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この事例を見てあなたも「5秒練習」を!

2012.12.05
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

 

おはようございます、小原大二郎です。
今日は練習を継続することのメリットについてお話しします。
忙しくてゴルフの練習を続けることができないという悩みをよく聞きますが、
この話がきっかけで練習が習慣になるかもしれません。
先日、Kさんという方から、練習についての相談をいただきました。

 
Kさん「小原先生、やっぱり仕事で忙しくて、なかなか練習できなくて・・・」
小原 「ええ、わかりますよ。お仕事しながらだとつらいですよね、、、
この前の『1分でもいいから練習』っていうのでも無理でしたか?」
Kさん「ええ、家に帰ってから『クラブを握るだけ、振らなくてもいい』っていう
小原さんの話、やってみようとしているんですけど、
仕事で疲れきって帰ってきても、クラブに手が行かないんですよ」

 
■実は5秒でもいい
こういうKさんのような忙しい方が、
「練習時間が取れなくて、、、」という話は、私もよく聞きます。
クラブのたった一振り、1球だけのパター練習にも手がいかない、、、
しかし、あなたの心構えをちょっと変えるだけで、
継続した練習はできるようになるはずです。

 
1分でもいいんです。
一回、アプローチの素振りをするだけでもいい。
もっと言いましょう。5秒でもいいんです。
クラブを握るだけ、グリップに指を触るだけでもいい(これは言いすぎかな… 汗)。
練習が無理なら、本当に短い時間の練習だけでも続ける。
それだけでもいいのです。

 
「そんな練習で本当に効果があるの?」と思うかもしれませんが、
以下の3つのメリットがあります。

 
◆1.毎日必ず一回、ゴルフとのコンタクトが取れる
一日一回のゴルフとの接触があることで、
いつでもゴルフのことを忘れずにいることができて、
ゴルフへのモチベーションを継続させることができます。
ここでは、うまくなるのが目的ではありません。
継続して触れているという意識が大切です。
でも、意外とこれが出来ていない。
ここまで言うと、
「じゃあ、雑誌を読むとか、DVDを見るとかじゃダメなの?」
という質問があるかもしれません。
もちろんそれも悪くはないのですが、
できればクラブぐらいには触れてほしいと思っています。
一回でもいいから、クラブを振ってほしい。
自分の身体に、クラブを振るという実感が毎日あるというのは、
それぐらい大切なことです。

 
◆2.さすがに「1分」というわけにはいかず、気づけば練習時間が確保できる
「なんだ、1分じゃないんじゃないか!」というツッコミがありそうですが。。。(笑)
でも、これはとても大事なことです。
もしあなたがゴルフが本当に好きだったら、
一度クラブを握って「1分だけ」というわけにはいかないですよね?
気づけば3分、5分と、スイングの感覚を確かめるでしょう。
そうなったらしめたもの。
かねてからやっている練習に、あれこれ手を出してみればいいのです。

 
◆3.単純接触効果
単純接触効果(たんじゅんせっしょくこうか)というのは、
「繰り返し接すると好意度や印象が高まる」という心理学的な効果のことです。
何度も見たり、聞いたりすると、次第によい感情が起こるようになります。
CMなどで何度もその商品を見ていると、
よい商品だと思ったり欲しくなったりするのと同じことですね。

 
■継続した練習ほど強いものはない
忙しくても、毎日毎日こんな程度の練習でも継続していれば、
ゴルフのことがますます好きになります。
好きになれば、練習もするようになる。
練習すれば、うまくなる。
いい循環に入っていけるようになります。
もしあなたが、忙しくて練習する時間が取れないとか、
クラブを握る気力がないというのなら、この方法を試してみてください。

 
ちなみに、Kさんにもこのことを話して、
続けてもらっているのですが、この前話を聞いたら、
「小原先生に言われたように、毎日5秒と思ってやってると、
意外と5分、10分ぐらいの時間は取れるんだな、って気づきました。
「それと、ゴルフのおかげでなんだか仕事のほうにも余裕がでてきた気がします。
あれだけ仕事に忙殺されていたんですけど、、、不思議ですね」

