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「心」同じサイドで接する大切さ

2016.03.13
ohmori

From:大森睦弘
神戸の自宅より、、、

こんにちは、大森睦弘です。

さて、今回は

 「心・同じサイドで接する大切さ」

というお話をさせていただきます。

同じサイドという感覚は、あなたとゴルフの道具が一体になれて、
どう動くことが良いことなのか、
知らず知らずのうちに見えてくるための極意でもあります。

さらには、ゴルフのコーチング場面で、あなたが抱えている問題を、
コーチといっしょになって解決できるためにも、大切な心構えです。

実際にコーチと接している場合以外、
DVDや本などの一方通行的コンテンツと接する場合にもあてはまりますので、
じっくり考えてみていただければと思います。

こちらサイドとあちらサイド

こちらサイドとあちらサイドという雰囲気で、
お互いに話していることってありませんか。

お互いの立場を考えて話していない。

私は私、あなたはあなたという考え方がベースにあって、
接しているということです。

なんのこと言ってるの?と、あなたは思われたかもしれませんね。

もう少し具体的に言うと、たとえば何かトラブルがあったとき、
いっしょに問題を共有して同じ仲間として問題に立ち向かうのか、
それとも勝手な立場で言い合うのか、ということです。

トラブルという状況以外においても、例えば、いきなり指図する人がいます。

そして、頭ごなしに、ああしなさいこうしなさいとか、
まずは、自分が正しいことが前提で話す人もいます。

しかし、それでは、こちらサイドとあちらサイドという、
あなたはあなた、私は私という意識が強く存在してしまいます。

これでは、いきなり感情的になり、正しい議論もできません。

前に進めるのではなく、むしろ後退してしまうことにもなります。

また、相手が間違っていると思った人は、
勘違いして相手のことを間違っていると思っているかもしれません。

それぞれの人にはいろいろな事情があって、
各人の持っている情報の中でいろいろ判断しています。

そのいろいろな事情を無視して、
自分が持っている情報だけから判断して行動していると、
こちらサイドとあちらサイドという考えとなってしまいます。

まずは、相手には相手の事情があると考えることが第一歩です。

ゴルフのプレーでも

ゴルフでラウンドしていて、実は、人にではありませんが、
結果に対して、こちらサイドとあちらサイドというように考えてしまうと、
とんでもなく無駄なエネルギーを使い果たしてしまうことになります。

例えば、フェアウェイど真ん中の平らなグリーンセンターまで何も障害物もない、
絶好の残り50yのところにボールがあったとします。

ところが、ショットしてみると、
ザックリとボールの手前にヘッドが突き刺さる大ダフり。

大ダフりの原因は、50yという距離に対して、スタンスの幅が広すぎて、
振っている最中にこれでは強く叩き過ぎると感じて、
ダウンスイングで下半身の動きをゆるめてしまい、まさにゆるんでの手打ち。

最初から手打ちでコントロールするつもりならまだしも、
スイング中に手打ちにさせられてしまった最悪の状況。

こんなとき、あなたはどう対処していますか。

クラブを芝に叩きつけて、うっぷんを晴らしますか。

それとも、大ダフリの悔しさをバネに、
次は絶対にきっちり距離に立つようにしようと心に決めて
大ダフりしてすぐ近くに転がっているボールのところに、深呼吸しながら向かっていますか。

「距離に立つ」というのは、
下半身がしっかり動いたら距離がピッタリとなる両足の幅を、
きっちりセットしたセットアップを行うということです。

まさに、ターゲットを狙っている雰囲気がかもしだされたセットアップです。

同じ大ダフりの後であっても、その後にどのように行動するかで、
次のショットはもちろん、今後のゴルフの上達にも多大な影響が及びます。

そんなことはわかってらい。

と、いつも思うけれど、
そんな絶好のポジションからの多ダフりという状況になったら、
頭のなかは真っ白で、冷静になんか考えられるわけがない、というところでしょうか。

