From:古賀公治
尼崎テクノランドより、、、
こんにちは、ティーチングプロの古賀公治です。
先週から、このメールマガジンで
お話させていただいています。
先週ご覧にならなかった方は、はじめまして。
どうぞよろしくお願いします。
先週のメールマガジンでは、
本当に多くの方からコメントをいただきました。
どうもありがとうございます。
今日も感想などがありましたらぜひ、
下のコメント欄に書き込みなどしていただくとうれしいです。
突然ですが、あなたはこんなお話、知っていますか?
波を数える人
イソップ童話に、こんなお話があります。
。。。ある男が海に来ました。
浜辺に座って、波の数を数えていました。
しかし、男は途中で
数を数え間違えてしまいました。
かなりの数を数えていたので、
男は落ち込んで、悲しんでいました。
そこへ、キツネがやってきました。
そして、男にこう言いました。
「あなたはどうして、過ぎたことをいつまでも嘆いてるの?」
そしてさらに、こう付け加えたのです。
「今から、ここから、もう一度
数えなおせばいいじゃないですか」。。。
こんな話が、イソップ童話の中にはあるそうです。
ゴルフというのは“習慣作り”
多くの人は、ちょっと転んでしまっただけで、
先ほどの「波を数えている」男のように、
うまくいかないことに落胆します。
そして、それをやめてしまうんですね。
もう一度やり直せばいいのに、です。
ゴルフというのは正しく持続する
“習慣”を作り出さなければなりません。
そしてその習慣を作るためには
継続しなければなりません。
続けることができれば、そこに道筋ができますし、
続けることが出来なければ道はできません。
続けることによって、その道はより強化されます。
しかし、いつでもずっとうまくいくとは限らない。
うまくいかなくなると「こんなはずじゃなかった」
となってしまい、やめてしまうんですね。
初めの負荷は同じ
特に、新しいことを始めたときほど、
この「こんなはずじゃなかった」は多いんですね。
でも、そうなってしまうのは
今まで別の方法でやってきたからです。
たとえば、新しいやり方で
スイングを固めようとする。
初めはうまくいきません。時間もかかります。
効率的にも感じられないかもしれない。
すぐに結果がついてこないかもしれない。
でも、たとえうまくいかなくても、
もう一度続ければいいのです。
もちろんここには
「そもそものやり方がまちがっていなければ」
という前提はあります。
でも、どんなやり方であっても、
初めに負荷がかかるのは同じです。
練習でスイングの「型」が出来るまで
数多くのスイングをしなければなりません。
しかし、それは楽なことではありません。
反復練習が必要となります。
20世紀の最も偉大なゴルファー、
ジャック・ニクラウスはこんなことを言っています。
「練習せずに一流のゴルファーになる人はいない、絶対に」
一度はうまくいかなくなったからと言って、
過去の波を振り返っても仕方がありませんから。
ちょっと今日は精神論になってしまいましたかね。
それでは、今日はこのへんで。