From:大森睦弘
神戸の自宅より、、、
こんにちは、大森睦弘です。
さて、今回は
「トップの両肩のラインで爆発的飛距離アップ」
というお話をさせていただきます(ビデオ&おまけあり)。
トップでの両肩を結んだラインを
真後ろと直角になることを意識すれば、
爆発的に飛距離アップできます。
ここで重要なことは。。。
(続きはビデオにて)
トップの両肩のラインで爆発的飛距離アップ
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(おまけ付き)
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胸の向きではない
ここで重要なことは、胸の向きではないことです。
では、詳しく見ていきましょう。
胸と両肩のラインの関係
よく勘違いされることは、
胸の向きと肩は同じだとする間違ったイメージです。
実は、肩は腰から上の体幹の上に浮かんでいる
肩甲骨に乗っています。
ところが、この肩甲骨の意識がないゴルファーは多いです。
胸と肩は固定的な関係ではなく、
肩甲骨が体幹の上をスライドすれば向きは変化します。
トップの無理な胸の向きに注意
そして、トップでは胸を振り出し後方へ向けましょうと
言われていたりします。
しかし、胸を真後ろに向けるためには、
胸から下を90度右にターンさせなければならなくなります。
腰の幅程度のスタンスの幅では、
バックスイングで右膝を伸ばし切るまで
しっかり脚を使ったら腰は右に45度ぐらいターンします。
さらにスタンスの幅を広げて肩幅ぐらいまで広げると
股関節がより深く入っていることで、
脚を使い切った場合で75度ぐらいまでになります。
そうなると、胸を真後ろに向けるためには体幹を右に捻るとか、
脚を横に捻る動きを行うことになり、このどちらも複雑で難しい動作です。
胸を真後ろをではなく両肩のラインを真後ろ
本来は体幹は硬い一枚板にして脚の動きで体幹全体をターンさせ、
その上に浮かぶ肩甲骨をスライドさせることが
上半身のしなりとなります。
バックスイングでは下半身の動きで体幹を一塊りとして
75度程度右ターンさせたら、後は左肩甲骨を胸の方向へスライドさせます。
そして、左右の肩を結んだラインが真後ろに対して直角になれば、
楽に上半身をしならせはじめた理想的なトップになります。
下半身と上半身を分けて見てみる
ところが、下半身と上半身を同時に動かすと、
本来の動き以外の余計な動きである代償動作をやっても気付きにくいです。
そこで、まずは上半身を固定して下半身だけ正しく純粋に動かして、
その後上半身だけ動作させてみます。
まずは、通常のフルショットでのセットアップを行います。
そこで、腰から上に力を入れてガチガチに固めます。
指も白くなるほどきつく握りましょう。
そこから、下半身だけ使ってバックスイングします。
脚を使い切ったところで、今度は腕を使って
クラブを右肩の斜め上に向かって運ぼうとします。
右肘と手首はセットアップでの形を維持して、
腕をあげるだけの動きをおこないます。
そこから、右腕でクラブを支えておきます。
そして、左手をグリップから離して、だらりと下に落として
ブルンブルンとやって完全に力を抜きます。
その左肩から指先まで力がぬけた感じをできるだけ維持して、
左手をグリップに添えます。
そして、左肩周りから左腕全体をリラックスさせた状態のまま、
右腕を支えにしながら手首を折る動きで
ヘッドをトップに向かって動かします。
右腕はシャフトに押されて少し曲げさせられながらも
しっかりシャフトを支えて、
ヘッドの動きでグリップエンドが左肩から離れるようにします。
ここで、左肩甲骨から指先までリラックスさせておくことで、
グリップエンドの動きをできるだけ邪魔しないように
左肩甲骨をスライドさせることを強く意識しましょう。
そうすると、左サイドをリラックスさせることで
左肩甲骨は段々胸の方向へスライドしてきて、左肩と右肩を結んだラインが
振り出し方向と直角になるまで動かすことができます。
そして、シャフトが地面と水平になるぐらいまで、
右肘はシャフトに押されて少し曲がりながらも
手首はしっかり曲げていきます。
これが上半身を正しくしならせた理想的なトップです。