どうすれば冷静になれるのか

まずは、高所からあなたご自身と大ダフリした状況を
ひとつの出来事として見渡します。

あなたと芝に突き刺さったヘッドと数十ヤード先にあるボールと
飛び散った芝と土が、まずは一体になることです。

この、あたかも幽体離脱して、あなたとこの状況を見てみることです。

高所から見てみようとすることです。

第三者になって、あなたご自身とそのまわりの状況を見てみることです。

それが、あなたとヘッドとボールが同じ側に置かれたということです。

コーチングでは

いきなり、あなたは間違っています、という言い方ではなく、
間違っていることを自ら気づいて、自ら正す方向付けが重要と私は考えています。

そして、それは私が、いつも意識していることです。

そのために、コーチングさせていただく方の状況を、
できるだけ理解することがベースとなります。

時間さえ許せば、重要なヒントをお話して、
しばらく独りでいろいろ悩んでいただけることがベストです。

その悩んでいることが良い方向へ向かっているときは、
できるだけそのままにしておきます。

ところが、おかしな方向へ進みそうで、
そのことであまり悩んでも意味がなさそうなところに
迷い込んでしまいそうなら助言します。

ま、実際の時間単位でのコーチングでは、
そんな私の理想のようにはなかなかできませんが。

ワンデーコーチングなどでは、問題点とその原因、
それに対する修正方法やドリルのメモをお渡ししています。

そのメモによって、戻られてからも、自習できるためのねたとして、
時間を超えたコーチングを行っています。

そして、実際のコーチングでの第一歩は、あなたのゴルフへの目的、
私は大目標とも言っていますが、
あなたの成りたい姿を私に伝えていただくことです。

どなたも、ショットなどの問題は山積みです。

しかし、いつどんなプレーヤーに成りたいのかでは、
最初に解決すべき問題も異なってきます。

たとえば、ゴルフの本質を理解して、年齢を重ねても、
体に無理のないスイングを手に入れて、どんなに最悪な状況でも
100以上は叩かない、楽しいゴルフができるようになるとか。

とりあえず、半年後までに100を切るとか。

3年以内にトーナメントプレーヤーになって、
45歳までは年間平均◯◯◯円以上稼いで、妻子を楽にさせるとか。

あなたの成りたい姿によって、歩むべき道、歩み出す方向も異なってきます。

以前、20分の面談という企画があって、
そのとき来ていただいたなかで、こんなことがありました。

私は15分以上、その方のお話されたいことに耳を傾け、
十分話したという満足感が感じられるまで聞き続けました。

そのお話のなかで、いろいろなことが見えてきました。

体のことや、普段のゴルフライフの状況、
どんな人たちとゴルフを楽しんでいるのかなど。

ゴルフの目的などは、
いまさら聞かれてもわからないという方は、実は多いのです。

でも、自らご自身のことを語り始めると、
ご自分から自分が成りたいゴルフプレーヤーのイメージが段々できてくるのが、
目に見えるようにはっきり私にも伝わってきます。

私もその方と同じ側にたたずんでお話をすることで、
お伝えすべき大切な一言が見えてきます。

残りがたった5分程度でしたが、その方にとって、
大切なお話をお伝えすることができたと感じました。

同じ側に立つことの大切さ

これはあなたの問題であり、私の問題ではありませんとか意識した瞬間に、
その問題は発散する方向となってしまいます。

問題に対して、同じ側に立って、問題に立ち向かうことで、
まさに三人寄れば文殊の知恵の如く、
それぞれの人のお互いに異なる今までの経験や知識が、相互に補い合い、
1人の人間では発揮できないようなパワーを発揮できます。

