From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、
おはようございます、小原大二郎です。
今日は、あまりゴルフとは関係のない話になるかもしれませんが、
ちょっとお付き合いいただけたらと思います。
私の個人的な話になってしまいますが、
まあ、たまにはこういうのもいいかなと。。。^^;
実は、これをお読みのお客様からこんな質問をいただいたのですが、
それについてお答えするような形で、書いていきますね。
何故、少々のことで怒らなくなったのか?
お客様からいただいた質問は、こんな感じです。。。
> 小原プロの教える話し方が、とても優しい口調なので、
> いつも癒されつつDVDを見て 日々練習に燃えています。
>
> 素朴な質問ですが、小原プロは、ブログで若い頃は短気で
> 生徒さんに対しても怒鳴ったり、怒りっぽかったけど
> 現在は穏やかと書かれていますが、何故、短気だったプロが、
> 少々のことで怒らなくなったのか知りたいです。
>
> 自分もかなり短気な方なので、尊敬する小原プロの事がなんでも知りたいです。
> ゴルフに関係なくてすいません。。多忙だと思うので、暇な時でも返信願います。
どうもありがとうございます。
「癒される」なんて。。。大変ありがたいお言葉です。^^
これについてはちょっと誤解を与えてしまっているかもしれませんが、
基本的な性格は、今でも短気ですよ(笑)。
ただ、それが良くも悪くも表に出す回数が減ったというだけです。
こういうことを言うと誤解を与えてしまいそうですが、、、
正直、生徒さんにレッスンをしていて腹立たしくなることもあります。
さすが今も昔もに生徒さんを怒鳴るようなことはありませんが、
今でも感情の起伏が少なからずあるのは事実です。
なんでわかってくれないんだ!
そんな短気な私なので、ゴルフのレッスンをしている時にも、
「本当にこの人に自分の話が伝わっているのだろうか?」
そんな疑いの目から、怒りが心の中に生まれることがたびたびありました。
「なんでわかってくれないんだ!」
そんなふうに感じることがありました。
もちろん今でも、そういう気持ちを生むことがゼロではありません。
実は今でも、多少オブラートに包みつつ、その気持ちを伝えることだってあります。
ただ、やっていくうちに、怒ったところでも何かが変わるわけではない、、、
そんなことが少しずつわかってきたような気がしています。
怒っているぐらいなら、冷静な気持ちを忘れずに、
その人に最善の方法をお伝えするほうに注力したほうが、
結果としていい方向に向いていくというのが今の実感です。
これは人に対してだけではなく、自分自身のゴルフに対してもそうで、
怒っているぐらいなら、そのパワーを次の一球の練習に向けたほうが、
結果としていい方向に向くということが、何となくわかってきた気がします。
もちろんこうした心境の変化の背景には、年齢的なものもあるでしょうし、
結婚したとか、子どもができたとか、そういう環境の変化は原因としてあります。
ただ、それに加えて、人に教えるようになって、
「みなさんのゴルフにプラスになれば、、、」
そんな気持ちから、こういう「境地」に至った、、、という気もしています。
(ちょっとキレイごとを言い過ぎですかねえ。。。^^;)
というわけで、今でも多少はガマンはしています(笑)。
心をコントロールするヒント
でもそれは別に、私以外の方であっても、ガマンはしているのではないでしょうか?
「喜怒哀楽」というぐらいです。「怒」がない人間なんて、いないはずです。
特にゴルフというスポーツには、必ずミスが付きまといます。
プレーをしていて、いちいち自分のショットに腹を立てていても
しょうがないぐらいに、ミスというものは必ずあります。
「たとえミスをしてしまっても、そこからいかに次に切り替えていけるか?」
勝負強いプレイヤーほど、この能力に長けているもので、
このへんのことは、プロもアマチュアも違いはないと思います。
この心のコントロールについては、私もいろいろな本を読んで、
「モデリング」という答えに至ったことがあります。
「モデリング」というのは、いわゆる理想の自分を演じるのです。
そうすることで、気持ちをコントロールする技術です。
こうしたたことに少しずつ取組むようになってから、
プレー中の(レッスン中も?)感情の起伏が少なくなりました。
そのへんの成果が、質問者さんに伝わってるのなら、大変嬉しいことですね(笑)。
以上、気持ちのおもむくままに書いてしまいましたが、
何かの参考になれば幸いです。
またメールします。
小原大二郎
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