この動きをゆっくりやってみていると、段々左肩甲骨を意識できて
しっかりスライドできるようになってきます。
通常ショットのトップ近くで同じような感覚になるように、
このゆっくりシャドースイングを
通常ショットの合間に入れて練習してみましょう。
まさに、体幹に対して腕とクラブが縦に動くことを
肩の向きの意識で実現でき、
正しいしなりによる爆発的な飛距離アップに直結します。
腕は縦振り
そして、トップでの両肩の向きが決まったら、
腕を縦に動かすだけで最高のトップです。
腕は肩から付いているので、両肩の向きが真後ろを向けば良いです。
逆にいうなら、胸は右に75度程度ターンすれば十分です。
胸を真後ろに向けようとすると、先ほどお伝えしたように
脚を右に捻るとか体幹をゆるめて右に捻ろうとしてしまいます。
脚は地面に対して横方向の複雑な動きでは、
スイングは難しくなります。
体幹がゆるむと下半身のパワーは腕まで伝えにくくなり、
手打ちを助長します。
ところが、ゴルフのスイング軌道を意識すると、
クラブは横方向へ振るイメージが強いものです。
バックスイングではクラブを手で右後ろへ引こうとしやすく、
ボールヒットに向かっては左後ろに手で振る動きをやってしまいます。
しかし、本当は上半身に対して腕とクラブは縦振りです。
体幹は捻ってはいけない
また、そもそも腰椎の回旋可動域は5本で5度ですから、
構造的にはほとんど捻れないというか捻ったら
腰椎への負担が大きく故障の要因になります。
胸椎は12本で全体で35度ですから、
一個あたり2~3度でそこそこ捻れます。
ところが、腰椎は前弯、胸椎は後弯しているのが自然です。
そのため、腰椎や胸椎のどこをどれだけ捻るかで肩の傾きは変化し、
体幹を捻って肩を精度良く回すことはかなり難しくなります。
上半身の正しいしなりと腕の縦振りが飛距離の要
上半身を正しくしならせることと、
腕の縦振りが楽に飛距離アップできるための要です。
そして、ダウンスイングでは、
グリップエンドを振り出し後方の地面に向かって
突き刺すイメージで振ってみましょう。
振ると言っても、手の力で振るよりは体重を使って振りたいものです。
しかし、人はどこかでは自ら力を出して振りたいものです。
そして、その衝動はなかなか抑えることはできません。
それなら、このダウンスイング序盤でグリップエンドを振ることだけは
めちゃくちゃがんばって力を出してもまあまあ大丈夫です。
本来は、ヘッドがまだトップに向かっている最中に、
左腰を低く落としてくるようにして下半身を先行動作することで
上半身のしなりを強めつつグリップエンドを体重で振ります。
体重を使ってグリップエンドを地面に突き刺そうとするイメージです。
ここで、自ら出そうとする力を入れるほど、
左肩甲骨周りにも力が入ってしなりのエネルギーは溜めにくくなります。
とはいえ、グリップエンドの方向さえ
正しい方向へ意識を持っていくことで、ヘッドを振ろうとするよりも
しっかりしなりのエネルギーを溜めることができます。
まさに、グリップエンドを地面に向けようとするほど、
ヘッドをリリースするのではなく
まさに手首を深く折りながらダウンスイングできます。
さらに、グリップエンドを振り出し後方の地面に向けようとする動きは、
右腕を曲げるのではなくしっかり支えにする力の出し方をさせてくれます。
それによって、右腕が支点となってヘッドが置いていかれることで
テコの働きでグリップエンドが左肩から離され、
左腕が引っ張られて左肩甲骨は胸の方向へスライドさせられます。
これは、まさに上半身のしなりのエネルギーを溜めている動きです。
このダウンスイング序盤で手の力でグリップエンドを振ろうとしたとしても、
上半身はしならせることができることは、
手打ちからの脱却の大きな第一歩となります。
トップでの胸ではなく両肩を結んだラインを強く意識して、
ダウンでは左腰を低く落とすしてから、
グリップエンドを振り出し後方の地面に突き刺そうとしてみましょう。
シャフトが柔らかくなった感じがして、
体もシャフトもしっかりしならせることができるようになるとともに
爆発的に飛距離がアップしてきます。
では、また。
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