まったく異なった話のようにも聞こえますが、
ご近所同士の玄関前のお掃除でも、掃き越しって大切です。

あたりまえですが、ご自分の家の前だけではなく、
ちょっとだけでもお隣の玄関前まで掃き越すことで、
切れ目無く綺麗に掃除できます。

そうすれば、お隣が長い旅行などでお留守のときには、
自然にお隣さんの玄関前まで掃いいたりするものです。

夫婦がうまくやるコツは、
できることは全部やるつもりで行動することとも言われます。

自分が行うべきことはここまで、あとは知らないというとこではなく、
できるだけ多くの履き越しというか、家の仕事を行うということですね。

普通に考えるよりもより多くのことを自らの意志で行うことで、
家族の一体感が出てくるということです。

これは、まさに同じ側というか一心同体でことにあたるということです。

会社でも、問題を抱えた人に対して、
非難したり、怒ったりしても、何も解決しません。

非難や怒りは、別サイドの人間として見ることで、
単に責任を逃れようとしているだけです。

まずは、同じサイドに立ち、
いっしょに問題を解決できないか、共に考えることです。

今回お話したことは、わかっていてもなかなか実行できないかもしれません。

しかし、わからないよりは、本当はそうあるべきだということを意識しているだけで、
いつか実際に行動できる日がくるかもしれませんね。

こんな極端な話もあります。

え、最近女房に逃げられた?
定年してこれからはずっといっしょに旅行にでも行こうと思ったら、
あんたなんかうんざりと言われて。。。

それは、今まで同じ側に立って、
家族の問題を解決してこなかったつけが回ったということかも。

まずはあなたが変われば、まわりだって変わります。

そして、家族はあなたの心の鏡です。

あなたの心は家族の心にも反映されて、あなたに返ってきます。

ゴルフでもボールやクラブと一体になって、
ボールはどんな風にヘッドに当ててもらいたいのか、クラブはどう動いて欲しいのか、
こんなことを考えてみるのもおつなものですね。

クラブやボールがあなたの心を写しとって、あなたと共にプレーしてくれます。

では、また。

追伸:レッスンのお知らせ

名古屋方面(ニッケゴルフ倶楽部 岐阜センター)での
レッスンをご案内しましたが、そちらは満員になりました。

お申し込みされた方、お会いできることを楽しみにしています。

そして前回もお知らせしましたが、
今月の3/23(水)千葉でのレッスン会があります。

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芥川龍之介に学ぶゴルフ上達の知恵

2016.03.12
mongo

From:モンゴ
千葉の自宅より、、、

お楽しみ様です、モンゴです!

ゴルフ、楽しんでますか~?^^

さて、今日は

 「芥川龍之介に学ぶゴルフ上達の知恵」

という話をさせていただきます。

芥川龍之介といえば、一番有名なのが
『蜘蛛の糸』ではないでしょうか。

『蜘蛛の糸』は芥川龍之介の短編小説です。

国語の教科書にも載っていたりして、
あらすじぐらいはご存知ではないかと思いますが。。。

蜘蛛の糸は、こんなお話でしたよね。

『蜘蛛の糸』あらすじ

釈迦はある日の朝、極楽を散歩中に
蓮池を通して下の地獄を覗き見た。

罪人どもが苦しんでいる中にカンダタという男を見つけた。

カンダタは殺人や放火もした泥棒であったが、
過去に一度だけ善行を成したことがあった。

それは林で小さな蜘蛛を踏み殺しかけて止め、命を助けたことだ。

それを思い出した釈迦は、彼を地獄から救い出してやろうと、
一本の蜘蛛の糸をカンダタめがけて下ろした。

暗い地獄で天から垂れて来た蜘蛛の糸を見たカンダタは
「この糸を登れば地獄から出られる」と考え、
糸につかまって昇り始めた。

ところが途中で疲れてふと下を見下ろすと、
数多の罪人達が自分の下から続いてくる。

このままでは重みで糸が切れるだろう。

カンダタは「この蜘蛛の糸は俺のものだ。下りろ。」とわめいた。

すると蜘蛛の糸がカンダタの所から切れ、
彼は再び地獄の底に堕ちてしまった。

無慈悲に自分だけ助かろうとし、
結局元の地獄へ堕ちてしまったカンダタを浅ましく思ったのか、
それを見ていた釈迦は悲しそうな顔をして蓮池から立ち去った。

(Wikipediaより)

