2024.06.02
From:大森睦弘
神戸の自宅より、、、
こんにちは、大森睦弘です。
さて、今回は
「飛距離UPにはクラブをコッチ方向に」
というお話をさせていただきます(ビデオ&おまけあり)。
ゴルフクラブの力を発生させる方向が正しければ、
ボールを強く打ち抜く心地よい打感と
大きな飛距離をゲットできます。
そのための方法とは。。。?
(続きはビデオにて)
飛距離UPにはクラブをコッチ方向に
パソコンでご覧頂いている方は、字幕を出して見られるようになりました。
動画の下部にある字幕アイコン(または)をクリックすると表示をオンにすることができます。字幕をオフにするには、[字幕] アイコンをクリックし、[字幕をオフにする] または[なし] をクリックします。
(おまけ付き)
今回のメールマガジンの内容をPDFでもご覧になれます。
こちらからクリックしてダウンロードして下さい。
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※印刷してファイルなさる方にはこちらが便利です。
クラブに加える力の方向は実はこっち
クラブのグリップエンド側を
指でつまんで揺らしてみましょう。
そうしているうちは、
ヘッドの向きは変化しないまま動いてくれます。
しかし、力を加える方向を間違えると、
ヘッドの向きは安定してくれません。
では、どんな力の加え方をすれば最良でしょうか。
シャフトに対して横方向ではヘッドの向きが変化
シャフトに対して横方向の力を加えると、
ヘッドの向きが変化します。
まさに、シャフトの横方向に対して押すと
ヘッドは押した方向に対して開きます。
そして、揺れているクラブに対してブレーキをかけるように、
シャフトを横方向に止めようとすると
ヘッドは止めた側に閉じます。
これはスイングでいうなら、次のようなことになります。
ダウンスイングでヘッドを振ろうとして
シャフトに対して横方向に力を入れると、
ヘッドは開く力を受けます。
インパクトに向かって下半身が止まり手元も止まると、
ヘッドは閉じる力を受けます。
このようにスイング中にシャフトに対して横方向の力を加えると、
ヘッドは開閉される力を受けてヘッドを軌道方向へ向けるための
操作が必要となります。
しかし、クラブのグリップエンド側を指でつまんで揺らしているときは、
まさにクラブの重心をグリップエンド方向へ引っ張っているだけの
力の使い方になります。
それなら、ヘッドの向きは軌道に対して変化させられる力を受けないので、
一旦ヘッドを軌道方向に向けたらあとはヘッドの開閉操作は必要なくなります。
特にダウンスイング開始でヘッドを軌道方向へ向けておけば、
インパクトまでクラブの重心を引っ張ることだけに専念すれば
よいシンプルなスイングになります。
手元の動き
また、グリップエンドを指でつまんで
クラブを振っているときの手元の動きを見てみると、
小さな円弧を描くように動いています。
クラブの重心を少し横方向へ引っ張るように
手元が動いていることになります。
それは回転の中心に向かう力である向心力の向きを
クラブの重心が描く軌道の接線方向に向けることになり、
それがまさにクラブの重心を加速しています。
クラブを振るモード変化と手元のスピードの変化
そして、遠心力はクラブの重心のスピードの2乗に比例して大きくなるので、
クラブが振られる速さが速くなると急激に遠心力は大きくなります。
そうすると、ダウンスイングが進むに連れてクラブの重心は
手元の軌道から離れる方向へ向かいます。
これはクラブを振るモードが軌道の接線方向へ引っ張る動きから、
回転の中心に向かって引っ張る動きに変化することになります。
そして、遠心力の反対方向の力である向心力が大きくなることが、
最大パワーで加速しながらボールを打ち抜くための要です。
また、クラブの重心速度の2乗に比例して急激に大きくなる向心力の、
クラブの重心軌道における接線方向成分がまさにクラブの重心を加速します。
クラブの重心をグリップエンド方向へ引っ張り続けることが、
飛距離アップの要です。
グリップエンドの引っ張り方~その1
ここで、クラブの重心をグリップエンド方向へ引っ張ることで
飛距離アップに直結する具体的な動きを見てみましょう。
まずはダウンスイング序盤では体重と腹筋を使って
グリップエンド側を引っ張ります。
薪割りとか、頭の上にあげた重いボールを
地面に叩きつけるイメージです。
薪割りでは振りあげた斧を振りおろす動作として、
後ろ足となっている左脚へ落下するように斧を引っ張りながら
手元が遅れないように腹筋を使って体を曲げる力を出します。
ゴルフでもつま先の向きと薪とボールの位置が違うだけで、
まさに薪割りと同じように動けばよいです。
薪割りで斧を振りあげた体勢でつま先は体の正面方向ではなく
左を向けるだけで、まさにゴルフのダウンスイングです。
頭上に振りあげた重いボールを地面に叩きつけるときも、
後ろに引いた左脚へ全体重を落下させるようにして
まさに体重でボールを引っ張ります。
そして、腹筋を使って手元が遅れないように引っ張ってきます。
腕を使って引っ張る感じではなく、
まさに腹筋で上半身と腕をまとめて振る感じです。
斧や重いボールやゴルフのスイングでも
トップからのパワーの掛け方は全く同じです。
私は年に1回は薪割りをやっていましたが、
それで筋肉痛になったことはありません。
まさに、ゴルフと同じ筋肉を薪割りでも使っていたことになります。
グリップエンドの引っ張り方~その2
そして、薪割りでもゴルフでも
手元がグリップエンドを引っ張って降りてくると、
斧やクラブ全体のスピードが速くなってきます。
斧やクラブの重心のスピードが速くなってくると、
その速度の2乗で遠心力が大きくなることで
斧やクラブの重心は体から離れてきます。
そうなると、それまでは斧やクラブの重心が描く軌道に対する接線方向に
グリップエンドを引っ張っていた状態から、
手元を中心にした円運動に変化します。
ゴルフでは手首の力を抜いておくと
ダウンスイングしてきて手元が腰の高さぐらいになったあたりで、
クラブの重心は急激に体から離れて手元を中心にした円運動になります。
ここで、手元は左方向へ進んでいるので、
腰の右側で止まっているわけではありません。
クラブの重心は円運動の中心をだんだん左へ移動してきます。
ここでグリップエンド方向へ引っ張ると言っても、
腕を曲げて手で引っ張るわけではありません。
下半身の動きによるターンと左肩甲骨のしなり戻りを使います。
そして、下半身の左ターンで手元はまさに左へ動いてきます。
ここで、腰のターンは左に45度ぐらい向いたあたりが
ピークとなります。
そうすると、それまで腰のターンで
左肩甲骨のしなりを深めていた状態から、
左肩甲骨は一気にしなり戻りはじめます。
左肩甲骨は胸の方向へスライドする形でしなりのエネルギーをため、
しなり戻りでは背骨の方向へスライドする動きになります。
これはまさに左腕を引っ張る動きです。
このときに左腕とグリップエンドは
綱引きをするように強い力で引っ張り合うことで、
大きな遠心力に耐えることになります。
左脚を伸ばそうとしながら地面をしっかり踏んで、
クラブが引っ張る遠心力に耐えようとすればよいです。
左肩甲骨のしなり戻りはまさに
伸ばされていたバネが元の形に戻ろうとすることと同じで、
自らは力を出そうとしなくても勝手にしなり戻ってパワーを発揮します。
ひたすら左脚で踏ん張っているようにしましょう。
グリップエンド方向へ引っ張る力をしっかり発揮させてスイングできたら、
まさにボールを強く打ち抜く心地よい打感と
大きな飛距離をゲットできます。
では、また。
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