 
ゴルフには意外な効果もあるんですね。。。
またメールします。
小原大二郎

 

 

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ゴルフスイングの基本となるもの

2012.12.05
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

 

おはようございます、小原大二郎です。

 
今日はいつもとちょっと趣向を変えて、
テクニカルな部分の話をしようかなと思います。
ちょっとだけ、いつもと頭を切り替えてお読み下さい。

 

 
突然ですが、あなたに質問です。
「ゴルフスイングの基本になるもの」
そう聞いて、あなたは何を思い浮かべますか?

 
「身体の強さ」「体型」
もちろん、そういったものもゴルフのアドバンテージの一つにはなります。
しかし、、、
ゴルフスイングの基本として、一番私が大切にしているもの。それは、

 

「グリップ」と「アドレス」
この2つです。

 
■「大切」に思う度合いが違う
「なあんだ、そんなこと知っているよ。」

「小原さんもよくそんなことを言っていますよね?」
そんな声も聞こえてきそうですが、
おそらくあなたが考えているよりも「大切」に考えていると思います。

 
プロゴルファーでさえ、アドレスは日々チェックをしています。
・自分のグリップの形になっているか?
(ストロンググリップ、スクエアグリップ、、、)

・前傾角度は正しく作られているか?

・手元の位置はスクエアになっているか
(ハンドファースト、ハンドレート、ハンドダウン、ハンドアップ、、、)

・肩、太もも、スタンスのラインは平行になっているか?

・腕の長さが両腕同じになっているか
(左右どちらかの腕が長くなっていないか?)

・正しいボールのポジションを取れているか?

・重心の位置は正しいか?
ざっと思い出しただけでも、グリップとアドレスだけで
これだけのチェック項目があります。
まだ他にもチェックできる項目はたくさんありますが、
プロはこれらを日々チェックしているということを頭に入れておいて下さい。

 
■グリップはゴルファーの唯一の命綱
特にグリップは、ボールを直接打つクラブと体をつなぐ
唯一の接点でもあります。
その接点が正しい動きが可能な体勢になっていないと、
正確なショットが打てなくなってしまいます。

 
また、アドレスは、正しいスイングをするための土台となる部分です。
空手で言えば「型」のようなものですね。
ショットの良し悪しとアドレスはそれほど影響はないという人もいますが、
よいアドレスが出来ていない人によいショットが打てるわけがない、
というのが私の意見です。
土台の部分、これはどのスポーツでも共通する大事なポイントですよね。
ゴルフの場合は、正しいアドレスを取ることで、
自分の持てる最大の飛距離と正確なショットを生むための準備ができるのです。

 
「最近スコアが伸び悩みだなあ」

「トップやスライスがまた出始めたなあ」
そんなふうに思っている方は、
まずはこのグリップとアドレスの2つが最も大切だということを頭に入れて、
日々チェックすることをおすすめします。

 
またメールします。
小原大二郎

 

 
追伸

今後は、こうしたテクニカルな内容も数日に1回ぐらいは織り交ぜながら
メールを送っていこうと思っています。
メールもたまには変化もつけないといけませんよね。

 

 

 

 

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90%以上のゴルファーが犯す間違いとは?

2012.12.05
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、
 
おはようございます、小原大二郎です。
 
今日はあるアメリカのセミナー中に話されたとても興味深い話をします。
ゴルフとは少し違う話なんですが、最終的にはゴルフにつながるので、
肩肘張らずに、まあ、ゆったりとした気持ちで読んでくださいね。

 
「ゴルフが上手くなりたい!」
そんなふうに思っているアマチュアゴルファーの大半が、
ある間違いを犯してしまっているために、失敗していること。
以下の話は、その失敗の最大の理由を
見事に表しているんじゃないかと思います。

 
■ハンバーガー競争
あるアメリカのビジネスセミナーで、
講師は参加者たちにこんな質問をしたそうです。
「もし、私とあなたたちがそれぞれハンバーガー屋を始めます。
それで、誰が一番売れるか競争します。
そのとき、あなたたちはその競争に勝つために
どんな“条件”が欲しいですか?」

