
From:大森睦弘
神戸の自宅より、、、
こんにちは、大森睦弘です。
さて、今回は
「パター距離感はコレでドンピシャ」
というお話をさせていただきます(ビデオ&おまけあり)。
パッティングにおいて、距離感を良くするのに
カップを少しオーバーさせるつもりで打つと良い。。。
そんな話を、あなたも聞いたことがあるかもしれませんが
では、どれだけ通り過ぎる強さで打つとよいのでしょうか?
(続きはビデオにて)
パター距離感はコレでドンピシャ
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(おまけ付き)
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どれくらいのオーバーが最適か
これについては多くの議論がありますが、
一般的には50cmとか10cmと言われます。
そして、元NASAのエンジニアで
パッティングを科学的に分析した第一人者であるデイブ・ペルツ氏は
「約43cmが最適だ」としています。
約43cmオーバーが推奨される理由は、
グリーン面の不規則な影響を最小限に抑えるためです。
カップ周りは多くのプレーヤーに踏まれていて、
でこぼこが発生しやすい場所で、ボールが低速になるほど
不規則な芝のへこみによってラインが狂います。
しかし、強すぎると今度は
実質的なカップの大きさが小さくなるリスクが生じます。
30cmオーバーの強さで打つと
カップは実質的に約38%小さくなり、
60cmオーバーでは
カップは半分以下の大きさと同等になってしまいます。
結果として、約43cmオーバーが転がりの安定と、
カップの有効幅の最適なバランスとなります。
方向性とタッチ
ところで、パッティングで方向性とタッチの
どちらを重視すべきかを考える場合、
短い距離なら方向性で遠いならタッチだと思われがちです。
しかし、まずは正しく打ち出す方向性が重要で、
打ち出し方向が狂うと結果として距離感も合いません。
例えばスライスラインでは
本来の方向より左に打ち出すと登りが多い分ショートしやすくなり、
逆に右へ打ち出すと下りが増えてオーバーしやすくなります。
さらに、狙ったラインに正しく乗ることで、
自分の読みが合っていたかも確認できます。
ついでながら、5mのパットでは平らなグリーン面で
約43cmオーバーぐらいの強さで打った場合に、
ホールインするためには打ち出し方向のズレは0.5度以下です。
ライン読みの誤差なども考えると、
打ち出し方向性精度は0.5度以下を目指したいものです。
ツアープレーヤーでは方向性はかなりよいため、
方向性の練習よりもタッチを重視するとよかったりしますが、
タッチが出せていない場合は方向性が悪かったりします。
しかし、パッテイングの天才である青木功プロですら
ヘッドの向きを重視していて、
方向性がまずは大切だとおっしゃっていました。
一般ゴルファーではかなり方向性が悪く、
それではタッチすら合わせることはできません。
方向性を決める要素
そして、パッティングの打ち出し方向を決定付ける最大の要因は、
インパクトでのフェースの向きです。
ポール・ハリオン博士は
現代の硬いカバーのボールやミーリングなどのフェース面加工も考慮して、
フェースの向きの影響度は約92%としています。
このことから、スイング軌道を意識するよりも、
インパクトでフェースを正しく向けることに集中することが
大切だとわかります。
セットアップでヘッドを打ち出し方向にきっちり向けることは
基本中の基本で、インパクトでもセットアップの向きに
精度よく戻すことがキーとなります。
上りと下り
ところで、一般的には上りの方が簡単と言われますが、
実は下りにもそれなりのメリットがあります。
下りはタッチが難しくてプレッシャーを感じますが、
実はカップが実質的に広くなる現象が起きます。
下りのパットは重力の影響で、左右にミスをしても
カップ方向へ戻るように曲がる特性があります。
ところが、上りのパットは
カップから離れる方向へ曲がりやすいのが現実です。
カップの上側を通すぐらいのイメージのプロラインで打てば、
重力によってボールが吸い込まれやすくなります。
逆に曲がりを浅く読みすぎるアマチュアラインでは
重力の恩恵を受けられないので、下りで迷ったら
思ったよりもカップの上ボール1個分ぐらいを狙ってみましょう。
ゆるみは大敵
ここで、ストロークにおいて絶対に守りたいことは、
インパクトに向かって動きがゆるまないことです。
加速しながらインパクトすることで当たり負けを防ぎ、
ロフトやヘッドの向きの変化を抑えることができます。
これが、エネルギーを安定してボールに伝え、
正確なタッチや方向性を生むために不可欠です。
インパクト前に手首がリリースされるほど
ロフトが大きくなって、
ボールの転がりに悪影響を与えてタッチが狂います。
バックスイングをスッと動かし、
フィニッシュでしっかり止まってストロークを反省することで
ゆるみを激減できます。
また、即座に最高のタッチを得る方法として、
ホールを見たままストロークする練習も有効で、
距離のイメージが鮮明なうちにインパクトできます。
通常時も、ホールからボールに目線を戻してすぐに打つと、
イメージが残りやすくなります。
小脳に任せる
ところで、傾斜や芝目とかスピードなどの複雑な計算を、
意識だけで行おうとしても限界があります。
ここで重要になるのが、大脳の4倍以上の神経細胞を持ち
圧倒的な情報処理能力を誇る脳のスーパーコンピューターである
小脳の働きを利用することです。
その小脳にイメージングを任せるコツは、
ターゲットを広く捉えることです。
長い距離のパッティングでは直径10cmの穴ではなく、
直径1m程度の大きな円に寄せるイメージを持ちましょう。
そうすることで大脳の余計な雑音を遮断して、
小脳の能力を存分に発揮できます。
タッチの要のリズム
そして、安定したタッチのためには、
ストロークのリズムを一定に保つことが非常に重要です。
振り幅の大きさだけで距離を決めようとすると、
リズムが乱れてタッチが合いにくくなります。
メトロノームなどを活用し、
距離に関わらず常に同じリズムでストロークできるように
練習しましょう。
そして、距離感を振り幅の数値で管理しようとするゴルファーは多いですが、
そのことはリズムを失うことになって
かえってタッチを悪くする原因となります。
小脳は振り幅ではなく、ヘッドのスピードを感じて
適正な力加減を判断します。
道路を渡る際に車のスピードを見て安全を判断するのと、
全く同じメカニズムです。
素振りのときにヘッドのスピードをしっかりと意識して、
その感覚を研ぎ澄ませます。
そのスピードで打ったボールが、狙ったラインを通って
43cmオーバーするかを想像します。
そして、ラウンドではボールの後方からターゲットを見ながら素振りをして、
このスピードで振ればホールに入るという感覚を得られるまで
素振りします。
最終的にはこの小脳のイメージ力こそが、
絶妙なタッチを生み出す源泉となります。
そのしっくりきたイメージを保ったままセットアップして、
迷わず打ち抜けば最高のタッチです。
では、また。
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