2015.03.08
From:大森睦弘
神戸の自宅より、、、
こんにちは、大森睦弘です。
さて、今回は
「心・マンネリからの脱却」
というお話をさせていただきます。
なんだか最近、スコアも変わらないし、練習場に行っても、
いつも同じで、芯を食ったショットだって、
日に何発というぐらいしか出ない。
パターだって、あんな小さな穴に劇的にポンポンはいるなんて、
考えたって、ありえない気がしてきた。
そんな閉塞感というか、自分の実力はこんなもんで、
ま、練習したとしても、現状維持できればいいとするしかないか。
年齢と共に、筋力や関節の可動域は落ちる一方だから、
現状維持だって、たいへんな事なんだし。
進歩する楽しみというのを、最近感じてないな。
。。。なんて事もあるのではないでしょうか。
そんなあなたに、新しい道を発見できる
揺さ振りをかけさせていただく事にしました。
夫婦円満
私も結婚してずいぶん長い年月が経ち、
人生で一番一緒にいた時間が長い人ベストワンが、女房となっています。
両親よりも長い時間一緒にいたと思うと、
なんだか不思議? な気もしてきます。
そんな、夫婦円満の秘訣をアンケートした結果というのがあって、
第一は、会話。
その他にはいっしょに食事を味わうとか、
お互いに感謝し合うなどという言葉も入ってきます。
逆に言うと、会話が少なくて夫婦の関係が疎になってゆくという事なんですね。
その他に、意外とそうなんだと思わせてくれるのが、
お互いのバラバラの時間を持つこと。
それは、長い間一緒にいることで、
まさにマンネリ化してしまった状態に揺さぶりをかける様にして、
新たな発見から、会話を見出そうといいう事かもしれません。
でも、本当はお互い一緒にいることにストレスを感じてきて、
それをたまには解放させてあげるという効果の方が、大きいかもしれませんが。
お互いを縛り付けすぎると、今、ニュースになっている
どこかの夫婦のように、離婚騒動になったりしますね。
ゴルフでも忘れている事ありませんか
ゴルフで言うと、いつも同じ所でラウンド、おなじクラブのままでは、
発見がなくなってしまい、
コースと会話する、クラブと会話するということがなくなってしまいます。
そうすると、ゴルフのいい所、
「二度と同じ状況でのショットに出会う事はない」
という、一期一会の真剣勝負である楽しさというか、
心を掻き立ててくれる、すばらしさまで忘れてしまいます。
以前、晋呉さん(片山晋呉プロ)が私に、
「いつまで、こんなに練習して、ゴルフの試合に出続けるんでしょうね」
と、ポロッとこぼした事がありました。
私は、
「同じショットには二度と会えないという、
一期一会の感慨がある限りは、続けられるんしゃないですか」
と答えたことを思い出しました。
晋呉さんは、
「そうなんだよね、だからゴルフはやめられない」
と言っていた気がします。
そして、その後またツアーで一勝を重ねました。
今あるボールの状況と真剣に会話?
ま、どんな状況にボールが置かれているのか、
風はどうなんだろうとかですね。
どのクラブを選択したら最適なのかとかも、
真剣に考えるというのもいいですね。
また、できるだけサクサクプレーできるためには、
どんな事をやったらいいのかを、いつも意識してみる事も
ゴルフをさらに楽しくしてくれます。
なんせ、プレーが早くなれば、あなたのプレーで考える時間が増えますし、
さらには、同伴プレーヤーも気分よくプレーできます。
ローカルミニマム
ちょっと、別の話ですが、人工知能の話で、
「ローカルミニマム(局所最少点)」という用語がありあす。
多くの事が関係して起きる出来事での最適な状況というのは、
どこが最適なのかとか、なんだかわかりずらいですね。
そういえば、まあまあ最適な方法を見つけるやりかたの、
超簡単なやり方を思い出しました。
海でできるだけ最適な彼女を見つける方法というのがあります。
これは統計学からのまじめな?計算結果らしいのです。
正確な数字は忘れましたが、こんな感じです。
それは、まず、最初に出会った5人で基準を決めて、
それ以降で出会った人が、その基準を超えていたらアタック。
というやり方が、統計的に、まあまあ良い彼女にアタックできる方法だそうです。
この5人とかそのあたりの数字は、海で彼女の場合と、
結婚相手、いいグッズとの出会いとかでは変化すると思いますが。
同じような問題は多いのです。
