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ダフリ・トップの予防には、軸を意識!

2021.09.01
mizugaki-150x150

From:ガッツパー水柿
東京の自宅より、、、

 
こんにちは。ガッツパー水柿です。

 
まだまだ暑い日が続きますが、
8月も終わり、もうじき
秋を感じれる季節になってきますね。

 
過ごしやすい季節になってくれば、
練習場へ通う足取りも軽くなり、
 
本格的に今年中のベストスコア更新を
視野に入れる方も多いのではないでしょうか?

 
そこで本日は、
練習場でも簡単に実践できる内容で

スコアアップの大敵である
トップ・ダフリの対策ドリルについて
お話したいと思います。

 

ダフリ・トップの原因は軸のブレ

ダフリやトップがでてしまいがちな方に多いのが、
「体の軸がぶれている」スイングになっている方です。

 
体の軸がブレれば、当然スイングも不安定となり
インパクトも安定しません。
その結果、ダフリやトップにつながってしまうのです。

 
そのため、一度確認していただきたいのが、
「体の軸」が安定しているかどうかです。

 
この動画の練習方法で
軸をキープしたスイングの感覚を徐々に染み込ませて、
しっかりと安定したスイングを手に入れてください!



スマホの方、動画が見れない方はこちら

 
ダフリ・トップの対策ドリル、
いかがでしたでしょうか?

 
軸さえ安定すれば、おのずとスイングも安定し、
正しいボールヒットが可能になります。

 
もし最近、ダフリやトップで悔しい思いを経験したなら、
この内容を実践してスイングへの不安を払拭してください!

 
是非このドリルで
しっかりと安定した軸のスイングを手に入れ、
ベストスコアの実現にお役立てください!

 
ガッツパー水柿
 
 

 
<本日のオススメ>

練習場でもゴルフ場でも、
グローブやボールなど
小さい荷物が多いゴルファーに朗報です。

 
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【室内ドリル特集】同調スイング編

2021.09.01
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From:近藤雅彦
神田のカフェより

