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米国プロ・スランプ脱出の秘密兵器とは?

2023.08.10
ezure

From:江連忠
宮古島の自宅より、、、

こんにちは、プロゴルファーの江連忠です。
 

さて、今回は、
 

 「米国プロ・スランプ脱出の秘密兵器とは?」
 

というテーマで、お話ししたいと思います。
 

実は、アメリカツアーで不調のプロたちが
復活するためにやっている「あること」があります。
 

それは一体、なんだと思いますか?

その秘密兵器とは…?

それは、以前にも少しご紹介しましたが
 

 インパクトバッグ
 

です。
 

ツアーで調子が悪くなっている人たちが
復活する前にインパクトバッグをやっているようで、
それで見直されているようです。
 

インパクトバッグは中にタオルなどを入れて使いますが
バスタオルを巻いたり、古タイヤを使ったりなど、
用意するのはインパクトバッグでなくても構いません。
 

形はどうでもよくて、
いろいろ工夫をして上手くなることが大切であり、
それが面白いんですよね。
 

そうした工夫ができるようになると
何でも上手くなるというか、

またその工夫をするということが面白いですよね。

インパクトバッグの効用

先ほど、アメリカのツアープロの話として出しましたが、
 

実はこれ、本当はアマチュアの人に
もっと練習をして欲しいなと思っています。

(以前にも同じようなお話はしましたが)
 

あなたのゴルフをカンタンにする方法はコレ

https://g-live.info/click/230314_nikkan/

 

インパクトバッグ、ボールを打つ練習なんかよりも
明らかに多く、やってほしいんですね。

それは一体、なぜかというと、
 

 インパクトバッグは余計な力、力みを取ってくれるから
 

再三、この場でお伝えしているように
アマチュアの方のゴルフがゴルフが上達しない
一番の理由はやっぱり「力み」なわけです。
 

ですが、小さいボールに向かってクラブを振ると
そのボールを遠くに飛ばそうとして力んで、
いい結果は生まれません。
 

一方、ボールに合わせるのではなく
自然にエネルギーをポンと、インパクトバッグに
放出する感覚がつかめてくると。。。
 

不思議と、ゴルフというのは上手く行きだします。
 

これが、私がインパクトバッグを
本当に心からオススメする理由になります。

決してマネをしないで下さい…

前にもお話ししたことがあるように
まるで餅つきでもするかのように
ポーンとインパクトバッグを叩いてみてください。
 

タイヤ打ちとかでも、もちろん構いません。
 

ちなみに私は、日本プロゴルフ殿堂入りの中村寅吉先生
生前にインタビューをさせていただいたことがあります。
 

相当にお年を召した時のことだったと思いますので、
インタビューにうかがった際にお会いして、
年齢的に話すことは少し難しいのかなと、感じました。
 

ですがクラブを持った瞬間、びっくりするぐらいに
上手にそして饒舌に説明をしてくださったんです。
 

そして、中村先生は通常よりもかなり重いクラブを手に取って
駐車場にあるようなコンクリの車輪止めに向かって
 

 「カーン!」「カーン!」
 

と、持っているクラブを打ちつけ始めたのです。。。(汗)
 

 「これだけやればいいんだ!」
 

そんなふうに言いながら、
コンクリートを「カーン!」「カーン!」と
ものすごい勢いで打っていました。
 

記憶では確か、そのコンクリートは割れて
破片が周りに飛び散っていたと思います。
 

中村先生は2008年に92歳でお亡くなりになり
そのお亡くなりになる数年前のことだったと思うんですが、
 

その時のことは、あまりに衝撃的で
今でもものすごく印象に残っている出来事です。
 

さすがにあなたはこの中村先生のように
コンクリの車止めを打つことは
なさらないほうがいいですが。。。
 

ですがこうした経験もあって、私はレッスンでは
インパクトバックについてはプロ、アマチュア問わず
数多くやっていただいているというわけです。
 

繰り返しになりますが、力みがあるとインパクトが安定せず、
おまけに減速してクラブが当たるようになります。
 

アマチュアの方はプロに比べると確実に
減速気味に当たってしまうので、それを避けるためにも
インパクトバッグは大変に有効です。
 

ぜひ、参考にしてみてください。
 
 

 真剣であることが、唯一のゴルフの楽しみ方。

 ゴルフは人生を豊かにする素晴らしい方法。
 
 