ちょとした最適っぽい状況なのか、本当にこれ以上最高の状況はないのかどうか。
この、ちょっとした最適状況の事を「ローカルミニマム」と言います。
そして、「ローカルミニマム」状況を脱して、
さらに最適なところに行き着くためには、
ちょっとした山を越えなければならないのです。
ゴルフとローカルミニマム
まさに、ゴルフの進化の状況がそうですね。
今、改造しようとしているショットをやろうとしていたら、
なんだかボールにうまく当たらなくなってしまった。
ラウンドのスコアもまとまらなくなってしまった。
そんな事は、ある意味、熱心に練習すればするほど、
日常茶飯事で発生してしまいます。
「ローカルミニマム」を脱するためには、影響を与える事に対して、
揺さぶりをかけて、ちょっとした山をひとつづつ越える事が必要です。
しかし、飛び越えすぎてもわけがわからなくなります。
ゴルフがなぜ見た目以上に難しいのか。
それは、ボールが小さい、ヘッドのスィートスポットが小さい、
ボールに高速にヒットする、ホールが小さい。。。などなど。
ボールの曲がりも、ボールヒットの30分の1秒ぐらいで、
シャフトの幅分ぐらいの軌道の違いで、変化します。
ですから、ボールを打ちながらの、スイング改造は効率が悪いのです。
まずは、変えたい姿に、ボールフライトを意識しないで変えてから、
試しにボールを打ってみるという様にしたいのです。ほんとは。
ちょっとした、変化が、大きく結果に反映されるというか、
その変化が初心者から上級者まで同じように現れ、
初心者のうちから、かなり正確性を要求されるのがゴルフです。
ですから、山を一気に超えてしまって、
わけがわからなくならない様にするためには、
ショットに対しては、少しづつ変化させる必要があります。
ま、その超えた先が、もっと最適な方向への変化かどうか。
また、超えた先の「ローカルミニマム」点が、
その前の状況よりもより良くなっているのかは、
単に揺さぶっただけでは、どう転がるかはわかりませんが。
そのあたりは、コーチング経験があるコーチなら、
どう揺さぶったら、どのあたりに落ち着きそうかという、
ノウハウが蓄積されているという事なんですね。
または、実は、現状が本当に最適な状況であり、
これ以上は良くならない、本当にいいところにいるのかもしれませんが、
それはわからないのです。
こんな事が、人工知能を研究している世界の天才たちが、
日夜悩んでいる問題でもあります。
ということで、最適な状況になる道のりを決めることは、
まだ、決め手はない、と断言できます。
ショットに対する揺さぶりは、ほんの少しづつが鉄則になりますが、
その他の状況に関しては、ちょっと違うとも言えます。
例えば、マンネリしたコースではなく、
たまには、初めて行くようなコースにでかけたり。
練習場も、いつも同じではなく、たまには別の所で練習してみたり。
同じ練習場でも、打席をわざと変えてみたりもありです。
大きく変えるとわけがわからなくなるようなところは、
慎重に改良して、大きく変えても大丈夫なところは、
大胆に変えてみる。これが、マンネリから脱出する秘訣です。
パターの不思議
あ、そう言えば、パターって、変えたすぐは、なんだか良く入るんです。
これは、ほぼどんなレベルの方にもあてはまります。
晋呉さんは、かなりしょっちゅうパターを変えていますし、
いつもいろいろなパターを選定しています。
その理由は、なんなんでしょうね。
いろいろ説はあるのですが、わたしとしては、
これといえる理由は持ち合わせていません。
それから、晋呉さんは、ラウンド中であっても、
パターの握り方を変える事があります。
一般的にも、ロングパットとショートパットで握りを変える人もいます。
ロング~ミドルでは、通常の逆オーバーラップ、
ショートではクロスハンドとかです。
これには、明確な理由があって、タッチ重視か、方向性重視か、ですね。
ま、パターに関しては、出会った信頼できるパターと
何十年も一緒に、という事もあります。
同じ型番であっても、感じが違う事もあり、
たまたま手にした実は超安いパターが、
妙にフィーリングが合ったり、という事もあります。
パターの場合は、たまには浮気?もありかもしれません。
では、また。
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