おはようございます、近藤です。

いやー、
あっという間に9月に入りました。

まだ暑さは残りますが
2021年の夏もジワジワと
終わりに近づいてます。

去年も今年もですが、
オリンピックや感染拡大の影響で
外に “出にくい” 夏だったはず。

ゴルフはもちろん、
家族との旅行や帰省の頻度も減り、
自宅で過ごす時間が増えましたよね。

単純に「暑い」という
理由もあるかもしれませんが、

ゴルフだけでなく、
練習の頻度も減ったという声を
よく生徒様から聞きます。

もし、これから秋にかけて、
新型コロナも収束に向かえば、

厳しい暑さも落ち着いて、
快適な気候と綺麗な紅葉の中ゴルフできる
【秋】というベストなシーズンに
突入するわけなのですが

ただ一つ、
注意が必要なのが、、、

この夏、
コロナや暑さの影響でゴルフから
離れている期間が長かった方は

久しぶりのゴルフで
スコアを落としたり、ミスが出たりと、
自信がもてないという可能性。

特に、手首や腕の動きですね。

ゴルフクラブというのは、
日常生活で手に持つほとんどのものよりも、
「軽い」という特徴があります。

ドライバーは300gを切ってきますし、
アイアンも400g前後のものがほとんどです。

しかし、よくコンビニや
自動販売機で買う500mlのペットボトルは
1本500g以上の重さがありますよね。

ゴルフクラブよりも明らかにコンパクトで
普段から片手で持ち運ぶペットボトルよりも
ゴルフクラブのほうがだいぶ軽いんです。

そんな軽いゴルフクラブを
久しぶりに手に取ると起こるのが、
「手打ち」という現象です。

両手で持つには
あまりにも軽すぎるということから、
手だけで持ち上げてしまいます。

そうすると、あなたもご承知の通り
飛距離が落ちたりミスが連発したりと、
気持ちよくラウンドできません。

そうならないためにも、
ゴルフ練習がしにくい状況だとしても
自宅の中で、室内で簡単に

手と腕、そして上体が連動した
理想のスイングの感覚を
保ち続ける必要があります。

そこで本日は、

室内で簡単にできる、
同調したスイングを身につけるドリルを
一つご紹介したいと思います。

簡単なものですので、
ぜひ参考にしてもらえればと思います。


スマホの方、動画が見れない方はこちら

パソコンでご覧頂いている方は、字幕を出して見られるようになりました。
動画の下部にある字幕アイコンまたは)をクリックすると表示をオンにすることができます。字幕をオフにするには、[字幕] アイコンをクリックし、[字幕をオフにする] をクリックします。


いかがでしょうか。

本日の動画では、
「メディシンボール」という道具を使って、
手と体の同調した感覚を養うための
ドリルをご紹介しました。

軽いゴルフクラブですと、
どうしても、手の力だけで振ってしまいますが、
5kgという重さのあるボールなら
手の力だけで持ち上げることが困難で、

しっかりと捻転して、
下半身で踏ん張って、腹筋や肩、
そして腕や手の筋肉まで
全て使って持ち上げるという

「体の同調」という感覚を
確かめることができるでしょう。

これは、ゴルフスイングにおいて
非常に重要な感覚なのですが、