江連忠でした。
 

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プロのような練習ができない?それならコレを試して

2023.08.09
kondo2

From:近藤雅彦
神田のカフェより、

おはようございます。
近藤です。

 
よくトーナメントなどで
トッププロが練習場で
片手打ちをしているのを見て、

かっこいいなー、
自分もやってみたいなー、

と思って実際にやってみたものの

あまり上手くできなかった
という方、たくさんいると思います。

 
特に右利きのゴルファーが
左手で片手打ちを行う場合、
利き手でない方の手を使うので

どうしてもクラブがぐらぐらして
思うようにクラブのコントロールができず、

難しいなー
自分にはできないなー

と思って、
断念してしまう、、、

 
なんて方は少なくありません。

 
そういった方に、
片手打ち練習を可能にするための
とっておきの方法
を紹介します。

 
片手打ちの練習は、

手打ちのスイングが改善されたり、
体と腕の一体感がわかるようになったり、

他にも

スイング軌道をコントロールできる、
飛距離が伸ばせる、
ボールが曲がりにくくなる、

など、多くのメリットがあり、
非常にオススメな練習方法です。

実際、片手打ちの練習を
取り入れてから、

スイングの精度が一気に上がり、
90切りを達成した
、という方もいます。

 
ぜひ、今回の動画を参考に、
左片手打ちをマスターして、
スコアアップに役立てください。
 
動画はこちら

パソコンでご覧頂いている方は、字幕を出して見られるようになりました。
動画の下部にある字幕アイコンまたは)をクリックすると表示をオンにすることができます。字幕をオフにするには、[字幕] アイコンをクリックし、[字幕をオフにする] をクリックします。

■撮影協力:東京国際空港ゴルフ倶楽部(千葉県)
 
 
いかがでしたか?

 
左手首辺りを右手で掴み、
サポートする
ことで

普通に左手だけで打つよりも
クラブが安定して打つことができます。

そして、この打ち方で慣れてきたら、
徐々に左手だけで打ってみましょう。

 
ポイントはボールに
当てに行かないことです。

最初の方は、なかなか
上手くボールに当てることができず、

なんとかボールに当てようと
してしまいがちなのですが、

体とクラブの動きを
しっかりと同調させる
ことを
意識してやってみてください。

 
コレが安定してできるようになると、

手打ちが改善されて、
ダフリやトップなどのミスが減り、
スコアアップにも繋がってきます。

是非、今回の動画を参考に
片手打ち練習をやってみてください!

 
 
近藤

 
 
 

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ゴルフライブ会員様にご案内したときは、
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スコア上達のシンプルな法則

2023.08.08
ezure

From:江連忠
宮古島の自宅より、、、

こんにちは、プロゴルファーの江連忠です。
 

さて、今回は、
 

 「スコア上達のシンプルな法則」
 

というテーマで、お話ししたいと思います。
 

今日お話しすることを守っていただければシングル、
いや、プロになることだって夢じゃありません。
 

 「江連さん、さすがにそれは無理です。。。」
 

もしあなたが、そんなふうに思ったのであれば
ぜひ聞いていただきたい話になります。

プロだから出来るんでしょう?

前回、前々回と、9番アイアンの練習について
お話ししていますが、
 

[質問] 14本のクラブの中で「王様」は誰?

https://g-live.info/click/230801_nikkan/

 

ゴルフ上達で絶対にやってはいけないこと

https://g-live.info/click/230803_nikkan/

 

