From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、
おはようございます、小原大二郎です。
私はよく、
「あなたができることをやりましょう」
「『できないこと』よりも悪いのは『やらないこと』」
こんな話を生徒さんにしています。
なぜなら、100を切れないと嘆いている人の多くが、
・できないことをやろうとする
(しかも、できない2つ3つのことを同時にやろうとする)
・できないのではなく、やっていない
というところでつまづいているからなんですね。
とまあ、こんな話をすると、
「いやあ小原先生、それは分かっているんだけどね、、、」
という方もいるかもしれません。
それは分かっているけれど、なかなかできていないのが現実だと思います。
でもこの悩み、実はたった2つのポイントさえ押さえればいいだけなのです。
今日はそのポイントをあなたに紹介しますね。
■ポイント1 100点をあきらめる
あれここれもとやりたくなることの最大の理由が、
「自分の能力不足を嘆いていること」
です。
「なんで2つも3つもできないのに
また新しいことをやろうとするんですか?」
と質問すると、
「自分の能力が不安で・・・」
「もっとうまくならないといけないから」
という答えが返ってきます。
自分のスキル・能力が伴っていない。
確かに、それ自体は正しいと言えます。
しかし、考えてほしいことがあります。
「あなたのゴルフの100点とは、どんな水準なのでしょうか?」
「そしてそれは本当に必要な水準なのでしょうか?」
自分のゴルフスキルに不満がある人は、
いわゆるプロゴルファーを「100点」の基準に置いていることが大半です。
しかし、ゴルファーのほとんどはアマチュアなのですから、
プロの基準で100点を取ることはまず不可能です。
つまり、自分で自分に無理なことを要求していることが大半なのです。
もっと言えば、プロゴルファーですら、
自分のできないことを2つも3つも抱えてやっていることはありません。
ですから、雑誌や教材を買いまくって、
今日はこれをやろう、明日はこれをやろうというのでは、
身につくものも身につきません。
今、自分が抱えている問題を解決する数少ない練習、
今の自分に合った練習を重ねることで、
40点、50点の結果を出していくほうが、よほど成果が出ます。
■ポイント2 目的をはっきりさせる
「できないのではなく、やっていない」
これが起こる理由の一つに、
その練習をやることの目的がはっきりしていないことがあります。
なぜこれをやるのかがハッキリさせることで、
行動ができるようになります。
たとえば、ティーの連続打ちであれば、
・なぜ、ティーの連続打ちをしなければならないのか?
・なぜ、ドライバーの練習をしてはいけないのか?
・ティーの連続打ちによって、何ができるようになるのか?
こうしたことを知った上で練習するのと、
全く知らずに練習するのでは、結果は雲泥の差です。
また、一つ一つの練習の目的をハッキリ知っていて、
その目的が今の自分とずれていれば、
他の練習に切り替えるのもスムーズに行く、ということです。
■結局は思い切り
そうは言っても、初めの一歩を踏み出すことができない、という人は多いです。
その本質的な原因というのは、自分自身の心の問題です。
口ではやりたいと言っているけれども、
実は面倒くさい、人に言われてやりたくはない、ということもあります。
人間誰しも、そうした身勝手な考えを多かれ少なかれ持っているものです。
ですから、その身勝手さからいかに抜け出すかが大きなポイントです。
とはいえ、これは自分のエゴを捨てる作業にもなりますから、難しいのも事実。
だったらとりあえずは、やるだけやってみる、チャレンジしてみればいいのです。
やってみて、結果が出なければ他の方法を考えればいいし、
うまくいけば(たいては何かしらの成果はあります)調子に乗って続ければいい。
一つのことを続けてみることで、自分のゴルフがダメになった、、、
そんなことは私は今までに聞いたことがありません。
100点をあきらめること。
そして目的をはっきりさせること。
そして、まずはやってみること。
結果を出す方法というのは、意外とシンプルなものです。
またメールします。
小原大二郎