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フォロー(肩から肩)における前傾角度~猫背はダメ?

2013.04.18
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます、小原大二郎です。

前回から、肩から肩のフォローについてのお話をしていますが、
今回もその話の続きで、

 “フォロー(肩から肩)の前傾角度~猫背はダメ?”

について、お話ししていきます。

猫背だからといって無理はしない

前回のメールで、適正な背中の伸ばし具合は

 「あなたの中で伸ばしている感覚がある」

という主観的な感覚を判断基準と思ってかまわない、ということをお話しました。
必ずしも客観的にピンと伸びていることがいいわけではない、というわけです。

実際、猫背の人というのはとても多いのですが、猫背の人が必要以上に無理に
伸ばそうとしたり、逆に姿勢のいい人がゆるめすぎたりするのはあまりよくありません。

というのも、自分の体型に合わない姿勢をしていると、
スイングがギクシャクしてしまい、いわゆる固いスイングになってしまうからです。

自分の中で背骨を少し意識できる程度であれば、
それが適切な前傾角度と思っていただいてかまいません。

それよりも大切なのは、アドレスでできた背骨の角度をスイング中に
なるべくキープすることです。背骨の軸を中心に回転するように心がけましょう。

前傾角度という言葉はレッスンの現場でもしばしば使われていますが、
この3つをトータルして前傾角度と考えるようにしましょう。

「頭が動いているぞ」の真実

また、よくゴルフのレッスンで

 「頭が下がっている」

 「頭が上がっている」

というように、頭の位置を基準に説明することがあります。

いわゆる頭が上がったり下がったりする動きを作ってしまっているのが、
この3つの動き(膝、股関節、背骨の前傾角度)だということです。

そのように覚えておいて、「頭が動いているぞ」「頭が上下しているぞ」
と言われたとき、あるいは自分で自覚したときには、この3つの順番に沿って

 「膝の角度は変わってないかな」

 「腰の角度は変わってないかな」

 「背骨はぐにゃぐにゃしていないかな」

といった具合に確認すると、結果として頭の高さを保てるようになります。

冒頭でもお話ししたように、前傾角度を変えないというのは、
頭の頂点を基準にして語られることが多いです。

しかし、頭の高さや前傾角度というのは、膝の角度、腰の角度、背骨の角度の
3つから由来しているものです。

しかも、頭の頂点の高さが変わる原因は人それぞれ違いますので、
膝の角度から順番に意識して練習するようにして下さい。

次回も、肩から肩のフォローについてお話しします。

またメールします。

小原大二郎

追伸:

以前、クラブフィッターの筒さんとジョイントで行った講義を限定公開中です。

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【ビデオ】100が切れません、、、

2013.04.17
obara

FROM:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます、小原大二郎です。

今日は恒例のレッスン動画を配信しますね!

今日のお悩みは、、、

ズバリ、100が切れません、とのこと。

100切りできないという言葉の中には
たくさんの悩みが詰まっていると思います。

解説してみたので、ぜひ見てくださいね。

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マスターズ見ましたか?

2013.04.16
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます、小原大二郎です。

昨日でマスターズが終わりましたね。
今日はせっかくなので、そのへんの話もからめつつ、

 「シーズンは一度きり」

という話をしたいと思います。

今年のマスターズは。。。

男子ゴルフのマスターズ、オーストラリア勢でアダム・スコット選手が初優勝。
昨日のインターネットニュースでは、激しいトップ争いの中で左胸に

 「UNIQLO(ユニクロ)」

のロゴをあしらったポロシャツ姿が全世界に配信されたことが話題になっていました。

ちょうど今月からスポンサー契約をして、その後すぐの勝利だったようです。
さすがユニクロさん、先見の明がありますね。

一方、優勝候補の大本命だったタイガー・ウッズは、2日目のドロップ処置の誤りにより、
失格にはならなかったものの、ペナルティを科されるなどドタバタもありました。

日本勢では石川遼選手が最終日に自己ベストの68を出すなど、今後に期待できる内容。

前半があまり内容がよくなかったのは残念ですが、
もともと石川選手はオーガスタで68を出せるぐらいの実力はあるのですから、
今後はこのゴルフを続けていくことを期待したいですね。