 「そんな練習、プロだから出来るんでしょう?」
 

そんなふうにおっしゃる方も、いるのかもしれません。
 

ですが、以前にもお話ししたことがあるかもしれませんが、
永久シード選手の片山晋呉プロは、30ヤードのアプローチを
 

 ・右手片手打ち

 ・左手片手打ち

 ・両手打ち
 

これをキチンと確実にやっておけば
「シードが取れる」と言っています。
 

なぜ、そのようなことが言えるかといいますと、
 

 ・音

 ・高さ

 ・速さ

 ・スピン

 ・打点

 ・入射角

 ・体の使い方
 

左右片手打ちの30ヤードには
これらが全てが凝縮をされているからなんですね。

9番アイアンの練習も同じ

繰り返しになりますが、片山プロは
 

 「これ(30ヤード)を磨けば、プロとして食べていける」
 

そのように言っています。
 

そしてそれは、先日お話しした
9番アイアンの練習についても、同様のことが言えます。
 

 ・9番アイアンで、ほんの少し飛ばす

 ・ほんの少し、飛ばさない

 ・少しだけ、スライス

 ・少しだけ、フック
 

こうした練習は、もうほぼプロと一緒です。
 

シングルのハンデを目指そうとしたら
基本的に使う技術はある程度、プロと一緒であって
 

あとはその精度を高めるかどうかというだけで、
意識としては完全にプロと一緒なわけです。
 

 「でも、そんなの私にはできません。。。」
 

ここでプロだから出来る、出来ないといって
諦めたり自信をなくしたりする必要はありません。
 

ちょっとでも自分の中でそうした感覚を高めたり
磨いたりする意志を持つことが、
上達のための第一歩だと考えてください。

9番アイアンを、心地良く打つ

なぜ、私がそこまで9番アイアンにこだわるかというと
 

 ・他のクラブでは難しいことだったとしても

 ・9番アイアンであれば、そこそこ飛んで
  楽しく練習が出来て

 ・体もしっかりと使い切ることができる
 

以前にもお話ししたとおり、このような意図で
9番アイアンの練習を一番おすすめしています。
 

とにかく、普通のフルスウィングも含めて
9番アイアンを一番心地良く打ってみましょう。
 

 (その際に「9番アイアンの2倍が、ドライバーの飛距離」を
  守って、くれぐれも飛ばしすぎないようにしましょう)
 

そしてその一球ずつに、
意図を含めながら打つことができたら。。。
 

それはもう、やっている内容としては
プロと一緒だと言えます。
 

ぜひ、参考にしてみてください。
 
 

 真剣であることが、唯一のゴルフの楽しみ方。

 ゴルフは人生を豊かにする素晴らしい方法。
 
 

江連忠でした。
 

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飛距離アップに繋がる”左肩”を使った深い捻転

2023.08.07
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます。
小原大二郎です。

飛距離アップするために
必要な要素はいくつかありますが、

本日は飛距離アップのための
体の使い方をテーマに
お話をしていこうと思います。

しっかりと飛距離を出していくためには
ヘッドスピードを上げる必要があります。

そして、ヘッドスピードを上げるためには
しっかりと体を捻ったスイングが必要です。

体の捻りが足りない状態で
なんとなくクラブを手だけで振っているスイングだと、

クラブヘッドのスピードを
十分に上げることはできません。

効率よくヘッドスピードを上げて
飛距離を伸ばすスイングにするためには、
体の捻りがポイントです。

そこで、しっかりとヘッドスピードを上げ、
飛距離がでやすいスイングにするための
ポイントをご紹介したいと思います。

 

体の捻りでヘッドスピードUP

 
体の捻りを利用して
効率よくヘッドスピードをあげるためには、

アドレスからバックスイングで
体を十分に捻るということです。

体が十分に捻れていないと
ヘッドスピードのあるスイングができません。

しかし、なかなか体感では
十分に体を捻ることができているか、
というのはわかりにくいかと思います。

自分のスイングが
しっかりと体がねじれているスイングなのかどうか、
それを確認するポイントとして…

いつも通りにスイングを行う際に
バックスイングでトップまで来たら一回止まります。

そして、確認ポイントとして、

左の肩の位置が、
顎の下まできているかどうかを確認します。

このときに顎の下に左肩が来ていると
体を十分に捻ることができています。

理想としては
肩の回転が90度以上あるといいのですが、
体の硬い方は90度まで回れば十分です。

 

頭の位置に注意

 
一つの指標として、
バックスイングで左肩が顎の下にもってくることを
意識していただきたいのですが…

左肩を顎の下に持ってこようとして
少し間違ったスイングになってしまうこともあります。

それは、体を捻ろうとした際に
頭が右に動いてしまうというバックスイングです。

これではヘッドスピードが上がったとしても、

スイング軸がズレてしまい
ボールに上手くミートすることが
難しくなってしまいます。

・顎の位置を変えない
・顎の下に左肩を持ってくる

これが出来ていると
うまく体が捻れたバックスイングになっているはずです。

あとは、力まずに 振り抜くだけです。

飛距離が伸びないと悩まれている方は
バックスイングでの体の捻り、肩の回転が浅すぎてしまって
スピードが出せないという方がとても多くいらっしゃいますが、

インパクトまでの助走距離をしっかりととることで、
自分にとっての最大のヘッドスピードを生むことができますので、

飛距離が伸び悩んでいる方は
本日ご紹介した2つのポイントを意識して
ぜひ練習に取り組んでみてくださいね。

 
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・力み過ぎによるスライス、トップ、
 ダフリ、シャンク等のミスショットが抑制

