From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、
おはようございます。
小原大二郎です。
今日はスポーツの日ですね。
スポーツの秋。ゴルフの秋。
この三連休は天気が不安定でしたが、
ついに秋のゴルフシーズンがやってきますね。
スカッとした秋晴れの中、
爽快感溢れるゴルフ場。
なぜここで?!
なんの前触れもなく、突然発症し、
ゴルファーの心をポキっと折ってしまうシャンクに
頭を抱えた経験ないでしょうか?
一度出ると止まらないシャンクは、
その日のラウンドのみならず、
数ヶ月間シャンクに悩まされることも。
みるみる悪くなっていくスコアに、
「もうゴルフやめようかな…」
なんて思い込まれる方もいらっしゃいます。
レッスン会でもシャンクに悩まされ、
ゴルフ人生の窮地に立たされている方を
何人もお会いしてきました。
私もプロを目指していた時、
シャンクを連発したときには絶望しましたね…
これから、せっかくの秋のベストシーズン。
気合を入れたラウンドでシャンクが出てしまうと
精神的にショックも受けてしまいますし
スコアも伸びなくなってしまいますよね。
ただ、このシャンクもきちんと原因を解明し
原因に対し適切な対処ができれば、
改善していくことができます。
アドレス時の重心位置
シャンクとは、クラブのネックの部分に
ボールが当たってしまうミスのことです。
クラブのネックの部分に
ボールが当たってしまいますと
フェースの面、振っていく方向に関係なく
斜め右の方に、ボールが飛び出してしまいます。
なので、まずはどうしてクラブのネック側に
ボールが当たってしまうのか?
その原因を突き止めなくてはいけません。
まず考えられる原因として、
アドレス時の重心位置です。
クラブネックにボールが当たって
シャンクが引き起こされる方というのは、
アドレスでは踵に重心をかけているのに
スイング中に踵にあった重心が
つま先側に重心が移動すること、
無意識のうちに
アドレス時よりもクラブヘッドが前にズレ、
クラブのネックでインパクトを
迎えてしまう方がいらっしゃいます。
シャンクがでてしまったときには、
アドレス時に拇指球と言って
重心を前にかけておくことがポイントです。
重心を前にかけておくことで、
スイング中の重心移動があっても
それ以上前へ突っ込むことが出来にくくなり、
シャンクを予防することができます。
スイング中のポイント
根元に当たる方というのは、
スイング中にアドレスした位置よりも
手が前の方に下りてきてしまうという事が、
1つの大きな原因です。
クラブを下ろしてくる時に
お尻が前に出てしまうと、
どうしてもクラブヘッドが前に押し出されて
クラブの根元にボールに当たってしまいます。
なのでアドレス時のお尻の位置が
スイング中に前へ行かないように
後ろにキープしたままスイングするというのが
ポイントになります。
そしてもう1つ。
手元がクラブを下ろしてくる時に
体の近くを通るように意識をします。
手が体から離れてしまわないように
近くを通るというイメージを持ってください。
このイメージを体に習得させるためには、
練習場で練習をする際にティーを使った練習がおすすめです。
ティーの手前、3cmから4cmくらいの位置に
ボールを置いてボールを打ってみてください。
もし腰が前に出てクラブヘッドが前に出てしまっていますと、
ボールと一緒にティーも打ってしまいます。
正しく打てれば、ティーは打たずに
ボールだけを打つことができます。
最後に・・・
シャンクには極端に、先っぽに当たることによって
斜め45度にボールが飛び出していくケース。
そして、根元に当たることによって
ボールが斜め45度に飛び出してしまうケース。
2つの原因があります。
まずシャンクにお悩みの場合は、
自分がどちらのケースなのかというのを
正しく知ることが、
スイングを適切に素早く改善していくためにとても重要です。
例えば、根元に当たっているのにも関わらず
間違って先っぽに当たっているのではないか?
あるいは、先っぽに当たっているのにも関わらず
根元に当たっているのではないか?
間違えた認識をしてしまうと
直し方が、全く逆になってしまいますので
そもそも自分はどういう傾向があるのか
という事を、知る必要があります。
シャンクというのは、
一度出てしまうと繰り返し出てしまいますので、
すぐに改善するための予防策というのを
日頃から持っておくという事が、非常に重要です。
今回は、シャンク改善のためのスイング中のポイントと、
ティーを利用した練習方法をお話させていただきました。
ぜひシャンクの防止に取り入れてみてくださいね。
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