2014.10.26
From:大森睦弘
六甲国際ゴルフ倶楽部より、、、
こんにちは、ETGA(江連忠ゴルフアカデミー)の大森睦弘です。
今回は、
「体・お風呂で体操」
について話してみたいと思います。
お風呂には毎日入るというのが、日本人の習慣ですね。
ということで、お風呂で何かゴルフに役立つ事ができたら、
なんだかいいかもしれません。
私がやっているお風呂での体操を、幾つかご紹介しますので、
ご自分で試していただき、続けられそうな物があったりしたら、
ぜひやってみてください。
両手背中つかみ
肩関節周りをストレッチングします。
背中で両手を掴みます。
お風呂だと何も着ていないし、皮膚が濡れていて滑りやすいので、
実はやりやすいんです。
右手を肩の上から背中に垂らし、
左手を背中の真ん中から上に上げていって、
両手を背中側で組みます。
逆もやります。それぞれ10秒以上やります。
1セットでも気持ち良く感じますので、やってみましょう。
わたしは、これをやることが習慣になってしまっていて、
体が泡だらけの時に、やってます。
やらないと、なんだか気持ち悪いという感じです。
手を組めるまで近づけない場合は、手ぬぐいを両手て掴んで、
手ぬぐいに沿って、両手をだんだん近づけるようにしてみてください。
だんだん、手ぬぐいなしでも、できるようになってきます。
もっと楽なパターンは、右手を真っ直ぐ上に上げて、右肘を曲げ、
首の後ろに右前腕を下ろし、右前腕が首と直角になるようにします。
そして、左腕を背中に回して左前腕が腰のラインに沿うように横にします。
ちょうど、体の上と下で右前腕と左前腕が並行になる感じですね。
左右の腕を入れ替えます。
この姿勢でも、肩甲骨はかなりスライドするので、
何もしないでぼーっとしているより、はるかに肩周りが楽になります。
ゴルフにおける、上半身のパワーのかなりの部分は、
この肩甲骨のスライドになりますので、肩甲骨周りをしなやかにするほど、
たくさんエネルギーを溜めることができて、大きなパワーを出すことが出来ます。
親指つかみ肘あげ体操
肩甲骨周りから首にかけてストレッチングします。
片方の腕を胸の前に伸ばして、その腕の上に、
反対側の腕をクロスに乗せ、両肘を曲げながら、
下になった腕の指で、上になった腕の親指を掴みます。
そこから、両腕全体を上に上げます。
これをやると、ゴルフでよく使う親指の周りの筋肉を
ストレッチングできるだけでなく、肩から首にかけても伸ばされます。
3秒上げて1秒下ろすという運動を左右それぞれ入れ替えて、
適当に気持ちのいい回数やります。
ごれで、ゴルフで使う肩甲骨周りの筋群を
動的にストレッチングすることができ、
スイングで肩甲骨のスライドを大きく使える様になり、
上半身がリラックスして動けるようになります。
ただし、親指をつかめない方は無理にやらないで、
両肘をくっつけるだけで、上下させる運動から始めてみてください。
足外くるぶしとアキレス腱の間の指圧
ゴルフをやった後は、大殿筋や腰の後ろ側の筋群を使うことが多く、
前屈が辛くなることがあります。
そのような場合、腰のツボを刺激します。
湯船の中で、足の外くるぶしとアキレス腱の間を、
手の親指で軽く押していると、しこりがあったり、
痛みを感じる部分があったりします。
そのようなところを、軽く気持ちのいい回数押します。
足内くるぶしの下側の指圧
股関節周りの疲労から来る腰の違和感には、
このツボが効きます。
湯船の中で、足の内くるぶしの下を、手の親指で軽く押していると、
しこりがあったり、痛みを感じる部分があったりします。
そのようなところを軽く気持ちのいい回数押します。
膝裏指圧
ここも腰のツボになります。
湯船の中で座り、両膝を曲げます。
膝の後ろ側のシワの真ん中あたりを、手の親指で押します。
軽く押していると痛みを感じたり、しこりを感じたところを押します。
3秒ぐらい押す事を気持ちのいい範囲でやってみましょう。
腰や脚全体がすっきりした感じになります。
足の親指の内側の指圧
小脳を刺激します。
湯船の中で、足の親指の内側を
反対側の手の親指を使って押してみます。
始めてやる時は痛みがあったりします。
痛みを感じる部分を3秒づつ10回ぐらい押します。
毎日やっていると、そのうちに痛みを感じなくなりますが、
同じように押すことを続けてください。
小脳は繰り返し行う運動を記憶して、
無意識でできるようにしてくれます。
せっかく練習してうまくできたことは、
小脳にプログラムして、自動化したいものですね。
そんな能力を刺激してうまく機能できるようにするのが、
この足親指内側刺激です。
手の小指の付け根ぐりぐり体操
手の小指の付け根を、反対側の手の親指と人差し指で挟んで
グリグリ関節の周りを押しながら回します。
気持ちのいい程度ぐりぐりやります。
そうすると、グリグリした側の股関節が楽になってきます。
ゆびまわし体操
脳全体を活性化します。
湯船につかっている時にやってみます。
5本の指の先端をそれぞれくっつけて、
指で丸いドームの形を作ります。
ここから、親指から順に小指まで回します。
その時、回している指は、お互いに接触しないようにします。
栗田昌裕博士考案の体操となります。
最初は意外とうまく指を回せないので驚きです。
それぞれの指を回す回数は10~20回ぐらいですね。
右回りができたら左回りもやってみましょう。
指の運動を支配する領域は脳に広い範囲に分布しています。
そのため、指を回すことで脳の多くの部分を活性化することができます。
指回し体操は、本当は夜よりも朝起きてからやるといいのです。
しかし、意外と両手が開いている時間がないのと、
電車の中では、ちょいと恥ずかしいのでできないなどの理由で、
まったくやらないよりは、夜でもいいのでやりましょうという感じでしょうか。
朝ならトイレの中でやるという手もありますが。
などなど、わたしが気まぐれにお風呂でやっていることを、
いろいろご紹介してしまいました。
頭の片隅に、一つでも残していただければ、
お風呂でくつろいでいる時にふと思い出してやっていた、
なんてこともあるかもですね。
では、また。
<事務局からのお知らせ>
「ゴルフをもう一度やり直したい」
と、思うことはありませんか?
もしスイングを一から作り直して
本当に正しいスイングを手に入れられるとしたら。。。
↓
http://g-live.info/click/denaoshi141021/
※明日10/27(月)まで