正直、私の方はレッスンで忙しくてちゃんと見れていないのですが、、、

そのことは置いておいて、毎年のことながらマスターズが終わると
本格的にゴルフシーズンがスタートという感じがします。

ゆく河の流れは絶えずして

さて、そんなゴルフシーズンのスタートを受けて、その一方で思うことがあります。

 「今年のシーズンは二度と来ない」

これをお読みの方はどうかわかりませんが、、、

私たちはどうしても、何度も何度も同じシーズンが来ているような
そんなイメージをもってしまいがちです。

 「あぁ、また正月が来たな、、、」

 「また今年もマスターズの季節が来たな、去年も来たな、、、」

 「来年もまた来るしな、、、」

そんなふうに思ってしまいます。

しかし残念なことに、そう思っていることは、現実ではありません。

実際は、この年、この月、この1日というものは、
何度も繰り返し来ているものではなくて、
たった一度のことです。

スグに過ぎ去って、消えていってしまいます。
当たり前のことのようでいて、忘れてしまいがちですが、

 「ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず」

まさにそんな感じなのですね。。。

さあ、ならば今年は何をしよう?

もしかしたらこれをお読みの諸先輩方ぐらいの年齢になれば、1年というものの大切さ、
その本当の意味がどんなものなのか、すでにご理解されているかもしれませんが。。。

ハッキリ言って、来年は何があるのか誰もわかりません。

 ・身体が今年と同じような動きができなくなるかもしれません。

 ・飛距離が以前より伸びないかもしれません。

 ・ラウンド後に車の運転をするのが疲れてキツイと感じるかもしれません。

そうならないために、あるいは、そうなった時のことを考えて、
あなたが今できること、やれることはたくさんあります。

何をやるにしても、それが間違いということはありません。
それは選択の問題ではないと私は思います。

なぜなら、何をやると選択したとしても、一生懸命全力を尽くせば
結果がどうあれ「やった」「やり切った」という充実感を感じることができるからです。

間違いがあるとすれば、、、それは全力を尽くさないことです。
自分の全力を尽くすことなく、適当なゴルフをしてしまうこと。

もちろん、お仕事をお持ちである方にとっては仕事が優先で、
そこまでの入れ込みはできないかもしれません。

しかし、このメールをお読みの方というのは、
どちらかというと、ゴルフも仕事も目一杯楽しみたい、
そんな人が多いように感じます。

仕事は大変かもしれません。
ゴルフにそれほど時間やお金をかけることはできないかもしれません。

しかし、せっかくゴルフという趣味をお持ちなのですから、
常に昨日の自分を超えるように日々を過ごしてみましょう。

他人ではなく、昨日の自分と勝負をするようにしましょう。

身体や体力では昨日の自分に負けることはあるかもしれませんが、
ゴルフはいくつになってもうまくなることができるスポーツですから。

 「今年のシーズンは二度と来ない」

またメールします。

小原大二郎

追伸:

このマスターズキャンペーンも、今年はもう二度と来ません。。。4/16(火)本日18時までです。

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ゴルファーのストレス??

2013.04.15
obara

FROM:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます、小原大二郎です。

私の生徒さんで、
メキメキと力をつけているTさんという方がいます。

Tさんは34歳の会社員、まだお若い方です。

とてもやる気に満ちていて、
練習も毎日やっていて、スコアも伸びてきています。

Tさんはとにかく何でもやってみるタイプの方です。

正直飽きっぽいところもあるんですが(苦笑)

上達を実感できる練習に出会うと一気にやりこみます。

なので、短期間でも上達することが出来ます。

初めてお会いした時は始めたばかりだったのに、
2年経った今では私の生徒さんの中でもかなり上手な方に入ります。

Tさんのストレス?

でも、そんなTさんに最近ストレスがあると言います。

周りから見たらまだ若いし、
スコアも伸びてきているし、
ドライバーも平均より飛ぶ方なので、
とても順調にいっているようにしか見えないと思います。

でも、そんなTさんに最近ストレスがあると言います。

先日、その話をTさんに聞いて、
なぜそんなにストレスが溜まるのかが分かりました。

これはもしかしたら、
あなたも同じ症状に陥っているかもしれません。

注意して聞いてみてください。

Tさんのストレスの原因は他人にありました。
他人の言動が許せないのです。

Tさんはよく、
会社の部長さんにゴルフを誘われるそうです。

部長さんの平均スコアは95くらい。

Tさんの平均スコアは85くらいです。

そんな部長さんは、
とにかくTさんのゴルフにケチをつけるそうです。

アドレスからスイングまで、
そうじゃない、もっとこうだと言われるそうです。

「僕のほうが上手いのに!
なんでこんなに言われる筋合いがあるんだ!」

Tさんはちょっと叫び気味で私に語ってくれました。

その上、プレーをしながら煙草を吸ったりと、
マナーも悪い・・・と。

部長さんの話をしている時のTさんは目がギラギラしていて、
相当怒ってるんだなーっと感じました^^;

ゴルフ自体は大好きなのに、
部長の誘いだから断ることもできず、
このままだとゴルフがストレスになってしまいそうだとおっしゃっていました。

原因はあなたにある?