 
参加者たちの答えはバラバラだったそうです。
「隠し味に使う秘密のソースが欲しい」
「最高のハンバーガーを作るために最高の牛肉が必要だ」
などなど、中には、「最高の立地」と言った者もいた。
あるいは、最も低価格で売りたいと言うものもいた。
講師はこう答えました。
「よろしい。みなさんが言った条件は全部差し上げます。
全ての有利な条件をあなたがたにお渡ししたところで、
私はたった一つだけ、ほしいものがあります」
「それさえあれば、私はあなた達全員を打ち負かすことができます」

 
■私がほしいもの。それは、、、
「一体、何が欲しいんだ?」参加者は聞きました。

 
「それは、、、お腹を空かせた群衆たちですよ!」

 
この話は実際にあったお話だそうです。
ただのビジネスのお話のようにも思えますが、私はプロゴルファーですので、
ゴルフにも同じことが言えるのではないかと思いました。

 
「いい上達方法、いいスイング、飛距離、高価なドライバー、強靭なメンタル、、、」
もしあなたがこれらを持っていたとして、何の障害もなくシングルプレイヤー、
そしてプロゴルファーになることができるでしょうか?
おそらく、答えは「No」だと思います。
それらを素質として全て持っていたとしても、
心からの「ゴルフがうまくなりたい!」という気持ちがなければ、
それらは全てムダになってしまうのではないでしょうか?

 
私の知っている先輩プロゴルファーが、
先ほどの話と似たようなことを言っていました。
「小原、、、何があれば、ゴルフが上手くなると思う?

それはな、、、うまくなりたいという気持ちが一生続くことだよ」

 
ゴルフ上達で大切なのは「上手くなりたい!」という気持ちです。
これさえあれば、時間はかかるかもしれませんが、
ゴルフは必ずうまくなります。
逆に、この気持ちがなければ、
どんなに才能に恵まれていたとしても、ゴルフはうまくなりません。

 
詳しくは名前も忘れてしまいましたが、
80歳を過ぎたある有名な音楽家も、こんなことを言っていたそうです。
ある人から、
「あなたは80歳を過ぎて“巨匠”と呼ばれるまでになったのに何故、
いまだに毎日欠かさず練習を続けているのですか???」

 
こんな質問をされて、
その音楽家は、静かにこう答えたそうです。
「今でも、うまくなっているからですよ。」

 
うまくなりたいという気持ち、いつまでも持ち続けたいですね。
またメールします。
小原大二郎

 

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あなたの練習、大丈夫ですか?

2012.12.05
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、
 
おはようございます、小原大二郎です。
 
「なんで練習の成果が出ないんだろう、、、」

「ちゃんと練習しているつもりなんだけどなあ、、、」

 
最近、私が教えている生徒さんから立て続けにこんな質問を受けています。
ちゃんと練習しているはずなのに、ぜんぜん上達しない。
ひどい場合は、むしろ練習した後のほうがショットが悪くなったという話も、、、

 
せっかく時間を取って練習しているのに、成果が出ていないわけですから、
これではやる気もなくなってしまいますよね。
もしあなたが週に合計して1時間をゴルフに費やしているとして、
月に4時間、年間で48時間。
最悪、丸二日という貴重な時間をムダにしてしまうかもしれないのです。

 
■練習の成果を出す7つの工夫
練習の成果が出るかどうかは、ゴルフ上達の生命線です。
では、どうすれば「練習の成果が出ない!」という事態を防ぐことができるのでしょうか?
この対策としては、たくさんの方法がありますが、
とりあえずはこの7つを日頃から実践しましょう。

 
◆1.定期的に練習する
1日5分でも10分でもいいです。
毎日定期的に練習することを心がけましょう。
あまりに練習の間隔があきすぎてしまうと、
同じ練習をしていても「あれ?」「こんな感覚だったっけ?」となってしまいます。
定期的に練習をしていないと、積み重ねたものがどうしてもムダになってしまいます。
今までの時間を無駄にしないためにも大切なことです。

