From:大森睦弘
岐阜の自宅より、、、
こんにちは、大森睦弘です。
さて、今回は
「体幹、上手く使えてますか?」
というお話をさせていただきます(ビデオ&おまけあり)。
ゴルフのスイングで腰から首の付け根にかけての体幹を
上手く使えているかどうかは、良いショットのための要となります。
そこでまず、チェックしてみると良いことがあります。
それは。。。
(続きはビデオにて)
体幹、上手く使えてますか?
パソコンでご覧頂いている方は、字幕を出して見られるようになりました。
動画の下部にある字幕アイコン(または)をクリックすると表示をオンにすることができます。字幕をオフにするには、[字幕] アイコンをクリックし、[字幕をオフにする] をクリックします。
(おまけ付き)
今回のメールマガジンの内容をPDFでもご覧になれます。
こちらからクリックしてダウンロードして下さい。
↓
http://g-live.info/click/omrpdf181111/
※印刷してファイルなさる方にはこちらが便利です。
着ているシャツのシワ
チェックしてみると良いこと、それは、
ドライバーショットでのスタンスの幅で、
バックスイングして手元が胸の高さ辺りにきたところで、
着ているシャツのシワができているかどうか
です。
手元が胸の高さでも、
セットアップでのシャツの感じと同じなら
体幹は捻れていないのでOKです。
実際、私のドライバーショットでのバックスイングしてきて
脚を使い切って手元が胸の高さ辺りで
シャツのシワがあるかどうかを見てみましょう。
ほどんど真っ直ぐに立っているときと同じぐらいの感じですから、
体幹を一枚の硬い板として使っていることが見えます。
ところが、斜めに走るシワがたくさんできているとしたら、
これは体幹を捻っている証拠ですから、
大きな問題を抱えていることになります。
体幹は一枚の硬い板が理想
体幹を一枚板として使うことは、
これまでも何度も見てきていますが、
それはかなり重要だからです。
そもそも体幹を安定させることを意識しないで、
スイングしているゴルファーは非常に多いです。
スポーツでパフォーマンスを出すためにの条件として、
体幹を安定させて、左右の手脚を独立させて
自由に動かせることがあります。
そうすることで動きが明確になって、
コントロールがシンプルでやさしくなります。
さらに、特に何かを振るとか投げるなど、
下半身のパワーを上半身に伝えて上半身をしならせて
そのしなり戻りでパワーを出す種目では、体幹がキーとなります。
ハンマー投げの室伏広治選手も、体幹を安定させて
肩甲骨を使うことが良い結果を出すために大切だと
言っていますが、まさにそのとおりです。
本来体幹は一枚の硬い板として使うことで、
下半身の動きで上半身、特に体幹の上に浮いている
左肩甲骨周りをしならせることができます。
ところが、体幹を右に捻じろうとするほど、
体幹そのものを緩めることになります。
体幹を一旦緩めてしまうと、
下半身の動きは体幹の上の方に伝わりにくくなり、
肩甲骨周りをしならせることはできなくなります。
さらに、体幹の下側としてのお腹の後ろ側の背骨である腰椎は、
そもそも構造的に捻じれない形で
腰椎5個の合計の回旋角度は約5度です。
そして、体幹の上側としての胸の後ろ側の
胸椎12個の合計の回旋角度は約35度です。
ところが胸椎は生理的胸椎後弯と言って、
後ろに湾曲していることが正常です。
そうなると、まあまあ捻ることができる胸椎であっても、
胸椎を捻る動作ではどの胸椎が多く回転するかで
背骨の傾きも変化してしまいます。
結果、予測可能な回転を行いにくいことになります。
そのため、かなりたくさん練習しなければ、
胸椎を思ったように捻ることはできません。
やはり、スイングを簡単にするためにも、
まずはバックスイングで脚の動きで骨盤から上の体幹まで
一体としてターンさせましょう。
体幹の大切さを実感した経験 その1
実は私もゴルフで体幹を安定化させることの重要性を知ったのは、
2度の劇的な経験からでした。
一回目は、実は私のスキーでの経験です。
引越しでそれまでのトレーニング場に通えなくなったために、
それを機会にトレーニング方法をゼロから見直すことにしました。
そのとき取り入れたひとつのことが、
私のスキー人生を大きく変えることになりました。
どんなトレーニングかと言うと、
それは公園のブランコの周りに設置されている
腰の高さ程度の囲いの上を歩いたり、片脚スクワットすることです。
片脚を体の正面方向に水平になるように伸ばしたまま、
もう一方の脚で立って腿に胸が付くまで曲げる動作20回を
左右で1セットとして3セット行います。
そのときは体幹トレーニングのつもりではなく、
バランスを保持する中で負荷を強くすることを考えただけでした。