実はカニにも同じような話が。。。

ちょっと話は変わりますが、
これと同じような現象が、カニにもあるんだそうです。

カニ。。。
はい、人間が食べることのできる、あのカニのことですね。

たくさんのカニをバケツに入れておくと、
少なくとも一匹の勇敢なカニが、そのバケツから
はいあがって逃げようとするのだそうです。

その一匹のカニは、バケツを出て
自由の身になろうと思ったわけですね。

でも、そうすると面白いことが起こります。

そのバケツをよじ登ったカニが、
あとちょっとで出られるというところで、
そのカニの足を引っぱって、連れ戻そうとするのだそうです。

ですので、カニは決してバケツから出ることはできません。

蜘蛛の糸でも、カニのお話でも、
こうした「足の引っ張り合い」みたいなことは
人間でも多く起こっているかもしれませんね。

たとえば、あなたがゴルフがうまくなろうとして
練習をコツコツと始めたとしましょう。

でも、それを見て周りの人が
こんなことを言うかもしれません。

 「なんだよあいつ、自分だけうまくなろうとして。。。」

 「ゴルフなんてしょせんお遊びなんだから、
  楽しくできれば別にいいじゃないか」

 「急にマジになって、いったいどうしちゃったのかな?」

 「今から何をしたって、うまくなることなんてないのに」

 「どうせ長くは続かないだろうさ」

などなど。。。

残念で悲しいことですけど、
あなたをバケツに連れ戻そうとする「カニ」は
いつでも存在しています。

でも、安心して下さい

 「安心して下さい! はいてますよ!!!」

いや、そっちのネタじゃなくてですね。。。^^;
ふざけてスミマセン。

気を取り直して。。。あなたに嬉しいお知らせです。

 「あなたは、カニではありません!」

そのような心無い言葉で、
あなたの足を引っ張る人が現れたときには、
こんなふうに対処してください。

1.その言葉を無視する。

2.または「感謝する」。

2については、別に冗談で言っているんじゃありません。

もしそうした心ない言葉を、
表であれ裏であれ、聞いてしまったのなら、
もう、両手でガッツポースをしてしまってください。

天に拳を突き上げるぐらいに、
喜んじゃいましょう!(∩´∀`)∩ワーイ

 「え、なんでそんなに喜ばないといけないの?」

はい。どうしてそんなことをするかと言えば、
理由はとーっても単純です。

 「あなたが挑戦を続けるチャレンジャーであることが、
  見事に証明された瞬間だからです!」

批判や心無い言葉を浴びせられる人は、
必ずチャレンジをしています。

チャレンジをしていない人が、
そのような言葉を受け取ることは、ありませんよね?

たとえば60歳、70歳、80歳を過ぎて
「その歳で、まだようやるねえ~」
なんて言われたら、もう狂喜乱舞していいと思いますよ!

あなたが喜ばないのなら、
モンゴが代わりに喜びます!!!(笑)

あなたはすでにバケツの外にいる

それに、ウソでもそうやって喜べば、
不思議と「気分が良くなる」だけでなくて、
あなたは「バケツの外」へ脱出したことにもなるのです。

もちろん、蜘蛛の糸のカンタダのように
地獄にいることでもなくなります。

そうやって喜べる自分になれれば、
もうすでに、地獄やバケツの中にいる大多数の「餓鬼」「カニ」とは
全く違う存在になっているはずです。

 「モンゴがそんなことを言っても、信じられない」

バンザーイ!\(^o^)/ ←モンゴも批判を受けて実践するの図…

はい、そんなふうに思った方も、
だまされたと思って、やってみてください。

そのうち、初めは無理をして喜ぼうとしていたのに、
努力してそうしなくても喜んでいる自分がいることに、
気づくことができるはずです。

悔しがればいい、
泣けばいい、喜べばいい。
それが人間だ!