 
◆2.練習した日時と練習内容を記録しておく
毎日練習していないと、
「あれ、この前何を練習したっけ?」
となってしまうことはけっこう多いです。
前回の練習内容を覚えていないと、
今日はその続き、という意識になりにくくなってしまいます。
「前回練習したことの続きをやる」
という意識をして、連続性のある練習をするのがベターです。

 
小さなノートでもいいので、練習内容を記録しておくことをおすすめします。
こんなことを書くと「めんどくさいなあ、、、」と思われるかもしれませんが、
慣れてしまえば、練習の記録は30秒ぐらいでできてしまうものです。

 
◆3.シンプルな練習を積み重ねる
上達するための練習というと、
ものすごく工夫された高度なことをしなければいけないと思うかもしれません。
しかし、プロゴルファーでさえ、やっている練習はものすごくシンプルです。
決してトリッキーな練習をしているわけではなく、
誰もがやっているようなことを継続してやっているものです。
「あれ? こんな練習だったっけ?」となってしまうような
自分でもやり方がわからなくなってしまうような複雑な練習はしないようにしましょう。
複雑な練習を1日だけやるより、シンプルな練習を1週間、
少しずつやったほうが成果は確実に上がります。

 
◆4.メニューに迷ったらアプローチとパターの練習を
練習場に行くと、ドライバーばかりを練習している人をよく見かけますが、
ドライバーは1回のラウンドで最低14回しか振らないクラブです。
しかも、ドライバーで大振りの練習ばかりしていると、
せっかくうまくいっているスイングも乱れてきてしまいます。
せっかくわざわざ練習場に来て、時間とお金を使っているのに、
それではもったいないですよね。

 
ですので、練習に迷ったら、まずはアプローチの練習をしましょう。
まずは自分のアドレスやスイングが乱れていないかをチェックして、
その上で30yのアプローチ練習から始めればよいでしょう。

 
◆5.疲れたら無理をしない
せっかく練習時間が取れたからと、
その日に根をつめて練習してしまうことがあります。
しかし、疲れた身体と心で無理をして練習をしても、成果は出ません。
身体がつらくなってきたら、一休みする。
あるいは、明日に持ち越す。
それぐらいの余裕を持って練習をするようにしましょう。
無理をしたからといって上手くなるわけではありませんから。

 
◆6.うまくいっているかを常にチェックする
基本中の基本ですが、練習をしたら、その成果をチェックしましょう。
一番結果がハッキリ出るのはラウンドすることですが、
なかなかラウンドに行けないという人も多いと思います。
そのような人は、月に1回、自分の成果をチェックする日を作ります。
たとえば、
・30y、50y、100yのアイアンチェック

・フェアウェイウッドの飛距離チェック

・ドライバーの飛距離チェック
これらを練習場で行うのです。

 
あるいは、練習場で「仮想のホールを回る」という方法もあります。
よく覚えているゴルフ場の、●番ホールをイメージして、
ティーグラウンドからグリーンに乗せるまでをシミュレーションしながら打つのです。
そういうホールを頭の中に数ホール用意しておいてラウンドして、
そのスコアで成果を確認する、というわけですね。

 
◆7.結局は客観的な目
なんだかんだ言いましたが、一番いいのはゴルフが分かっている人間に
スイングをチェックをしてもらうのが一番です。
自分で考えて練習をしていても、自分ではわからないことの方が多いです。
ですからプロもコーチをつけているのですから。
自分を客観的に見てくれる人というと、友達やゴルフ仲間に見てもらうという人もいますが、
どんなに上手い人でもあなたの全てを見てくれるわけではないので、
やはりそこは、プロのコーチに見てもらうのが近道です。

 
6つ目のチェックのところと似ていますが、もし見てくれる人がいないのなら、
自分の技術の基準値のようなものを作っておいて、
基準とどれぐらいずれているのかを測れるようにしておくといいと思います。
・ドライバーのフェアウェイキープ率は?

