり
 
 

 真剣であることが、唯一のゴルフの楽しみ方。

 ゴルフは人生を豊かにする素晴らしい方法。
 
 

江連忠でした。
 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

突然のダフりにさようなら。

2020.03.30
img1

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます。
小原大二郎です。

もうすぐ4月になるというのに、
昨日関東ではすごい雪でした。

あなたの周りはどうでしたか?

寒暖差が激しい週末だったので、
体調を崩されないよう
気を付けてくださいね。

私は先週千葉県のゴルフ場へ、
スタッフと撮影クルーと共に
ある撮影をしに行ってきました。

少し肌寒かったのですが、
風もなく眩しいくらいの太陽のもとで
時折うぐいすの声が聞こえてきたりと、
春の訪れを感じることができましたね。

あ、そういえば猿にも出くわしました。

たまに見かけることがありますが
人に慣れているのかカートで近くを横切っても、
猿は全くの無反応でした(笑)


猿も日向ぼっこをするほど
暖かくなってきたからなのか…


コースも真冬のシーズンよりは
賑わっていました。

回ってくる組に迷惑をかけないよう
撮影をしていたのですが
その途中で見かけたのが・・


ダフってしまい肩を落とされていた
ゴルファーの方々。


一発目のショットや
いいスコアで回っていた時に、
ダフッてしまうと
そこからなんだか調子が
崩されてしまったりしまいますよね。

しかも、
練習場ではまったくダフることなんてないのに
コースに出るとダフってしまう…

きっといつもはしないミスだからこそ

「なんで今このタイミングでダフっちゃうんだ!」

と、なんだかもどかしい気持ちを
経験したことがある方も
多いのではないでしょうか?


練習場とゴルフ場。


なんでどうして
ラウンド中に限ってダフッてしまうのか。


実はある違いによって
いつもはしないミスが
誘発されてしまっているんです。



ということで、
今日はラウンド中に限ってダフッてしまう方へ
対処法をお伝えしようと思います。

ダフりを誘発する原因は…



スコアを崩してしまう
きっかけになってしまうダフリ。

できるなら
連発することは避けたいところです。

しかし意識すればするほど
ダフってしまいそうな気がする。

気を付けようと
変に力んで空回り。

そこから
パニックに陥ってしまう。

さて、
ではなぜコースに出ると
ダフリやすくなってしまうのか?


もう察しがついていますよね。


その答えは「芝」です。


練習場とゴルフ場の一番大きな違いは
人工芝か天然芝かです。


あなたがもし練習場ではダフったりしないのに
コースにでるとダフッてしまう。

そんな風に悩んでいらっしゃるのなら
その悩みの原因は先ほども言いました通り
芝によって誘発されています。

人工芝VS天然芝 滑り方の違い



練習場の人工芝はすこしダフッても
ヘッドが滑ってボールに当たってくれているんです。

かえって、
ゴルフ場の天然芝では人工芝のように
滑りがよくないたボールに当たる前に、
ヘッドが最下点を迎えダフッてしまうんです。

またゴルフ場にかぎってダフってしまう原因は
もう一つあるんです。

練習場の人工芝のマットの上は
常にライがいい状態。

ゴルフ場では一打一打状況が違いますよね。

その環境の変化も
ダフリを誘発してしまう要因といえます。

手首の動かし方を要チェック



ビジネスゾーンの基本は
ハンドファースト。

手首がクラブヘッドよりも前に出ていて、
ボールの真上に右手があるアドレスが
基本となります。

しかし
インパクト時にドファーストが崩れ、
手首の角度がアドレス時と変わってしまうときに
ダフリやすくなってしまうんです。

つまり手首を使い過ぎている方は、
ボールの右側を叩きがちなスイングとなってしまい
結果ダフってしまう、ということなんです。

アドレスからインパクト、
そしてフィニッシュを迎えるまで、
クラブヘッドと手首の位置を確認し、
アドレスでつくったハンドファーストの形を
崩さないよう意識してみてくださいね。


今日お伝えしたことで
ぜひダフリとは縁を切っていただけたらと思います。


もしあなたも
ラウンド中にこんな時に困ってしまう、
なんてことがあれば教えてくださね。


〈本日のおすすめ〉

1日たった5分。
それをたったの14日続けるだけ。

あるパッティングの
ノウハウを手に入れることで、
もうパターで悔しい思いを
することがなくなるとしたら、
あなたはどうしますか?

ゴルフの打数の中でも
40%の比率を占めるパター

あなたもこの秘密を知って
スコアを縮めたくはありませんか?