ところが、それをやったシーズン、
劇的に速く滑ることができるようになったのです。
後で判明したことですが、
このバランスの悪い条件の中で動くことは、
体幹を鍛える最高のトレーニングでした。
スキージャンプのレジェンド、葛西紀明選手も
綱渡りトレーニングで体幹を上手く鍛えて、
年齢に打ち勝って素晴らしい成績を出しています。
体幹の大切さを実感した経験 その2
そして、2回目が私の左股関節の軟骨が損傷した
変形性股関節症だと判明して、人工股関節に置換しなければならないと
宣言されたことがキッカケでした。
現在のところ、筋肉の張りの改善とトレーニングで持ちこたえています。
そのときから継続してやっているのが、体幹トレーニングです。
ところが、股関節の故障のためのトレーニングだったつもりでしたが、
それをやるようになってからゴルフのスイングでの自分の動きが
明確に感じられるようになりました。
特に1回のスイングを20秒以上かけて行う
ゆっくりシャドースイングでの動きが、自分の中でありありと
イメージできるようになったことはものすごく驚きです。
体幹強化実験
また、一般的にも面白い調査結果があります。
垂直ジャンプのパフォーマンスをあげる目的で、
二つのグループに別々のトレーニングをやってテストしたものです。
片方のグループではウェイトトレーニングのみを行い、
もう一方は体幹トレーニングのみを行うグループです。
その結果、何と体幹トレーニングのみを行ったグループのほうが
有意にジャンプ力が向上しました。
これは、ある程度筋力トレーニングを行ってきていて、
さらに強化する場合でのケースです。
体幹を鍛えるだけで、効率の良い体の使い方ができて、
同じ筋力でもより高くジャンプできるようになります。
まったくトレーニングを行っていない状態では
筋力も低すぎることに加え体の使い方も良くないため、
さすがにウェイトトレーニングのほうが効果が出ると思われます。
何れにしても、体幹トレーニングを行うと、
動きを正しくイメージできていたなら
その良いイメージに近い動作になりやすくなります。
イメージと実際が一致しやすいわけです。
自分自身の動きも感じやすく、
イメージとのズレもはっきりと意識できるようになります。
そうなれば、垂直ジャンプだけではなく、
ゴルフの上達も約束されたようなものです。
体幹を安定させるドローイン
体幹を安定させるためにお腹を凹めると良いことは、
私もこれまで何度もお伝えしてきているので、
そろそろ耳タコ状態と思います。
体幹を一枚板にするコツは、
口から息を吐きながらお腹を目一杯凹めることです。
セットアップしている最中に、
息を鼻から吸いながらお腹を凹め始めます。
そして、バックスイングを開始する直前に口から息を吐いて
一気にお腹を目一杯凹めてバックスイング開始です。
サンド・ウェッジで15y程度キャリーさせるSW15yCショットは、
手元が腰の高さ程度の小さなショットですが、
このときもお腹をしっかり凹めます。
ひょっとして、ダイエット効果があるかもと思ったりしていませんか。
はい、確かに効果はあると思います。
SW15yCを毎回お腹を目一杯凹めながら50球もショットしたら、
まあまあダイエットになること間違いなしです。
特にショートゲームではお腹を凹めることは、
誰でもすぐにショットやパッティングの精度アップに
貢献してくれますから、やってみましょう。
パッティングの上手い人は、後ろからお尻を見ていると
いつストロークしたか分からないぐらい下半身不動です。
パッティングのストローク中に下半身が動かないためのコツは、
やはりお腹を凹めることです。
ドライバーショットでも本来は効果があるのですが、
案外お腹に力を入れながら上半身の他の部分を
リラックスさせることは難しいものです。
そのため、ある程度練習を積まなければ
ドライバーショットで飛距離に繋げるまでには至りません。
しかし、練習すれば肩甲骨も
大きくしならせることができるようになり、
飛距離もグンと伸びます。
まずは、バックスイングでシャツに捻れたシワが出ていないか確認して、
シワをつくらないバックスイングを
ゆっくりシャドースイングで練習しましょう。
では、また。
<本日のオススメ>
もしあなたが、50歳以上で
最近飛距離の衰えを感じてきたとしても、
たった2分で飛距離の悩みを解決出来るとしたら…?
もしあなたが、身体に痛みやケガを抱えながら
ゴルフをしていたとしても
昔みたいに飛ばすことが出来るようになるとしたら…?
そんな方法があるのでしょうか?
実は、あるんです。
その方法をドラコン女子チャンピオンが
期間限定で公開します。
↓
http://g-live.info/click/stm_1811/
11/14(水)までの期間限定