            松岡修造

あ、ちなみにモンゴもこの春から、新たな挑戦を始めます。
近いうちに、こちらでも発表すると思います~^^

追伸:来週、大阪でレッスンやります!

徳嵩さんからも先日案内があったと思いますが、
来週、また大阪にレッスンで行きます!

レッスン+フィッティングの超豪華版レッスンです。

「チーム徳嵩」のフィッティングも受けられるので、
もうそれだけで飛距離アップ、スコアアップできちゃうかも!

レッスンは、小原プロ、モンゴによる個別指導となります。
なので、みっちりレッスンを受けていただけますよ~

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あなたはどっち?飛距離VS方向性

2016.03.11
miyamoto

From:宮本大輔
千葉のスマイラックより、、、

おはようございます、宮本大輔です!

最近、飛距離に関する質問を結構いただきます。

どうしたらもっと飛ばせるか?
どうしたら曲げずに真っ直ぐ飛ばせるかなど。。。

そんな中でも、よく聞かれるのが、
「飛距離アップと方向性、どちらを重視すればいいですか?」
という質問です。

そう聞かれる度に思うのは、、、

「その気持ちわかります!」

長くゴルフをしている方なら
一度は考えたことがあるのではないでしょうか?

「飛距離重視のほうがよい」
「方向性重視のほうがよい」
という明確な答えはありません。

飛距離を追い求めて手打ちになってしまう人もいれば
真っ直ぐ飛ばそうとするあまり、
うまくミートしないという人もいます。

ではどうしたらいいのでしょうか?

僕の経験からの結論は…
「飛距離だけじゃ勝てない」

ゴルフは上がってナンボ、
飛ばすだけならバッタでも飛ぶ
という言葉を聞いたことがあるかもしれません。

要するに、
スコアを重視するなら方向性を重視しましょう。

ほんの3年前まで僕は
断然「飛距離重視派」でした。

遠くまでかっ飛ばせるのってカッコいいし
気持ちがいいですよね。

飛距離はゴルフの醍醐味だし
曲がったとしても280yの飛距離は魅力的です。

そんな飛距離派の僕には
同じ時期にゴルフをはじめ、
スイングの技量も
ほとんど同じゴルフ仲間がいました。

僕は「飛距離重視」
友人は「方向性重視」

几帳面なヤツで
ゴルフは正確なショットを打つことが大切と考えています。

フルスイングすることなく
ほとんどのショットがコントロールショット。

親友ですが、
性格もゴルフスタイルも全く違います。

その頃何度か一緒にラウンドしたのですが
スコアが良いのは・・・

親友の方でした。

僕のボールは当たるときはまあまあ飛びますが
実際はすごい勢いで
OBに突っ込んだりすることのほうが多かったのです。

最初は「とにかく楽しいから」
OBになっても飛ばすという気持ちで
プレーしていたのですが

いつまでたっても勝てないので
だんだん、ゴルフがつまらなくなっていました。

そのころから曲げずに飛ばすことを研究して
現在は安定して260~270y飛ばせるようになりました。

今のほうが勝ちに近づけるし、
こっちの飛ばしのほうがいいなぁと。

方向性を身に着けたらOKなのか?

よし、わかった!と、
方向性を重視することは大切です。

しかし
これだけはわかっておいて欲しい、
とても大事なことがあります。

これは、本当に大切です。
その大切なこととは…

それ、楽しいですか?
ということです。

スコアアップして楽しいと感じる人もいれば
ボールを飛ばして楽しいと感じる人もいます。

要するに、方向性を身に着けるにしても、
飛距離アップを身に着けるにしても
楽しくないと、ゴルフは「退屈」しちゃいます。

せっかくの時間を使うのに、
おもしろくないものに時間を使うのは、
あなたも嫌じゃないですか?