知りたい方はこちらから…

https://g-live.info/click/pss2003/

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

【ビデオ】スイングの方向はなぜ左肩の向きになるのか

2020.03.29
ohmori

From:大森睦弘
岐阜の自宅より、、、

こんにちは、大森睦弘です。

さて、今回は
 

 「スイングの方向はなぜ左肩の向きになるのか」
 

というお話をさせていただきます(ビデオ&おまけあり)。
 

ショットでもパッティングでも同じですが、
セットアップでの左肩の向きは
精度良いプレーのために非常に大切です。

そして、ダウンスイングしてくるときに
セットアップと同じ景色になろうとして、

左肩の向きをセットアップの向きに戻すことが
自然な感覚で狙いをつけることになります。

(続きはビデオにて)

スイングの方向はなぜ左肩の向きになるのか

スマホの方、動画が見れない方はこちら

パソコンでご覧頂いている方は、字幕を出して見られるようになりました。
動画の下部にある字幕アイコンまたは)をクリックすると表示をオンにすることができます。字幕をオフにするには、[字幕] アイコンをクリックし、[字幕をオフにする] または[なし] をクリックします。

 

(おまけ付き)
今回のメールマガジンの内容をPDFでもご覧になれます。
こちらからクリックしてダウンロードして下さい。

https://g-live.info/click/omrpdf200329/

※印刷してファイルなさる方にはこちらが便利です。

通常ショットでの左肩

まずは、通常ショットでの左肩の動きを
詳しく見てみましょう。

通常のスイングでは腰から首の付け根である体幹をターンさせて、
上半身をしならせてそのしなり戻りでボールを飛ばします。

そして、その上半身のしなりとは、
主に左肩甲骨が胸の方向へスライドすることです。

肩甲骨は背中の上で浮いている骨で、
その上に肩関節が乗っています。

そして、上半身の良いしなりは体幹を捻るのではなく、
この肩甲骨を体幹の上でスライドさせることで生まれます。

そのしならせた肩甲骨をセットアップのときのポジションに戻して
ボールを打ち抜こうとすることが、
まさに狙いを付けたショットになります。

ボールヒットに向かっては下半身の動きで上半身をしならせて、
左肩をセットアップの向きでリリースされることを待ちます。

まさに、その瞬間は、弓を引いて
矢を飛ばしたい方向へセットしているイメージと重なります。

ボールヒットでは左肩はセットアップでの向きに戻り、
左腕は命綱で左肩とグリップを繋ぎます。

そして、左肩甲骨が背中側へ戻るしなり戻りで、
左腕が引っ張られてグリップを引きあげて力点として、
右手が支点となれば作用点としてのヘッドがテコの原理で加速されます。