・スイング中の加速の阻害がなくなり
 ヘッドスピード・飛距離がアップ

・リズムが良くなり、全ショットの安定性が
 増すことでスコアが激的に改善

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【ビデオ】フォワードプレスはご利益満載

2023.08.06
ohmori

From:大森睦弘
神戸の自宅より、、、

こんにちは、大森睦弘です。
 

さて、今回は
 

 「フォワードプレスはご利益満載」
 

というお話をさせていただきます(ビデオ&おまけあり)。
 

フォワードプレスとはバックスイング開始直前に
体のどこかをバックスイングとは反対方向へ動かすことです。

では、このフォワードプレスで
どんなメリットを得られるのでしょうか。

ズバリ、それを知ったら絶対やりたくなります。
そのメリットとは。。。?

(続きはビデオにて)

フォワードプレスはご利益満載


パソコンでご覧頂いている方は、字幕を出して見られるようになりました。
動画の下部にある字幕アイコンまたは)をクリックすると表示をオンにすることができます。字幕をオフにするには、[字幕] アイコンをクリックし、[字幕をオフにする] または[なし] をクリックします。

 

(おまけ付き)
今回のメールマガジンの内容をPDFでもご覧になれます。
こちらからクリックしてダウンロードして下さい。

https://g-live.info/click/omrpdf230806/

※印刷してファイルなさる方にはこちらが便利です。

フォワードプレスの方法

まずは、フォワードプレスの方法を見てみましょう。

ヘッドをターゲット方向に向けてクラブの形が決まったら、
バックスイングを開始するまでできるだけヘッドとシャフトを動かさないで
足踏みして振りやすい足場を探します。