あなたも飛距離か方向性で悩んでいるなら
どっちを重視すればゴルフを楽しめるか?

そこのところに気をつけてみてください。


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車が嫌いな方は読まないで下さい…

2016.03.10
tokutake

From:徳嵩力一
千葉のクラブ工房より、、、

こんにちは。プロクラブフィッターの
徳嵩力一(とくたけ・かついち)です。

今日なんですが、

 「クラブフィッティングと車選びはほぼ同じ!」

ということで、あなたにお話ししたいと思います。

車の専門的な話をするわけではないのですが、
車がわからない人には、今日の話は
ちょっとわかりにくい内容かもしれません。

ですが、ゴルフクラブ選びと車選びは
驚くほどの共通点があるんです。それは何か…?

あ、でもその話の前に、
とある一人のお客様のお話をさせてください。

軽いクラブに合わせて振ってしまう…

以前、フィッティングにいらしたお客様の話です。

その方はもともとアメフトか何かをやっていらっしゃる方でして、
身体も大きめでパワーもありました。

それでスイングを拝見させていただいたんですが、
非常にパワフルなスイングをされていました。

ですが、一点だけ問題があったんです。

中途半端なハーフスイング、肩から肩のスイングになると
急にスイングにブレが生じてしまうんです。

端的に言えば、クラブが合っていない
クラブが軽くて、それに合わせて振ってしまっていました。

フルショットであれば、そのマイナス面が出にくいのですが、
こと中途半端なショットになると、クラブの軽さが仇になって
身体が緩んでしまっていたんですね。

特に身体的に恵まれている方で、ショートアイアンやウェッジが苦手、
という方はゴルフクラブを重くするだけで、
その苦手が解消されることは多くあります。

もちろん、ここでも何度かお伝えしているように
番手が下るごとに重くしていくことが大事です。

プレイヤー=車のエンジン

で、車の話です。

簡単にいえば、ゴルフはプレイヤーがエンジンです。

先ほどの元アメフト選手の方でしたら、
車のエンジンパワーがあるということになります。

車で言えば、たとえば「ベンツ500」とかでしょうか。

ですが、そのスペックを活かす足回り、
いわゆるタイヤやサスペンションがしっかりしていなければ、
安心してアクセルを踏むこともできません。

そのパワーをフルに生かせない足回りなら、
そもそもそんなパワーはいらない、ということになります。

つまり、車の「足回り」が、ゴルフで言うところの
「ゴルフクラブ」ということになります。

先ほどの元アメフト選手の方のように、
そのパワーをフルで使えるほうが、結局は効率がよいのです。

振れるのに出力を抑えてしまうと、その人の飛距離が出ないですし、
何より同じパフォーマンスを維持することができません。

あなたを活かす「足回り=ゴルフクラブ」に!

出力を抑えずに、高回転にしておいたほうが
力の維持は簡単で、さらにそのほうが再現性が高いんですね。

何より、ゴルファー本人の力を最大限に活かすことができます。

車なら、エンジンパワーに見合ったタイヤ、
サスペンション、ボディ剛性。

ドイツの高速道路のアウトバーンを走る車は
それなりの足周りがあるから、スピード出せます。

※アウトバーン(Autobahn)

ドイツの自動車高速道路。
速度無制限区間があり、速さを競う者達が集う。
もちろん一般の車も走っている。

それがなかったら、大切な命を載せて、アクセルを踏めません。

もちろん、逆もダメです。

足回りがどんなに優れていても、エンジンのパワーがなければ
回転数を示すタコメーターが常にレッドゾーンだったら、
エンジンが焼き切れてしまいます。

※タコメーター(tachometer)