そうすれば、ボールヒットでのフェースの向きは非常に安定します。

ボールヒットの瞬間は体全体の動きはコンパクトですが、
ヘッドは大きく動きます。

このようなテコの動きを利用することが、
高い精度とパワーを両立させる肝です。

そして、通常の上半身の可動域では、
胸や腰は左に45度程度向いたところで
上半身が急激にリリースされてボールヒットを迎えます。

どうやって精度良く左肩をセットするか

そこで、セットアップで左肩を打ち出したい方向へ
精度良く向けるためには、どうやったら一番簡単かというと、
それは真っ直ぐに立ってグリップをつくることです。

下を向いていると、どうしても分かりにくいのが、
肩とヘッドの向きの関係です。

そのため、姿勢良く真っ直ぐに立ってグリップをつくるときに、
ヘッドを真っ直ぐ左に向けます。

ヘッドの一番下側とか、アイアンなどなら
一番下の溝が自分から見て垂直に見えるなら、
両肩の向きとヘッドの向きは一致します。

そうやっておいてから、右足をボール方向へ一歩踏み出しておいて、
右股関節を曲げることを意識してヘッドをボールの後ろに持っていきます。

そして、ヘッドをターゲット方向にきっちり向ければ、
両肩の向きもターゲットを向きます。

これなら、コース設計者の罠にはまることもなく、
スタンスの向きは思い描いたままの向きに精密にセットできます。

ヘッドをボールの後ろにセットするときに、
右足を踏み出すことで股関節から曲げやすくなり、
真っ直ぐに立ってつくった上半身の形は変わりにくくなります。

ショットでもパッティングでも左肩の向きを強く意識して、
ターゲットをきちり狙いたいものです。

パッティングでの左肩甲骨と左肩の向き

パッティングでも、肩甲骨のスライドを
意識することが非常に重要です。

まさに首から下の体幹と下半身を完全に固定しておいて、
その体幹の上で両肩甲骨をスライドさせれば、
ヘッドは簡単に真っ直ぐに動きます。

パッティングではヘッドが真っ直ぐに動くなら、
ボールヒットでのフェースの向きが安定して
打ち出し方向がセットアップの向きに合いやすくなります。

バックストロークでは右肩をあげ、
ダウンストロークでは左肩をあげるようにします。

バックストロークでは右肩をあげることで
右肩甲骨が背中側にスライドすると同時に、
左肩甲骨は胸の方向にスライドさせられてきます。

それがダウンストロークではパターと腕の重さで
落ちる力と左肩甲骨が元のポジションに戻るしなり戻りで、
パターが自然に振られます。

また、グリッププレッシャーができるだけ変化しないように
グリップはソフトに包み込めば、自然なストロークが邪魔されず
ヘッドはストレートに動きます。

狙うということ

ゴルフはまさにターゲットを狙って、
そこに出来るだけ精度良くボールを運ぶゲームです。

その狙うためのテクニックとして、左肩は非常に重要です。

どんなプレーも、ビハインド・ザ・ボールの形の
セットアップをつくります。

まさに、ボールを後ろから覗き込んで、
ターゲットに狙いをつけます。

そうすることで、ターゲットを狙いやすいばかりか、
引っ張ってボールをヒットするのではなく
打ち出すイメージを強く出せます。

まさに顔の左側にある左肩を強く意識すれば、
同時にボールを後ろから見ながら
ターゲットに狙いをつけることができます。

ボールに対してターゲットの後ろ側に頭をセットした状態で、
セットアップからボールヒットまで保つことが
良いプレーの要となります。

両肩は水平ではなく左肩のほうが高い

両肩は水平ではなく、左肩のほうが
高くセットされることが自然です。

そもそもゴルフのグリップでは左右の手の前後差があり、
左手が上で右手が下になります。

そうなるとそれだけ左手が上にある分、
左肩が右肩に対して高い位置にあることで
上半身は自然なポジションに収まります。 

そして、シャフトを垂れ下げれば、
手元は左股関節前辺りになります。

真っ直ぐに立って普通にグリップした状態から、
右手をヘッド側へどんどんずらせて左右の手の前後差を大きくしてみると、
通常の前後差での状況を強調することができます。

大きな左右の手の前後差がある状態では、
シャフトは右斜を向きます。

それを、体の真ん中にシャフトが真っ直ぐになるように向けようとしたら、
左手首などにかなり力を入れることになります。

これでは、左前腕にも力が入り、
結局左肩甲骨周りにも余計な力が入ってしなりにくくなります。

これは、通常のグリップでの左右の手の前後差にしても、
同じことになります。

セットアップで左手首が甲側へ折れるほど、
ボールヒットに向かって右手甲側へ折れるヒンジも解けて
パンチが入りやすくなり、すくい打ちにもなります。

すくい打ちでは、ヘッドが減速しながら上昇軌道を描きます。

そうすると、当たり負けしやすいばかりか、
ヘッドのロフトが大きく変化しながらボールヒットすることで
安定したショットになりません。

アイアンで番手なりの距離が出ないとか、
特に長いアイアン間の飛距離の差が小さくなります。

当然ドライバーでも能力の限界までの最大飛距離が出せません。

「逆くの字」をめざす

良いセットアップでは、ボール方向から
体の正面方向を見ると逆「く」の字に見えます。

「逆くの字」のつくり方は次のようになります。

バックスイングで重い頭をできるだけ動かしたくないので、
まずは頭をトップ近くである右方向へあらかじめ持っていくことで、
上半身は右に傾き左肩も右肩より高くなります。

右膝の真上のラインに頭を置けば良いです。

そうすると、重い頭を右にシフトした分、
体重は右脚に多くかかってきます。

そこで、腰を少し振り出し方向である左へシフトさせて、
両足均等に乗れるところまで動かします。

そうすると、ターゲットの後ろからボールを覗き込む、
「逆くの字」になります。

さらに、「逆くの字」では自然に左肩が高くなるので、
左肩を後ろから覗く感じが強調されて左肩の向きに意識が強く働くことで
その方向へスイングされやすくなります。

追伸:スイングの基礎を学びたい方へ…

そして、私が提唱するスイングスキルの初歩、
サンド・ウェッジで15yキャリーさせる
「SW15yC」練習をイチから学びたいなら。。。

私が監修した「ショット基礎アプローチ」(SW15yC)
下記のプログラムで身につけていただけます。

詳細はコチラをクリック!

今回、この「ショット基礎アプローチ」(SW15yC)の
入門プログラムを、このメールマガジンをお読みのあなただけに
特別価格(70%OFF)でご提供いたします。

今までのやり方で上手く行かなかったという人は一度、
私のこの考え方の根本に触れていただくことで。。。

あなたの限界を超える、さらなる上の力を
引き出していただきたいと考えています。

なお、ここからなら「最安値」で手に入りますので、
まだ一度もご覧になったことのないあなたは
ぜひ下記をチェックしておいて下さい。

詳細はコチラをクリック!

本案内は、予告なく終了することがありますので、ご注意下さい
 
 

では、また。
 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加