日常では滅多に感じることができません。

だからこそ、メディシンボールなどの
特殊な “ツール” などを使って
感覚を保つ必要がありますので

ぜひ、あなたも試してみてください。

近藤



追伸:

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ダフりが怖い人にはコレが足りてません

2021.08.31
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From:江連忠
宮古島の自宅より、、、

こんにちは、プロゴルファーの江連忠です。
 

さて、今回は、
 

 「ダフりが怖い人にはコレが足りてません」
 

というテーマで、お話ししたいと思います。
 

 「ダフるのが怖い。。。」
 

そんな不安を抱えること、あなたもあるでしょうか?
であるのなら。。。

ダフりを恐れる人に足りていないもの

ズバリ、ダフリが怖いと嘆く人には
「あること」が決定的に足りていません。
 

では、それは一体なんだと思いますか?
 

 ・
 

 ・
 

 ・
 

 ・
 

 ・
 

 ・
 

 グッドショットの経験
 

ストレートに言えば、これです。

ダフりを恐れる人は基本的に
グッドショットの経験が足りていません。

ということで、なるべくたくさんのグッドショットの経験、
つまり「ダフらないで打てる」という経験を
積んでいってほしいわけなんですが。。。

具体的にどうしたら良いか?

 「江連さん、そんなこと言っても
  自分たち素人にそんな経験がたくさん積めるんですか?」

 

はい、大丈夫です。その方法は。。。
 

 ティアップして練習する
 

もう、これに尽きます。

実際、あの片山晋呉プロでさえも
基本的な動きを身に着ける時には
ティアップして練習しています。
 

 「え、でも毎回ティアップして練習なんて
  ちょっとめんどくさくないですか。。。?」

 「なんかそんなことを練習場でしていると、
  素人っぽいと笑われてしまいそうで。。。」

 

そんな声も聞こえてきそうですが、
だまされたと思ってやってみれば
その効果のほどが実感できるはずです。

ティアップすれば、それだけで自然に
グッドショットの数が増えていきますから。
 

ちなみにこのティアップの練習は
 

 ・ショートアイアンなど、
  自分の使いやすいクラブを使って

 ・ハーフトップ目の低い球を打っていく
 

これがコツになります。

最初はハーフスウィング、あるいは
スリークォータースウィングなどの小さい動きから始めて、
徐々にスウィングを大きくしていきましょう。

スコアライン下から1~2本目で球を捉える

もう一つのポイントとしてあるのが、
 

 ・この際に、球をフェースの真ん中でとらえるというよりも

 ・むしろフェースの下の方、スコアラインの
  下から1~2本目で球を捉えるようにする

 

この点に注意してやってみて下さい。
 

 「え、でも江連さん。そんなに下の方で打ったら
  間違いなくトップして、ゴロになってしまいますよ」

 

そんなふうに思っていませんか?
 