この話を聞いて、確かにTさんは気の毒に感じます。

でも、残念なことですが、
ゴルファーが100人いれば100通りの考え方があるわけです。

マナーが悪い人もいれば、口が悪い人もいるでしょう。

それにいちいち腹を立てていたら、
いつまでたってもその怒りから逃れることは出来ません。

そう。さっき私は他人が原因だと言いましたが、
実はTさんのストレスの原因はTさん自身の中にあるのです。

つまり、Tさんの頭の中には、
部長さん=怒りの対象
になってしまっているのです。

でもいくらイライラしたところで、
部長さんの態度が変わるわけでも、なくなるわけでもありません。

これは裏話ですが、
プロの世界ではもっとむちゃくちゃな人はいっぱいいます^^;

名前は出せませんが、、、

私も若い頃はイライラ、イライラしてました。

大切なのはそういった言葉や態度を聞いて、
どう感情をコントロールするかだと思います

そして次回からはどう接すればいいのかを考えること。

怒っているだけでは
同じことを繰り返すだけですよね。

すべては自分自身の中にある。

Tさんの部長さんへの怒りは、
極めてネガティブな対応だと思います。

その怒りは周りの人にも悪影響を与えて、
自分自身にストレスとなって返ってきます。

Tさんにはこの話をその場で言いましたが、
怒りの話をずっと聞いていたら、
私自身ちょっと元気がなくなってしまいました^^;

全ては自分自身の中から始まっている

誰でも、自分の基準に沿って相手が行動すると
期待してしまいます。

盲目的な期待はストレスの原因になります。

これは真面目でポジティブで行動力のある人には
起きやすい現象です。

真面目な人は他人も
自分と同様に真面目だと思ってしまいがちだし、
そうあるべきだと思っています。

盲目的に期待することはやめましょう。

他人が自分の基準とずれていたとしても
怒ったり、落胆することはやめましょう。

大切なのはそれに
どう対応するかだと思います。

自分はこうはならないぞ、
と鼻で笑ってやれるくらいになりましょう。

また、メールします。

小原大二郎

追伸:

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【小原大二郎】フォロー(肩から肩)における前傾角度~股関節・背骨編

2013.04.14
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます、小原大二郎です。

前回から、肩から肩のフォローについてのお話をしていますが、
今回もその話の続きで、

 “フォロー(肩から肩)の前傾角度~股関節・背骨編”

について、お話ししていきます。

股関節が3つの中で一番伸び上がりやすい

膝の前傾角度の次に大事になるのが、股関節の前傾角度です。

実は、股関節の前傾角度で身体が伸び上がってしまう人は
おそらく3つの中で一番多いです。

股関節の角度が伸びてしまうと、ミスヒットが非常に多くなります。
ダフリ、トップが頻発する原因になりますし、飛距離も出ません。

したがって、股関節の角度はしっかりと意識して作るようにしましょう。

アドレス、バックスイング、インパクト、フォローと、
最後まで股関節の角度を保つためには、おしりの位置が
スイング中に変化しないように意識することです。

たとえば自宅で壁などにおしりをつけて、シャドースイングなどの練習を
繰り返すことで、おしりの位置をキープして、
前傾角度を保ったフォローが取れるようになります。

こうした練習によって、股関節の前傾角度をキープできるようにしましょう。

猫背や背中の反り過ぎに注意

そして最後に背骨の前傾角度です。

これは要するに猫背になってしまったり、
逆に猫背にならないようにという意識が強すぎて、
背中が反りすぎてしまったりすることがあるということです。

こうした背骨の前傾角度が原因で、頭の位置が前に行ったり、
あるいは、後ろに下がったりしてしまうことがあります。

この動きが沈み込みや伸び上がりにつながります。

しかし、こんなことを言うと

 「確かに石川遼プロなどは背中がピンとしていますけど、
  猫背っぽいゴルファーもたまにいませんか?」

とおっしゃる方がいます。
では、適正な背中の伸ばし具合とはどの程度なのでしょうか。

ここでの背中の伸ばし具合は、少し抽象的な言い方になりますが

 「あなたの中で伸ばしている感覚がある」

というのが判断の基準と思っておいて下さい。
客観的にピンと伸びていることがいいわけではない、というのがポイントです。

この前傾角度については、もう少し補足しておきたいこともあるので、
もう少し話を続けたいと思います。

またメールします。

小原大二郎

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