・アプローチで5m以内に寄る率は?

・1mのパットの成功率は?
これは人によって違いますが、自分の技術の基準値となる
バローメーターを作っておくのです。

 
以上7つのポイント。
ゴルフ上達には、実のある練習ができているかどうは生命線です。
練習の7つのポイント、改めてチェックしてみてくださいね。

 
またメールします。
小原大二郎

 

 

 

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これでは成果は出ない…

2012.12.05
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、
 
おはようございます、小原大二郎です。
「どんなに知識が豊富でも、これがなければゴルフは上達しない」
「目に見えるところではなく、目に見えないところのほうがはるかに大切」
そんな事を痛感させられた出来事でした。

 
私が教えているIさん、そしてKさんの二人。
二人はゴルフ歴は違うものの、年齢も同じく40歳後半ぐらい、
スコアはほぼ同じ、だいたい110ぐらいでした。
ゴルフ歴は、Iさんは6年、Kさんは10年ぐらい、
(Kさんは途中何度かブランクがあったようです)
たまたまほぼ同じ時期に私がレッスンをすることになりました。

 
Iさんはスイングがとてもキレイ。
一方のKさんは、どちらかという無骨なスイング。
Iさんは練習好きの真面目タイプ、
Kさんはどちらかというサボリグセのある練習嫌い。

 
「うーん、総合しても、キレイなスイングのIさんのほうが
すぐに簡単にうまくなるのかなあ、、、?」
そんなことを思いながら、
二人のレッスンをやっていたのをよく覚えています。

 
■「簡単に行けるかな…」
しかし、現実は・・・
そんなふうに思っていたIさんのほうがなかなか上達しません。

 
上手く言えないのですが、毎回のレッスンでIさんに出てくる
スイングの変なクセみたいなものが、そのつど変わるのです。
「なんでだろうなあ。。。」と、ずっと思っていました。

 
一方のKさんはというと、初めはクセのあるようにスイングも、
よくよく見てみると、Kさんの身体に合った振り方だったようでした。
それなら、ということで、
Kさんの個性を生かしたスイングにしようと方向転換しました。

 
結果として、Kさんのほうが一足先に100を切る結果に。
一方のIさんは、まだ110前後をウロウロ、、、
そこで思い切って、Iさんに質問してみました。

 
小原 「Iさん、普段から何か気をつけていることありますか?」

Iさん「うーん、小原先生の言うとおりにやっているんですけど…
あ、でも、雑誌とか読んじゃうと、ついつい別の練習とかもしてます」

小原 「ああ、なるほど。。。それでなんですね」

Iさん「え?」

小原 「いや、毎回レッスンのたびにIさんのスイングのクセが変わるので、
なんでなんだろうって、ずっと思ってたんですよ」

Iさん「そうだったんですか。。。」

 
■目に見えるものはアテにはならないことも
キレイなスイング、勉強熱心、、、
Iさんのこうした「目に見える」点というのは、
どうしても目がいってしまいがちです。
しかし、Kさんのほうが結果として上達は早かった。
Kさんのほうは、他のものには目もくれず、
言われたことを忠実にこなしていた。
そして初めから、無骨ではあるけれども
自分に身体に合ったスイングを無意識に身につけていたこと。
これが勝因だったと思います。

 
Kさんは、ゴルフの理論とか、そうしたことは全く知りませんでした。
でも、自分に合ったスイングを知っていたという点では
「センスがある」と言うこともできるのかもしれません。
しかし、それよりも大きかったのは、知識や理論で頭を一杯にせずに、
わき目もふらずに言われたことを素直にやり続けるという
むしろ「目に見えない」点が勝因だったと思います。
そんなことを痛感させられたIさんとKさんでした。

 
もちろんその後、Kさんは心を入れ替えて練習を続けて、
それからすぐ、見事に100を切ることができました。
横道にそれないこと。自分に合ったスイングをすること。
やっぱりこの2点がポイントなのですね。

 
またメールします。
小原大二郎

 

 

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