でももし、実際にこれをやってトップしてゴロになるのなら
それは「クラブを握る力が強すぎる」証拠です。
 

意外に思うかもしれませんが、
クラブをソフトに握ることができていれば
球は十分に上がっていくものです。
 

とにかく、この練習の意図としては
 

 「自分はクリーンに打てる」という自信をつけること
 

ここに最大の意味があるわけですから。

ティアップしての練習、これを続けることで
ダフりのミスは目に見えて減ってくるはずです。
 

このドリルによってあなたも
ダフりの恐怖とお別れしましょう!
 

ぜひ、お試しください。
 
 

 真剣であることが、唯一のゴルフの楽しみ方。

 ゴルフは人生を豊かにする素晴らしい方法。
 
 

江連忠でした。
 

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グリーン周り攻略で安定したスコアを!

2021.08.30
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From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます。
小原大二郎です。

もう明後日には9月だというのに、
関東は連日、猛暑が続いています。

まだまだ夏は去ってくれなそうです。

涼しい秋晴れの空のもとで
ゴルフができるのが待ち遠しいですね。

待ちに待った秋晴れのゴルフシーズン。

せっかくショットがグリーンの近くまで
持っていくことが出来ても、

グリーン周りのアプローチで
トップしてしまったり、

またダフってしまったりすると
ガックリしてしまいますよね。

たった1ホールがきっかけで、
その日のスコアを崩してしまう
ということもあると思います。

そこで今回はアプローチショット成功のための
アドバイスさせていただきたいと思います。

アドレスの3ポイント



まず1つ目、アドレスで重要なのは重心位置です。

重心位置は、
センターもしくは少し左側に多めにかけることを意識しれください。

右側にかけ過ぎてしまうと、
すくい上げる様な打ち方になってしまいますので、

アドレスを構える際は、
センターや少し左側に重心を置くことが重要になります。

2つ目のポイントは手元の位置です。

手元の位置は、
ボールの位置よりもやや左側に来ているようにします。

アプローチが苦手の方の多くは
手元の位置が右側にきてしまう
ハンドレートだという方が多くいらっしゃいますが、

いわゆる、ハンドファーストと呼ばれる状態が
非常に重要になります。

3つ目のポイントは前傾姿勢です。

アドレスで骨盤から
しっかりと前傾するようにしてください。

この際に背中だけを丸めてるような
前傾姿勢をとって構えてしまっている方がいらっしゃいます。

その状態ですと、
体の上下動や軸が不安定になってしまいますので

骨盤からしっかりと前傾するのが
ポイントとなります。

スイングの2ポイント



続いて、スイング中に意識していただいたい
2つのポイントをお伝えしたいと思います。

まず1つ目のポイントは重心の位置です。

重心位置は基本的には、体は右や左に大きく動かしすぎず、
軸はキープする、ということがポイントとなります。

アプローチが苦手な方の多くは
インパクトからフォローで右側に
重心が残ってしまう方が非常に多くいらっしゃいます。

特にスイングを行った際のフォローで
しっかりと左足の内側に重心が乗っているかどうか

確認しながら行ってみてください。

そして2つ目のポイントは手首の角度です。

ハンドファーストの状態を
バックスイング、インパクト、フォローで
手首の形を変えずに行っていくことがポイントです。

手首の角度を変えずに行っていくためには

アドレスで構えた際、
両肩と腕で作られる三角形をキープしていくことで、

手の形を変えずに
スイングする事ができます。

半身の回転が止まってしまうと手だけで振ってしまうような
動きになってしまいますので、

背骨を軸に上半身を回していく様な
感覚を、確認しながら

素振りで感覚を掴んでいってみてください。

そうすることで
手だけで振るのではなく上半身の回転で
スイングしている感じがつかめてくると思います。

最後に・・・



スイング中は重心移動と手首の角度
この2つのポイントをマスターできれば、
グリーン周りで大きなミスショットが防いでいけます。

今回ご紹介したのはアドレスで3つの
重心の位置、手元の位置そして前傾角度。

そしてスイング中の重心のコントロールと手首の角度。

これらのポイントをアドバイスさせていただきましたが、
一気に全てのポイント1回でチェックすることは難しいので、

アドレスのポイントやスイングのポイント、
それぞれ1つずつチェックしながら
アプローチショットを攻略していっていただければと思います。

1つ1つクリアしていただくことで、
グリーン周りの大きなミスが格段に減少してくるので、
ぜひ練習してみてくださいね。


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【ビデオ】これを知らないと一生ダフります

2021.08.29
ohmori

From:大森睦弘
神戸の自宅より、、、

こんにちは、大森睦弘です。

さて、今回は
 

 「これを知らないと一生ダフります」
 

というお話をさせていただきます(ビデオ&おまけあり)。
 

ボールを地面に置くショットでは、
体の重心がボールの先にある状態でヒットすれば
クリーンヒットの確率は高くなります。

そのボールの先へ重心をセットできるためにやるべきことを
しっかり認識してスイングすれば、ダフりは撲滅できます。

では、その具体的な方法とは?

(続きはビデオにて)

これを知らないと一生ダフります

スマホの方、動画が見れない方はこちら

パソコンでご覧頂いている方は、字幕を出して見られるようになりました。
動画の下部にある字幕アイコンまたは)をクリックすると表示をオンにすることができます。字幕をオフにするには、[字幕] アイコンをクリックし、[字幕をオフにする] または[なし] をクリックします。

 