エンジンの回転数(回転速度)を指示する計器、測定器。
車であれば7,000r/min前後の目盛りが赤くなっており
その部分をレッドゾーンと呼ぶ。

。。。とまあ、
お客様のクラブのフィッティングをさせていただく時、
イメージしていただくために、そういう話をしています。

要は、クラブとゴルファーのバランスが大事で
それをフィッティングでは大切にしている、ということ
お伝えしています。

ちなみにこの話は、フィッティングのメインの所、
まさに「核心」的な話だと思っています。

とはいえ、あまり車に興味のない方には、
ちょっとわかりにくい話だったかもしれませんが、
自分は車が好きなもので。すみません。

でも、このへんのことを知っておくだけで、
他のゴルファーの一歩先を行けると思っています!

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それでは、また次回。

徳嵩力一
 
 

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その場でラウンドを立て直す技術的なお話

2016.03.10
近藤kondou

From:近藤雅彦
千葉駅のドトールより、、、

おはようございます!
近藤雅彦です!

「何のミスもしていないのに、
 なんだか集中力が切れた!調子が戻らない」

「前半と後半で10打も差が出た。
 後半でいつも崩れる…」

「後半はいつもダフりが連発。
 暗い気持ちで18Hを後にすることがほとんど」

コースで後半から崩れるのは
よくあることです。

自分の悪い癖が出やすくなったり、
飛距離が落ちたり、、、

特に、ダフってしまう方が多いです。

ダフリが多く出るメカニズムは後半でお話するとして、

後半の崩れから持ち直すための
ちょっとした工夫をお伝えします。

後半が崩れる。そんな時に

「練習場ではほどんで出ないミスを連発するのは
 心が弱いせいだ!」

「前半で油断したせいだ…」

と考えないようにしてください。

ほとんどの方の、後半崩れの原因は
単純に疲れです。

なのに、
「気を引き締めないと!」
とさらに気持ちに負担をかけて

余計疲れて、ミスを連発してしまう方もいます。

「俺はプレッシャーに弱い」とか
コースで考えても今さらどうにもならないので、

自分の心に原因を求めるのは
家に帰ってからにしましょう!

「今」どうするか?

後半で崩れた時、いつもどうしていますか?

ミスを軽く考えるように、心がける。など、
メンタル面に働きかける方もいれば、

・昼食を腹八分目にすれば良かったな
・もっと鍛えなくちゃいけないな
・前半のスコアを数えないようにしよう

と次回へ生かす反省として
前向きに捉えようとする方もいるかもしれません。

それ自体はとても良いことですし、
ぜひやって頂きたいのですが、

すぐに諦めて次回に望みをかけるより、

”今”そのラウンドで
スコアを崩さないようにしませんか?

スコアの崩れを止める方法があります。

それは、
「やらないことを選ぶ」という方法です。

やらないことを決めてシンプルに

後半の崩れは、
疲れによって「前傾が崩れる」ことが
原因になることが多いです。

特に前傾が深くなりがちで
ダフりが特に多発します。

そこにだけ気をつけるようにして、
後は考えないのはいかがでしょうか?

・膝の角度
・股関節の角度
・背骨の角度

この3点を維持する!
それだけに集中する!
これを試してみてください。

思考とやることをシンプルにして、
疲労によるスコア崩れをできるだけ抑えましょう。

また、
1分、2分だけ「何も考えない」のもオススメです。

数分だけでも
頭を空にし、呼吸だけに意識を向けて深呼吸。

これだけでも、疲れはとれます。

18Hまで
できるだけ実力を出し切るゴルフをしましょう!

<本日のオススメ>
あの有名ツアープロがラウンド前に
必ず使用するパター上達の秘訣。

・ストロークが安定しない
・パターマットで上手くいっても、
 コースでうまくいかない
・なぜ、パターが入らないのか、
 そもそも分からない

このような悩みを解決する
5つの秘密はこちら…

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