From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、
おはようございます、小原大二郎です。
今日は、ゴルフから何を学ぶことができるかという話をしたいと思います。
ゴルフというのはスポーツですが、生徒さんにいろいろ話を聞くと、
人生そのものを教えてくれるという話を聞くことが多いんですが。。。
今日は、そんな話をしたいと思います。
得意のショートホールでまさかのダボ
私が時々教えている生徒さん、仮にSさんとしておきますが、
Sさんは60歳後半で、ベストが87。
ここのところベストの更新はないみたいなんですが、
自身がメンバーになっているゴルフ場で週に1回はラウンドをしていて、
だいたい90台で回られるそうです。
もちろん、今でも毎日のゴルフの練習は欠かしていないのだとか。
頭が下がりますね。
そんなSさんと、レッスン中の昼ご飯をクラブハウスで食べていた時、
自分がメンバーのゴルフ場でラウンドした時のことを私に話してくれました。
Sさん「この前、いつものゴルフ場でゴルフをしていたんですけど、、、」
小原 「ええ」
Sさん「いつもと同じパー3のホールで、ティーショットを打ったんです。
そのホール、グリーンの近くでいつも右から風が吹くんで、
ちょっと右目に打つんですよ。
だからいつもどおりに、何も考えずに右目に打ったんです」
小原 「はい」
Sさん「でも、そうしたら、なぜかその日は左から風が吹いていて
大きく右に打っちゃって、結果的にOBになったんですよ。
そこはいつもパーをかなりの確率で取れるホールで、
うまくいくとたまにバーディーとかも取れるんですけど、
その風のせいでダボ叩いちゃって。。。」
小原 「それは残念でしたね」
Sさん「ええ、そのせいでそのあとも調子が上がらなくて、
結局その日は108叩いちゃいました」
ワキが甘かった。。。?
Sさん「でも、やっぱりまだまだ自分は甘いなあって思いましたよ」
小原 「え? どういうことですか?」
Sさん「だって、ちゃんとグリーン回りの木の動きとかを見ておけば、
そんなふうに打つこともなかったはずなんでね。
ちょっとワキが甘いなあと、反省しました」
小原 「Sさん、相変わらず謙虚ですね」
Sさん「いえいえ。でも今回のことで、昔、会社の先輩に
『同じことでも確認だけは怠るな!』と言われたこととか、
いろいろ思い出しちゃましたよ」
小原 「そうですか。。。」
Sさん「いくつになっても、自分の悪いところは同じだなって、
やっぱりゴルフは私にとっての『教師』のようなものですね」
実際、あとでキャディーマスターに聞いてみたところ、
「確かにあそこはいつも右からの風なんだけれど、たまに左からも吹く」
というようなことを言われたそうです。
そういえば、以前セミナーにお越しいただいたツアーキャディの佐藤さんも
「風はキャディさんに聞いたほうがいい」とおっしゃっていましたね。
今回、Sさんがいつものパー3でも、ちゃんと風の確認をしていれば、
このようなことはなかったかもしれません。
ですが「これからはどんなホールでも風は確認します」とおっしゃっていたので、
今回のことは、それはそれでいい経験になったのではないかと思います。
必ず壁にはぶち当たる
「ゴルフは人生の教師」
私の生徒さんは真面目な方が多いのか、
ゴルフと人生について真剣に考えていらして、
そういうようなことをおっしゃる方が少なくありません。
この言葉を聞いて、あなたはどんなことを考えますか?
もちろん、ゴルフさえやれば素晴らしい人生が送れるとか、
人間として成長できるとか、そんなことを言うつもりはありません。
ただ、ゴルフをやっていると、人生の不合理と同じようなことに出会ったり、
自分自身の欠点というものを見事に見せつけられるのは事実です。
実際に私も、この歳になってようやく、
そういうふうに感じる瞬間が増えて来ました。
ゴルフをしていれば必ず、何らかの壁にぶち当たったり、
下から足元をすくわれるようなことが、必ず起こります。
(今回のSさんのように)
それは、生きていれば必ず問題にぶち当たるのと同じところがあります。
「ゴルフは人生の教師」
その意味は、自分というものを別の形で見せてくれるから、
そのように言うのかもしれませんね。
あなたはどう思いますか?
今日はゴルフとは少し違う話になってしまったかもしれませんね。
またメールします。
小原大二郎
追伸:
この80歳のプロゴルファーも「ゴルフは人生を教えてくれる」と語っていらっしゃいます。
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