(おまけ付き)
今回のメールマガジンの内容をPDFでもご覧になれます。
こちらからクリックしてダウンロードして下さい。

https://g-live.info/click/omrpdf210829/

※印刷してファイルなさる方にはこちらが便利です。

こうすればクリーンヒット量産

スイングの基本的な動きとして、
ボールヒットに向かってしっかり左にターンすることで
重心は左サイドに移動してくれます。

そして、トップに向かう切り返しで
左腰を低く落とそうとすればクリーンヒット量産です。

トップでの状態

そこで、まずはトップとはどんな状態にあるのかを
確認してみましょう。

トップでは腰から首の付け根である体幹の右ターンで
右サイドには手元やクラブ、さらには重いお腹など
多くの重量物が右側に集まっています。

その状態でダウンスイングしてきて、
下半身でパワーを全開できる体勢に入ろうとして両脚で地面を踏もうとしても、
案外、右脚に多く体重がかかります。

右脚で何かしようとする問題

さらに、右脚を使って腰を回そうとすると、
やっぱり右脚でよりしっかり地面を踏もうとして、
重心は左脚に動いてくれません。

特にダウンスイングで手打ちではなく、
脚を使おうとして右脚で地面を蹴っていませんか。

それでは、右脚で地面をとらえようとする本能で、
右サイドに落ちてくることを助長してしまいます。

ボールヒットに向かって左脚主体でターン

そして、左脚に重さが乗らなければ、
左脚を蹴っても単なる空蹴りで
地面に対してパワーを伝えることはできません。

本来は、まずは両脚で地面をとらえて
パワーを発揮しやすい体勢をつくった状態から、
左脚を蹴って両腿をキュッと締めることで腰は左にターンします。

右脚ではなく、左脚を積極的に使うことが重要です。

右脚は、ボールヒットに向かってクラブが振られた反作用で
右に押されることに耐えることで最大のパワーを発揮できます。

腰の左を低く落とすイメージ

そこで、ダウンスイングしてきてしっかり両脚で
地面を踏む体勢に入るために行うべき動きがあります。

それは、トップに向かう切り返しで
ヘッドがまだトップに向かっている最中に、
左の腰を低く落とそうとすることです。

腰の左サイドを低くしようとすれば、
右に集まっていた重さを素早く左方向へ
シフトさせることができます。

さらに良いことにこの動きでは、
ヘッドと左腰の真逆の動きで上半身は伸ばされて
しなりのエネルギーを溜めはじめることができます。

まさに、左手で吊革につかまった状態で左脚の力を抜いて、
左サイドを落とすようにぶら下がっている感じをイメージできると最高です。

切り返しで左の腰を低く落とす意識はダフり防止ばかりではなく、
しなりとそのしなり戻りを使った効率の良いスイングへ導いてくれます。

バックスイングで体重移動は意識しない

また、バックスイングで右に体重を移動させるという
間違った言い伝えで、体幹を右ターンさせるのではなく
右にシフトさせようとする動きのゴルファーは多いです。

回転よりもシフトのほうが出だしでは楽というか、
ある意味簡単そうな動きなので特にそうなる傾向がありますが、
背骨を中心に回転すれば重心は勝手に移動します。

さらに悪いことに、右に体重を持っていこうとすると、
頭を右に動かしてしまいます。

軸の先端の平均的には6kgもある重い頭をバックスイングで動かすほど、
トップのポジションはばらつきやすくなりスイングの再現性は低下します。

体幹の右ターンで体幹の前側にある重いお腹は斜め右上にあがってくるので、
それをセットアップのポジションまで落とす動きで
上半身のしなりをつくり始めるエネルギーにします。

しかし、ターンではなくシフトで行うと、
動きとしては再現性が悪くなりますから注意が必要です。

頭は背骨の前側についているので、背骨を中心にターンしたら
頭の幅半個分程度右に動くまでが頭の移動量の許容範囲と考えましょう。

アプローチでは左に多く乗ることもある

ところで、アプローチショットで、
通常なら両脚均等に地面を踏むセットアップを
私はオススメします。

しかし、ボールがディボットに入っているなどの
クリーンヒットしにくい状況では、セットアップからあらかじめ
左脚に多く乗ってダウンブローを強めます。

左足さがりでは傾斜なりに立つことで自然に左脚に
多くの体重がかかるので、それに任せればよいです。

体重移動を制限する理論もある

体重移動にはさまざまな理論もあり、
例えばスタック&チルトとかではバックスイングではむしろ
左脚に多く乗っていくようにするとしています。

さらに、ジョージ・ガンカスさんのスイングでは
バックスイングで右脚を左に倒して、右腰をむしろ左にシフトさせる動きで
体重の右への移動を止めることも言われています。