そして、足場が決まったら、すかさずグリップを体で振り出し方向である
左に向かって押し込んだ反動でバックスイングです。

ここで、グリップを手で押す感じではなく、
体重を使って押し込むようにします。

まさに、左脚に体重を乗せるようにしてグリップを押していきます。

フォワードプレスでのメリット

このように正しくフォワードプレスすることのメリットは、
ズバリ言ってよいリズムを簡単に手に入れることができることです。

実はリズム良いスイングは、ヘッドから一番遠い脚から動くことにつきます。

そして、フォワードプレスを体重を使って行おうとすることで、
脚からの始動になってリズムがよくなります。

ヘッドと足元はサンド・ウェッジでも3mぐらいの経路になりますから、
ヘッドの端である脚から動けば誰がやっても体はしなってくれます。

その体のしなりが良いリズムを導きます。

良いショットはしなりを使った動きから生まれますから、
基本的にはフォワードプレスはやった方が絶対お得です。

ただし、練習で意識するようにして、ラウンドでは意識せずに
自然にまかせることがフォワードプレス成功の要です。

フォワードプレスのバリエーション

フォワードプレスでの実際の動きとして
単に左脚に乗るようにしてグリップを押し込むこともありですが、
さらに腰を左にターンさせてみてもよいです。

まさに、インパクトをイメージして
その形に近い状態をつくるようにフォワードプレスすると、
インパクトも理想に近くなってきます。

また、左脚に乗ることで、その乗った反動を使って
右脚で地面を踏みやすくなります。

そうすると、バックスイングで右脚をしっかり伸ばして
腰をガッチリ右にターンさせやすくなります。

正しくフォワードプレスして、
しなりを使ったリズムよいスイングで楽にスイングしましょう。

しなりには動かす順番が重要

そして、体をしならせるためには動く順番は非常に重要で、
脚が手より先に動くようにします。

もし動き始めで手元から動いたら体はしなりませんが、
逆に足元から動き始めるだけで体全体がしなって
最後にヘッドが動きます。

ヘッドが遅れて付いてくることが
体をしならせるための大切なイメージで、
硬さが同じなら長い物ほどより大きくしなることができます。

体をできるだけひとつの長い物のように使えば、
リズム良い動きができます。

まずはバックスイング開始で足元から動き始めて、
ヘッドが一番最後に動くようにしてみましょう。

それだけでもスイング全体が下半身先行で動けるようになります。

バックスイングから下半身先行で動けたなら、
ダウンスイングからボールヒットでも
下半身先行で動きやすくなります。

手より脚

そして、脚の動きの再現性は高いです。

脳の中でも広い領域に渡って
手のコントロールに関連する領域が広がっています。

ところが、手に比べて脚は筋肉量の多さに対して、
それほど脳の中のコントロール領域が広いわけではありません。

このような生理学的な理由もあり、
手に比べて脚はある意味不器用です。

しかし、不器用な人ほど同じ動きしかできないわけですから、
逆に動きの自由度が少ないことになります。

そして、この動けるバリエーションが少ないことは、
欠点ではなく利点になります。

例えば、サッカーボールを脚でいろいろ操作することは難しいというか、
いっそのこと手で運びたくなったりします。

しかし、ボールを遠くまで蹴ろうとしたら、
手よりも脚の方がより強力に蹴ることができます。

さらに、ある程度決まったことなら
脚でも手と同じように動きの精度も高くできるものです。

ただ脚はいろいろな動きをやりにくいというだけです。

そして、ゴルフのセットアップで骨盤を前傾させて
クラブを持った状態での下半身の動きを見てみると、
かなり決まりきった動きしかできません。

特に膝が曲がっていないほど動ける範囲は限定的となり、
逆にこれしかできないというぐらいの小さな自由度となります。

膝は曲がっていれば曲がっているほど
いろいろな動きができることになり、動きの選択肢は増えます。

確かに、バックスイングで手なら本当にいろいろなところに
クラブを運ぶことができますが、
脚の動きだけだと動ける範囲はかなり限定されてきます。

また、多くの練習を積みあげるなら、自由度が高い手先を使っても
再現性は高度に発達させることもできます。

しかし、一般の環境でツアー選手並に練習できるでしょうか。

そうなると、手先よりも脚を使って動くほうが簡単です。

バックスイング開始でのコツ

そこで、バックスイング開始でさらに脚をうまく使えるための
コツを見てみましょう。

バックスイングでは腰から上の体幹は硬い一枚の板にしておいて、
体幹の右下にフックが付いているイメージで
右脚と体幹以外の力を抜きます。

左脚の力はゼロで左脚の重さも使ってだらんと右股関節のフックにぶらさがり、
まさに体重を使ってバックスイングします。

そうすると、左足つま先では左脚の重さだけを支えている感じになります。

バランスの取りやすい母指球の少し後ろで地面を踏むことを意識して、
右脚は伸ばしたほうが体重を楽に支えられます。

そして、バックスイングの出来るだけ早い段階から脚の動きを使い切れば、
ヘッドはかなり勢いをましてくれます。

後はヘッドの勢いを利用してトップまでいくようにしましょう。

特にバックスイング開始を脚の動きではなく手から先に動くと、
スイングで良いことはひとつもありません。

手を使ってヘッドを先行して動かすと、
その反動で脚は使いにくくなくなります。

さらには右肘を体の右横へシフトさせる動きで
クラブ全体を振り出し後方へ動かす動きなどでは、
もっと大きな反動で脚の動きを邪魔します。

これらの手の脚への悪影響は手の動きによる反作用ばかりか、
意識が脚から離れて手に移ることで脚への意識が薄れることにもあります。

セットアップで止まらない

また、セットアップで止まる瞬間があると
その後のスイングのリズムは悪くなり、止まると色々余計なことを考えて
動きがギクシャクするようになります。

ヘッドをボールの後ろにセットしたら、
気持ち良く振れそうな足場を探しながら足踏みをしましょう。

そうすると、股関節も動かすことでスイングで脚を使いやすくなり、
下半身から動けて下半身で上半身をしならせることができて
良いリズムでスイングできます。

フォワードプレスは案外スイング全体によい影響を与えてくれますから、
普段の練習でしっかり意識してやってみましょう。
 

では、また。
 

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「練習はしているのに、
 なかなかスコアに結び付かない」

そんなふうに思っているのであれば、
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難しい理論も技術も必要なく…

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