しかし、バックスイングで左脚に多く乗ろうとすればするほど、
右脚で地面を踏めないことで、腰の回転のために
右脚を外側へ捻る動きが入りやすくなります。

脚を外へ捻る動きはかなり感覚的な動作となるので、
一度できたと思ってもその動きを再現させることは難しいものです。

さらに、地面を押しつぶす方向への力は
精度よく大きな力を伝えることができますが、
横方向の力では足が滑ったりするばかりか弱い力しか出せません。

体のターンで体重が自然に移動することに任せながら、
脚を地面に対してできるだけ縦方向に力を使う動きにしましょう。

バックスイングで頭の移動量を抑える

また、トップのばらつきを押さえてスイングの再現性をよくするために、
軸の先端にある平均6kgもの重い頭は
バックスイングではあまり動かしたくありません。

そのためには、セットアップで
ボールを後ろから覗き込む感じである体の正面から見て
「逆くの字」となるようにします。

「逆くの字」でバックスイングで
頭の位置が変化し過ぎることを抑えることができれば
スイングはやさしくなるばかりか、ボールを狙っている感じも出てきます。

そこで、逆くの字のつくり方は次のようにすると良いです。

まずは両脚で均等に立った状態から、
頭をトップ近くである右方向へあらかじめ持っていくことで
上半身を右に少し傾けます。

そうすると、重い頭が右にシフトした分、
体重は右脚に多くかかってきます。

そこで、両脚で均等に乗れるところまで、
腰を少し振り出し方向である左へシフトさせます。

そうすると、ターゲットの後ろからボールを覗き込む、
正しい「逆くの字」になります。

また、スタンスの幅が広いほどバックスイング開始で、
まずは右脚で地面を縦に踏みやすいところまで
腰を右にシフトさせます。

これは単に右脚で地面を踏もうとすれば、
普段地面に立っていることが小脳プログラムされているので
自然にシフト動作が入るのでそれに任せれば良いです。

また、サンド・ウエッジで15yキャリーさせるぐらいの場合の
スタンス幅は、両足の母指球の少し後ろの間隔がちょうど腰の幅ぐらいである
だいたい30cmです。

そうすると、バックスイングで腰の右へのシフトなしに、
いきなり脚を伸ばす動きだけで腰がターンできます。

バックスイングでは右足の母指球の少し後ろで地面を踏みながら、
右膝を伸ばし右股関節は上半身の前傾角度を保つ程度には
伸ばしきらない範囲で伸ばします。

そうやって、右のお尻を右後ろポケット方向へ押し込むように
右脚を長くするだけで、バックスイングを下半身主体で
動かすことができます。

そして、スタンスの幅が腰の幅より広がるほど、
セットアップでの「逆くの字」は深くなります。

その分、バックスイングで右脚が地面を捉えやすいポジションに入るために
腰は右にシフトする量は多くなり、バックスイングが進むにつれて
「逆くの字」はだんだん浅くなります。

セットアップでの「逆くの字」により腰の右へのシフト量に対して
頭はそれほど動かず、背骨を中心として右にターンして
頭は右へ頭の幅半個分程度シフトするぐらいとなります。

また、「逆くの字」が大きくなるほどセットアップでの左肩は右肩よりも高くなり、
ダウンスイングで上半身全体を下に落とそうとするだけで
遠心力に耐えやすい体勢ができます。

そして、ボールヒットに向かって左脚で地面を蹴ることに合わせで
頭を振り出し後方へ押し込みやすくなることで、
大きな遠心力耐えることができます。

遠心力とヘッドスピードは相関関係が強いので、
遠心力に耐えやすい体勢を整えるだけで
ヘッドスピードアップに直結します。

「逆くの字」はスイングの再現性を高くするのみならず
飛距離アップにも連動しますから、
しっかりセットアップで正しい「逆くの字」を意識しましょう。

バックスイングでの右脚の傾き

また、ボールを飛ばしたいときほど
ヘッドを勢い良くバックスイングします。

そうすると、普段から地面を踏んでいることからの自然な反応で
重力とクラブが振られる遠心力の合力の方向へ、
右脚を伸ばそうとする動きが自然に入ります。

そうすると、勢い良くバックスイングするほど
腰の右シフトは少なくなります。

ただし、ヘッドを勢い良くバックスイングさせるほど、
しっかり脚から動くスイングを身につけなければ
勢いが増すほどスイングの精度は悪くなります。

そのため、基本的な動きが良くなければ、飛びに直結できません。

バックスイングの出だしの1mぐらいは手元もヘッドもできるだけ低く動かし、
手元は体の右回転で円軌道を描いてインサイド寄りに動くことに任せます。

そして、ヘッドは真っ直ぐに丁寧に動かし始めながらも、
脚の伸ばしでだんだんヘッドを加速させるようにします。

上達してきてヘッドの勢いが出せるようになって、
バックスイングでのヘッドの遠心力に対して右脚が自然に対応できるようになるほど
右脚の右への動きは少なくなります。

そして、トップに向かう切り返しでの左腰を低く落としてくる下半身の先行動作と、
ボールヒットに向かって左脚でしっかり地面を蹴ればダフりとは決別できてきます。

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では、また。
 

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